新着ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は94円高の2万8545円、東エレクが24.13円押し上げ
2日13時現在の日経平均株価は前日比94.68円(0.33%)高の2万8545.70円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は830、値下がりは1241、変わらずは115と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を24.13円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が15.12円、キッコマン <2801>が10.08円、エムスリー <2413>が10.03円、KDDI <9433>が7.78円と続く。
マイナス寄与度は8.64円の押し下げでアステラス <4503>がトップ。以下、ファストリ <9983>が5.04円、中外薬 <4519>が4.97円、エーザイ <4523>が3.13円、JR西日本 <9021>が3.05円と続いている。
業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は金属製品で、以下、その他製品、情報・通信、化学と続く。値下がり上位には陸運、空運、鉄鋼が並んでいる。
※13時0分12秒時点
株探ニュース
2021/09/02 13:01
みんかぶニュース 市況・概況
HISなど旅行関連株が安い、「ミュー株」国内初確認で警戒感高まる◇
エイチ・アイ・エス<9603.T>など旅行関連株が安い。世界保健機関(WHO)が注目すべき変異株に位置づける新型コロナウイルスの変異株「ミュー株」が国内で初確認されていたことが複数のメディアで報じられている。株式市場でも新たな変異株による感染拡大への警戒感が高まっているとみられ、これを受けてHISをはじめ、オープンドア<3926.T>、エアトリ<6191.T>など旅行関連株に幅広く売りが出ている。また、公募増資の発表があったJR西日本<9021.T>が大幅安となっているが、そのほかのJRや私鉄など鉄道株全般も軒並み下落している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:58
日経QUICKニュース
東証後場寄り 小高い、グロース買いが支え
2日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小高く、前日比90円ほど高い2万8500円台前半で推移している。午前に続き、グロース(成長)株への買いが断続的に入っており、指数を押し上げている。もっとも「足元では相場を方向付けるような新規の材料が少なく、積極的に上値を追う展開になりにくい」(国内運用会社)との見方もあった。 東証株価指数(TOPIX)のグロース指数は0.3%高で推移している。一方、PBR(株価純資産倍率)が低い銘柄で構成するバリュー(割安)指数は0.25%ほど安い水準にある。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約258億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5084億円、売買高は6億2082万株だった。 横河電、キッコマン、TOTOが上昇している。一方、鉄道株は午前に続き安い。シチズンやアステラスも下げている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/02 12:58
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅に4日続伸、東エレクが1銘柄で約21円分押し上げ
2日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり147銘柄、変わらず3銘柄となった。日経平均は小幅に4日続伸。24.99円高の28476.01円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。1日の米株式市場でNYダウは小幅に3日続落し、48ドル安となった。雇用サービス会社ADPの8月雇用統計で非農業部門雇用者数(政府部門除く)が前月比37.4万人増と市場予想(60万人程度の増加)を大幅に下回ったほか、9月相場入りで利益確定売りも根強く出た。一方、10年物国債利回りの伸び悩みなどからハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.3%上昇し、過去最高値を更新。本日の東京市場でも値がさ株を中心に買いが先行し、日経平均は71円高からスタートすると、寄り付き直後には一時28626.20円(175.18円高)まで上昇した。ただ、前日までの3日間で既に800円あまり上昇していたことから、上値では利益確定の売りが出て、前日終値を挟みもみ合う展開となった。個別では、東エレク<8035>などの半導体関連株が堅調で、レーザーテック<6920>は3%超、ルネサス<6723>は4%超の上昇。ルネサスの柴田英利社長が一部メディアの取材で、半導体の安定供給へ集中投資すると話したことが伝わっている。任天堂<7974>やソフトバンク<9434>も上昇。フジ<8278>はMV西日本<8287>との経営統合が好感され、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、公募増資の実施を発表したJR西<9021>が15%を超える下げで東証1部下落率トップ。JR東<9020>などの他の鉄道株や、やはりコロナ禍の影響が大きいH.I.S.<9603>などの旅行関連株にも警戒した売りが波及しているようだ。JFE<5411>と日本製鉄<5401>が揃って3%超下落し、郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株もさえない。セクターでは、金属製品、その他製品、情報・通信業などが上昇率上位。一方、陸運業、鉄鋼、空運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の32%、対して値下がり銘柄は62%となっている。値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約21円押し上げた。同2位はアドバンテス<6857>となり、エムスリー<2413>、キッコーマン<2801>、NTTデータ<9613>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはアステラス製薬<4503>となり1銘柄で日経平均を約11円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、中外製薬<4519>、エーザイ<4523>、リクルートHD<6098>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 28476.01(+24.99)値上がり銘柄数 75(寄与度+142.36)値下がり銘柄数 147(寄与度-117.37)変わらず銘柄数 3○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 48090 610 +21.97<6857> アドバンテ 9850 210 +15.12<2413> エムスリー 7730 118 +10.20<2801> キッコーマン 8630 280 +10.08<9613> NTTデータ 2073 44 +7.92<9433> KDDI 3419 34 +7.35<6976> 太陽誘電 