みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
レゾナックや西部ガスHDが堅調、京大・北川特別教授のノーベル化学賞受賞で物色◇
レゾナック・ホールディングス<4004.T>や西部ガスホールディングス<9536.T>が堅調推移。スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を京都大特別教授の北川進氏ら3人に授与すると発表した。北川特別教授は気体を分離・貯蔵できる多孔性金属錯体を開発した。多孔性金属錯体の研究開発で連携を続けてきたレゾナックは同日、「永年にわたる研究活動とその成果が世界的に評価された結果であり、深く敬意を表す」とするコメントを発表。同社のほか、北川特別教授が関わる京大発ベンチャーのAtomis(神戸市中央区)のパートナー企業として名を連ねる企業として西部ガスHDや長瀬産業<8012.T>などに対し、日本人研究者によるノーベル化学賞の受賞を手掛かりとした買いが入っている。京大と連携し、電子線・X線による複合構造解析技術の革新を目指す共同研究拠点の参画企業であるリガク・ホールディングス<268A.T>や日本電子<6951.T>も上昇している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 09:37
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の上げ幅が600円突破
日経平均株価の上げ幅が600円を突破。9時34分現在、602.37円高の4万8337.36円まで上昇している。
株探ニュース
2025/10/09 09:35
みんかぶニュース 市況・概況
TREHDが急反発、同社株をみずほリースが追加取得し議決権比率10%に引き上げ◇
TREホールディングス<9247.T>が急反発している。同社とみずほリース<8425.T>は8日の取引終了後、既存事業の強化や新たな事業機会の創出などを図るため、資本・業務提携を締結したと発表した。みずほリースはみずほ証券が市場取引で取得したTREHD株式321万3200株を相対取引により追加で取得するとしており、需給思惑的な買いが流入している。これにより、みずほリースの議決権比率は3.19%から10.00%に高まる。
取得予定価額は開示していない。取得期間は2026年2月16日から6月17日のいずれかの日を予定する。両社は22年11月、サーキュラーエコノミーに向けた事業スキームの構築に関する基本合意を発表。新たな事業モデルの構築に取り組んできた。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 09:25
みんかぶニュース 市況・概況
9日韓国・KOSPI=休場
9日の韓国市場は、ハングルの日のため休場。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 09:21
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の上げ幅が500円突破
日経平均株価の上げ幅が500円を突破。9時18分現在、500.92円高の4万8235.91円まで上昇している。
株探ニュース
2025/10/09 09:19
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=9日寄り付き、日経レバの売買代金は222億円と低調
9日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比12.3%増の533億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同15.7%増の349億円となっている。
個別ではグローバルX クリーンテック-日本株式 <2637> 、iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし) <2840> 、iFreeETF FANG+ <316A> 、MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 <1550> 、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> など75銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、iFreeETF S&P500 インバース <2238> 、iシェアーズ 日本国債7-10年 ETF <236A> 、iシェアーズ・コア 日本国債 ETF <2561> 、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> など8銘柄が新安値をつけている。
そのほか目立った値動きではWisdomTree ブロード上場投資信託 <1684> が5.41%高、iシェアーズ AI グローバル・イノベーション <408A> が3.26%高と大幅な上昇。
日経平均株価が402円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金222億5500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均333億800万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が23億1200万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が19億6500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が19億1800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が17億1900万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が13億5000万円の売買代金となっている。
