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Reuters Japan Online Report Business News 米住宅価格指数、12月は前年比6.6%上昇 四半期では伸び鈍化=FHFA Amina Niasse [ニューヨーク 27日 ロイター] - 米連邦住宅金融庁(FHFA)が27日発表した2023年12月の米住宅価格指数(季節調整済み)は前年同月比で6.6%上昇となった。ただ23年第4・四半期の住宅価格指数の伸びは前四半期から鈍化した。 11月分は6.7%に上方改定され、22年12月以降で最大の伸びとなった。 12月の前月比は0.1%上昇。11月は0.4%上昇だった。 23年第4・四半期では前四半期比1.5%上昇。第3・四半期の同2.1%上昇から鈍化した 前年比では全地域で価格が上昇した。ニューイングランド地域(10.1%上昇)と中部大西洋岸(9.1%上昇)での上昇が目立った。 2024-02-27T163535Z_1_LYNXNPEK1Q0K6_RTROPTP_1_DR-HORTON-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227163535LYNXNPEK1Q0K6 米住宅価格指数、12月は前年比6.6%上昇 四半期では伸び鈍化=FHFA OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T163535+0000 20240227T163535+0000 2024/02/28 01:35 Reuters Japan Online Report Business News G20財務相会合声明、地域紛争は短い言及の見通し (誤字を修正して再送します。) Marcela Ayres Andrea Shalal Christian Kraemer [サンパウロ 27日 ロイター] - ブラジルのサンパウロで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会合の共同声明は、世界経済のリスクを評価する上で地域の紛争に関しては短い言及にとどまる見通しとなった。ロイターが確認した声明案で分かった。 先週のG20外相会合では、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ攻撃を巡る深い対立に焦点が当てられていた。今回の財務相・中銀総裁会合の草案はコンセンサスを維持しながらも、地域の紛争に言及する努力を反映した。議長国ブラジルが地政学的論争の回避に努めており、草案は例年よりはるかに短い。 草案は、世界経済がソフトランディングする可能性は高まったものの、依然として不確実性が非常に高いと指摘。「世界経済の下振れリスクには(戦争や)激化する紛争、地理経済的な分断、保護主義の台頭、貿易ルートの混乱などがある」と記した。 この問題に詳しい関係者は、カッコ内に入った戦争という言及は最終的な文言に合意を得る努力が反映されているとの見方を示す。 また、草案では「適切な」金融政策、供給網のボトルネック緩和、コモディティー(商品)価格の緩和などにより、大部分の国でインフレは緩和していると言及した。 為替レートに関する従来のコミットメントも再確認し、経済成長に望ましくない過度な変動や不安定な通貨の動きを警告した。 2024-02-27T163430Z_1_LYNXNPEK1Q0K3_RTROPTP_1_G20-SUMMIT-YELLEN-ISRAEL.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227163430LYNXNPEK1Q0K3 G20財務相会合声明、地域紛争は短い言及の見通し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T163430+0000 20240227T163430+0000 2024/02/28 01:34 Reuters Japan Online Report Business News インフレ圧力根強い、政策変更前に一段の確証必要=英中銀副総裁 [ロンドン 27日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は27日、英国のインフレ圧力は依然として根強いとし、中銀が金融政策の変更を検討する前に、インフレ圧力がいつまで続くのか一段の情報が必要になるとの考えを示した。 ラムスデン副総裁は欧州金融市場協会(AFME)で行う講演の原稿で「サービスインフレと賃金の伸びは、ここ数カ月で昨年秋の予想より大きく低下しているが、インフレの持続性を示す重要な指標は依然として高水準にある」と指摘。「この持続性がどの程度続くのか、金利を現行水準にどの程度の期間維持する必要があるのか、より多くの情報が必要になる」と述べた。 英中銀は今月1日の会合で、政策金利を約16年ぶりの高水準である5.25%に据え置くと決定。金融政策委員会9人のうち、ラムスデン副総裁を含む6人が据え置きに賛成した。 市場では現在、英中銀は8月に利下げに着手すると予想されている。 2024-02-27T163201Z_1_LYNXNPEK1Q0K0_RTROPTP_1_BRITAIN-ECONOMY-INFLATION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227163201LYNXNPEK1Q0K0 インフレ圧力根強い、政策変更前に一段の確証必要=英中銀副総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T163201+0000 20240227T163201+0000 2024/02/28 01:32 Reuters Japan Online Report Business News 米CB消費者信頼感、2月は106.7に低下 インフレ期待約4年ぶり低水準 [ワシントン 27日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が27日発表した2月の米消費者信頼感指数は106.7と、1月の110.9(前回発表の114.8から下方改定)から低下した。これまで3カ月連続で上昇していたが、労働市場の状況や国内の政治環境に対する懸念が重しになった。 ロイターがまとめたエコノミスト予想は115.0だった。 CBのチーフエコノミスト、ダナ・ピーターソン氏は「全体的なインフレ状況が消費者の主要な懸念事項になっていることに変わりはない。ただ、ここ数カ月で緩和してきた食料とガソリンの価格に対する懸念がやや薄れている」と指摘。同時に「労働市場の状況や国内の政治環境を巡る懸念が高まっている」と述べた。 消費者のインフレ期待は5.2%と、前月の5.3%から低下し、2020年3月以来の低水準となった。 2024-02-27T162536Z_1_LYNXNPEK1Q0JS_RTROPTP_1_GLOBAL-INFLATION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227162536LYNXNPEK1Q0JS 米CB消費者信頼感、2月は106.7に低下 インフレ期待約4年ぶり低水準 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T162536+0000 20240227T162536+0000 2024/02/28 01:25 Reuters Japan Online Report Business News 米耐久財受注、1月は6.1%減 予想以上の落ち込み [ワシントン 27日 ロイター] - 米商務省が27日発表した1月の耐久財受注は前月比6.1%減と、市場予想(4.5%減)以上の落ち込みとなった。