6690 160 +5.76<4543> テルモ 4734 40 +5.76<3659> ネクソン 2181 71 +5.11<4021> 日産化学 6480 120 +4.32<4063> 信越化 18510 110 +3.96<6758> ソニー 11540 100 +3.60<4901> 富士フイルム 9263 87 +3.13<7733> オリンパス 2312.5 20 +2.88<4911> 資生堂 7489 80 +2.88<4151> 協和キリン 3775 75 +2.70<6971> 京セラ 7020 37 +2.66<5332> TOTO 6240 140 +2.52<7832> バンナムHD 7889 61 +2.20<6762> TDK 11730 50 +1.80○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<4503> アステラス薬 1840 -64 -11.52<9983> ファーストリテ 73080 -270 -9.72<4519> 中外薬 4316 -56 -6.05<4523> エーザイ 9105 -130 -4.68<6098> リクルートHD 6418 -40 -4.32<3382> 7&iHD 4838 -99 -3.57<9735> セコム 8336 -98 -3.53<9021> JR西日本 5099 -912 -3.28<9984> ソフトバンクG 6190 -14 -3.02<9766> コナミHD 6850 -80 -2.88<4704> トレンド 6050 -80 -2.88<2502> アサヒ 5209 -72 -2.59<9022> JR東海 15450 -700 -2.52<6645> オムロン 10670 -70 -2.52<7267> ホンダ 3324 -33 -2.38<7751> キヤノン 2622.5 -38.5 -2.08<9020> JR東日本 6890 -530 -1.91<4452> 花王 6621 -51 -1.84<5713> 住友鉱 4134 -91 -1.64<6954> ファナック 24445 -45 -1.62
<CS>
2021/09/02 12:56
みんかぶニュース 個別・材料
TDSEが大幅続伸、コロナワクチン接種予約ボットを提供開始
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング<7046.T>が大幅高で9日続伸となっている。1日の取引終了後、コロナワクチン接種予約ボットを山﨑内科医院(東京都小金井市)へ提供開始したと発表しており、これが材料視されているようだ。
コロナワクチン接種予約ボットは、短期間で拡張性の高い対話型AIを設計・開発可能とするプラットフォーム「Cognigy」を活用して開発された。コロナワクチン接種時に必要な事前問診や複雑な接種条件をAIチャットボットと会話しながら、効率的に案内及び予約を行うことができるという。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:51
みんかぶニュース 個別・材料
荏原が4日続伸、国内大手証券が目標株価8300円に引き上げ
荏原製作所<6361.T>が4日続伸。SMBC日興証券が1日付で同社の投資判断「1(強気)」を継続し、目標株価を7000円から8300円へ引き上げており、これを好感する買いが入っている。
レポートでは、精密・電子事業はコンポーネントやCMP装置の受注が堅調なうえ、顧客工場稼働率の上昇で収益性が高いアフターサービスも増加していると報告。また、風水力事業はロスコストの減少や選別受注の徹底により新規製品の採算改善が徐々に進んでいると評価している。これを踏まえ、21年12月期の営業利益予想を485億円から580億円へ、22年12月期を600億円から708億円へそれぞれ上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:45
新興市場スナップショット
ウチダエスコ---年初来安値、22年7月期の営業利益予想61.5%減、前期末配当は70円に増額
年初来安値。22年7月期の営業利益予想を前期比61.5%減の11.00億円と発表している。前期に計上した学校市場でのGIGAスクール構想案件による増加要因がなくなり、減益となる見通し。年間配当予想は50.00円。21年7月期の営業利益は66.8%増の28.55億円で着地した。同構想に係る案件が好調だった。期末配当は従来予想の45.00円から70.00円(うち設立50周年記念配当20.00円)に増額修正した。
<TY>
2021/09/02 12:44
みんかぶニュース 個別・材料
メディシノバは4連騰、「MN-001」の脂肪性肝炎への影響を国際会議で発表
メディシノバ・インク<4875.T>が4連騰。1日の取引終了後、米国肝臓学会議主催の「The Liver Meeting 2021」において、主要な開発品である化合物「MN-001(タイペルカスト)」のNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)における脂質代謝の研究結果に関する要約がポスタープレゼンテーションに採択されたと発表。これが手がかり材料となっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:40
みんかぶニュース 個別・材料
ポートが大幅続伸、フードデリバリーの自転車配達員向け労災保険サービスを開始
ポート<7047.T>が大幅続伸。1日の取引終了後、コロナ禍で市場が急拡大しているフードデリバリー業界の自転車配達員向け労災保険サービスを開始したと発表しており、これが好感されている。
業務提携先の一人親方労災保険組合と連携して、フードデリバリーの自転車・原付配達員が労災保険に特別加入できる「自転車・原付配達員特別加入部会」を設立し、受付を開始した。既に100人以上の申し込みがあり、今後の認知拡大に応じて組合員数も伸びる見込みとしている。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:34
後場の投資戦略
「パウエルラリーの続きを日本株で」
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28476.01;+24.99TOPIX;1976.70;-4.09[後場の投資戦略] 本日の日経平均は4日続伸して始まったものの、買いが一巡すると伸び悩んで前場を折り返した。前日までの上昇幅の大きさに加え、日足チャート上で28300円近辺に位置する75日移動平均線を上回ってきたことなどから、目先の利益を確保する売りが出やすい局面ではあるだろう。1日先行する形で75日線水準を回復していたマザーズ指数も、その後上値の重い展開となっている。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりと前日並みの賑わい。 直近で買われる場面のあった鉄道などの経済再開関連銘柄だが、JR西の公募増資実施で累積ダメージの大きさや先行き不透明感が意識されるだろう。そもそも超長期視点で収益見通しと投資計画を組む鉄道各社には、短期的なコロナ禍の影響のみならず、中長期的な社会変化の影響が重くのしかかりそうだ。海運株なども市況下落で軟調。一方、ルネサス柴田社長への取材記事などを手掛かりに半導体関連株は堅調で、日経平均を押し上げている。東証1部全体としては値下がり銘柄の方が多く、東証株価指数(TOPIX)は-0.21%。 マザーズ市場では本日、モビルス<4370>とメディア総研<9242>が新規上場。モビルスは公開価格を43.0%、メディア総研は7.1%それぞれ上回る初値を付けたが、個人投資家の初値買いへの警戒感は根強く残っている印象を受ける。