東京マーケット・サマリー(28日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 135.57/59 1.0208/12 138.41/45
NY午後5時 136.55/58 1.0202/06 139.25/29
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の135円半ば。海外市場でドルが売られた流れを継いで、東京市場では円が一段高。短期筋のドル売り/円買いが活発化したという。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27815.48 +99.73 27909.15 27651.99
─28015.68
TOPIX 1948.85 +3.10 1954.43 1939.77
─1956.16
東証出来高(万株) 137679 東証売買代金(億円) 32742.27
東京株式市場で日経平均は続伸。前日比99円73銭高の2万7815円48銭で大引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げは想定通りで、米国の金融引き締めに対する過度な警戒が和らいだことから買い安心感が広がった。日経平均は6月10日以来となる2万8000円を一時回復。ただ、米国のGDPや大型ハイテク企業の決算を見極めたいとのムードがあるほか、ドル安/円高に振れた為替相場も重しとなり、中盤以降は小幅高の水準でのもみ合いに終始した。
プライム市場の騰落数は、値上がり1203銘柄(65%)に対し、値下がりが549銘柄(29%)、変わらずが85銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.01
ユーロ円金先(22年9月限) ───
3カ月物TB -0.154 (変わらず)
安値─高値 -0.154─-0.154
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.010%になった。前営業日(マイナス0.010%)から横ばいだった。「銀行勢の強い調達意欲が続いている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年9月限 150.25 (-0.04)
安値─高値 150.20─150.44
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.200% (変わらず)
安値─高値 0.200─0.195%
国債先物中心限月9月限は前営業日比4銭安の150円25銭と6日ぶりに反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.200%。FOMC(米連邦公開市場委員会)後は材料一巡感が強まり、方向感に乏しい展開となった。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.13─0.03
3年物 0.16─0.06
4年物 0.18─0.08
5年物 0.21─0.11
7年物 0.29─0.19
10年物 0.43─0.33