民間航空機の受注が急減した。 12月分は0.3%減に下方修正された。従来は横ばいだった。 民間設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は0.1%増。12月分は0.2%増から0.6%減に修正された。 2024-02-27T155613Z_1_LYNXNPEK1Q0IR_RTROPTP_1_USA-TRUMP-NEWSPAPER.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227155613LYNXNPEK1Q0IR 米耐久財受注、1月は6.1%減 予想以上の落ち込み OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T155613+0000 20240227T155613+0000 2024/02/28 00:56 Reuters Japan Online Report Business News 中国の欧州企業買収は昨年減少、対欧投資に警戒感=コンサル調査 [ベルリン 27日 ロイター] - コンサルティング会社EYの調査によると、中国企業による欧州大陸での企業買収は昨年、減少した。中国経済の課題に加え、中国の対欧州投資への警戒感が強まっていることが背景。 中国企業による欧州での企業買収件数は2022年の139件から23年には119件に減少。ドイツでは26件から28件に増加したが、過去最高を記録した16年の68件を大幅に下回った。 ドイツは昨年、新たな対中戦略を発表。中国は民生・軍事政策を融合しており、中国の直接投資は課題をもたらすと警告した。 EYの幹部は、中国の投資家の間ではドイツなど欧州での買収への関心が依然としてかなり高いが「現在の政治・経済情勢は決して良好ではなく、大幅な改善は見込めない。大型買収は今後も例外的な事例にとどまり、引き続き小規模な買収が中心になるだろう」としている。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T111208+0000 2024/02/27 20:12 Reuters Japan Online Report Business News 台湾輸出受注、1月は予想上回る前年比+1.9% AI好調 [台北 27日 ロイター] - 台湾経済部が27日発表した1月の輸出受注は前年同月比1.9%増の484億2000万ドルと、予想を上回った。人工知能(AI)関連の需要が好調だった。 ただ、見通しは依然厳しく、主要欧米諸国の高金利や地政学的な不透明感が重しとなっている。 ロイターがまとめた市場予想は3.6%減だった。昨年12月は16.0%減少していた。 経済部は、高性能コンピューティングとAI関連の需要が好調だったと指摘。春節休暇前の在庫積み増しも寄与した。 ただ、2月の輸出受注については、前年比11─15.7%減と予想。例年、年初は台湾のハイテク製品への発注が低迷する。 輸出受注の内訳は、通信機器が前年比19.3%減、電子製品が16.1%増。 中国からの受注は28%増(前月は3.5%減)。米国からの受注は2.7%増(同21.6%減)。欧州からの受注は50%減(同39.4%減)、日本からの受注は21.2%減(同30.5%減)。 2024-02-27T100008Z_1_LYNXNPEK1Q08C_RTROPTP_1_TAIWAN-ECONOMY-ORDERS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227100008LYNXNPEK1Q08C 台湾輸出受注、1月は予想上回る前年比+1.9% AI好調 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T100008+0000 20240227T100008+0000 2024/02/27 19:00 Reuters Japan Online Report Business News ユーロ圏1月企業向け融資、前年比0.2%増に減速 家計向けも低調 [フランクフルト 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が27日発表したユーロ圏の1月の企業・家計向け融資はいずれも伸びが縮小し、景気回復に至っていないことが示された。 企業向け融資は前年同月比0.2%増と12月改定値の0.5%増から鈍化した。 家計向けは0.3%増と2015年以来の低い伸びとなった。12月改定値は0.4%増だった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T095559+0000 2024/02/27 18:55 Reuters Japan Online Report Business News 東京マーケット・サマリー(27日) ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値 <外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時現在 150.34/150.37 1.0854/1.0858 163.22/163.23 NY午後5時 150.69/150.72 1.0849/1.0853 163.50/163.54 午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル安/円高の150円前半で推移している。日経平均が一時マイナス圏へ下落したことなどを受け、高水準に積み上がった円売りポジションを圧縮する形で、円が買い戻されたという。 <株式市場> 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   日経平均 39239.52 +5.81 39260.78 39,113.03─39,426.29 TOPIX 2678.46 +4.84 2674.34 2,672.79─2,692.30 プライム市場指数 1378.51 +2.52 1377.28 1,375.67─1,385.56 スタンダード市場指数 1258.97 +3.67 1256.73 1,256.73─1,261.02 グロース市場指数 970.55 +14.41 959.48 954.90─970.86 グロース250指数 775.46 +11.66 766.51 761.81─775.78 東証出来高(万株) 183983 東証売買代金(億円) 49907.24 東京株式市場で日経平均は前営業日比5円81銭高の3万9239円52銭と、小幅に3日続伸して取引を終えた。前日の米国株式市場で半導体株が底堅く推移したことを背景に、指数寄与度の高いハイテク株の一角が買われ、連日の史上最高値更新となった。1月の全国消費者物価指数の発表を受け、日銀のマイナス金利解除が改めて意識されたことで、銀行株などのバリュー株の一角にも物色が向かった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが946銘柄(57%)、値下がりは668銘柄(40%)、変わらずは43銘柄(2%)だった。 <短期金融市場>  無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.006 ユーロ円金先(24年3月限) ─── 3カ月物TB -0.100 (-0.001) 安値─高値 -0.100─-0.100 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.006%になった。前営業日(マイナス0.006%)からは横ばい。「前日に続き、ビッドサイドの調達ニーズが総じて強かった」(国内金融機関)という。 <円債市場>  国債先物・24年3月限 146.47 (-0.07) 安値─高値 146.31─146.49 10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.690% (+0.005) 安値─高値 0.700─0.685% 国債先物中心限月3月限は前営業日7銭安の146円47銭と小反落して取引を終えた。日銀の早期政策修正観測や米金利上昇が売り手掛かりとなった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.690%。新発2年債利回りは約13年ぶりの高水準に上昇した。 <スワップ市場・気配>  2年物 0.36─0.26 3年物 0.45─0.35 4年物 0.53─0.43 5年物 0.60─0.50 7年物 0.76─0.66 10年物 0.97─0.87 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T095038+0000 2024/02/27 18:50 Reuters Japan Online Report Business News ヘッジファンドが米上場アジア株に資金投入、日本株急伸で=Mスタンレー Summer Zhen [香港 27日 ロイター] - モルガン・スタンレーは26日付のリポートで、日本株に対する楽観的な見方を背景に、今年に入ってから米国市場に上場するアジア株にヘッジファンドの資金が大幅に流入していると指摘した。 米国と欧州のヘッジファンドを中心とする世界の機関投資家は、米国で取引されるアジア株を204億ドル買い越し、純流入額は四半期ベースで過去最高を記録する見通し。 過去4年間のほとんどの四半期には、アジア企業のADR(米国預託証券)は純流出となっている。 今年1─2月の買いは、銀行や自動車など米国上場の幅広い日本株に集中。モルガン・スタンレーによると、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、野村ホールディングス、ホンダ、武田薬品工業が買われた。 一方、米市場に上場しているインドとシンガポールの企業が最も売られ、中国株への資金フローはまちまちだったという。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T093543+0000 2024/02/27 18:35 Reuters Japan Online Report Business News 楽天G、社債型種類株発行を計画 最大1000億円 Miho Uranaka [東京 27日 ロイター] - 楽天グループは27日、最大1000億円の社債型種類株式を発行する計画を発表した。議決権や普通株式への転換権がない株式で、東京証券取引所プライム市場への上場申請を想定している。 楽天Gはこの日、発行登録書を提出した。期間は2024年3月6日から26年3月5日までの2年間。当初5年間は固定配当となっている。5年が経過すると楽天Gに買い戻す権利が生じる。引受証券会社は大和証券。 資金使途は発行決議時に決める。同株式は会計上、発行の全額が資本として認識されることから「財務健全性の強化に資する」としている。楽天Gは今後予定されている社債の償還に向けて資金調達手段の多様化を図るとともに、既存の普通株主の利益を可能な限り損なわず、自己資本の拡充を実現できるとした。 同社は、携帯事業の基地局建設などの設備投資費用が積み上がり、23年12月期まで5年連続で通期純損失を計上。財務基盤を強化するため、資本性資金の調達により有利子負債の削減を進めている。 社債型種類株式の発行条件などは、株主総会の承認を経て具体的に詰める。今回、同株式に関する定款変更と同時に、AI(人工知能)に関する事業目的を追加するための定款変更も行うと発表した。 社債型種類株式はソフトバンクが昨年初めて発行した。インフロニア・ホールディングスも2月に入って発行登録を行っている。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T093220+0000 2024/02/27 18:32 Reuters Japan Online Report Business News 東映アニメ、株式売り出し価格は1万6199円 Atsuko Aoyama [東京 27日 ロイター] - 東映アニメーションは27日、スタンダード市場の上場維持基準(流通株式比率25%以上)を満たすために行う普通株式の売り出し価格が1株1万6199円に決まったと発表した。 大株主のバンダイナムコホールディングスとソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが国内外で計389万3300株を売り出すほか、需要に応じて上限58万3900株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。 国内外で合わせて311万3300株を放出するバンダイナムコは同日、2024年1―3月期に投資有価証券売却益として411億4200万円の特別利益を計上すると発表した。24年3月期連結業績への影響は精査後に開示する。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T092034+0000 2024/02/27 18:20 Reuters Japan Online Report Business News アウトソーシングのMBO、米ベインが28日からTOB開始 1株1755円 [東京 27日 ロイター] - 人材派遣のアウトソーシングは27日、MBO(経営陣が参加する買収)の一環として米ベインキャピタルが実施するTOB(株式公開買い付け)について、買い付け期間が28日から3月27日までとなったと発表した。当初は1月下旬をめどにTOBを開始するとしていたが、TOBの前提条件となる関係当局での手続きに時間がかかっていた。 買い付け価格は1株1755円で、一連の手続きを経てアウトソーシングは上場廃止となる。同社はTOBに賛同の意見を表明し、株主に対してTOBへの応募を推奨することを決議したと発表した。 アウトソーシングは併せて、土井春彦会長兼社長が名誉会長となる人事を発表した。3月29日付で宮島賢執行役員が社長に昇格する。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T084237+0000 2024/02/27 17:42 Reuters Japan Online Report Business News 独消費者信頼感指数、3月は-29.0にやや改善 予想通り=GfK [ベルリン 27日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた3月の独消費者信頼感指数はマイナス29.0で、前月のマイナス29.6(改定値)から小幅に上昇した。