9月下旬はIPO(新規株式公開)が多いため、やや気掛かりな状況だ。 さて、一昨日の当欄で述べたとおり、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて「ラリー継続」への期待を高めた市場参加者だが、ナスダック総合指数が高値更新基調の一方で、経済指標の相次ぐ予想下振れなどからNYダウは伸び悩みとなっている。半面、日本株は自民党総裁選や党役員人事絡みの観測報道が相次いだ8月31日の後場以降、久々に国内要因で米国株に比べ強い値動きを見せてきた。実際、証券会社のデスクには国内政治の今後の見通しに関する問い合わせが多く寄せられているという。現物株の売買が増加しただけでなく、先物手口を見ても全員参加とまでは言えないものの、海外勢の循環的な買いが観測される。 さすがに米国株の高値警戒感が拭えないなか、政局の流動化が政策期待を高め、日本株の出遅れ修正を見越した買いが入っているのだろう。さながら「パウエルラリーの続きを日本株で」といった様相だ。従来の予定どおり9月29日投開票で実施される公算となった総裁選、その後の衆議院解散・総選挙にかけてこうした思惑が続く可能性もあるだろう。 もっとも、政治に関心を持つ者として私見を述べれば、8月31日にかけて断続的に出ていた観測報道は一部勢力のリークに基づくものだが、党内の根回しが十分になされていない印象を受けた。実際、菅義偉首相は9月1日の記者会見で観測報道の出ていた9月解散を否定。前日まで相次いでいた「政権幹部筋」とする報道もぱったり止んだ。真偽のほどをよく見極める必要があるかもしれない。 最後に、ADP雇用統計が予想下振れとなったものの、最近の傾向から想定内と受け止め、週末の政府版雇用統計を見極めたいという市場参加者が多いようだ。週末にかけて日米市場とも様子見ムードが強まる可能性がある。(小林大純)
<AK>
2021/09/02 12:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 09月02日 12時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(8103) 明和産業 東証1部 [ 割高 ]
(3807) フィスコ 東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ]
(3825) リミックスポイント 東証2部 [ 割高 ]
(9984) ソフトバンクグループ 東証1部 [ 割高 ]
(9202) ANAHD 東証1部 [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(9021) JR西日本 東証1部 [ 割高 ]
(4699) ウチダエスコ 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ]
(6173) アクアライン 東証マザーズ [ 割高 ]
(6335) 東京機械製作所 東証1部 [ 分析中 ]
(3133) 海帆 東証マザーズ [ 分析中 ]
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:32
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で横ばい
後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は前営業日比30円高前後と前場終値と比較して横ばい圏で推移。外国為替市場では1ドル=110円ちょうど近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:31
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~「パウエルラリーの続きを日本株で」
2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅に4日続伸、「パウエルラリーの続きを日本株で」・ドル・円は弱含み、日本株の失速で・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がアドバンテスト<6857>■日経平均は小幅に4日続伸、「パウエルラリーの続きを日本株で」日経平均は小幅に4日続伸。24.99円高の28476.01円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。1日の米株式市場でNYダウは小幅に3日続落し、48ドル安となった。雇用サービス会社ADPの8月雇用統計で非農業部門雇用者数(政府部門除く)が前月比37.4万人増と市場予想(60万人程度の増加)を大幅に下回ったほか、9月相場入りで利益確定売りも根強く出た。一方、10年物国債利回りの伸び悩みなどからハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.3%上昇し、過去最高値を更新。本日の東京市場でも値がさ株を中心に買いが先行し、日経平均は71円高からスタートすると、寄り付き直後には一時28626.20円(175.18円高)まで上昇した。ただ、前日までの3日間で既に800円あまり上昇していたことから、上値では利益確定の売りが出て、前日終値を挟みもみ合う展開となった。個別では、東エレク<8035>などの半導体関連株が堅調で、レーザーテック<6920>は3%超、ルネサス<6723>は4%超の上昇。ルネサスの柴田英利社長が一部メディアの取材で、半導体の安定供給へ集中投資すると話したことが伝わっている。任天堂<7974>やソフトバンク<9434>も上昇。フジ<8278>はMV西日本<8287>との経営統合が好感され、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、公募増資の実施を発表したJR西<9021>が15%を超える下げで東証1部下落率トップ。JR東<9020>などの他の鉄道株や、やはりコロナ禍の影響が大きいH.I.S.<9603>などの旅行関連株にも警戒した売りが波及しているようだ。JFE<5411>と日本製鉄<5401>が揃って3%超下落し、郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株もさえない。セクターでは、金属製品、その他製品、情報・通信業などが上昇率上位。一方、陸運業、鉄鋼、空運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の32%、対して値下がり銘柄は62%となっている。本日の日経平均は4日続伸して始まったものの、買いが一巡すると伸び悩んで前場を折り返した。前日までの上昇幅の大きさに加え、日足チャート上で28300円近辺に位置する75日移動平均線を上回ってきたことなどから、目先の利益を確保する売りが出やすい局面ではあるだろう。1日先行する形で75日線水準を回復していたマザーズ指数も、その後上値の重い展開となっている。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりと前日並みの賑わい。直近で買われる場面のあった鉄道などの経済再開関連銘柄だが、JR西の公募増資実施で累積ダメージの大きさや先行き不透明感が意識されるだろう。そもそも超長期視点で収益見通しと投資計画を組む鉄道各社には、短期的なコロナ禍の影響のみならず、中長期的な社会変化の影響が重くのしかかりそうだ。海運株なども市況下落で軟調。一方、ルネサス柴田社長への取材記事などを手掛かりに半導体関連株は堅調で、日経平均を押し上げている。