株探ニュース
2025/10/09 09:16
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(寄り付き)=反発スタート、米半導体株上昇でリスク選好姿勢
9日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比300円高の4万8035円と反発して始まった。
前日の米株式市場では、NYダウは1ドル安で小幅に3日続落となった一方、ナスダック総合株価指数は反発。上昇率は1%を超え、最高値を更新した。エヌビディア<NVDA>のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)がCNBCのインタビューでAI半導体需要が非常に強い状況にあると言及。また米起業家のイーロン・マスク氏のAIスタートアップのxAIが200億ドルに上る資金調達を行い、エヌビディア製半導体を購入すると米ブルームバーグ通信が報じた。これを受けてハイテク関連株が物色され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%を超える上昇となった。これらの外部環境を背景に、東京市場では半導体関連株を中心に買いが優勢となっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 09:05
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の上げ幅が400円突破
日経平均株価の上げ幅が400円を突破。9時3分現在、444.01円高の4万8179円まで上昇している。
株探ニュース
2025/10/09 09:04
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均9日寄り付き=300円高、4万8035円
9日の日経平均株価は前日比300.43円高の4万8035.42円で寄り付いた。
株探ニュース
2025/10/09 09:02
みんかぶニュース 市況・概況
9日=シンガポール・日経平均先物寄り付き4万8205円(+395円)
9日のシンガポール・日経平均先物12月物は前営業日清算値比395円高の4万8205円で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 08:37
みんかぶニュース 市況・概況
8日の米株式市場の概況、NYダウ小幅に3日続落、ナスダックは最高値更新
8日の米株式市場では、NYダウが前日比1.20ドル安の4万6601.78ドルと小幅に3日続落した。米政府機関の一部閉鎖が長期化し、経済活動に悪影響を及ぼす可能性が意識された一方で、エヌビディア<NVDA>のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)がCNBCのインタビューでAI半導体「ブラックウェル」の需要の強さについて言及したことを受け投資家心理が上向き、ハイテク株への物色意欲が高まった。
プロクター・アンド・ギャンブル<PG>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、メルク<MRK>が軟調推移。ジョビー・アビエーション<JOBY>やジェフリーズ・ファイナンシャル・グループ<JEF>が大幅安となった。一方、キャタピラー<CAT>が買われ、ボーイング<BA>とユナイテッドヘルス・グループ<UNH>がしっかり。フィグマ<FIG>が急伸した。
ナスダック総合株価指数は255.01ポイント高の2万3043.37と反発し、最高値を更新した。エヌビディアが値を上げ、テスラ<TSLA>が堅調。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が値を飛ばしたほか、ロケット・ラボUSA<RKLB>やコンフルエント<CFLT>、ASTスペースモバイル<ASTS>が株価水準を大きく切り上げた。半面、ペンギン・ソリューションズ<PENG>とエスペリオン・セラピューティクス<ESPR>が急落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 08:15
みんかぶニュース 市況・概況
8日の欧州主要株価指数終値
・イギリス・FTSE100
9548.87(+65.29)
・ドイツ・DAX
24597.13(+211.35)
・フランス・CAC40
8060.13(+85.28)
・ロシア・RTS
989.91(-36.11)
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
8日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 46601.78(-1.20)
高値 46816.28
安値 46498.39
・S&P500 6753.72(+39.13)
・ナスダック総合指数 23043.37(+255.01)
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
8日の主要国際商品市況
・NY原油先物期近(WTI)
1バレル=62.55ドル(+0.82ドル)
・NY金先物期近(COMEX)
1トロイオンス=4070.5ドル(+66.1ドル)
・NY銀先物期近(COMEX)
1トロイオンス=4865.6セント(+147.7セント)
・シカゴ小麦先物期近
1ブッシェル=507.25セント(+0.50セント)
・シカゴコーン先物期近
1ブッシェル=422.00セント(+2.25セント)
・シカゴ大豆先物期近
1ブッシェル=1029.50セント(+7.50セント)
・CRB指数
302.12(+1.05)
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
