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米経済なお底堅く推移、減速の兆候も=財務長官
[ワシントン 28日 ロイター] - イエレン米財務長官は28日、第2・四半期の米国内総生産(GDP)縮小が景気減速の兆候であるものの、雇用をはじめ、米経済は引き続き幅広い分野で底堅く推移しているという見解を示した。
朝方発表された第2・四半期の実質GDP速報値は年率換算で前期比0.9%減と、2四半期連続で縮小。2四半期連続のマイナス成長は「テクニカルリセッション」の定義とされる。
イエレン長官は、米連邦準備理事会(FRB)やバイデン政権が40年ぶりの高水準に達しているインフレ抑制に向けた取り組みを続ける中、景気後退(リセッション)突入の可能性を排除しなかった。
同時に、景気後退とは「大規模な雇用の喪失や大規模なレイオフ、企業の倒産、民間部門活動の大幅な減速、家計への圧迫など、広範囲における経済の弱体化」と考えられているとした上で、「現在の状況はそのようなものではない」とし、景気後退が進行しているという見方を否定した。
その上で、第2・四半期のGDP縮小は、変動しやすい民間財の在庫の変動と、政府支出の減少が主な要因だったとし、サービス業を中心とした個人消費の伸びは心強いと指摘。「今回のGDP統計で、経済が持続可能な成長に移行していることが示された」と述べた。
また、経済に関して国民が抱いている懸念の対象は雇用ではなく、物価上昇だとし、エコノミストは経済情勢を巡る「意味論的な戦い」を避ける必要があると指摘。労働市場が極めて引き締まった状態にあることがインフレの一因になっているとし、完全雇用を維持しながら賃金上昇圧力の一部を軽減することはできると述べた。
労働市場以外のインフレ圧力が後退し始めている兆候も出ているとしながらも、こうしたプロセスにどの程度時間がかかるかは分からないと述べた。
イエレン氏は昨年、インフレは「一過性」のもので、供給網の混乱が緩和するにつれて後退するとの見方を示していた。ただ物価上昇に歯止めはかからず、5月末にインフレを巡る予想が「間違っていた」と認めた。
インフレと経済成長が安定するまで財務長官の職に留まるかとの質問に対し、「バイデン大統領が私の仕事を有用と認めてくれる限り、職に留まる」と答えた。
バイデン大統領はこの日のGDP統計を受け、FRBが物価対応を進める中での景気減速は驚くべきことではないとし、「われわれは正しい道を進んでいる。この移行期をより強く、より安全に乗り越えていく」とする声明を発表した。
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2022/07/29 04:53
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米景気減速「驚くべきことでない」、経済は正しい道筋=バイデン氏
[ワシントン 28日 ロイター] - バイデン米大統領は28日、第2・四半期の国内総生産(GDP)統計を受け、連邦準備理事会(FRB)が物価対応を進める中での景気減速は驚くべきことではないとの見解を示した。
商務省が朝方発表した第2・四半期の実質GDP速報値は年率換算で前期比0.9%減と、2四半期連続で縮小した。2四半期連続のマイナス成長は「テクニカルリセッション」の定義とされる。
バイデン氏はGDP統計を受け発表した声明で「われわれは正しい道を進んでいる。この移行期をより強く、より安全に乗り越えていく」と表明。その後記者団に対し、雇用増が続く好調な労働市場などに言及し、「自分自身にはリセッションとは思えない 」と述べた。
ホワイトハウス当局者も、GDPの低迷は企業の在庫積み増し鈍化などの単発的な要因によるもので、広範なトレンドを反映していないとの見方を示している。
バイデン大統領はこのほか、議会民主党が合意した歳出法案について、インフレ圧力の軽減につながるとの考えを示した。
中間選挙が11月8日に迫る中、ロイター/イプソス調査によるとバイデン氏の支持率は36%と、過去最低水準に落ち込んでいる。
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2022/07/29 03:58
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日銀、黒田総裁退任後により柔軟な政策目指す=野村総研・木内氏
[ムンバイ 28日 ロイター] - 日銀審議委員を務めた経験もある野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは28日、日銀はハト派的な黒田東彦総裁の来年4月の退任後、より柔軟な金融政策を目指す可能性があると述べた。
ロイター・グローバル・マーケット・フォーラムで、日銀はイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の下での誘導目標の対象を10年債から5年債、そして最終的には2年債に変更する可能性があると指摘。「黒田総裁の時代にはありえないことだ。黒田総裁は、金融政策の積極的な活用は有効であり、最終的には(2%の物価)目標を達成できるという強い信念を貫くだろう」とした。
その上で、より柔軟な金融政策は金融市場と経済に安定をもたらすと主張。しかし、黒田総裁の下では政策金利をマイナス圏に押し下げることが優先される可能性があり、世界的なリスクが高まれば、日銀は政策正常化の機会を逸するかもしれないとした。
一方で、日銀は2%の物価目標が「高すぎて達成できない」と思われても変更しないが、物価目標の「状態」を短期目標から長期目標に変更し、さらなる正常化に向け道を開くことを検討する可能性があると予想。「2%物価目標の状態を変更し、次のステップとしてマイナス金利の解除、その次にYCCの解除があるかもしれない」とした。
木内氏は、日銀が2024─25年までに短期金利を引き上げるとの見通しを示した。
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2022/07/29 03:52
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米ファイザー、第2四半期利益は予想上回る コロナ製品の需要堅調
[28日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーが28日発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。米国などで新型コロナウイルス感染者が増加する中、新型コロナの経口治療薬「パクスロビド」やワクチンに対する需要が引き続き堅調だった。