ロイターが集計した市場予想と一致した。調査は2月1─12日に実施した。 物価上昇やドイツ経済の弱い見通しを背景に家計の不透明感が強い中、消費者信頼感は低位で安定した格好となった。 NIMの消費専門家ロルフ・ビュルクル氏は「消費者の間には大きな不安がある。絶え間なく上昇する物価に加え、今年のドイツ経済の見通しが弱いことも理由」と述べた。 ドイツ政府は最近、今年の経済成長率見通しを従来の1.3%からわずか0.2%に引き下げた。 ビュルクル氏は「当分の間、ドイツは景気回復を待ち続けることになる」とも述べ、消費支出の急速な回復は望み薄であることを示唆した。   2024年3月 2024年2月 2023年3月 消費者信頼感指数 -29.0 -29.6 -30.6 内訳 2024年2月 2024年1月 2023年2月 - 購買意欲 -15.0 -14.8 -17.3 - 収入期待 -4.8 -20.0 -27.3 - 景気期待 -6.4 -6.6 6.0 2024-02-27T075855Z_1_LYNXNPEK1Q066_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-GERMANY-CHRISTMAS-SEASON.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227075855LYNXNPEK1Q066 独消費者信頼感指数、3月は-29.0にやや改善 予想通り=GfK OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T075855+0000 20240227T075855+0000 2024/02/27 16:58 Reuters Japan Online Report Business News 欧州プライベート・デット・ファンド融資、22年半ばの水準に回復 Naomi Rovnick [ロンドン 27日 ロイター] - デロイトが27日公表したデータによると、プライベート・デット・ファンドが2023年第4・四半期に欧州で実行した融資は189件と、欧州中央銀行(ECB)が利上げを開始する直前の22年第2・四半期以来の高水準となった。 プライベート・デット・ファンドは主にリスクの高い企業に高金利で融資を行う。ECBの利下げを見越して貸し出しを増やしていることが示された。 デロイトのディレクターで調査を担当したアンドリュー・クルイックシャンク氏は、ECBが政策金利を過去最高水準に維持しているにもかかわらず融資は今年も増加している可能性が高いとの見方を示した。 「現在行っている調査に基づくと、(融資)活動は昨年第3─第4・四半期よりも活発化しているようだ」と述べた。 デロイトによると、23年第2・四半期の融資件数は20年以降で最低水準に落ち込んだ。その後の回復は高リスク社債市場の復活と軌を一にしているという。 格付け会社S&Pグローバルによると、欧州のジャンク級(投機的等級)債券の1月の販売額は前年同月比51%増加した。 デロイトは昨年第4・四半期のプライベート・デット・ファンド融資の5分の1は新規融資ではなく借り換えだったと明らかにした。 S&Pのシニアディレクター、ポール・ワッターズ氏はこの傾向は債券市場全体に広がっていると指摘した。 2024-02-27T075637Z_1_LYNXNPEK1Q064_RTROPTP_1_EUROPE-BANKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227075637LYNXNPEK1Q064 欧州プライベート・デット・ファンド融資、22年半ばの水準に回復 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T075637+0000 20240227T075637+0000 2024/02/27 16:56 Reuters Japan Online Report Business News アングル:米との経済格差埋まらない欧州、投資不足に対策空回り Francesco Canepa [ゲント(ベルギー) 26日 ロイター] - ベルギーで欧州の顧客向けに電池の製造とリサイクルを手がける小さな企業を経営するラフル・ゴパラクリシュナン氏は、欧州連合(EU)が早急に進めているグリーンエネルギー移行を通じた経済成長の先駆け的存在だ。 だが、ゴパラクリシュナン氏は自身のような企業の現場の状況は、EUの壮大な野心と全然釣り合っていないのではないか、と不安を感じている。 ゴパラクリシュナン氏は、ロイターに「欧州はいつも自分の足を引っ張ることに長けている」と皮肉を述べた。その上で、中国のライバルと勝負できるほどの公的補助が得られていない一方、リチウムイオン電池に使われている有害物質などの「永久に残る化学物質」を禁止するEUの規則などへの対応も迫られていると実情を明かした。 同氏の懸念は、過去20年で米国に対して失った経済的な失地を回復し、環境保護にも取り組みながら、より自給自足的な体制を構築しようとしつつ、結局はその努力が実を結んでいない欧州の現状を物語っている。 米経済は毎年2%強のペースで成長を続けている半面、ユーロ圏経済はほぼ停滞。生産性の伸びもこの30年間、欧州は米国より低い。 EUは米国に比べて慢性的な投資不足に悩み、少子高齢化のスピードは速く、単一市場になって31年が経過しているにもかかわらず、労働力や資本、モノの移動にはまだ制約がある。 こうした課題を克服する使命を託されたのは、欧州中央銀行(ECB) 前総裁のマリオ・ドラギ氏。同氏が2012年の債務危機に際して、ユーロを救うためにできることは何でもやる、と宣言したのは有名な話だ。 先週末、ベルギーのゲントで開催されたEU財務相会合に出席したドラギ氏は、欧州経済活性化の方策として低コストの資本利用や、イノベーションを生かせるルールを再び機能させること、必要な分野への公的補助などを挙げていた。 ドラギ氏は、比較的短期間に膨大な投資をして、サプライチェーン(供給網)を再構築し、経済の脱炭素化を進める必要があると訴えた。 <膨大な投資必要> EUの諸機関の見積もりによると、欧州は大半を民間が占める形で2030年まで毎年6500億ユーロ、その後は40年まで8000億ユーロの投資が不可欠だ。 投資の目的は、米国との技術格差を埋め、グリーンエネルギー生産セクター育成やアジアから輸入している半導体の内製化などを通じた自給体制の確保だ。 ところが、今の欧州は投資を生み出すどころか、資本が流出しており、昨年の流出額は約3300億ユーロに上った。 公共投資を見ても、政府の支出がインターネットのような発明につながった米国に比べると、欧州は少ない。 こうした中、ゲントのEU財務相会合では相変わらずの解決策が打ち出された。つまり加盟国間に残っている障壁を取り除き、完全な単一市場に移行するというものだ。 ただ、いわゆる資本市場同盟は自主的な権限を手放したくない国の協力が得られず、交渉が何年も進展していない。直近ではフランスが少数の国だけ先行する案を提示したが、ドイツによって即座に却下されている。 <公的補助を切望> さらに統合が深化したとしても、EUの競争力不足にとって万能薬にはならないだろう。 