9日の株式相場見通し=反発、米ハイテク株高と円安が追い風
9日の東京株式市場は再びリスク選好の地合いとなり、日経平均株価は反発に転じる公算が大きい。前日は後場の取引で軟化し5日ぶりに200円あまりの下落となったが、きょうは出遅れた向きの押し目買いが日経平均を押し上げそうだ。前日の欧州株市場は主要国の株価が総じて強い動きとなった。政局混迷が取り沙汰されるフランスで過度な不安心理が後退しており、主要株価指数であるCAC40が1%強の上昇で続伸したほか、独DAXや英FTSE100なども上値を追った。DAXとFTSE100は最高値を更新している。米国株市場ではハイテク株が強い動きをみせ、ナスダック総合株価指数が反発し最高値を更新、初の2万3000大台に乗せた。この日の午後に開示された9月のFOMC議事要旨では参加メンバーの多くが年内に更なる利下げが適切との見方を示しており、これが市場センチメントを強気に傾ける背景となった。エヌビディア<NVDA>をはじめAI・半導体関連が強さを発揮し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.4%高と大幅に上昇した。ただ、金融株や景気敏感株には軟調な銘柄も目立ち、NYダウはやや不安定な値動きを強いられた。取引中盤に200ドル以上水準を切り上げる場面はあったものの午後に軟化し、結局わずかながらマイナス圏で着地している。米政府機関の一部閉鎖が8日目に入り、これが経済活動にも影響を与えるとの思惑が上値を重くした。東京市場では米ハイテク株高が追い風となるほか、外国為替市場で一段と円安が進んでいることがポジティブ材料となり、半導体関連への買い戻しが全体相場の押し上げに寄与しそうだ。日経平均は前日の下げを取り戻し、4万8000円台での推移が想定される。
8日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比1ドル20セント安の4万6601ドル78セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は同255.01ポイント高の2万3043.37だった。
日程面では、きょうは週間の対外・対内証券売買契約、9月のオフィス空室率、9月の工作機械受注額など。海外ではフィリピン中銀が政策金利を発表する。韓国市場は休場となる。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 08:00
みんかぶニュース 市況・概況
9日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:01 英・RICS(王立公認不動産鑑定士協会)住宅価格指数
08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況
10:20 日・6カ月物国庫短期証券の入札
10:30 日・5年物利付国債の入札
15:00 独・貿易収支
21:30 米・新規失業保険申請件数
21:30 米・失業保険継続受給者数
23:00 米・卸売売上高
※米・30年物国債入札
※韓国市場が休場
○決算発表・新規上場など
決算発表:オプロ<228A>,ドーン<2303>,アルバイトT<2341>,トレファク<3093>,USMH<3222>,セブン&アイ<3382>,東海ソフト<4430>,久光薬<4530>,トーセ<4728>,C&R<4763>,OSG<6136>,エヌピーシー<6255>,コジマ<7513>,コーナン<7516>,スリーエフ<7544>,スギHD<7649>,シグマ光機<7713>,三光合成<7888>,東天紅<8181>,MrMax<8203>,松屋<8237>,イオンFS<8570>,BS11<9414>,プログリット<9560>,乃村工芸社<9716>,CSP<9740>,オオバ<9765>,吉野家HD<9861>,コックス<9876>,カンセキ<9903>,アルテック<9972>,ファストリ<9983>ほか
出所:MINKABU PRESS
2025/10/09 07:50
みんかぶニュース 市況・概況
米国市場データ NYダウは1ドル安と3日続落 (10月8日)
― ダウは1ドル安と3日続落、エヌビディアのファンCEOの発言を受けて同社株が買われた、S&P500とNASDAQは最高値更新 ―
NYダウ 46601.78 ( -1.20 )
S&P500 6753.72 ( +39.13 )
NASDAQ 23043.38 ( +255.02 )
米10年債利回り 4.118 ( -0.006 )
NY(WTI)原油 62.55 ( +0.82 )
NY金 4070.5 ( +66.1 )
VIX指数 16.30 ( -0.94 )
シカゴ日経225先物 (円建て) 48125 ( +365 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 48215 ( +455 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/10/09 07:49
みんかぶニュース 市況・概況
シカゴ日経平均先物 大取終値比 365円高 (10月8日)
シカゴ日経225先物 (円建て) 48125 ( +365 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 48215 ( +455 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/10/09 07:43
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (8日引け後 発表分)
10月8日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■拡充 ――――――――――――――
タカキュー <8166> [東証S] 決算月【2月】 10/8発表
