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みんかぶニュース 個別・材料 アルテックは急反落、12~5月期減収・営業赤字拡大  アルテック<9972.T>は急反落。前週末4日取引終了後に24年12月~25年5月期連結決算を発表し、売上高は81億2100万円(前年同期比12.1%減)、営業損益は9900万円の赤字(前年同期900万円の赤字)だった。これがネガティブ視されている。  一部案件の検収遅延や飲料用プリフォームの販売数量の減少などが響いた。固定資産売却益や法人税等調整額(益)の計上などで最終損益は5200万円の黒字(前年同期7100万円の赤字)に浮上した。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:33 みんかぶニュース 市況・概況 7日韓国・KOSPI=寄り付き3044.78(-9.50)  7日の韓国・KOSPIは前営業日比9.50ポイント安の3044.78で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:31 寄り付き概況 日経平均は81円安でスタート、三菱UFJや川崎重工などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39729.56;-81.32TOPIX;2827.16;-0.79[寄り付き概況] 7月7日の日経平均は前営業日比81.32円安の39729.56円と反落でスタート。4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場だった。また、欧州市場は総じて軟調。本日の日経平均はやや売りが先行。ただし、その後は一時プラス圏を回復する場面もあった。トランプ米大統領が発表した上乗せ関税の一時停止期限が9日に迫っている他、台湾積体電路製造(TSMC)が米国への投資を優先させるため、日本での熊本第2工場の建設を延期する方針といった報道もあり全体としては様子見ムード優勢のようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、良品計画<7453>などが上昇している反面、三菱UFJ<8306>、川崎重工<7012>、ソフトバンクG<9984>などが小安い。業種別では、パルプ紙、サービス、不動産などが上昇率上位で推移。 <CS> 2025/07/07 09:26 みんかぶニュース 個別・材料 フジHDが頑強、村上ファンド系アクティビストの買い増し続き注目度一段と高まる  フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>は強弱観対立のなかも根強い買いが入り頑強な値動きを示している。旧村上ファンドの流れを汲むアクティビストである投資会社レノが投資家の野村絢氏らと共同で同社株を一貫して買い増す動きを続けている。直近では前週末4日にレノが関東財務局に提出した変更報告書で、レノと野村氏を合わせた保有株比率が14.35%と従前の13.32%から1%強高まったことが判明した。保有目的についてはかねてから「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としており、足もと現在進行形で株式買い増しの動きを続けていることから、同社の株価を改めて刺激する格好となっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:23 みんかぶニュース 個別・材料 日産自は軟調推移、「鴻海とEV生産協議」報道も買い上がる姿勢限られる  日産自動車<7201.T>は軟調推移。日本経済新聞電子版が6日、「日産自動車が台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業と電気自動車(EV)分野の協業に向けて協議を始めた」と報じた。追浜工場の活用を軸として協業を検討しているという。もっとも、トランプ米政権による関税政策を巡る不透明感が台頭するなかで、自動車株全般に買い手控えムードが広がっている。日産自の国内での主力工場である追浜工場の稼働率の向上と安定化につながると期待して買い上がる姿勢は限られ、朝安後は下げに沈む展開となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:23 注目トピックス 日本株 マルハニチロ:umiosへの社名変更で第三の創業へ *09:20JST マルハニチロ:umiosへの社名変更で第三の創業へ 【会社概要】マルハニチロ<1333>は、日本を代表する総合食品企業であり、水産業としては世界トップシェアを誇る。同社の起源は1880年創業のマルハと1907年創業のニチロに遡る。両社は2007年10月1日に経営統合し、マルハニチロホールディングスが誕生(2014年4月に中核会社6社と統合し、マルハニチロとなっている)した。この統合により、水産資源の調達力と食品加工の技術力を融合させ、国内外での事業展開を強化してきた。同社は水産品、農産品、畜肉品、冷凍食品・缶詰・レトルト食品など調理済み食品、ペットフード、化成品、介護向け食品など、多岐にわたる製品を提供している。また、「For the ocean, for life」というパーパスのもと、持続可能な漁業や環境保全、食品安全、健康価値の創造といったサステナビリティ活動にも注力している。