利益は99億1000万ドルと、前年同期の55億6000万ドルから増加。 特別項目を除く1株当たり利益は2.04ドルで、市場予想の1.78ドルを上回った。
パクスロビドの売上高は81億ドル。市場予想は70億ドルだった。コロナワクチンの売り上げも20%急増した。
パクスロビドとコロナワクチンを合わせた通年売上高見通しは計540億ドルを維持した。
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2022/07/29 00:42
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ECBの債券購入、市場の「パニック」で発動=イタリア中銀総裁
[フランクフルト 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁は28日、ECBが債券買い入れプログラムを発動するには債券市場に「パニック」の兆候が現れる必要があると述べた。
ドイツ債とイタリア債の利回り格差について、現行水準やこれまでの動向は大きな混乱や無秩序な状態を表していないと指摘。245ベーシスポイント(bp)近辺で推移する格差が明日にでも250bp、255bp、260bpと拡大し「市場にパニックが起きれば、われわれは行動する」とした。
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2022/07/29 00:39
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米新規失業保険申請は25.6万件、前週改定値から5000件減
[ワシントン 28日 ロイター] - 米労働省が28日発表した7月23日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比5000件減の25万6000件だった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は25万3000件だった。
16日までの1週間の申請件数は当初発表の25万1000件から26万1000件に上方改定された。
7月16日までの1週間の継続受給件数は135万9000件。前の週は138万4000件だった。
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2022/07/29 00:19
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米GDP、第2四半期は0.9%減 2四半期連続で縮小
[ワシントン 28日 ロイター] - 米商務省が28日発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比0.9%減と、2四半期連続で縮小した。米連邦準備理事会(FRB)が40年ぶりの物価高に対応するため積極的な利上げを進める中、米経済がすでに景気後退入りした恐れがあるとの懸念をあおる可能性がある。
市場予想は0.5%増だったが、2.1%減から2%増まで幅があった。
第1・四半期のGDPは1.6%減だった。
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2022/07/28 23:57
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マスターカード、第2四半期利益が予想上回る 旅行活況で決済急増
[28日 ロイター] - 米クレジットカード大手マスターカードが28日に発表した第2・四半期決算(4─6月)は、利益が市場予想を上回った。今年に入り旅行が活況となりクロスボーダー決済が急増、コスト増を相殺した。
第2・四半期のクロスボーダー決済は現地通貨ベースで58%増加。決済総額(ドル建て)は14%増の2兆1000億ドルとなった。
第2・四半期の純収入は21%増の54億9000万ドルで、市場予想の52億6000万ドルを上回った。
調整後1株利益は2.56ドル。アナリスト予想は2.36ドルだった。
一時費用を除く営業費用は9%増加した。
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2022/07/28 23:55
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独CPI、7月は8.5%上昇 予想に反し伸び加速
[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が28日発表した7月の欧州連合(EU)基準(HICP)の消費者物価指数(CPI)の速報値は前年同月比8.5%上昇し、上昇率は6月の8.2%から加速した。市場予想は8.1%上昇だった。
エネルギー価格が前年同月比で35.7%上昇。食品価格の14.8%上昇と合わせ、インフレ率を大幅に押し上げたという。
7月の国内基準CPIは前年同月比7.5%上昇と前月の7.6%上昇からやや鈍化した。
ドイツのIFO経済研究所は28日、値上げを計画している国内企業の比率が7月に3カ月連続で低下したとし、インフレ率がピークに達した可能性が高いとの見方を示した。
ただ、バーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)のエコノミスト、Jens-Oliver Niklasch氏は、エネルギー価格を巡る不確実性を踏まえると「インフレ率がピークに達したとは言えない」とし、最悪の事態はまだ終わっていないと警告。INGのエコノミスト、カーステン・ブルゼスキ氏も、ドイツのEU基準CPIの上昇は「欧州中央銀行(ECB)に対する警鐘になる」との見方を示した。
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2022/07/28 23:50
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インド金需要は上期4割増 インフレで下期減少の可能性=WGC
[ムンバイ 28日 ロイター] - 金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は28日、上期のインドの金需要が前年比4割以上の増加になったとのリポートを発表した。しかし下期はインフレ高進で可処分所得が目減りするため、前年比で減少する可能性があるという。
世界第二の金消費国であるインドの需要減は、金価格をさらに圧迫するおそれがある。一方で金輸入の減少がインド貿易赤字の縮小と通貨ルピーの押し上げ要因になる可能性もある。