優待券の金額を増額し、長期保有特典を新設。新制度では、毎年2月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて6000~1万4000円の優待券を贈呈する。
■廃止 ――――――――――――――
フジテック <6406> [東証P] 決算月【3月】 10/8発表
TOB成立を条件に株主優待制度を廃止する。
株探ニュース
2025/10/08 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (8日大引け後 発表分)
※10月16日、東証プライム市場に上場予定のテクセンド <429A> [東証P]は8日、公開価格を発表した。
●テクセンドフォトマスク <429A>
上場市場:東証プライム市場
上場予定日:10月16日
事業内容:フォトマスクの製造・販売
公開価格:3000円
仮条件:2900円~3000円
想定発行価格:2890円
上場時発行済み株式数:9929万1220株
公募:700万株
売り出し:3213万3200株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限607万0300株
ブックビルディング期間:9月30日~10月6日
公開価格決定日:10月8日
申込期間:10月9日~14日
払込日:10月15日
主幹事:SMBC日興証券、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券
[2025年10月8日]
株探ニュース
2025/10/08 19:40
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】仮条件情報 (8日大引け後 発表分)
※10月24日、東証グロース市場に上場予定のインフキュリオン <438A> [東証G]は8日、仮条件を発表した。
●インフキュリオン <438A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:10月24日
事業内容:さまざまな産業・企業のフィンテック・パートナーとして、
決済全域をカバーする組み込み型の金融・決済基盤の開発・
提供および関連コンサルティングの提供
仮条件:1540円~1600円
想定発行価格:1495円
上場時発行済み株式数:2036万9600株
公募:170万株
売り出し:501万1800株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限100万6700株
ブックビルディング期間:10月9日~15日
公開価格決定日:10月16日
申込期間:10月17日~22日
払込日:10月23日
主幹事:SBI証券
[2025年10月8日]
株探ニュース
2025/10/08 19:35
みんかぶニュース 市況・概況
PTSで西部ガスHDやクボタが上昇、ノーベル化学賞を北川進・京大特別教授らが受賞◇
ジャパンネクスト証券運営のPTS(私設取引システム)において、西部ガスホールディングス<9536.T>とクボタ<6326.T>が上昇している。2025年のノーベル化学賞は、多孔性金属錯体を開発した北川進・京都大学特別教授ら3人が受賞することが決まった。スウェーデン王立科学アカデミーが8日発表した。北川進特別教授が関わる京大発ベンチャーのAtomis(神戸市中央区)のパートナー企業には、クボタや西部ガスHDのグループ企業などが名を連ねており、受賞に反応した買いが入ったようだ。パートナー企業のなかでは長瀬産業<8012.T>も高い。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/08 19:26
みんかぶニュース 市況・概況
今年のノーベル化学賞、京大特別教授の北川進氏らが受賞
スウェーデン王立科学アカデミーは日本時間8日夜、2025年のノーベル化学賞を京都大特別教授の北川進氏ら3人に授与すると発表した。北川特別教授は、気体を分離・貯蔵できる多孔性金属錯体を開発した。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/08 19:19
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 5日ぶり反落、朝高も利益確定売りに押される (10月8日)
日経平均株価
始値 47925.22
高値 48181.12
安値 47728.27
大引け 47734.99(前日比 -215.89 、 -0.45% )
売買高 22億1874万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆8674億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶり反落、朝方買い先行も値を消す
2.NYダウなど米株市場の軟調受け、利益確定の動き優勢
3.SOX指数が軟調、東京市場でも半導体関連への売り誘発
4.急速なドル高・円安が継続、株価下支え効果との見方も
5.TOPIXは4日続伸、値下がり銘柄数は全体の6割超占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比91ドル安と続落した。米政府機関の一部閉鎖が長期化する懸念や短期的な過熱感から利益確定の売りが優勢となった。
東京市場では、利益確定の動きが表面化し日経平均株価は下値を試す展開となった。ただ、円安は追い風材料となり、TOPIXはプラス圏で着地している。
8日の東京市場は、強弱観対立のなか、朝方は日経平均が高い場面もあったが、買い一巡後は利益確定売りに押される展開となった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って下落したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も軟調で、東京市場でも半導体関連株などへの売りを誘発した。高市新総裁のもとでの経済政策が財政拡張路線を歩むとの思惑が円売りを誘い、1ドル=152円台半ばまで円安が進んだことで、これが株価の下支え効果をもたらしたとの見方もある。金市況の上昇などを背景に非鉄株が買われたほか、銀行株も強い動きを示し、TOPIXは小幅ながら4日続伸で取引を終えている。ただ、プライム市場の値下がり銘柄数が全体の62%を占めた。