こうしたパーパスを体現すべく、2026年3月1日付で社名をumios(ウミオス)に変更する予定である。新社名は、「umi(海)」「one(一体)」「solutions(解決)」を組み合わせた造語であり、海を起点にステイクホルダーや地球と一体となって、食を通じて地球規模の社会課題を解決していくという決意を表している。この社名変更を行う2026年から、1880年の創業、2007年の経営統合に続く「第三創業」を迎えると位置付けられている。【2025年3月期決算概要】同社の2025年3月期連結決算は、売上高1兆786億円(前期比4.7%増)、営業利益304億円(同14.5%増)、経常利益323億円(同3.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益233億円(同11.6%増)と、増収増益を達成した。セグメント別では、水産資源セグメントの漁業ユニットでは、メロやエビ、イカ、ホキなどの漁獲増により増収となり利益も前年赤字より黒字へ改善した。一方、養殖ユニットでは高水温による成長遅れや飼料価格の高騰が影響し、減益となった。北米ユニットは主に欧州での高利益商材の販売好調などにより増収増益となった。食材流通セグメントでは、水産商事ユニットにおける在庫管理の徹底や市況回復、食材流通ユニットの販売堅調、農畜産ユニットの販売価格改定が功を奏し、増益を確保した。加工食品セグメントでは、タイのペットフード事業や医薬品向けファインケミカルの好調により、増収増益を達成した。【2026年3月期業績予想】2026年3月期の業績予想は、売上高1兆800億円(前期比0.1%増)、営業利益270億円(同11.1%減)、経常利益260億円(同19.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益175億円(同24.8%減)を見込んでいる。この予想には、2026年3月1日付の社名変更やTAKANAWA GATE CITYへの本社移転に伴う変革費用50億円を織り込んでおり、実質的には増益計画である。【成長戦略】同社は、2025年3月24日に新たな長期ビジョンと中期経営計画「For the ocean, for life 2027」を策定した。長期ビジョンでは、バリューサイクルをグローカルに展開し価値創造を最大化することを掲げている。同社の言う「グローカル」とは、日本でとった水産品を世界に輸出するのではなく、世界レベルで地産地消を展開することである。今後、世界は人口増により食品の消費量が増えることが確実であり、グローバル市場において地域ごとの食文化や健康課題に対応した価値創出を図る。こうした施策により10年後に向けた目標として海外経常利益率70%以上、ROIC7%以上などを掲げる。これを踏まえた中期経営計画「For the ocean, for life 2027」(対象期間:2026年3月期〜2028年3月期)では、バリューサイクルの強化、グローカル展開、「挑戦と共創」という企業文化醸成の3つを戦略として掲げている。また営業キャッシュフローと資産効率化などで稼いだ資金を3年間で成長投資1,400億円、定常投資400億円、株主還元に活用するキャッシュアロケーションを設定した。こうした取り組みにより2028年3月期において、営業利益400億円、ROIC5%を目指す。また、株主還元については、配当性向30%以上を目標とする累進配当政策を掲げ、資本効率と株主価値の両立を図る。同社の今後に注目したい。 <HM> 2025/07/07 09:20 みんかぶニュース 個別・材料 ワイヤレスGは大幅高、無料eSIMを企業が無料配布できる新サービス開始  ワイヤレスゲート<9419.T>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は4日取引終了後、訪日外国人観光客や国内旅行者向けに、国内で利用可能な500メガバイトの無料eSIMを企業が無料配布できる新サービス「WG FREE eSIM」の提供を開始したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。  WG FREE eSIMは、店舗や企業が自社のマーケティング施策の一環としてeSIMを無料配布し、利用者が通信容量を追加購入(リチャージ)することで、その売り上げの一部が企業に還元される成果報酬型の仕組みを採用。これにより、旅行者のための無料データ通信を販促ツールとして活用しながら、新たな収益源の創出が可能になるとしている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:19 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=7日寄り付き、日経レバの売買代金は95億円と低調  7日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比29.1%減の289億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同35.8%減の198億円となっている。  個別では上場インデックスファンドフランス国債(ヘッジなし) <2861> 、NEXT FUNDS外国株式・MSCI <2514> 、NZAM 上場投信 S&P500 <2086> 、NEXT REIT <1343> 、NEXT 電力・ガス電力・ガス <1627> など10銘柄が新高値。