WGCインド幹部はロイターとのインタビューで「特に地方でインフレの影響により貯蓄して金に回すのが難しくなっている」と指摘。短期的にルピー下落と輸入関税引き上げで国内金価格が上昇、需要が打撃を受けるとの見方を示した。
4-6月は婚礼やヒンドゥー教の祝祭の影響による宝飾品販売で、金需要は前年比43%増の170.7トンとなった。上期は43%増の306.2トンだった。
WGCは今年のインド金消費を800─850トンと予想していたが、下期の需要減の可能性から下限の800トン程度に下方修正した。
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2022/07/28 20:37
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中国アント、馬氏が経営権放棄を計画=WSJ
[28日 ロイター] - 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は28日、中国の富豪、馬雲(ジャック・マー)氏が金融会社アント・グループの経営権を手放すことを計画していると報じた。
系列のアリババ・グループ・ホールディングとの関係を弱める狙いがあるという。アントは規制当局主導で再編が進められている。
ロイターは昨年、馬氏がアントの保有株を売却し、経営権を手放す案をアントが検討していると報じていた。
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2022/07/28 20:05
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STマイクロ、第2四半期決算が予想上回る 通期予想引き上げ
[ストックホルム/パリ 28日 ロイター] - 仏伊系半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクスが28日発表した第2・四半期決算は売上高が予想を上回った。スマートフォン、自動車などさまざまな用途の半導体需要が好調だった。
通期の売上高予想を159億─162億ドルに上方修正した。従来予想は148億─153億ドルだった。
ジャンマーク・シェリー最高経営責任者(CEO)は「全ての顧客、地域で需要が引き続き旺盛だ」と表明。受注残は18カ月分を超えており、2023年末まで生産能力を大幅に上回るという。
0906GMT(日本時間午後6時06分)時点で同社株は2.5%上昇している。
第3・四半期の純売上高が42億4000万ドルになると予想。市場予想は38億1000万ドルだった。
第2・四半期の純売上高は38億4000万ドルと、前年同期の30億ドルから増加。リフィニティブのデータによると、市場予想は36億9000万ドルだった。
希薄化後の1株利益は0.92ドル。市場予想は0.76ドルだった。
2022-07-28T104038Z_1_LYNXMPEI6R0EH_RTROPTP_1_FRANCE-TECH-STMICRO.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728104038LYNXMPEI6R0EH STマイクロ、第2四半期決算が予想上回る 通期予想引き上げ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T104038+0000 20220728T104038+0000
2022/07/28 19:40
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トヨタ、豪雨で稼働を追加停止 影響台数は約200台
[東京 28日 ロイター] - トヨタ自動車は28日、愛知県を中心とした豪雨被害の影響で仕入れ先からの部品調達が滞り、国内工場の一部ラインで追加の稼働停止を行うと発表した。今回の影響台数は約200台。
追加稼働停止の対象はトヨタのバン「ハイエース」などを生産する岐阜車体工業の第一ラインで、7月29日の夜勤を取りやめる。
トヨタは前日、豪雨の影響による部品調達の遅れから2工場で生産ラインの稼働停止を発表しており、この分と合わせると稼働停止の影響は約4200台となる。
2022-07-28T100442Z_1_LYNXMPEI6R0DE_RTROPTP_1_TOYOTA-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728100442LYNXMPEI6R0DE トヨタ、豪雨で稼働を追加停止 影響台数は約200台 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T100442+0000 20220728T100442+0000
2022/07/28 19:04
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中国政治局会議、最良の経済成果へ最大限努力 ゼロコロナ堅持
[北京 28日 ロイター] - 中国国営メディアは28日、中国共産党中央政治局会議を受けて、合理的な範囲での経済運営を継続し、経済にとって最良の結果を実現するために最大限努力すると伝えた。
年間の経済成長目標の達成を訴えてきたこれまでの姿勢とは一線を画した。
新華社通信は2022年後半に「雇用と物価を安定させ、経済活動を合理的な範囲内に維持し、可能な限り最良の結果を出すよう努力する」べきだと伝えた。
「ダイナミック」な「ゼロコロナ」政策は堅持するとした。
中国は今年、上海市のロックダウン(都市封鎖)など、大規模な新型コロナウイルス抑制策を取った結果、約5.5%の経済成長目標は困難との見方が強まっている。上半期の国内総生産は前年比2.5%増にとどまった。
2022-07-28T100229Z_1_LYNXMPEI6R0D8_RTROPTP_1_CHINA-ECONOMY-CONFIDENCE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728100229LYNXMPEI6R0D8 中国政治局会議、最良の経済成果へ最大限努力 ゼロコロナ堅持 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T100229+0000 20220728T100229+0000
2022/07/28 19:02
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中国、環境債の規則発表へ 基準を統一=報道
[上海 28日 ロイター] - 中国はグリーンボンド(環境債)の規則を発表し、国内の発行体向けに統一した基準を設ける方針。証券時報が28日に報じた。