個別では、売買代金首位となったソフトバンクグループ<9984>が利益確定売りに押され、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>などが軟調。ファーストリテイリング<9983>も冴えない。キーエンス<6861>が値を下げ、HOYA<7741>、SMC<6273>なども安い。パルグループホールディングス<2726>が値下がり率トップに売られ、いちご<2337>も大幅安。M&A総研ホールディングス<9552>、TOKYO BASE<3415>、KLab<3656>なども大きく水準を切り下げた。
半面、売買代金上位のフジクラ<5803>が上値を追い、三菱重工業<7011>、IHI<7013>、川崎重工業<7012>など防衛関連が堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクや東京海上ホールディングス<8766>も上昇した。わらべや日洋ホールディングス<2918>がストップ高に買われたほか、前日にストップ高したLink-Uグループ<4446>も続急騰。オリオンビール<409A>、サカタのタネ<1377>、三菱製鋼<5632>などが値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はフジクラ <5803>、リクルート <6098>、東京海上 <8766>、ソニーG <6758>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約62円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、信越化 <4063>、KDDI <9433>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約238円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)水産・農林業、(3)保険業、(4)証券・商品、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)精密機器、(3)パルプ・紙、(4)化学、(5)情報・通信業。
■個別材料株
△サカタタネ <1377> [東証P]
6~8月期最終益は3.2倍で自社株TOBを発表。
△わらべ日洋 <2918> [東証P]
26年2月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△プロパスト <3236> [東証S]
M&Aによる業容拡大期待で急浮上。
△ノート <5243> [東証G]
25年11月期業績予想の上方修正で見直し買い誘発。
△菱製鋼 <5632> [東証P]
防衛関連の出遅れ割安株として投資マネー誘引。
△三菱重 <7011> [東証P]
目先半導体セクターから防衛関連への資金シフトで物色人気。
△IHI <7013> [東証P]
豪州新興衛星メーカーと小型衛星の技術実証に関する共同研究契約締結。
△あいちFG <7389> [東証P]
ありあけキャピタルの5%超保有が判明。
△アジア投資 <8518> [東証S]
関連会社のAIデータセンター事業が経産省の地域経済効果立地支援事業に採択。
△大東港運 <9367> [東証S]
株主優待制度の拡充を発表。
▼パルHD <2726> [東証P]
上半期好決算も円安進行など嫌気。
▼データセク <3905> [東証G]
米ウルフパックの調査リポート公表を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)わらべ日洋 <2918>、(2)リンクユーG <4446>、(3)オリオン <409A>、(4)サカタタネ <1377>、(5)菱製鋼 <5632>、(6)IHI <7013>、(7)SBI <8473>、(8)楽天銀 <5838>、(9)あいちFG <7389>、(10)東洋エンジ <6330>。
値下がり率上位10傑は(1)パルHD <2726>、(2)いちご <2337>、(3)M&A総研 <9552>、(4)サンウェルズ <9229>、(5)T-BASE <3415>、(6)三協立山 <5932>、(7)KLab <3656>、(8)アステリア <3853>、(9)ミガロHD <5535>、(10)トリケミカル <4369>。
【大引け】
日経平均は前日比215.89円(0.45%)安の4万7734.99円。TOPIXは前日比7.75(0.24%)高の3235.66。出来高は概算で22億1874万株。東証プライムの値上がり銘柄数は557、値下がり銘柄数は999となった。東証グロース250指数は753.58ポイント(1.06ポイント高)。
[2025年10月8日]
株探ニュース
2025/10/08 18:26
みんかぶニュース 市況・概況
みずほリース、TREHD株を追加取得し議決権比率10%に引き上げ◇
みずほリース<8425.T>とTREホールディングス<9247.T>は8日の取引終了後、既存事業の強化や新たな事業機会の創出などを図るため、資本・業務提携を締結したと発表した。みずほリースはみずほ証券が市場取引で取得したTREHD株式321万3200株を相対取引により追加で取得する。これにより、みずほリースの議決権比率は3.19%から10.00%に高まる。取得予定価額は開示していない。取得期間は2026年2月16日から6月17日のいずれかの日を予定する。