WisdomTree 天然ガス上場投資信託 <1689> が新安値をつけている。  そのほか目立った値動きではOne ETF JPX日経中小型 <1493> は4.89%安、SMDAM Active ETF <349A> は3.62%安と大幅に下落。  日経平均株価が73円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金95億6600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均180億1600万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が24億200万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が19億800万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が13億4400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が10億8300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が9億9500万円の売買代金となっている。 株探ニュース 2025/07/07 09:16 みんかぶニュース 個別・材料 インターメスは大幅高、6月既存店売上高プラス維持  インターメスティック<262A.T>は大幅高。前週末4日取引終了後、6月度の国内月次売り上げ速報を発表。既存店は前年同月比2.1%増とプラス基調を維持した。各種コラボレーション商品やプロモーション、UV関連商品が堅調だった。全店ベースでは同6.1%増だった。これが好感されている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:15 みんかぶニュース 個別・材料 岡野バが反発、3~5月期営業利益は19%増  岡野バルブ製造<6492.T>が反発している。前週末4日の取引終了後に発表した5月中間期連結決算は、売上高42億2900万円(前年同期比12.2%増)、営業利益7億6000万円(同0.3%減)、純利益5億8900万円(同1.0%減)と増収減益となったものの、3~5月期では営業利益は同19.1%増と2ケタ増益となっており、足もとの業績の強さを好感した買いが入っている。  バルブ製造部門で、東海第2発電所や柏崎刈羽原子力発電所向けの特定重大事故等対処施設用弁、上越火力発電所1、2号系列向け弁のほか、ベトナムやシンガポール向けの鋳鋼弁・鋳鋼部品など海外向けの販売にも注力したことが奏功。また、メンテナンス部門で福島第1原子力発電所における廃炉関連工事をはじめ、柏崎刈羽原子力発電所6、7号機、女川原子力発電所3号機の工事が想定よりも大幅に進捗したことも寄与した。  25年9月期通期業績予想は、売上高69億2800万円、営業利益9億2000万円、純利益7億円の従来見通しを据え置いた。なお、今期は決算期変更に伴う10カ月決算のため、前期との比較の記載はない。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:13 みんかぶニュース 個別・材料 マクドナルドは堅調な動き、6月既存店売上高が6カ月連続前年上回る  日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が堅調な動き。前週末4日の取引終了後に発表した6月度売上高で、既存店売上高が前年同月比3.6%増と6カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視されている。  5月に続いて、「てりやきマックバーガー」と「てりやきチキンフィレオ」をテーマに、北海道・瀬戸内・博多それぞれのご当地食材を使用した4つの新商品を期間限定で販売したことなどが寄与した。なお、全店売上高は同5.1%増だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:11 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:ディスコやニューテックに注目 *09:09JST 個別銘柄戦略:ディスコやニューテックに注目 先週末4日の米株式市場は独立記念日の祝日で休場。為替は1ドル=144.40-50円。今日の東京市場では、第1四半期の個別出荷額が前年同期比8.5%増・前四半期比21.5%増で出荷額が四半期最高となったディスコ<6146>、サーキュ<7379>の全株式を目指しTOB(公開買付け)を実施すると発表したPKSHA<3993>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が前年同期比4.9倍となったニューテック<6734>、発行済株式数の2.1%上限の自社株買いを発表したハイレックス<7279>、暗号資産マイニング事業で国内トップシェアのゼロフィールドと暗号資産事業に関する包括的協業を推進するための基本契約を締結したと発表したマックハウス<7603>、「空飛ぶクルマ」の開発およびドローン関連サービスを提供するSkyDriveに出資したと発表したユニバンス<7254>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が5.5%減となった安川電<6506>、上期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が40.7%にとどまった薬王堂HD<7679>、営業利益が前期17.4%減・今期21.5%減予想と発表したアスクル<2678>、6月の既存店売上高が8.6%増と5月の15.7%増から伸び率が縮小したJINSHD<3046>、6月の既存店売上高が2.1%増と5月の3.6%増から伸び率が縮小したインターメスティック<262A>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が74.9%減となったリヒトラブ<7975>、同じく0.10億円の赤字となったダイケン<5900>、上期営業損益が0.99億円の赤字となったアルテック<9972>、営業利益が前期35.0%増だが今期6.9%減予想と発表したミタチ<3321>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/07/07 09:09 みんかぶニュース 市況・概況 マックハウスがカイ気配で水準切り上げる、トリプルアイ子会社と暗号資産事業で協業◇  マックハウス<7603.T>がカイ気配スタートで一気に水準を切り上げている。カジュアル衣料を全国チェーン展開するが、業績は売り上げが苦戦するなか損益も営業赤字が続いている状況で、新規参入による業容拡大など新境地開拓への思惑も浮上しやすくなっている。そうしたなか、前週末4日取引終了後に画像認識プラットフォームを核としたAIソリューションサービスを展開するトリプルアイズ<5026.T>の子会社で暗号資産マイニング国内トップのゼロフィールド(東京都港区)と、暗号資産事業に関する基本契約を締結したことを発表した。これを材料視する形で投資資金が集中している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:09 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均がプラス転換  日経平均株価がプラス転換。9時8分現在、18.50円高の3万9829.38円まで上昇している。 株探ニュース 2025/07/07 09:09 みんかぶニュース 個別・材料 ディスコが切り返す、4~6月期売上高2ケタ伸長で出荷額は過去最高を記録  ディスコ<6146.T>は切り返し急。4万円大台近辺で値固めの動きにあるが足もとでは強弱観対立のなかも上値を慕う展開となっている。ここ半導体関連株への見直しの動きが相次ぐなか、同社株もその流れに乗っている。前週末4日取引終了後、26年3月期第1四半期(25年4~6月)の個別売上高を発表したが、前年同期比10.1%増の754億円と2ケタ伸長をみせるなど好調だった。会社側の計画は613億円でこれを140億円あまり上回った。また、出荷額は前年同期比8.5%増の930億円で四半期ベースとしては過去最高を記録した。足もとでこれを好感する買いが優勢となっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:07 みんかぶニュース 市況・概況 サーキュがカイ気配切り上げ、パークシャによるTOB価格にサヤ寄せの動き◇  サーキュレーション<7379.T>がカイ気配を切り上げている。前週末4日の取引終了後、 PKSHA Technology<3993.T>がサーキュに対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株901円で、完全子会社化を目的とする。サーキュの株価はTOB価格にサヤ寄せする動きをみせている。  買付予定数の下限は482万4200株で、上限は設定しない。TOB成立後、所定の手続きを経て、サーキュは上場廃止となる見込み。買付期間は7日から8月19日まで。パークシャはサーキュとAI技術の活用やプロ人材の最適マッチングなど、顧客企業への提供価値最大化を共同で進めてきたが、相乗効果の更なる発揮につなげる。サーキュはTOBに対し、賛同の意見を表明した。東京証券取引所は4日、サーキュの株式を監理銘柄(確認中)に指定した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:07 注目トピックス 市況・概況 日経平均は47円安、寄り後はもみ合い *09:06JST 日経平均は47円安、寄り後はもみ合い 日経平均は47円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。先週末の米株式市場が休場となる中、欧州市場で主要株価指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、トランプ米政権の相互関税の上乗せ分の停止期限を9日に控え、日米関税交渉の先行き不透明感が引き続き意識され、市場の雰囲気を重くした。一方、先週3日、4日と、日経平均が上値は重いものの39000円台後半で下げ渋る展開となったことから、株価の下値は堅いとの見方があった。