中国は温暖化ガスの排出量を2030年までにピークアウトさせ、60年までに排出量を実質ゼロ(カーボンニュートラル)にすることを目指しており、同国のグリーンボンド市場も世界最大級に成長すると予想される。
報道によると、各種グリーン債に新しい規則を適用する。主に国有企業が発行する債券は対象外になる見込み。
中国国際金融(CICC)によると、現在、規制当局はグリーンボンドに異なる定義付けをし、資金の使途や開示要件などの基準も異なる。国内グリーンボンドの一部は国際基準に準拠しておらず、海外投資家に認知されていない。
同紙によると、2022年上半期のグリーンボンド・資産担保証券の発行は4006億元(594億ドル)で前年同期比64%増加。発行残高は1兆4200億元(2106億ドル)となった。
2022-07-28T094151Z_1_LYNXMPEI6R0CR_RTROPTP_1_CHINA-ECONOMY-BEIGEBOOK.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728094151LYNXMPEI6R0CR 中国、環境債の規則発表へ 基準を統一=報道 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T094151+0000 20220728T094151+0000
2022/07/28 18:41
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ユーロ圏7月景況感指数は99.0へ低下、消費者信頼感は過去最低
[ブリュッセル 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会が28日発表した7月のユーロ圏景況感指数は99.0と前月の103.5から予想以上の低下となった。
ウクライナ戦争と高インフレを背景に、全セクターで景況感が悪化し、消費者信頼感指数は過去最低を記録した。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は102.0だった。
製造業の景況感指数は3.5と6月の7.0から低下し、エコノミスト予想の6.0も下回った。
サービスの業景況感指数は10.7と14.1から低下した。予想は13.5だった。
消費者信頼感指数はマイナス27.0と2000年の統計開始以来の最低水準となった。前月はマイナス23.8。
消費者のインフレ期待指数は6月の42.6から42.8へ上昇した。製造業の販売価格期待指数は50.1から45.1へ低下した。
2022-07-28T093523Z_1_LYNXMPEI6R0CL_RTROPTP_1_EUROZONE-BONDS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728093523LYNXMPEI6R0CL ユーロ圏7月景況感指数は99.0へ低下、消費者信頼感は過去最低 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T093523+0000 20220728T093523+0000
2022/07/28 18:35
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東京マーケット・サマリー(28日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 135.57/59 1.0208/12 138.41/45
NY午後5時 136.55/58 1.0202/06 139.25/29
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の135円半ば。海外市場でドルが売られた流れを継いで、東京市場では円が一段高。短期筋のドル売り/円買いが活発化したという。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27815.48 +99.73 27909.15 27651.99
─28015.68
TOPIX 1948.85 +3.10 1954.43 1939.77
─1956.16
東証出来高(万株) 137679 東証売買代金(億円) 32742.27
東京株式市場で日経平均は続伸。前日比99円73銭高の2万7815円48銭で大引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げは想定通りで、米国の金融引き締めに対する過度な警戒が和らいだことから買い安心感が広がった。日経平均は6月10日以来となる2万8000円を一時回復。ただ、米国のGDPや大型ハイテク企業の決算を見極めたいとのムードがあるほか、ドル安/円高に振れた為替相場も重しとなり、中盤以降は小幅高の水準でのもみ合いに終始した。
プライム市場の騰落数は、値上がり1203銘柄(65%)に対し、値下がりが549銘柄(29%)、変わらずが85銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.01
ユーロ円金先(22年9月限) ───
3カ月物TB -0.154 (変わらず)
安値─高値 -0.154─-0.154
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.010%になった。前営業日(マイナス0.010%)から横ばいだった。「銀行勢の強い調達意欲が続いている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年9月限 150.25 (-0.04)
安値─高値 150.20─150.44
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.200% (変わらず)
安値─高値 0.200─0.195%
国債先物中心限月9月限は前営業日比4銭安の150円25銭と6日ぶりに反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.200%。FOMC(米連邦公開市場委員会)後は材料一巡感が強まり、方向感に乏しい展開となった。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.13─0.03
3年物 0.16─0.06
4年物 0.18─0.08
5年物 0.21─0.11
7年物 0.29─0.19
10年物 0.43─0.33
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T091639+0000
2022/07/28 18:16