両社は22年11月、サーキュラーエコノミーに向けた事業スキームの構築に関する基本合意を発表。新たな事業モデルの構築に取り組んできた。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/08 17:34
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇140銘柄・下落83銘柄(東証終値比)
10月8日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは252銘柄。東証終値比で上昇は140銘柄、下落は83銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は59銘柄。うち値上がりが41銘柄、値下がりは8銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は135円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の8日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6085> アーキテクツ 324 +80( +32.8%)
2位 <4571> ナノMRNA 160 +29( +22.1%)
3位 <5987> オーネックス 2366 +400( +20.3%)
4位 <4588> オンコリス 854 +132( +18.3%)
5位 <4412> サイエンスA 1600 +232( +17.0%)
6位 <8166> タカキュー 116.8 +16.8( +16.8%)
7位 <9367> 大東港運 1099 +150( +15.8%)
8位 <7256> 河西工 129.5 +17.5( +15.6%)
9位 <4446> リンクユーG 1108.1 +93.1( +9.2%)
10位 <3680> ホットリンク 299 +23( +8.3%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6494> NFKHD 95 -12( -11.2%)
2位 <408A> iSBAI 204.1 -14.0( -6.4%)
3位 <3905> データセク 1555 -85( -5.2%)
4位 <4881> ファンペップ 103.4 -5.6( -5.1%)
5位 <8918> ランド 9.6 -0.4( -4.0%)
6位 <404A> GX中テ10 1271 -44( -3.3%)
7位 <5381> マイポックス 452 -15( -3.2%)
8位 <1306> 野村東証指数 3294 -100.0( -2.9%)
9位 <1435> ロボホーム 180 -5( -2.7%)
10位 <7746> 岡本硝子 265.2 -6.8( -2.5%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <1808> 長谷工 2534.2 +34.2( +1.4%)
2位 <5713> 住友鉱 5200 +67( +1.3%)
3位 <9201> JAL 2980 +34.0( +1.2%)
4位 <5801> 古河電 9789 +88( +0.9%)
5位 <6702> 富士通 3924 +33( +0.8%)
6位 <7735> スクリン 14786 +121( +0.8%)
7位 <2502> アサヒ 1799 +13.5( +0.8%)
8位 <3436> SUMCO 1675.5 +12.5( +0.8%)
9位 <4902> コニカミノル 540.7 +4.0( +0.7%)
10位 <6920> レーザーテク 20175 +145( +0.7%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6752> パナHD 1755.1 -8.4( -0.5%)
2位 <9843> ニトリHD 2540 -5.0( -0.2%)
3位 <9107> 川崎汽 2074 -3.5( -0.2%)
4位 <4911> 資生堂 2520 -3.5( -0.1%)
5位 <4568> 第一三共 4070 -4( -0.1%)
6位 <2914> JT 4903 -2( -0.0%)
7位 <5020> ENEOS 952.5 -0.2( -0.0%)
8位 <4755> 楽天グループ 976 -0.1( -0.0%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/10/08 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=「円安・株高」のセオリー崩壊はあるか
きょう(8日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比215円安の4万7734円と5日ぶり反落。高市トレードもきょうの朝方までで概ね一巡した感がある。きょうは日経平均構成比で上位を占めるソフトバンクグループ<9984.T>と東京エレクトロン<8035.T>が不調であったため、日経平均が下押す展開を強いられるのは仕方のないところであった。TOPIXの方は7.7ポイント高で4日続伸している。
気になるのは外国為替市場での円安が加速していることだ。きょうは1ドル=152円台半ばまで一気に円安が進んだ。周知の通り、通常は株式市場にとって円安は追い風材料となり得る。日本は輸出主導型の経済であり、マーケット目線でも全体指数に占める割合が大きいハイテクや自動車株には収益押し上げ効果をもたらすため、株価にもポジティブに作用する。ただ実際のところそうしたロジックよりも、リスクオンはイコール「株高・円安」のセットで、またリスクオフはその逆の「株安・円高」というのが、大袈裟な言い方をすれば投資家のマインドに歴史的に刷り込まれたセオリーともいってよい。したがって、きょうも為替の円安が加速する過程で、朝方はこれを好感する形で買いが先行したのはうなずける。しかし、日経平均は軟化した。きょう1日の5分足チャートをみると、ドル・円相場と日経平均の連動が外れたことがはっきり分かる。