また、今週は国内2月決算企業の第1四半期決算発表が本格化することから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となることが期待されたが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。 <SK> 2025/07/07 09:06 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(寄り付き)=やや売り優勢、トランプ関税を巡り不透明感強い  7日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比81円安の3万9729円と反落。  東京市場は足もと様子見ムードが拭えない状況となっている。前週末4日の米国株市場が独立記念日の祝日に伴い休場であったことで手掛かり材料難が意識されやすい一方、トランプ関税を巡るニュースフローに影響されやすい時間軸にある。前週末の欧州株市場は総じて軟調な値動きで、やはり米国との関税交渉の成り行きに神経質となっている。日本はトランプ米大統領が関税引き上げを示唆するなど強硬姿勢にあることで、これを警戒して買いが入りにくい。ただ、下値では空売りの買い戻しなどが作用して深押しが避けられる可能性もある。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 09:04 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均7日寄り付き=81円安、3万9729円  7日の日経平均株価は前週末比81.32円安の3万9729.56円で寄り付いた。 株探ニュース 2025/07/07 09:02 注目トピックス 日本株 ニューテック、コムシスHD◆今日のフィスコ注目銘柄◆ *08:55JST ニューテック、コムシスHD◆今日のフィスコ注目銘柄◆ ニューテック<6734>2026年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比104.5%増の14億4300万円、営業利益は同395.8%増の8900万円だった。商品売上では、医療関連品の取扱及びキッティングが順調。損益面については、原材料価格高騰や、売上カテゴリ構成の変化の影響を受けながらも、売上総利益は前年同期比54.6%増となった。コムシスHD<1721>煮詰まり感が台頭。5月12日につけた3378円を戻り高値に、その後は3250円~3350円辺りでの保ち合いを継続している。下値は72日、200日線が支持線として意識されている。また、一目均衡表では雲上限が支持線として機能しており、遅行スパンは実線との交錯を続けており、上方シグナル発生へのハードルは低い。雲下限は緩やかに上昇しており、下値を切り上げる形で煮詰まり感が意識されてきそうだ。 <CS> 2025/07/07 08:55 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株の底堅さを見極め~ *08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株の底堅さを見極め~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■値がさハイテク株の底堅さを見極め■安川電、26/2下方修正 営業利益430億円←600億円■前場の注目材料:デンソー、インド・タイでインバーター生産、電動車向け現地化■値がさハイテク株の底堅さを見極め7日の日本株市場は、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。4日の米国市場は独立記念日の祝日だった。欧州市場は総じて軟調だった。先週、米連邦議会下院はトランプ米大統領の大型減税・歳出法案を可決した。祝日明けの米国市場の反応を見極めたいところだが、グローベックスの米株先物はマイナス圏で推移しており、手掛けづらいところである。日経225先物は20円安の39750円。円相場は1ドル=144円50銭台で推移している。先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。もっとも、市場の関心はトランプ米大統領が発表した上乗せ関税の一時停止期限が9日に迫っているため、合意に向けた各国の動向に市場の関心が集まりやすい。ベッセント米財務長官は期限までに合意がまとまらない一部の国について、3週間の交渉期間延長の選択肢が与えられる可能性を示したと報じられている。過度な警戒感は和らぐ可能性はあるものの、日米交渉の進展については参院選明け後との見方もあり、押し目狙いの買い意欲もそれほど強まらないだろう。また、トランプ政権が中国に半導体が密輸されるリスクを阻止するため、マレーシアとタイへの人工知能(AI)向け半導体の輸出規制を計画していると報じられており、エヌビディアなど米半導体株の動向を確認したいところである。さらに、台湾積体電路製造(TSMC)は米国への投資を優先させるため、日本での熊本第2工場の建設を延期する方針とも報じられており、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などへの物色を手控えさせる可能性がある。指数インパクトの大きい値がさハイテク株への利益確定の動きが強まるようだと、日経平均株価の重荷になる可能性があり、TOPIX型への資金流入に向かわせる可能性はありそうだ。