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仏サノフィ、デュピクセント好調で増益 通期予想引き上げ
[28日 ロイター] - 仏製薬会社サノフィが28日発表した第2・四半期決算は、予想を上回る利益を計上した。米リジェネロンと共同開発した抗炎症剤「デュピクセント」の販売が好調で、通期利益予想も上方修正した。
2022年の調整後1株利益(為替変動の影響を除いたベース)は約15%増加と予想した。従来予想は2桁台前半の増加だった。
第2・四半期の利払い・税引き前利益(EBIT)は21.5%増の27億5000万ユーロ。同社ウェブサイトに掲載されたアナリストの平均予想の26億6000万ユーロを上回った。
デュピクセントの売上高は43.4%増の19億6000万ユーロ。アナリストのコンセンサス予想の18億6000万ユーロを上回った。サノフィは3月、デュピクセントのピークの年間売上高見通しを100億ユーロ超から130億ユーロ超に引き上げた。
市販薬を手掛けるコンシューマー・ヘルスケア部門の売上高は9.1%増の12億7000万ユーロ。欧州と中南米で新型コロナウイルス感染が拡大する中、咳止めや風邪薬の販売が伸びた。
2022-07-28T090311Z_1_LYNXMPEI6R0BL_RTROPTP_1_HEALTH-SANOFI.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728090311LYNXMPEI6R0BL 仏サノフィ、デュピクセント好調で増益 通期予想引き上げ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T090311+0000 20220728T090311+0000
2022/07/28 18:03
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ドイツのインフレ率、ピークに達した可能性大=IFO
[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所は28日、値上げを計画している国内企業の比率が7月に3カ月連続で低下したとし、インフレ率がピークに達した可能性が高いとの見方を示した。
IFOの予測部門トップ、ティモ・ボルマーショイザー氏は「物価は今後も上昇する可能性が高いが、上昇ペースは鈍化するだろう」とし、企業の価格見通しが消費者物価に反映されるまで通常数カ月かかると述べた、
「インフレ率は恐らくピークに達した。下半期は緩やかに低下するだろう」と述べた。
今後3カ月で値上げを計画している企業の比率を示す指数は7月に47.4で、6月の52.9、5月の57.8から低下した。
6月のドイツのインフレ率は前年比8.2%に小幅低下。ロイターがまとめた7月のインフレ率の予想は8.1%。
2022-07-28T090143Z_1_LYNXMPEI6R0BH_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-GERMANY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728090143LYNXMPEI6R0BH ドイツのインフレ率、ピークに達した可能性大=IFO OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T090143+0000 20220728T090143+0000
2022/07/28 18:01
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英シュローダー、上期運用資産1%増 オルタナティブへの需要で
[ロンドン 28日 ロイター] - 英資産運用大手シュローダーは28日、上半期の運用資産が1%増の7730億ポンド(9415億1000万ドル)となったと発表した。プライベートエクイティや不動産などのオルタナティブ資産への需要が好調だった。
資産運用会社はウクライナ戦争後の相場下落が逆風となっているが、シュローダーはプライベートエクイティなどのリターンの大きい資産や、ウェルスマネジメント部門への関心が高いと指摘した。
リバー&マーカンタイルの年金ソリューション事業を買収したこともあり、84億ポンドの純資金流入を記録した。
一方ミューチュアルファンドと機関投資家向け部門は、それぞれ29億ポンドと76億ポンドの純流出となった。
税引き前利益は16%減の3億1300万ポンドだった。中間配当は1株当たり0.37ポンドとした。
KBWのアナリストは「堅実な」決算だったと評価し、投資判断を「マーケットパフォーム」に据え置いた。
2022-07-28T084301Z_1_LYNXMPEI6R0B2_RTROPTP_1_SCHRODERS-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728084301LYNXMPEI6R0B2 英シュローダー、上期運用資産1%増 オルタナティブへの需要で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T084301+0000 20220728T084301+0000
2022/07/28 17:43
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日産の4─6月期は営業益14.2%減、原材料高響く 通期は維持
[東京 28日 ロイター] - 日産自動車が28日発表した2022年4─6月期決算によると、営業利益は前年同期比14.2%減の649億円だった。為替の円安・ドル高や販売の質向上が寄与したものの、原材料価格の高騰が圧迫した。23年3月期通期の連結業績予想は従来通りとした。
通期の営業利益予想は2500億円を据え置いた。会社予想はアナリスト21人による事前の市場予想(IBESのコンセンサスによる予想)3290億円を下回る。
4─6月期の世界販売は前年同期比21.8%減の81万9000台だった。半導体不足や中国・上海のロックダウン(都市封鎖)による物流混乱などにより、新車生産が滞った。現在はコンテナ配送の遅れがほぼ解消しつつあるという。通期の世界販売計画400万台は据え置いた。
2022-07-28T075758Z_1_LYNXMPEI6R09R_RTROPTP_1_AUTOS-TECH-APPLE-NISSAN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728075758LYNXMPEI6R09R 日産の4─6月期は営業益14.2%減、原材料高響く 通期は維持 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T075758+0000 20220728T075758+0000