世界銀行のビジネス環境改善指数に基づく国別ランキングを見ると、米国より上位に位置するEU加盟国はデンマークだけで、イタリアに至ってはモロッコやケニア、コソボの下にとどまっている。 EUの電力コストは米国の3倍に達し、インフラを整備できる今後10年間のどこかの時期まで高止まりが続くとみられる。 このため欧州で事業を展開する企業は、エネルギー補助金と環境規制の緩和を要望している。 ドイツ鉄鋼メーカーのザルツギッターのグンナー・グロブラー最高経営責任者(CEO)は「再生可能エネルギーへの移行期において、われわれは国際的な競争ができなくなるような電力価格(の高さ)に直面している」と明かした。 米石油大手エクソンは、EUが方向転換しなければ欧州は「産業空洞化」の恐れがある、と警鐘を鳴らしている。 今のところ大手企業が欧州から撤退するという動きはほとんど見当たらないが、フランスの自動車部品メーカー、フォルビアは域内の雇用を削減。米国での事業を拡大している欧州企業も出てきた。 製造業の業界団体は先週EUに対して、米国と同じように投資だけでなく営業費用の負担軽減のためにも公的補助を要請している。 EU財務相会合は民間資金で必要な投資の大部分を賄う意向を明確に示したが、公的補助がなければ企業が消えてしまうリスクがあるとの専門家の声も聞かれた。 2024-02-27T073117Z_1_LYNXNPEK1Q022_RTROPTP_1_EUROPE-ECONOMY-COMPETITIVENESS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227073117LYNXNPEK1Q022 アングル:米との経済格差埋まらない欧州、投資不足に対策空回り OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T073117+0000 20240227T073117+0000 2024/02/27 16:31 Reuters Japan Online Report Business News 航空電子の自己株TOBへの応募差し止め、東京地裁が却下=NEC Makiko Yamazaki [東京 27日 ロイター] - 日本航空電子工業(JAE)が親会社のNECから株式を買い戻すために実施している自己株式の公開買い付け(TOB)を巡り、香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントがNECによる応募を差し止めるために求めた仮処分申請で、東京地裁が27日までに却下する決定を下した。NECが明らかにした。 NECは保有するJAE株約51%のおよそ半分を売却する方針を示しているが、JAEの買い付け価格1株2605円は、自社株買いを発表する前の株価よりも割安に設定されている。JAEは、過去に複数の買収提案を受けたことを公表している。 オアシスは申し立ての中で、NECの取締役会がJAEの株式を高価格で売却する機会を放棄したとして、株主に対する善管注意義務に違反すると主張していた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T064016+0000 2024/02/27 15:40 Reuters Japan Online Report Business News 日経平均は3日続伸、連日の史上最高値 バリューにも物色の動き [東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は前営業日比5円81銭高の3万9239円52銭と、小幅に3日続伸して取引を終えた。前日の米国株式市場で半導体株が底堅く推移したことを背景に、指数寄与度の高いハイテク株の一角が買われ、連日の史上最高値更新となった。1月の全国消費者物価指数の発表を受け、日銀のマイナス金利解除が改めて意識されたことで、銀行株などのバリュー株の一角にも物色が向かった。  日経平均は27円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、取引時間中の史上最高値を更新した。午前中に192円高の3万9426円29銭で高値をつけた後は主力株の一角が軟化し、マイナス圏に転落する場面もみられたが、大引け前に再びプラス圏に転換した。 総務省が朝方発表した1月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比2.0%上昇。伸び率は3カ月連続で縮小したが、日銀の物価目標2%を割り込むと見込んでいた市場予想を上回った。市場では日銀のマイナス金利解除が改めて意識されたことで国内10年債利回りが上昇、銀行株などが買われる展開となった。  TOPIXは0.18%高の2678.46ポイントで取引を終え、バブル崩壊後の高値更新となった。東証プライム市場指数は前営業日比0.18%高の1378.51ポイント。プライム市場の売買代金は4兆9907億2400万円だった。東証33業種では、値上がりは鉄鋼、銀行、機械、証券など15業種で、値下がりは海運、陸運、小売、食料品など18業種だった。 松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「2月末でリバランスに伴う売りの影響を受けやすい時期だが、押し目買い意欲が旺盛。きょうは特に鉄鋼、重工など出遅れていたバリュー株にも買いが集中している」との見方を示した。 ソフトバンクグループ、東京エレクトロンが日経平均を押し上げた。安川電機は6%超高、ファナックは2%超高だった。アドバンテスト、ファーストリテイリングはさえなかった。 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.53%高の775.46ポイントと、続伸した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが946銘柄(57%)、値下がりは668銘柄(40%)、変わらずは43銘柄(2%)だった。 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   日経平均 39239.52 +5.81 39260.78 39,113.03─39,426.29 TOPIX 2678.46 +4.84 2674.34 2,672.79─2,692.30 プライム市場指数 1378.51 +2.52 1377.28 1,375.67─1,385.56 スタンダード市場指数 1258.97 +3.67 1256.73 1,256.73─1,261.02 グロース市場指数 970.55 +14.41 959.48 954.90─970.86 グロース250指数 775.46 +11.66 766.51 761.81─775.78 東証出来高(万株) 183983 東証売買代金(億円) 49907.24 2024-02-27T063628Z_1_LYNXNPEK1Q048_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227063628LYNXNPEK1Q048 日経平均は3日続伸、連日の史上最高値 バリューにも物色の動き OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T063628+0000 20240227T063628+0000 2024/02/27 15:36 Reuters Japan Online Report Business News 午後3時のドルは150円半ばで上値重い、株高伸びず円買い戻し Shinji Kitamura [東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル安/円高の150円半ばで取引されている。