一方でハイテク株の底堅さがみられるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。日経225先物はナイトセッションで+1σ(39620円)が支持線として機能しており、同水準がサポートとして機能するようだと、リバウンド機運が高まりやすいだろう。■安川電、26/2下方修正 営業利益430億円←600億円安川電<6506>は2026年2月期業績予想の修正を発表。売上収益を5500億円から5150億円、営業利益を600億円から430億円に下方修正した。コンセンサス(510億円程度)を下回る。トランプ米政権による関税政策を受け、ロボットなどの需要の先行きに不透明感が強まっているのを踏まえた。■前場の注目材料・ベッセント米財務長官、3週間の交渉期間延長の選択肢・日経平均株価は上昇(39810.88、+24.98)・為替相場は円安・ドル高(144.50-60)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・デンソー<6902>インド・タイでインバーター生産、電動車向け現地化・ミツバ<7280>インドで電動2輪駆動を生産・オリックス<8591>米資産評価会社を1100億円で買収・NXHD<9147>日本通運、北海道・苫小牧に危険物倉庫、半導体産業向け・ホンダ<7267>上期の新車販売、「N-BOX」4年連続首位・日産自<7201>クロスオーバーSUV「ムラーノ」の米生産70万台達成・アマダ<6113>協働ロボ、曲げ加工自動化、プログラム作成容易・PILLAR<6490>社長・岩波嘉信氏、フッ素樹脂継手で中国へ攻勢・日清紡HD<3105>複数エッジAIが自立判断、情報交換技術・ルネサス<6723>エッジAI高速処理、マイコン量産・富士通<6702>豪証取にSaaS型ETF基盤、東証の技術活用・瑞光<6279>機能品で一貫体制、ユニチカの不織布継承・東亞合成<4045>瞬間接着剤米合弁を解消、単独で展開☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:30 5月現金給与総額(予想:前年比+2.4%、4月:+2.0%)<海外>・特になし <ST> 2025/07/07 08:49 オープニングコメント 値がさハイテク株の底堅さを見極め *08:39JST 値がさハイテク株の底堅さを見極め  7日の日本株市場は、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。4日の米国市場は独立記念日の祝日だった。欧州市場は総じて軟調だった。先週、米連邦議会下院はトランプ米大統領の大型減税・歳出法案を可決した。祝日明けの米国市場の反応を見極めたいところだが、グローベックスの米株先物はマイナス圏で推移しており、手掛けづらいところである。日経225先物は20円安の39750円。円相場は1ドル=144円50銭台で推移している。 先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。もっとも、市場の関心はトランプ米大統領が発表した上乗せ関税の一時停止期限が9日に迫っているため、合意に向けた各国の動向に市場の関心が集まりやすい。ベッセント米財務長官は期限までに合意がまとまらない一部の国について、3週間の交渉期間延長の選択肢が与えられる可能性を示したと報じられている。過度な警戒感は和らぐ可能性はあるものの、日米交渉の進展については参院選明け後との見方もあり、押し目狙いの買い意欲もそれほど強まらないだろう。 また、トランプ政権が中国に半導体が密輸されるリスクを阻止するため、マレーシアとタイへの人工知能(AI)向け半導体の輸出規制を計画していると報じられており、エヌビディアなど米半導体株の動向を確認したいところである。さらに、台湾積体電路製造(TSMC)は米国への投資を優先させるため、日本での熊本第2工場の建設を延期する方針とも報じられており、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などへの物色を手控えさせる可能性がある。 指数インパクトの大きい値がさハイテク株への利益確定の動きが強まるようだと、日経平均株価の重荷になる可能性があり、TOPIX型への資金流入に向かわせる可能性はありそうだ。一方でハイテク株の底堅さがみられるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。日経225先物はナイトセッションで+1σ(39620円)が支持線として機能しており、同水準がサポートとして機能するようだと、リバウンド機運が高まりやすいだろう。 <AK> 2025/07/07 08:39 みんかぶニュース 市況・概況 7日=シンガポール・日経平均先物寄り付き3万9840円(+70円)  7日のシンガポール・日経平均先物9月物は前営業日清算値比70円高の3万9840円で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 08:37 強弱材料 強弱材料 7/7 *08:36JST 7/7 [強弱材料]強気材料・ベッセント米財務長官、3週間の交渉期間延長の選択肢・日経平均株価は上昇(39810.88、+24.98)・為替相場は円安・ドル高(144.50-60)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請弱気材料・トランプ政権による関税政策・中国の景気後退懸念・TSMC、日本での熊本第2工場の建設を延期・トランプ政権、マレーシアとタイへのAI向け半導体の輸出規制を計画留意事項・5月毎月勤労統計-現金給与総額・5月実質賃金総額・5月景気一致指数・5月景気先行CI指数・5月ドイツ鉱工業生産指数・5月ユーロ圏小売売上高・6月ブラジルFGVインフレ率(IGP-DI)・ブラジル週次景気動向調査・6月ブラジル自動車販売台数・ブラジル貿易収支(先週)・6月中国外貨準備高・イスラエル首相がトランプ米大統領とホワイトハウスで会談・BRICS(新興5か国)首脳会議最終日・ユーロ圏財務相会合 <ST> 2025/07/07 08:36 個別銘柄テクニカルショット ヘッドウォーター---25日線からのリバウンドを試す展開 *08:32JST <4011> ヘッドウォーター - - 200日線に上値を抑えられる形で調整をみせているが、25日、75日線とのゴールデンクロス示現となるなかで25日線に接近しており、同水準が支持線として意識されやすいだろう。いったんは同線からのリバウンドを試す展開に向かわせそうである。一目均衡表では雲を上回って推移しているほか、遅行スパンは実線上回っての上方シグナルを継続している。 <FA> 2025/07/07 08:32 日経225・本日の想定レンジ 相互関税の猶予期限を前に不安定な値動きか *08:25JST 相互関税の猶予期限を前に不安定な値動きか [本日の想定レンジ]4日の米国市場は、独立記念の日のため休場だった。ナイトセッションの日経225先物は日中比20円安の39750円だった。前週末は市場予想を上回る米雇用統計を好感して買いが先行して始まり、続伸スタート、直後に40000円の大台を回復した。ただ、その後は新規の手掛かり材料に欠けるなか、小幅に続伸したものの、こう着感の強い展開だった。ローソク足は、陰線を形成し、5日移動平均線(39966円)が下げに転じたこともあり、足元では売り圧力がやや強いと思われる。こうしたなか、本日は不安定な展開が予想される。トランプ米政権が関税の猶予期限としている9日を前に、関税交渉の行方が最大の注目材料となろう。トランプ米大統領は4日、各国に関税を通知する書簡について、「7日に送る。12カ国だろう。7日に公表しなければならない」と語っている。初回の通知書簡に日本が含まれているのは不明だが、書簡にどのようなことが書かれているのか、確認したところだ。日米通商交渉が難航しているのは、ある程度織り込まれていると思われるが、猶予期限が迫るなか、トランプ米大統領が改めて日本を批判するような発言をすれば、ネガティブに反応する可能性はありそうだ。上値めどは節目の40000円や心理的節目の40500円、下値のめどは心理的な節目の39500円や39000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限40000円-下限39000円 <SK> 2025/07/07 08:25 個別銘柄テクニカルショット コムシスHD---煮詰まり感が台頭 *08:22JST <1721> コムシスHD - - 煮詰まり感が台頭。5月12日につけた3378円を戻り高値に、その後は3250円~3350円辺りでの保ち合いを継続している。下値は72日、200日線が支持線として意識されている。また、一目均衡表では雲上限が支持線として機能しており、遅行スパンは実線との交錯を続けており、上方シグナル発生へのハードルは低い。雲下限は緩やかに上昇しており、下値を切り上げる形で煮詰まり感が意識されてきそうだ。 <FA> 2025/07/07 08:22 みんかぶニュース 市況・概況 4日の米株式市場の概況、独立記念日の祝日で休場  4日の米株式市場は独立記念日の祝日で休場のため、「米株式市場の概況」の配信はお休みします。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 08:12 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想 *08:10JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想 ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州中央銀行(ECB)の政策金利は長期間据え置きとなる可能性がある。最近のユーロ高をECBは問題視していないため、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・ECBは最近のユーロ高を問題視していない・ECBの金融緩和サイクルは終了との見方・欧州諸国の財政拡大計画 <CS> 2025/07/07 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 4日の欧州主要株価指数終値 ・イギリス・FTSE100  8822.91(-0.29) ・ドイツ・DAX  23787.45(-146.68) ・フランス・CAC40  7696.27(-58.28) ・ロシア・RTS  1119.52(-9.42) 出所:MINKABU PRESS 2025/07/07 08:10

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