東証1部全体としては値下がり銘柄の方が多く、東証株価指数(TOPIX)は-0.21%。マザーズ市場では本日、モビルス<4370>とメディア総研<9242>が新規上場。モビルスは公開価格を43.0%、メディア総研は7.1%それぞれ上回る初値を付けたが、個人投資家の初値買いへの警戒感は根強く残っている印象を受ける。9月下旬はIPO(新規株式公開)が多いため、やや気掛かりな状況だ。さて、一昨日の当欄で述べたとおり、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて「ラリー継続」への期待を高めた市場参加者だが、ナスダック総合指数が高値更新基調の一方で、経済指標の相次ぐ予想下振れなどからNYダウは伸び悩みとなっている。半面、日本株は自民党総裁選や党役員人事絡みの観測報道が相次いだ8月31日の後場以降、久々に国内要因で米国株に比べ強い値動きを見せてきた。実際、証券会社のデスクには国内政治の今後の見通しに関する問い合わせが多く寄せられているという。現物株の売買が増加しただけでなく、先物手口を見ても全員参加とまでは言えないものの、海外勢の循環的な買いが観測される。さすがに米国株の高値警戒感が拭えないなか、政局の流動化が政策期待を高め、日本株の出遅れ修正を見越した買いが入っているのだろう。さながら「パウエルラリーの続きを日本株で」といった様相だ。従来の予定どおり9月29日投開票で実施される公算となった総裁選、その後の衆議院解散・総選挙にかけてこうした思惑が続く可能性もあるだろう。もっとも、政治に関心を持つ者として私見を述べれば、8月31日にかけて断続的に出ていた観測報道は一部勢力のリークに基づくものだが、党内の根回しが十分になされていない印象を受けた。実際、菅義偉首相は9月1日の記者会見で観測報道の出ていた9月解散を否定。前日まで相次いでいた「政権幹部筋」とする報道もぱったり止んだ。真偽のほどをよく見極める必要があるかもしれない。最後に、ADP雇用統計が予想下振れとなったものの、最近の傾向から想定内と受け止め、週末の政府版雇用統計を見極めたいという市場参加者が多いようだ。週末にかけて日米市場とも様子見ムードが強まる可能性がある。(小林大純)■ドル・円は弱含み、日本株の失速で2日午前の東京市場でドル・円は弱含み、110円10銭台から109円90銭付近に値を下げた。日経平均株価は想定ほど伸びず、上げ幅縮小を受け円売りは抑制された。また、米10年債利回りは戻りが鈍く、ドル買いは仕掛けづらい。ドル・円は節目付近で方向感の乏しい展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1837ドルから1.1846ドル。■後場のチェック銘柄・フィーチャ<4052>、東京機械製作所<6335>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・8月マネタリーベース:前年比+14.9%(7月:前年比+15.4%)・豪・7月貿易収支:+121.17億豪ドル(予想:+100.00億豪ドル、6月:+111.14億豪ドル←+104.96億豪ドル)【要人発言】・片岡日銀審議委員「2%の物価目標に向けモメンタムは維持されていない」「感染症の影響を注視し、必要ならちゅうちょなく追加緩和を実施」<国内>特になし<海外>・15:30 スイス・8月消費者物価指数(前年比予想:+0.7%、7月:+0.7%)・16:00 スイス・4-6月期GDP(前年比予想:+8.9%、1-3月期:-0.5%)
<CS>
2021/09/02 12:30
日経QUICKニュース
外為12時 円、上昇し109円台後半 米雇用の回復鈍化で
2日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=109円97銭近辺と前日17時時点と比べて42銭の円高・ドル安だった。米国で雇用情勢の回復が鈍化し、ドル売りが優勢となった。中値決済に向けて国内輸出企業による円買い・ドル売りも入り相場を支えた。9~12時の円の高値は109円92銭近辺、安値は110円12銭近辺で値幅は20銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=130円18~19銭と同14銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでは上昇し、12時時点は1ユーロ=1.1838~39ドルと同0.0033ドルのユーロ高・ドル安だった。欧州中央銀行(ECB)の複数の高官が資産購入の縮小に前向きな姿勢を相次ぎ示し、ユーロ買いを後押ししている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/02 12:28
ランチタイムコメント
日経平均は小幅に4日続伸、「パウエルラリーの続きを日本株で」
日経平均は小幅に4日続伸。24.99円高の28476.01円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。 1日の米株式市場でNYダウは小幅に3日続落し、48ドル安となった。雇用サービス会社ADPの8月雇用統計で非農業部門雇用者数(政府部門除く)が前月比37.4万人増と市場予想(60万人程度の増加)を大幅に下回ったほか、9月相場入りで利益確定売りも根強く出た。一方、10年物国債利回りの伸び悩みなどからハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.3%上昇し、過去最高値を更新。本日の東京市場でも値がさ株を中心に買いが先行し、日経平均は71円高からスタートすると、寄り付き直後には一時28626.20円(175.18円高)まで上昇した。ただ、前日までの3日間で既に800円あまり上昇していたことから、上値では利益確定の売りが出て、前日終値を挟みもみ合う展開となった。 個別では、東エレク<8035>などの半導体関連株が堅調で、レーザーテック<6920>は3%超、ルネサス<6723>は4%超の上昇。ルネサスの柴田英利社長が一部メディアの取材で、半導体の安定供給へ集中投資すると話したことが伝わっている。任天堂<7974>やソフトバンク<9434>も上昇。フジ<8278>はMV西日本<8287>との経営統合が好感され、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、公募増資の実施を発表したJR西<9021>が15%を超える下げで東証1部下落率トップ。JR東<9020>などの他の鉄道株や、やはりコロナ禍の影響が大きいH.I.S.<9603>などの旅行関連株にも警戒した売りが波及しているようだ。JFE<5411>と日本製鉄<5401>が揃って3%超下落し、郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株もさえない。 セクターでは、金属製品、その他製品、情報・通信業などが上昇率上位。一方、陸運業、鉄鋼、空運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の32%、対して値下がり銘柄は62%となっている。 本日の日経平均は4日続伸して始まったものの、買いが一巡すると伸び悩んで前場を折り返した。前日までの上昇幅の大きさに加え、日足チャート上で28300円近辺に位置する75日移動平均線を上回ってきたことなどから、目先の利益を確保する売りが出やすい局面ではあるだろう。1日先行する形で75日線水準を回復していたマザーズ指数も、その後上値の重い展開となっている。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりと前日並みの賑わい。 直近で買われる場面のあった鉄道などの経済再開関連銘柄だが、JR西の公募増資実施で累積ダメージの大きさや先行き不透明感が意識されるだろう。