日経平均が一時マイナス圏へ下落したことなどを受け、高水準に積み上がった円売りポジションを圧縮する形で、円が買い戻されたという。 ドルは午前の高値150.69円から一時150.40円まで売られた。円買い介入への警戒感がくすぶる中、「株高が勢いを欠いたことで、短期筋の円売りポジションが巻き戻された」(FX会社)という。 米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめたIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組状況によると、今月20日時点の円の売り越し幅は差し引き12万0778枚と、6年ぶり高水準を記録した昨年11月以来の水準へ膨らんでいた。 クロス円も全般に上値の重い展開となった。あすに中銀会合を控えたNZドルの下げが目立ち、朝方の93円前半から92円半ばへ売られた。一部にくすぶっていた追加利上げ観測の後退も手掛かりになったという。 円高の一因として、1月全国消費者物価指数(コアCPI)が事前予想のプラス1.8%を上回る同2.0%となったことに関心を寄せる声もあった。 ただ、日銀の利上げ見通しは「不連続性を回避しながら緩和的な金融環境を持続させる観点から、政策金利や国債買い入れの運営変更は緩やかに止まるだろう」(バークレイズ証券チーフエコノミストの馬場直彦氏)と、大きな変化はないとの指摘が多かった。 ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後3時現在 150.52/150.53 1.0850/1.0854 163.34/163.35 午前9時現在 150.57/150.58 1.0848/1.0852 163.36/163.40 NY午後5時 150.69/150.72 1.0849/1.0853 163.50/163.54 2024-02-27T062856Z_1_LYNXNPEK1Q044_RTROPTP_1_GLOBAL-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227062856LYNXNPEK1Q044 午後3時のドルは150円半ばで上値重い、株高伸びず円買い戻し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T062856+0000 20240227T062856+0000 2024/02/27 15:28 Reuters Japan Online Report Business News 物言う株主が米ディズニーにAI戦略要求 株価2倍超と予想 Dawn Chmielewski Svea Herbst-Bayliss [26日 ロイター] - 米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーの株主である米ブラックウェルズ・キャピタルは26日、「ディズニーは人工知能(AI)戦略を策定し、内容を株主と共有しなければならない」などとする経営陣への要求を明らかにした。実行すればディズニー株価は現在の107.74ドルから、最大129%高い(約2・3倍の)246.96ドルに達する可能性があるとの予想を示した。 ブラックウェルズは同社株主のアクティビスト(物言う株主)2者の1つ。取締役に自薦3人の選任を求めているほか、最近では、会社分割や、テーマパークとホテルの資産を切り離して不動産投資信託(REIT)の運用資産にすることなどが可能と主張している。 ブラックウェルズによると、大手ハイテク企業は大規模なAI戦略を発表した2023年以降、時価総額を計5兆2000億ドル以上増やした。ディズニーも同様に大がかりなAI戦略を掲げて、(最適なテクノロジーを組み合わせる)技術スタックなどに敏感になれば、時価総額の増加は、そうしたハイテク大手よりも大きい可能性があるという。 また、ブラックウェルズはディズニーがテクノロジー変革に注力するため最高技術責任者(CTO)を採用することも提案した。ディズニーがAI戦略に本腰を入れれば、その影響は最も小さい場合でも大手ハイテク企業並みだと指摘し、「AIと空間コンピューティングの分野のディズニーの可能性を過小評価することはできない」と付け加えた。 ブラックウェルズの批判は厳しいものの、ディズニーはこれまでの半世紀の間、新しいテクノロジーへの投資を実施しているのも事実だ。1973年以降、米特許商標庁(USPTO)に登録した特許4172件のうち、260件は拡張現実に関係している。中には同社テーマパークの動く乗り物に組み込む技術もある。歴史的に見てもテーマパークは同社のテクノロジーのショーケースの様相だ。 ディズニーの最近のAI戦略を巡ってはロイターが昨年報じたように、コングロマリット全体への適用の在り方を研究する特別チームを設立している。 ブラックウェルズがディズニー経営陣を批判した26日、ディズニーは「約束は守られた。約束は守られる」と題した株主向け書簡の中で、取締役会は株主価値を回復するための「野心的な計画」の必達に注力していると言明した。さらに、会社分割案などに強く異議を唱え、アクティビストの推す取締役候補が就任すれば成長が妨げられると反論した。 2024-02-27T050057Z_1_LYNXNPEK1Q033_RTROPTP_1_WALT-DISNEY-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227050057LYNXNPEK1Q033 物言う株主が米ディズニーにAI戦略要求 株価2倍超と予想 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T050057+0000 20240227T050057+0000 2024/02/27 14:00 Reuters Japan Online Report Business News 豪ウッドサイド、23年は価格下落で純利益37%減 予想は上回る Lewis Jackson Sameer Manekar [27日 ロイター] - 豪石油・ガス大手ウッドサイド・エナジーが27日発表した2023年決算は、税引き後純利益が37%減の33億2000万ドルとなった。 石油・ガスの販売・生産量は増加したが、販売価格の低迷が響いた。LSEGの予想(30億3000万ドル)は上回った。 ウッドサイドは今月、同業サントスとの合併交渉を打ち切ったと発表した。 メグ・オニール最高経営責任者(CEO)は引き続きM&A(合併・買収)案件を模索していると明らかにした。特に関心のある分野として液化天然ガス(LNG)プロジェクトと北米の海洋油田を挙げた。 サウジアラビアで先に行われたブルームバーグのインタビューで中東の案件について言及したことについては、サウジ訪問の主な理由は会議への出席だったと説明した。 ウッドサイドの23年販売量は19%増の2億0150万石油換算バレルだった。 24年度の生産量見通しは1億8500万─1億9500万石油換算バレルに、設備投資予想は50億─55億ドルにそれぞれ据え置いた。 2024-02-27T045209Z_1_LYNXNPEK1Q032_RTROPTP_1_SANTOS-M-A-WOODSIDE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227045209LYNXNPEK1Q032 豪ウッドサイド、23年は価格下落で純利益37%減 予想は上回る OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T045209+0000 20240227T045209+0000 2024/02/27 13:52 Reuters Japan Online Report Business News 債務再編企業が香港で人員拡大 中国不動産危機でビジネス増加 Scott Murdoch Clare Jim [シドニー/香港 27日 ロイター] - 中国の不動産業界で債務再編が急増しているのに伴い、世界的な財務リストラクチャリング会社であるアルバレス・アンド・マーサル(A&M)とフーリハン・ローキーの2社が、香港で人員を増強している。 中国経済の低迷により人員削減が相次ぐ香港の投資銀行セクターにあって、不動産危機を背景とした債務再編案件が、数少ない雇用創出の機会を提供している形だ。 ロイターの集計では、香港に上場する中国の不動産開発企業、約20社がドル建て債でデフォルト(債務不履行)を起こし、債権者との債務再編交渉もしくは清算を必要としている。 A&Mは、1月末時点で中国事業の従業員が約260人と、1年前の200人から増えていることを確認した。同社のマネジングディレクター2人は先月、香港の裁判所から不動産大手、中国恒大集団の清算人に任命された。 フーリハンの広報担当者は、過去2年半で香港と中国のチームを50%余り拡大したと説明。「中国には継続的な成長機会があると信じており、現時点で新たなチームメンバー4人の採用に積極的に取り組んでいる」と述べた。 同社は中国恒大に加え、同業の融創中国の財務顧問を務めた。 2024-02-27T045018Z_1_LYNXNPEK1Q02Z_RTROPTP_1_CHINA-PROPERTY-DEBT-RESTRUCTURING-HIRES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227045018LYNXNPEK1Q02Z 債務再編企業が香港で人員拡大 中国不動産危機でビジネス増加 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T045018+0000 20240227T045018+0000 2024/02/27 13:50 Reuters Japan Online Report Business News 印アダニ、兵器生産向け3.6億ドル投資計画を発表 [ベンガルール 26日 ロイター] - インドの新興財閥アダニ・グループの防衛部門、アダニ・ディフェンス・アンド・エアロスペース(ADA)は26日、弾薬とミサイルの製造に300億ルピー(3億6210万ドル)強を投資する計画を発表し、北部ウッタルプラデシュ州にある2つの広大な生産施設を公開した。 ADAはこの施設でインドの軍隊、準軍事的組織と警察向けに「あらゆる種類の弾薬」を製造し、4000人以上の雇用を創出する。 既に小口径弾薬1億5000万発の生産を開始。これはインドの年間需要の25%を占めると推計される。 施設にはミサイルと精密誘導兵器の爆発物処理設備も備える予定。 アダニは2022年、ウッタルプラデシュ州投資家サミットでこの施設の開設を発表した。 世界最大の武器輸入国であるインドは、新興の自国防衛産業を後押ししている。 2024-02-27T044439Z_1_LYNXNPEK1Q02Y_RTROPTP_1_ADANI-FUNDRAISE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227044439LYNXNPEK1Q02Y 印アダニ、兵器生産向け3.6億ドル投資計画を発表 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T044439+0000 20240227T044439+0000 2024/02/27 13:44 Reuters Japan Online Report Business News エクスペディア、世界で1500人削減へ 旅行需要鈍化で [26日 ロイター] - オンライン旅行代理店のエクスペディア・グループは26日、「組織と技術の変革」の一環として、全世界で従業員全体の約9%に相当する1500人程度を削減すると発表した。 エクスペディアは今月、航空料金下落に伴って2024年の売上高が減少すると警告し、ピーター・カーン最高経営責任者(CEO)が退任すると発表している。 同社広報担当は「最も重要な事業が引き続き確実に優先されるよう、経営資源の適切な配分の検討を続ける」と述べた。 このリストラに伴う税引き前費用と現金支出は8000万─1億ドルを見込んでいる。 旅行会社各社は今年の見通しを控えめにしており、需要の伸びが鈍化する兆しが見える。 2024-02-27T042600Z_1_LYNXNPEK1Q02W_RTROPTP_1_EXPEDIA-GROUP-STOCKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227042600LYNXNPEK1Q02W エクスペディア、世界で1500人削減へ 旅行需要鈍化で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T042600+0000 20240227T042600+0000 2024/02/27 13:26 Reuters Japan Online Report Business News 欧州の化石燃料車禁止措置、反対せず=自動車業界団体 Gilles Guillaume [26日 ロイター] - 欧州自動車工業会(ACEA)のルカ・デメオ会長は26日、2035年以降ガソリンなど化石燃料自動車の販売を事実上禁止するという欧州連合(EU)の決定について、今年の欧州議会選挙の結果にかかわらず反対しない考えを示した。 デメオ氏はジュネーブの自動車ショーで行われた記者会見で、EUの規制に「異議を唱えているわけではない」と述べ、実現の可能性はあるが、条件を整える必要があると説明した。 自動車メーカー各社は、電気自動車(EV)の普及には政府補助金を増やし、充電設備を拡充する必要があると訴えている。 2024-02-27T035944Z_1_LYNXNPEK1Q02R_RTROPTP_1_SWISS-AUTOSHOW-ACEA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227035944LYNXNPEK1Q02R 欧州の化石燃料車禁止措置、反対せず=自動車業界団体 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T035944+0000 20240227T035944+0000 2024/02/27 12:59 Reuters Japan Online Report Business News 英スタンチャート、QDII制度通じた中国顧客の新規海外投資停止 Selena Li [香港 27日 ロイター] - 英金融大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)は中国国内の顧客による適格国内機関投資家(QDII)制度を通じた海外金融商品への投資について、新規申し込みを先週から停止しているとロイターに明らかにした。 