2022/07/28 16:57
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KDDI通信障害、のべ3091万人以上に影響 総務省に報告書提出
[東京 28日 ロイター] - 総務省は28日、KDDIと沖縄セルラー電話で今月2日に発生した大規模通信障害について、音声通話とデータ通信のべ3091万人以上に影響が出たと発表した。KDDIが同日、総務省に事故報告書を提出した。
音声通話はKDDIが約2278万人、沖縄セルラーが約38万人。データ通信はKDDIが765万人以上、沖縄セルラーが10万人以上だった。
障害は2日未明に発生。音声通信の交換機に処理能力を超えるデータが集中し、auのほか、同じ回線を使うUQモバイルやpovo(ポヴォ)などの携帯電話サービスで大規模な通信障害が起きた。全面復旧を発表するまでに86時間かかった。
2022-07-28T075544Z_1_LYNXMPEI6R09J_RTROPTP_1_JAPAN-KDDI.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728075544LYNXMPEI6R09J KDDI通信障害、のべ3091万人以上に影響 総務省に報告書提出 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T075544+0000 20220728T075544+0000
2022/07/28 16:55
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英バークレイズ、上期は予想以上の減益 誤販売証券買戻しなどで
[ロンドン 28日 ロイター] - 英金融大手バークレイズが28日発表した上半期決算は、予想以上の減益となった。誤って販売した数十億ドル相当の有価証券の買戻しなどで19億ポンドの費用が生じた。
税引き前利益は37億ポンド(45億1000万ドル)で、前年同期の49億ポンドを下回り、アナリスト予想の平均(39億ポンド)にも届かなかった。
米国の規制に違反して売却した176億ドル相当の有価証券の買い戻し費用として、上半期に13億ポンドを計上したことが響いた。ただ損失のヘッジにより7億5800万ポンドの利益を得ており、これがなければさらに打撃が大きくなっていた。
また従業員によるコミュニケーションツールの不正使用に関する米規制当局の調査に関連して、2億ドルを引き当てた。
バークレイズは1株当たり2.5ペンスの配当金を支払い、5億ポンドの自社株買いを開始するとした。
2022-07-28T071632Z_1_LYNXMPEI6R08F_RTROPTP_1_BARCLAYS-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728071632LYNXMPEI6R08F 英バークレイズ、上期は予想以上の減益 誤販売証券買戻しなどで OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T071632+0000 20220728T071632+0000
2022/07/28 16:16
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再送-ステランティス、上期は過去最高益 半導体不足は継続
(見出しの語句を修正します)
[ミラノ 28日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスが28日発表した上期決算は原材料価格の上昇や半導体不足にもかかわらず、過去最高益を計上した。
リチャード・パーマー最高財務責任者(CFO)は、電動車など利益率の高いモデルの販売に支えられたとし「欧州の電気自動車販売はテスラを上回り、フォルクスワーゲンと大きな差はない」と述べた。
上期の支払利息・税金控除前利益(EBIT)はプロフォルマベースで44%増の124億ユーロ(127億ドル)。ロイターがまとめた市場予想の94億2000万ユーロを上回った。
調整後EBIT率は14.1%で、前年同期の11.4%から上昇。5地域全てで2桁だったほか、販売の半数近くを占めた北米は過去最高の18.1%を記録した。
同CFOは半導体不足が年内続くと予想。四半期ごとに状況は改善しているが、改善ペースは緩やかだと述べた。
2022-07-28T071324Z_1_LYNXMPEI6R08A_RTROPTP_1_STELLANTIS-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728071324LYNXMPEI6R08A ステラティス、上期は過去最高益 半導体不足は継続 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T071324+0000 20220728T071324+0000
2022/07/28 16:13
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ネスレ、通期の増収率予想を上方修正 利益率見通し引き下げ
[チューリヒ 28日 ロイター] - スイスの食品大手ネスレは28日、通期の増収率(為替変動と事業買収・売却の影響を除く)予想を7─8%に上方修正した。従来予想は5%前後だった。
通期の実質ベースの営業利益率の予想は17.0%前後。従来予想の17.0─17.5%から小幅に引き下げた。
上期の増収率(同)は8.1%と、市場予想の7.4%を上回った。インフレの影響を予想ほど受けず、値上げが奏功した。
純利益は11.7%減の52億スイスフラン(54億2000万ドル)。償却費や税金など一時項目が影響した。同社がまとめた市場予想の58億1500万フランを下回った。
上期の実質ベースの営業利益率は16.9%と、前年同期の17.4%から低下。予想の16.7%をわずかに上回った。
第2・四半期の増収率(同)は8.7%と、前四半期の7.6%から加速。7.7%の値上げなどが寄与した。
2022-07-28T070744Z_1_LYNXMPEI6R083_RTROPTP_1_NESTLE-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728070744LYNXMPEI6R083 ネスレ、通期の増収率予想を上方修正 利益率見通し引き下げ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T070744+0000 20220728T070744+0000