そもそも超長期視点で収益見通しと投資計画を組む鉄道各社には、短期的なコロナ禍の影響のみならず、中長期的な社会変化の影響が重くのしかかりそうだ。海運株なども市況下落で軟調。一方、ルネサス柴田社長への取材記事などを手掛かりに半導体関連株は堅調で、日経平均を押し上げている。東証1部全体としては値下がり銘柄の方が多く、東証株価指数(TOPIX)は-0.21%。 マザーズ市場では本日、モビルス<4370>とメディア総研<9242>が新規上場。モビルスは公開価格を43.0%、メディア総研は7.1%それぞれ上回る初値を付けたが、個人投資家の初値買いへの警戒感は根強く残っている印象を受ける。9月下旬はIPO(新規株式公開)が多いため、やや気掛かりな状況だ。 さて、一昨日の当欄で述べたとおり、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて「ラリー継続」への期待を高めた市場参加者だが、ナスダック総合指数が高値更新基調の一方で、経済指標の相次ぐ予想下振れなどからNYダウは伸び悩みとなっている。半面、日本株は自民党総裁選や党役員人事絡みの観測報道が相次いだ8月31日の後場以降、久々に国内要因で米国株に比べ強い値動きを見せてきた。実際、証券会社のデスクには国内政治の今後の見通しに関する問い合わせが多く寄せられているという。現物株の売買が増加しただけでなく、先物手口を見ても全員参加とまでは言えないものの、海外勢の循環的な買いが観測される。 さすがに米国株の高値警戒感が拭えないなか、政局の流動化が政策期待を高め、日本株の出遅れ修正を見越した買いが入っているのだろう。さながら「パウエルラリーの続きを日本株で」といった様相だ。従来の予定どおり9月29日投開票で実施される公算となった総裁選、その後の衆議院解散・総選挙にかけてこうした思惑が続く可能性もあるだろう。 もっとも、政治に関心を持つ者として私見を述べれば、8月31日にかけて断続的に出ていた観測報道は一部勢力のリークに基づくものだが、党内の根回しが十分になされていない印象を受けた。実際、菅義偉首相は9月1日の記者会見で観測報道の出ていた9月解散を否定。前日まで相次いでいた「政権幹部筋」とする報道もぱったり止んだ。真偽のほどをよく見極める必要があるかもしれない。 最後に、ADP雇用統計が予想下振れとなったものの、最近の傾向から想定内と受け止め、週末の政府版雇用統計を見極めたいという市場参加者が多いようだ。週末にかけて日米市場とも様子見ムードが強まる可能性がある。(小林大純)
<AK>
2021/09/02 12:25
注目トピックス 日本株
三和ホールディングス---ガラス防火戸「ファイヤードSオートドア」スチール仕様を発売
三和ホールディングス<5929>は1日、子会社の三和シヤッター工業が、防火区画に使用できるガラス防火戸「ファイヤードSオートドア」スチール仕様を「ファイヤードS」シリーズに追加し、発売することを発表。同商品は、エンジン装置に補助電源を備えた電気式自動閉鎖装置を採用しており、火災発生時に電動開放、自動閉鎖するため、防火区画の避難開口部に設置することが可能で、停電時でも防火性能を維持することができる。開口部の床面は、床レールを設けないことでバリアフリー化に対応可能。特定防火設備のガラス入りスチール製自動ドアでは業界最大のサイズに対応。ガラス防火戸「ファイヤードS」シリーズは、衝撃安全性・耐熱衝撃性が高い耐熱合わせガラス「ファイアライトプラス(R)」を使用したシースルータイプの特定防火設備で、高い意匠性と安全性を両立している。開き戸タイプや自動ドアタイプなどさまざまな窓・扉バリエーションを取り揃えている。販売目標は、初年度で1億円。
<ST>
2021/09/02 12:22
みんかぶニュース 市況・概況
「電気自動車関連」が24位にランク、経産省は概算要求で導入補助金335億円を計上<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 デジタルトランスフォーメーション
2 NFT
3 半導体
4 半導体製造装置
5 海運
6 医療用ガス
7 再生可能エネルギー
8 2021年のIPO
9 水素
10 EUV
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が24位となっている。
経済産業省は8月31日、2022年度の概算要求を公表した。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などの普及を促すため、クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金として334億9000万円(21年度当初予算は155億円)を計上したほか、水素ステーション整備事業費補助金110億円(同110億円)を盛り込んだ。
また、EVの航続距離倍増を実現可能とする全固体電池の30年実用化を目指し、EV用革新型蓄電池技術開発に28億8000万円(同23億8000万円)、省エネ型電子デバイス材料の評価技術の開発事業に25億円(同21億5000万円)を充てるとしている。こうした背景には世界各国で「脱ガソリン」に向けた政策が相次いで打ち出されていることがあり、菅義偉首相が1月に表明した「35年までに新車販売で電動車100%を実現する」との目標達成につなげたい考えだ。
EV関連では、日産自動車<7201.T>やトヨタ自動車<7203.T>、三菱自動車工業<7211.T>、ホンダ<7267.T>といった自動車メーカーのほか、トラクションユニット「E-Axle」を提供する日本電産<6594.T>や車載電池を手掛けるパナソニック<6752.T>などに注目。全固体電池関連としては、三櫻工業<6584.T>、FDK<6955.T>、日本ケミコン<6997.T>、武蔵精密工業<7220.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:20
みんかぶニュース 為替・FX
午前:債券サマリー 先物は反発、新発10年債の取引成立せず
2日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。米債券高の流れを引き継ぐかたちで買われたが、様子見ムードが広がりやすく高値圏でもみ合う展開となった。
1日の米長期債相場が上昇(金利は低下)したことが追い風となった。日経平均株価の不安定な動きも安全資産とされる債券の買いにつながった。この日は10年債入札が実施されるが、市場では無難に通過するとの見方が多く、一部で先回り的な買いが入った面もあった。ただ、この日の時間外取引では米長期金利が小幅上昇しているほか、3日には米8月雇用統計の発表も控えていることから積極的に上値を追いにくく、一時152円13銭まで上伸したあとは様子見ムードが強まった。
午前11時の先物9月限の終値は前日比6銭高の152円11銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:12
注目トピックス 日本株
【M&A速報:2021/09/02(1)】りそなHD<8308>傘下のりそな企業投資、電子部品卸売の扶桑商事を買収