「商業的理由」によるものとし、詳しい説明はしていない。 中国では人民元安と景気減速を背景に資産を海外に移す動きが強まっており、当局は資本流出の抑制に取り組んでいる。 2024-02-27T033140Z_1_LYNXNPEK1Q02J_RTROPTP_1_CHINA-MARKETS-STANCHART-OUTBOUND.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227033140LYNXNPEK1Q02J 英スタンチャート、QDII制度通じた中国顧客の新規海外投資停止 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T033140+0000 20240227T033140+0000 2024/02/27 12:31 Reuters Japan Online Report Business News ビットコインが5万7000ドル台、2年ぶり高値 2日で10%強上昇 [シンガポール 27日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)のビットコインが27日のアジア時間の取引で5万7000ドル台に乗せ、2年ぶりの高値を記録した。機関投資家から大量の買いが入った。 イーサも2年ぶりに3200ドル台を付けた。 米ソフトウエア会社マイクロストラテジーが26日、1億5500万ドルを投じて約3000ビットコインを購入したと明らかにしたことなどから、ビットコインは2日間で10%以上上昇している。 2024-02-27T025913Z_1_LYNXNPEK1Q02D_RTROPTP_1_BITCOIN-GOLD-ETF.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227025913LYNXNPEK1Q02D ビットコインが5万7000ドル台、2年ぶり高値 2日で10%強上昇 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T025913+0000 20240227T025913+0000 2024/02/27 11:59 Reuters Japan Online Report Business News 力強い米経済は世界経済の「主要な推進力」=米財務長官 Andrea Shalal [サンパウロ 26日 ロイター] - イエレン米財務長官は26日、ブラジルのサンパウロで今週開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に予定している27日の記者会見で、米国の力強い経済成長が予想を上回る世界経済の成長にとって「主要な推進力」になっているとの見解を示す。財務省がイエレン氏の発言内容の一部を事前に公表した。 イエレン氏は、国際通貨基金(IMF)などは2023年に世界経済が幅広く減速すると見込んでいたが、実際には予想外に好調な3.1%の成長を達成したと指摘。インフレは昨年鈍化し、今年も約80%の国や地域で物価が下がり続ける見通しとの見通しも明らかにする。 また「今後も世界経済の見通しに対するリスクを認識し、特定の国の経済的な課題を慎重に監視し続けているが、世界経済は強靭さを保っている」と楽観論を展開。米経済の力強さが世界の成長を下支えしており、新型コロナのパンデミックで苦境に追い込まれた企業を支援し、国内の製造やクリーンエネルギー、インフラへの投資を促進するバイデン政権の政策が成長を後押ししていると強調する。 2024-02-27T025634Z_1_LYNXNPEK1Q02C_RTROPTP_1_G20-SUMMIT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227025634LYNXNPEK1Q02C 力強い米経済は世界経済の「主要な推進力」=米財務長官 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T025634+0000 20240227T025634+0000 2024/02/27 11:56 Reuters Japan Online Report Business News FRB連銀貸出、緊急時に利用限定すべきでない=カンザスシティー連銀総裁 [26日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は26日、昨年3月の米シリコンバレー銀行破綻について、銀行が資金調達でより広い視野を持つことがいかに重要かを示す「炭鉱のカナリア」のような役割を果たしたと述べた。 オクラホマ経済クラブでの講演で「米連邦準備理事会(FRB)には連銀窓口貸出といった制度がある」とし、「かつては緊急時に使う制度のような面があったが、現在はそうでない。今や戦略的措置の一部であるべきだ」と指摘。銀行破綻を回避するため、リスク管理を改善する必要があるとの見方を示した。 2024-02-27T025046Z_1_LYNXNPEK1Q029_RTROPTP_1_USA-FED-MINUTES-QT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227025046LYNXNPEK1Q029 FRB連銀貸出、緊急時に利用限定すべきでない=カンザスシティー連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T025046+0000 20240227T025046+0000 2024/02/27 11:50 Reuters Japan Online Report Business News ブリヂストン、中国でのトラック・バス用タイヤ事業から撤退 Atsuko Aoyama [東京 27日 ロイター] - ブリヂストンは27日、中国でのトラック・バス用タイヤの生産と販売を終了し、中国市場から撤退すると発表した。事業再構築を進める中で市場の変化や競争優位性などを検討した結果としており、今後は成長の見込める乗用車用の高付加価値タイヤにリソースを集中させる。 1月26日に普利司通(瀋陽)輪胎(BSSY)でのトラック・バス用ラジアルタイヤの生産を終了。2024年上期に販売を終える予定という。 2024-02-27T024257Z_1_LYNXNPEK1Q026_RTROPTP_1_BRIDGESTONE-FRANCE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240227:nRTROPT20240227024257LYNXNPEK1Q026 ブリヂストン、中国でのトラック・バス用タイヤ事業から撤退 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240227T024257+0000 20240227T024257+0000 2024/02/27 11:42

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