怖いのは為替の円安と株安が同時進行で起こった場合である。加えて同じ時間軸で長期金利が上昇する、つまり債券が売られる展開となると、これが俗に言われる「トリプル安」で、キャピタルフライト(当該国からの資金逃避)という言葉に置き換えられることも多い。きょうの円安はリスクオンとは異質で、このトリプル安の可能性をおぼろげながら警戒させる動きともいえた。高市新総裁が財政拡張路線を目指しているから、財政バランスが崩れ円の価値が下がるという説明は、論理的には成立しているが、ここまで円がフリーフォール状態に売り込まれる根拠としては希薄である。ここからは長期金利の動向にも目を配りながら、株価と為替の絡みを注意深く見ていく必要がある。
世界的な株高も目先は一服商状となっているが、金市況の高騰は依然として止まらない。まさに昇り竜を思わせる上昇トレンドを構築している。果たして世界的なインフレの大波が押し寄せる予兆なのか。もしそうであればFRBはこのまま利下げモードに切り替えていいのかという話にもなるのだが、それは置くとして、株式市場でもこの金市況の動きが改めてテーマとして意識されている。実際、金のETF以外に関連銘柄の一角に物色の矛先が向いている。代表的なのは新値街道をまい進している住友金属鉱山<5713.T>だが、このほかきょう1カ月ぶりに年初来高値を更新したAREホールディングス<5857.T>も要マークといえる。そして、足もとで再び動意含みとなってきたのがアサカ理研<5724.T>だ。日足一目均衡表の雲から脱し、もう一段の上昇があれば前方には青空が広がる。
一方、内需の好業績株を探すと、デジタルトランスフォーメーション(DX)支援ビジネスを展開する企業が多いことに気付かされる。そのなか、DX化コンサルで成長路線を突き進むULSグループ<3798.T>はここにきて上げ足を加速、きょうは大幅高で株式分割前の9月2日につけた上場来高値の更新を果たしており、戻り売りを浴びないエリアへと突入した。また、電子カルテを主力に医療DX推進を支援するCEホールディングス<4320.T>は9月11日の年初来高値827円をブレーク。こちらは、今から23年以上前の2002年1月につけた950円(分割後修正値)まであと100円あまりに迫っている。25年9月期業績は売上高、営業利益ともに過去最高を更新する見通しにあり、最高値へのチャレンジも早晩実現する可能性がある。
半導体関連は主力どころが目先利食いをこなす時間帯に入っているが、中小型の半導体周辺株に人気化素地を開花させている銘柄も相次いでいる。25年12月期に売上高、営業利益いずれも3期ぶりの過去最高更新見通しにあるテクノフレックス<3449.T>は半導体製造装置向け真空機器を製造している。株価は上場来高値近辺で強含みの推移をみせており、満を持して本格上放れへの期待が膨らむ。また、半導体クリーンルームを手掛ける日本エアーテック<6291.T>も地味な値動きではあるが上値を慕う強いチャートだ。1200円台の踊り場は24年の年初を起点としたボックス上限ラインでもあり、ここを突破して新局面入りとなるかどうかに注目。
あすのスケジュールでは、週間の対外・対内証券売買契約が朝方取引開始前に開示されるほか、前場取引時間中に9月のオフィス空室率が発表される。このほか、6カ月物国庫短期証券と5年物国債の入札も予定されている。午後3時過ぎに9月の工作機械受注額が発表される。なお、この日はファーストリテイリング<9983.T>とセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>の決算発表も注目される。海外ではフィリピン中銀が政策金利を発表、米国では30年物国債の入札が行われる。また、パウエルFRB議長に発言機会があるほか、ボウマンFRB副議長、バーFRB理事が講演を予定している。韓国市場は休場となる。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/10/08 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
8日香港・ハンセン指数=終値26829.46(-128.31)
8日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比128.31ポイント安の26829.46と3日続落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/08 17:28
みんかぶニュース 市況・概況
テクセンドの公開価格は3000円に決定、10月16日プライム市場に新規上場◇
10月16日付で東証プライム市場に新規上場予定のテクセンドフォトマスク<429A.T>の公開価格が、仮条件(2900~3000円)の上限である3000円に決定した。
同社は21年12に、TOPPANホールディングス<7911.T>グループのフォトマスク事業及びそれに付随または関連する事業の承継会社として設立。半導体メーカーや研究機関などから量産及び試作・研究開発用途で、さまざまな高精細フォトマスクの製造を受託している。公募株式数700万株、売出株式数3913万3200株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し607万300株を予定。主幹事はSMBC日興証券、野村証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/08 17:25
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (8日大引け後 発表分)
○リンクユーG <4446> [東証P]
東証と日証金が9日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
[2025年10月8日]
株探ニュース
2025/10/08 16:50