■りそなHD<8308>傘下のりそな企業投資、電子部品卸売の扶桑商事を買収■ガス機器製造販売のパロマ、米エアコンメーカーFriendrich Air Conditioning社を買収■地域とトモニファンド、日本産青果物等の輸出プラットフォーム事業運営の世界市場に出資■J-STAR関連ファンド、オンキヨーホームエンターテイメントグループからイヤホン・ヘッドホン等デジタルライフ商品企画販売事業などを承継■ニューホライズンキャピタル、フレイムスなど美容サロン系4社に出資 経営統合し持株会社「BIQREAホールディングス」を設立■特許技術市場調査のHANDEN、光触媒技術を利用したSUTTO・HUGFAMブランドをパルフェに譲渡■二輪・四輪自動車開発部品・試作部品製造の西山技研、アウトドア用品開発・製造・販売のヤマドアを買収■住商グローバル・ロジスティクスと千趣会<8165>、共同出資会社ベルメゾンロジスコの出資比率を変更■CLSAキャピタルパートナーズ関連ファンド、ハウスパートナーHDの全保有株を東京電力タイムレスキャピタル第1号投資事業有限責任組合に譲渡【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
<CS>
2021/09/02 12:12
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は弱含み、日本株の失速で
2日午前の東京市場でドル・円は弱含み、110円10銭台から109円90銭付近に値を下げた。日経平均株価は想定ほど伸びず、上げ幅縮小を受け円売りは抑制された。また、米10年債利回りは戻りが鈍く、ドル買いは仕掛けづらい。ドル・円は節目付近で方向感の乏しい展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1837ドルから1.1846ドル。【経済指標】・日・8月マネタリーベース:前年比+14.9%(7月:前年比+15.4%)・豪・7月貿易収支:+121.17億豪ドル(予想:+100.00億豪ドル、6月:+111.14億豪ドル←+104.96億豪ドル)【要人発言】・片岡日銀審議委員「2%の物価目標に向けモメンタムは維持されていない」「感染症の影響を注視し、必要ならちゅうちょなく追加緩和を実施」
<TY>
2021/09/02 12:06
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」4位に海帆
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」2日午前11時現在で、海帆<3133.T>が「売り予想数上昇」4位となっている。
8月31日の取引終了後、21年9月末から株主優待制度を一時休止すると発表した。「緊急事態宣言」などの発出により店舗の時短営業や臨時休業が続いており、22年3月期第1四半期の業績内容などを考慮し、財務状況の改善を行うことが第一であると判断したという。
これを受けた失望売りが膨らみ、株価は1日にはストップ安となったのに続き、きょうも一時93円(16.3%)安の479円に売られており、これが売り予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 12:02
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):JR西、レカム、ルネサスなど
ルネサス<6723>:1280円(+55円)大幅続伸。前日に説明会を開催しており、評価材料につながっているとみられる。Dialog Semiconductorの買収完了により、両社製品を組み合わせた製品「ウィニング・コンビネーション」についての説明会であったもよう。統合によるコスト・売上シナジーが当初発表通りに進捗の見通しとしているほか、シナジー金額は保守的とのコメントもあったもよう。また、従来の買収経験からPMIは順調に進む可能性が高いともされているようだ。フジ<8278>:2098円(+78円)大幅続伸。MV西日本との経営統合を発表している。22年3月1日を効力発生日として、イオン<8267>の連結子会社となる共同持株会社を設立するようだ。24年3月には合併することを目指している。株式交換を実施する計画のようだが、詳細は現在決定していない。同社は1部上場を維持し、MV西日本は非上場となる。規模拡大によるスケールメリット、イオンとの連携強化効果などを期待する動きが優勢に。内田洋行<8057>:5340円(+210円)下げ渋って大幅反発。前日に21年7月期の決算を発表、営業利益は104億円で前期比43.1%増益、先週に発表した上方修正水準での着地となっている。期末配当金は従来計画120円から140円に引き上げへ。22年7月期は53億円で同48.9%の大幅減益見通し。減益見通し受けて売り先行も、GIGAスクール構想など教育ICT案件の一巡などは想定線でもあり、売り一巡後は目先のあく抜け感が優勢となっているようだ。伊藤園<2593>:6920円(-50円)大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は63.1億円で前年同期比49.7%増益となっている。通期予想の200億円、前期比19.9%増は据え置いている。前年冷夏の反動や人出の回復により茶系飲料の販売が回復したほか、タリーズコーヒーの赤字も解消する形に。想定を上回る進捗とは捉えられるが、年初来の上値抵抗線を突破するだけのサプライズにまでは至らず、目先の出尽くし感も優勢となっている。JR西<9021>:5099円(-912円)大幅続落。4854万5400株の公募増資、412万1700株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。新株発行株数は最大で現発行済み株式数の27.5%に達する。株式価値の希薄化を嫌気する動きが強まる形に。調達資金は約2786億円、設備投資資金に充当していくようだ。同社の大幅な希薄化につながる公募増資実施を受けて、他の電鉄株にも連想売りが波及している。グラファイトD<7847>:655円(+28円)年初来高値。22年2月期の営業利益を従来予想の1.57億円から3.80億円(前期実績1.98億円)に上方修正している。重点施策として進めていた自社ブランドシャフトの女子プロ選手使用率が上昇に転じ、ゴルフショップからの直販受注やクラブメーカーからのカスタム受注が当初の想定を上回っているため。米国市場で自社ブランドシャフトの販売が伸びていることも減益予想から増益予想への転換に寄与した。メディア総研<9242>:3140円公開価格(2900円)を7.1%上回る3105円で初値を付けた。会社設立は93年3月9日。高専生や大学生向けの就職活動イベントの企画が事業の柱。21年7月期の営業利益予想は前期比35.2%増の1.70億円。企画制作サービスが堅調に推移するほか、売上原価が47.6%減と縮小し、利益を押し上げる見通し。第3四半期累計の実績は2.35億円で、既に通期予想を上回っている。レカム<3323>:100円(+13円)大幅に3日続伸。中国子会社のレカムビジネスソリューションズが、サンワサプライ(岡山市)のグループ会社であるサンワサプライ上海とウイルス除菌装置「ReSPR(レスパー)」の中国での販売に関する業務提携契約を締結したと発表している。日系企業や現地企業、ECショップなどサンワサプライ上海の数百社の販売網を通じ、中国マーケットでReSPRの拡販に取り組む。
<ST>
2021/09/02 12:02
注目トピックス 市況・概況
東京為替:1ドル109円90銭台、日経平均は小幅高、中国大連の日本テーマ施設が営業停止
午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭台で推移。中国遼寧省大連市にある、盛唐・小京都(複合商業施設)が、地元政府の指示で営業を停止したと日本経済新聞が報じている。ネットで日本の文化侵略との批判が集まったための措置のもようだ。この施設には大連の地元不動産が60億元を投じ、8月21日に開業したばかり。一方、東京株式市場は日経平均が24.99円高で午前の取引を終了した。寄り付き付近は、100円以上の上昇となる場面があったものの、鉄道、航空など内需株を中心に値を下げ、一時はマイナス圏に下落する場面があった。また、ファーストリテイリング<9983>など寄与度の高い銘柄の下落も上値を抑える要因となったもよう。