2022/07/28 16:07
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アングル:FRB議長、9月利上げで手の内明かさず 市場では様々な見方
[ワシントン 28日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は26─27日の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2カ月連続で0.75%ポイント引き上げた。パウエル議長は、3月の引き締め開始後初めて、次の利上げ幅に関するガイダンスを示さなかった。
ガイダンスがなかったことについて、アナリストの間では、近いうちに利上げのペースを落とす可能性を示唆するという見方や、全く逆の見方も出た。
FRBの次の措置を巡る議論が白熱する中、パウエル議長はFOMC後の会見で、その問いに対する答えを自身を含むFOMCメンバーも持ち合わせていないことを示唆した。
「次回の会合でも異例の大幅利上げが適切かも知れないが、それは今からその時までに得られるデータに左右される」と述べ、9月の次回会合までに2カ月分のデータが得られると指摘した。その中には雇用統計、そしてこの局面で特に重みを増している物価統計が含まれる。
もう一つ重要なのは「ジャクソンホール会合」だ。毎年8月下旬にワイオミング州ジャクソンホールで開催され、世界の中央銀行総裁らが登壇する。パウエル氏はこれまで、この会合で金融政策の見通しについて最新の見解を披露してきた。
パウエル氏は会見で「引き続き会合ごとに意思決定を行い、われわれの考えをできる限り明確に伝えていく」と説明した。
<物価抑制「やらねばならぬ」>
ガイダンスは示さなかったが、いくつかのヒントは示した。インフレ率をFRBの目標である2%に戻すことは「やらねばならぬ(must do)」こととし、その結果、非常に強い労働市場や経済成長が多少鈍化することが想定されるが、物価上昇を抑えるために必要な部分だと力説した。
6月のFOMC後に発表された政策金利の見通し(ドットチャート)では年末までに3.4%に上昇するとされていた。パウエル氏はそれを、現在の検討上「最良の指針」としつつ、それ以降インフレ率がさらに上昇する一方で経済活動は弱くなっているとも指摘した。しかし今回は、自身の景気認識を次の利上げ幅に関するガイダンスに結び付けることはなかった。
ジェフリーズのエコノミスト、アネタ・マルコフスカ氏は、パウエル氏の記者会見がこれまでとは「非常に異なるトーン」で、どちらかというと「リラックスしてバランスのとれた」様子だったと指摘。「9月は0.5%利上げ」がパウエル氏の基調シナリオとみている。
同氏は、今回の引き上げで政策金利は2.25─2.50%となり、6月のドットチャートで描かれたペースを逸脱しないよう、より小さな動きに切り替える必要があるとの見方を示した。
一方、パイパー・サンドラーのロベルト・ペルリ氏は、FRBがタカ派であることに変わりなく、パウエル氏は9月に0.75%ポイント利上げの可能性をかなり残しているとみる。
「『異例の大幅(利上げ)』は0.75%ポイントを意味する可能性が高い」とし「パウエル氏は今後の利上げについてガイダンスは示さなかったが、利上げを早晩停止することを示唆したわけではない」と述べた。
しかし金融市場は利上げ打ち止めを意識し、FF金利先物は来年半ばまでに利下げが始まる可能性も織り込み始めた。
「パウエル氏は手の内を明かさないようにした」と言うシリコンバレー銀行のポートフォリオマネジャー、エリック・ソウザ氏は、9月は物価上昇の状況次第で0.50%ポイントか0.75%ポイントの利上げを予想している。
(Ann Saphir記者)
2022-07-28T065745Z_1_LYNXMPEI6R07Q_RTROPTP_1_USA-FED.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728065745LYNXMPEI6R07Q アングル:FRB議長、9月利上げで手の内明かさず 市場では様々な見方 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T065745+0000 20220728T065745+0000
2022/07/28 15:57
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日経平均は大引け=続伸、FOMC通過で安心感 一時2万8000円回復
[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸。前日比99円73銭高の2万7815円48銭で大引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げは想定通りで、米国の金融引き締めに対する過度な警戒が和らいだことから買い安心感が広がった。日経平均は6月10日以来となる2万8000円を一時回復。ただ、米国のGDPや大型ハイテク企業の決算を見極めたいとのムードがあるほか、ドル安/円高に振れた為替相場も重しとなり、中盤以降は小幅高の水準でのもみ合いに終始した。
27日米国株式市場は上昇。ナスダック総合は2020年4月以来の大幅な上昇率を記録した。注目されたFOMCでは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を予想通り75ベーシスポイント(bp)引き上げを決定。市場の想定通りで、過度な引き締め懸念が後退した。
これを受けて日本株もしっかりで始まり、寄り付き直後に日経平均は2万8000円を回復。物色面では、グロース系の銘柄が買われたほか、決算内容の良かった銘柄は素直に評価されて上昇するものが多い。ただ「決算発表が相次ぐ中での円高は株価にマイナス作用する」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声も聞かれる。円高のほかでは時間外取引で米株先物が軟調だったことも上値を抑える要因になった。
さらに、テクニカル面では2万8000円を超えたことで、3月と6月に付けた2万8300円台の高値が意識され「このダブルトップ天井が節目となって伸び悩む可能性もある」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれる。
TOPIXは0.16%高。東証プライム市場の売買代金は3兆2742億2700万円だった。東証33業種では、電気・ガス業、鉱業などが上昇し、輸送用機器の下落が目立つ。個別では、好決算を発表したファナック、三菱自動車工業などがしっかりとなったほか、エムスリーが大幅高。半面、トヨタ自動車が軟調に推移し、取引時間中に第1四半期の大幅営業減益を発表した三菱電機が発表後に売られた。