<FA>
2021/09/02 12:01
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(前引け)=小幅続伸、利益確定売りで上げ幅縮小
2日前引けの日経平均株価は前営業日比24円99銭高の2万8476円01銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億4845万株、売買代金概算は1兆3537億円。値上がり銘柄数は696、対して値下がり銘柄数は1362、変わらずは126銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、前日の米株市場が高安まちまちであったことから様子見気分が広がった。今週に入ってから、日経平均は3営業日で800円以上も上昇していたことで、目先利益確定売りも想定されるところだった。朝方は主力株中心に広範囲に買われ高く始まったものの、徐々に上値の重さが意識され手仕舞い売りを誘発。ただ、半導体関連などのハイテク値がさ株が買いを集めたことで日経平均はプラス圏を維持した。なお、TOPIXはマイナス。値下がり銘柄数が全体の6割強を占めている。
個別ではレーザーテック<6920.T>が売買代金トップで大幅高、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>なども高い。任天堂<7974.T>が上昇したほか、村田製作所<6981.T>も堅調。三菱ガス化学<4182.T>も活況高。東京機械製作所<6335.T>が連日のストップ高となり、KeePer技研<6036.T>も値を飛ばした。半面、JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>などが大幅安、エイチ・アイ・エス<9603.T>の下げも目立つ。日本製鉄<5401.T>など鉄鋼株も利食われた。宮越ホールディングス<6620.T>が急落、アトラエ<6194.T>も10営業日ぶりに急反落した。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 11:50
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は引き続き109円90銭台で推移
2日午前の東京市場でドル・円は、引き続き109円95銭近辺で推移。明日3日に8月米雇用統計の発表が控えており、目先的にリスク選好的な為替取引が拡大する可能性は低いとの見方が多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・ドルは、1.1837ドルから1.1846ドル、ユーロ・円は、130円16銭から130円41銭で推移。
<MK>
2021/09/02 11:50
日経QUICKニュース
東証前引け 小幅続伸 半導体関連が支え、鉄道の下げ目立つ
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前日比24円99銭(0.09%)高の2万8476円01銭となった。前日の米ハイテク株高を受け、値がさの半導体関連銘柄の一角に買いが入った。ただ、前日までの上昇幅が大きかったため、買い一巡後は幅広い銘柄に利益確定の売りが出た。 前日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が最高値を更新した。東京市場でも半導体関連が上昇した。米長期金利が低位にとどまっていることもあって、高PER(株価収益率)のグロース(成長)株の一部に買いが集まり、日経平均は取引時間中としては約1カ月半ぶりに2万8600円を上回る場面があった。 ただ、その後は利益確定の売りが優勢となり、上げ幅を縮めた。米株価指数先物が日本時間2日午前の取引で下げ幅を広げると、日経平均先物にも短期筋の売りが出て、日経平均が下げに転じる場面があった。 米雇用サービス会社ADPが1日発表した8月の全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)の増加幅が市場予想を下回った。「新型コロナウイルスで感染力が強いインド型(デルタ型)の感染拡大が相場の上値を抑える要因として引き続き意識されている」(アセットマネジメントOneの清水毅調査グループ長)との見方があった。 東証株価指数(TOPIX)は反落した。午前終値は前日比4.09ポイント(0.21%)安の1976.70だった。JPX日経インデックス400は小幅続伸。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3537億円、売買高は5億4845万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は696と、全体の約3割。値下がりは1362、変わらずは126だった。 アドテストや東エレクが上昇した。ネクソンやエムスリーも買われた。一方、JR西日本やJR東日本、東急など鉄道株の下げが目立った。日本製鉄やマツダも売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/02 11:50
日経QUICKニュース
新興株前引け マザーズは反落 ジャスダックは続伸 IPO2銘柄が初値
2日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比10.59ポイント(0.93%)安い1125.67だった。IT(情報技術)関連株の一角に売りが出て指数を押し下げた。 フリーやBASE、JMDCが下落した。一方で、すららネットやPアンチエイ、メルカリは上昇した。 2日にマザーズ市場に上場したメディア総研は9時13分に公開価格(2900円)を205円(7%)上回る3105円で初値を付けた。午前の終値は3140円と初値を上回る水準だった。 同日にマザーズ市場に上場したモビルスは10時23分に公開価格(1280円)を550円(42.9%)上回る1830円で初値を付けた。午前の終値は1920円で初値を上回る水準だった。 日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比1円27銭(0.03%)高い3996円06銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で380億円、売買高は8244万株。フェローテクや出前館、シキノHTが上昇した。半面、ワークマンやプロルート、シンバイオは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/02 11:48
注目トピックス 市況・概況
Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け)