プライム市場の騰落数は、値上がり1203銘柄(65%)に対し、値下がりが549銘柄(29%)、変わらずが85銘柄(4%)だった。
2022-07-28T064907Z_1_LYNXMPEI6R07F_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728064907LYNXMPEI6R07F 日経平均は大引け=続伸、FOMC通過で安心感 一時2万8000円回復 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T064907+0000 20220728T064907+0000
2022/07/28 15:49
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出口戦略、政策手段の運用や対話手法は常に検討=雨宮日銀副総裁
[東京 28日 ロイター] - 日銀の雨宮正佳副総裁は28日、岩手県盛岡市で記者会見し、金融緩和政策からの出口戦略について「全然考えていないということではない」と述べ、出口に差し掛かったときの金融政策手段の運用の仕方やコミュニケーション方法は常に検討していると明らかにした。
ただ、経済・物価情勢によって出口戦略の具体的な進め方は「全く異なる」ため、具体的に道筋を示すことは適切ではないと話した。
出口戦略をめぐっては、高田創審議委員が25日の就任会見で「常に考えておくべき論点だ」と指摘した。雨宮副総裁は「出口戦略のやり方は常に考えておくことが必要だ」と述べた。
(和田崇彦)
2022-07-28T064014Z_1_LYNXMPEI6R078_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY-BOJ.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728064014LYNXMPEI6R078 出口戦略、政策手段の運用や対話手法は常に検討=雨宮日銀副総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T064014+0000 20220728T064014+0000
2022/07/28 15:40
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シンガポール、ESGファンドの新指針 詳細情報の開示義務付け
[シンガポール 28日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS)は28日、個人投資家向けESG(環境・社会・ガバナンス)ファンドについて、新たな開示・報告ガイドラインを公表した。
環境に配慮するように見せかける「グリーンウオッシュ」のリスクを減らすことが狙い。投資戦略、投資先の選定基準、投資戦略に伴うリスクなど詳細開示を義務付ける。
ガイドラインは来年1月に発効する。情報開示は継続的に行う必要があり、ファンドはESGの目標達成具合を投資家に毎年報告する。
収入の10%以上を一般炭採掘やオイルサンド事業から得ている企業の株式・社債を、MASのポートフォリオから段階的に排除する方針も示した。
こうした対策の結果、MASの株式ポートフォリオの加重平均炭素強度は2030年までに18年比で最大50%低下する見通し。
2022-07-28T063047Z_1_LYNXMPEI6R073_RTROPTP_1_FINTECH-CRYPTO-SINGAPORE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728063047LYNXMPEI6R073 シンガポール、ESGファンドの新指針 詳細情報の開示義務付け OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T063047+0000 20220728T063047+0000
2022/07/28 15:30
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午後3時のドルは135円前半、円一段高で3週ぶり安値
[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の135円前半で取引されている。海外市場でドルが売られた流れを継いで、東京市場では円が一段高。短期筋のドル売り/円買いが活発化したという。
海外市場で下落したドルは、朝方の136円半ばから続落。「136円台を割り込んだことで、これまでドルを買い込んだ向きが損失確定のドル売りを迫られた」(外銀)といい、7月6日以来3週間ぶり安値となる135.10円まで一気に下落した。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、ドル買い/円売りを後押しする材料も特段見当たらず「海外勢を中心にいったんポジション調整の売りが出たようだ」(クレディ・アグリコル銀行の外国為替部長、斎藤裕司氏)という。
対ドルで円買いが勢いづいたことで、円高は他通貨にも波及。6月小売売上高が予想を下回った豪ドルは95円半ばから94円半ばへ売られ、ユーロも139円前半から137円後半まで下落した。
ユーロはその後、138円前半へ小幅反発。日本時間午後1時半に発表されたドイツ最大州ノルトライン・ウェストファーレン州の7月消費者物価指数(CPI)は、前月比プラス1.1%と前月のマイナス0.1%を大きく上回った。前年比ではプラス7.8%だった。
きょうはドイツで全国CPIも発表される。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 135.35/37 1.0219/23 138.34/38
午前9時現在 136.10/12 1.0203/07 138.90/94
NY午後5時 136.55/58 1.0202/06 139.25/29
2022-07-28T062504Z_1_LYNXMPEI6R070_RTROPTP_1_USA-FED-CASH.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220728:nRTROPT20220728062504LYNXMPEI6R070 午後3時のドルは135円前半、円一段高で3週ぶり安値 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220728T062504+0000 20220728T062504+0000
2022/07/28 15:25