■eワラント売れ筋トップ10(2021/9/2 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー (1米ドル) +6.56% 1.00 84.35円2 日本製鉄 コール(2,450円) -25.94% 7.00 1.82円3 JFEホールディングス コール(1,750円) -21.06% 5.59 3.48円4 日経平均 プット(35,000円) +1.24% -4.37 13.58円5 太平洋セメント コール (2,550円) -7.29% 5.74 1.83円6 日経平均 コール(28,500円) -12.50% 20.70 1.69円7 任天堂 コール(77,000円) +5.56% 0.00 0.24円8 日経平均 プット (27,500円) -6.94% -24.16 0.82円9 東日本旅客鉄道 コール (7,500円) -41.74% 7.23 1.32円■eワラント値上がりトップ10(2021/9/2 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 西日本旅客鉄道 プット(4,400円) +540.00% -11.97 -15.10%2 西日本旅客鉄道 プット(5,400円) +488.57% -8.40 -15.10%3 西日本旅客鉄道 プット(6,400円) +171.55% -3.91 -15.10%4 東日本旅客鉄道 プット (6,700円) +145.16% -12.14 -7.45%5 東日本旅客鉄道 プット (5,500円) +100.00% 0.00 -7.45%6 西日本旅客鉄道 プット(5,200円) +96.49% -3.72 -15.10%7 西日本旅客鉄道 プット(6,100円) +86.42% -3.21 -15.10%8 東日本旅客鉄道 プット (7,900円) +80.40% -6.32 -7.45%9 西日本旅客鉄道 プット(4,300円) +72.09% -3.28 -15.10%10 三井金属鉱業 プット(3,100円) +68.42% -15.63 -4.07%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト)
<FA>
2021/09/02 11:43
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・2日>(前引け)=日金銭、KeePer、データセク
日本金銭機械<6418.T>=急動意。2024年度上期から流通する新1万円札の印刷が1日から始まったと複数メディアで報じており、これを受けて貨幣処理機メーカー大手の同社に入れ替え需要などを期待する買いが向かっているようだ。新1万円札は渋沢栄一の肖像画が印刷され、偽造防止のために最先端の技術を用いたホログラムなどが使われているという。
KeePer技研<6036.T>=5日続伸。1日の取引終了後、キーパーラボ運営事業の月次動向を発表。8月の既存店売上高は前年同月比1.8%増だった。2ケタ増収を続けていた前月から伸び率は鈍化したものの、今年の8月は全く雨が降らなかった昨年の8月とは正反対に、西日本を中心に記録的な大雨が続いており、このなかで前年同月比プラスを確保したことが好感されているようだ。
データセクション<3905.T>=上値追い鮮明。ここ、人工知能(AI)関連に位置づけられる銘柄に動意含みのものが増えているが、AI分野を深耕する同社は同関連株のなかでも400円近辺の値ごろ感が魅力で投資資金を誘導している。ビッグデータ分析に強みを持ち、法人向けマーケティング支援ツールを手掛けるほかシステム開発やコンサルティング事業でも実績が高い。デジタル庁発足に伴う行政のデジタルシフトに加え、海外でもデジタルトランスフォーメーション(DX)の担い手として活躍し中期成長期待が強い。人材コストやのれん償却負担などで22年3月期営業損益は5000万円の赤字~1億円の黒字予想と低調ながら、トップラインは着実に伸びており、損益面でも海外での大型案件獲得が下期に寄与する可能性がある。
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出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 11:35
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=2日前引け
2日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 75177 -27.0 15330
2. <1357> 日経Dインバ 17325 -31.9 418
3. <1579> 日経ブル2 14900 -24.6 16390
4. <1458> 楽天Wブル 11095 -23.6 17950
5. <1360> 日経ベア2 6851 -58.7 1021
6. <1321> 野村日経平均 6102 -22.4 29200
7. <1459> 楽天Wベア 5129 -38.3 1672
8. <1568> TPXブル 3184 -23.6 24600
9. <1552> VIX短先物 2171 66.4 2210
10. <1306> 野村東証指数 1734 -35.3 2041
11. <1320> 大和日経平均 1485 185.0 29140
12. <2038> 原油先Wブル 1351 -14.2 581
13. <1330> 日興日経平均 1312 45.1 29260
14. <1545> 野村ナスダク 1055 60.6 17380
15. <1655> iS米国株 841 270.5 3565
16. <1329> iS日経 668 -60.7 29340
17. <1365> 大和日経レバ 639 -22.8 23650
18. <1346> MX225 587 14.0 29350
19. <2561> iS日本国債 429 14200.0 2726
20. <1358> 日経2倍 400 -33.7 28470
21. <1699> 野村原油 400 -54.5 183
22. <1671> WTI原油 394 -1.3 1466
23. <1366> 大和日経Dイ 373 -13.5 1092
24. <1308> 日興東証指数 346 116.3 2019
25. <1305> 大和東証指数 329 -89.2 2062
26. <1546> 野村ダウ30 326 145.1 37850
27. <2516> マザーズ 302 -52.2 859
28. <2514> 野村外国株H 273 -100.0 1554
29. <1356> TPXベア2 265 -27.2 1098
30. <1557> SPDR5百 257 -67.0 49700
31. <2558> MX米株SP 241 234.7 14260
32. <1367> 大和TPレバ 204 -28.7 19100
33. <1457> 大和TPイン 199 165.3 5220
34. <1475> iSTPX 187 110.1 2014
35. <1368> 大和TPDイ 178 25.4 1589
36. <1571> 日経インバ 173 -21.0 1018
37. <1547> 日興SP5百 161 46.4 5410
38. <2513> 野村外国株式 160 3900.0 1571
39. <2631> MXナスダク 159 72.8 12350
40. <1456> 大和日経イン 155 112.3 4380
41. <1343> 野村REIT 150 -25.7 2306
42. <1615> 野村東証銀行 127 -20.6 146
43. <1348> MXトピクス 117 6.4 2041
44. <1580> 日経ベア 106 14.0 2711
45. <1656> iS米債7 102 684.6 2655
46. <1540> 純金信託 93 -63.5 6100
47. <1591> 野村JPX 86 855.6 17940
48. <1678> 野村インド株 86 -32.8 231
49. <1489> 日経高配50 74 1.4 36250
50. <2569> 日興NQヘ有 73 204.2 2808
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%)
株探ニュース
2021/09/02 11:35