みんかぶニュース 市況・概況
26日中国・上海総合指数=終値3448.4534(-7.5202)
配信日時:2025/06/26 16:53
配信元:MINKABU
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【投資部門別売買動向】海外勢が12週連続で買い越す一方、個人と信託銀は売り越す (6月第3週)
●海外勢が12週連続で買い越す一方、個人と信託銀は売り越す
東証が26日に発表した6月第3週(16日~20日)の投資部門別売買動向(現物)によると、前週末の株安に対する反動や為替の円安基調で買いが優勢となり、日経平均株価が前週末比568円高の3万8403円と2週連続で上昇したこの週は、海外投資家が12週連続で買い越した。買越額は884億円と前週の997億円から減少した。12週間の累計買越額は4兆611億円となった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で4週連続の買い越しだった。買越額は1064億円と前週の1765億円から縮小した。現物と先物の合算でも10週連続で買い越し、買越額は1948億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は12週連続で買い越し、買越額は2975億円だった。
一方、個人投資家は2週連続で売り越し、売越額は2326億円と前週の40億円から急拡大した。日経平均が一時節目の3万9000円に接近する中、逆張り志向の強い個人は利益確定売りに動いたようだ。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行も9週連続で売り越し、売越額は1073億円と前週の251億円から大幅に増加した。
日経平均が2週続伸する中、海外投資家が12週連続で買い越す一方、個人投資家と信託銀行は売り越した。
■投資部門別売買代金差額 (6月16日~20日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
6月 ―――
第3週 884 ▲1,073 ▲2,326 [ ▲2,822 496 ] 38,403円 ( +568 円)
第2週 997 ▲251 ▲40 [ ▲1,062 1,022 ] 37,834円 ( +92 円)
第1週 3,985 ▲4,738 1,618 [ 118 1,500 ] 37,741円 ( -223 円)
5月 ―――
第5週 6,165 ▲981 ▲3,567 [ ▲3,986 418 ] 37,965円 ( +804 円)
第4週 2,850 ▲359 ▲550 [ ▲1,696 1,145 ] 37,160円 ( -593 円)
第3週 6,232 ▲2,893 ▲2,579 [ ▲3,553 973 ] 37,753円 ( +250 円)
第2週 3,570 ▲2,680 ▲3,576 [ ▲3,250 ▲325 ] 37,503円 ( +672 円)
第1週 3,946 ▲2,299 ▲1,673 [ ▲2,241 568 ] 36,830円 ( +1124 円)
4月 ―――
第4週 2,881 ▲1,085 ▲3,549 [ ▲3,293 ▲255 ] 35,705円 ( +975 円)
第3週 1,503 919 ▲2,305 [ ▲2,166 ▲139 ] 34,730円 ( +1144 円)
第2週 1,582 1,730 ▲1,177 [ 987 ▲2,164 ] 33,585円 ( -195 円)
第1週 6,011 ▲1,941 7,209 [ 5,226 1,982 ] 33,780円 ( -3339 円)
3月 ―――
第4週 ▲8,416 ▲7,917 4,782 [ 3,069 1,713 ] 37,120円 ( -556 円)
第3週 2,611 ▲755 ▲4,729 [ ▲5,565 836 ] 37,677円 ( +623 円)
第2週 ▲8,085 555 ▲1,309 [ ▲1,002 ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)
第1週 ▲1,015 3,342 ▲4,319 [ ▲3,600 ▲718 ] 36,887円 ( -268 円)
2月 ―――
第4週 ▲6,071 ▲393 5,181 [ 2,222 2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)
第3週 ▲1,632 ▲339 1,751 [ 417 1,333 ] 38,776円 ( -372 円)
第2週 964 ▲680 ▲1,001 [ ▲1,541 540 ] 39,149円 ( +362 円)
第1週 ▲2,657 637 4,892 [ 2,394 2,497 ] 38,787円 ( -785 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/06/26 20:00
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (26日 発表分)
6月26日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ――――――――――――――
ジオコード <7357> [東証S] 決算月【2月】 6/26発表(場中)
毎年2月末と8月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、デジタルギフト5000円分を年2回贈呈する。初回基準日は25年8月末。
■変更 ――――――――――――――
ソラコム <147A> [東証G] 決算月【3月】 6/26発表(場中)
新制度では毎年4月末時点で600株以上を保有する株主を対象に、SORACOM Mobileに充当可能なクーポンコードを発行(30USD×6=180USD分)する。
株探ニュース
2025/06/26 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (26日大引け後 発表分)
※7月4日、東証グロース市場に上場予定のヒット <378A> [東証G]は26日、公開価格を発表した。
●ヒット <378A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:7月4日
事業内容:屋外広告媒体の企画、運営及び屋外広告を
中心とした広告全般の取扱いに係る事業
公開価格:1500円
仮条件:1430円~1500円
想定発行価格:1430円
上場時発行済み株式数:623万株
公募:67万株
売り出し:95万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限24万3000株
ブックビルディング期間:6月19日~25日
公開価格決定日:6月26日
申込期間:6月27日~7月2日
払込日:7月3日
主幹事:SBI証券
[2025年6月26日]
株探ニュース
2025/06/26 19:40
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (26日大引け後 発表分)
○浅沼組 <1852> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.19%にあたる15万株(金額で1億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から7月31日まで。
○TMN <5258> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の19.9%にあたる735万2900株(金額で35億円)を上限に、6月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
○キャリア <6198> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の1.41%にあたる12万株(金額で6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から26年6月30日まで。
○FフォースG <7068> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる80万株(金額で4億0100万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から7月4日まで。取得した自社株は7月31日付で全て消却する。
○ノーリツ鋼機 <7744> [東証P]
発行済み株式数の1.27%にあたる138万2100株の自社株を消却する。消却予定日は7月11日。
○東陽倉 <9306> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の1.05%にあたる8万株(金額で1億2944万円)を上限に、6月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
[2025年6月26日]
株探ニュース
2025/06/26 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 3連騰、半導体関連が買われ3万9000円台回復 (6月26日)
日経平均株価
始値 39072.14
高値 39615.59
安値 39056.14
大引け 39584.58(前日比 +642.51 、 +1.65% )
売買高 18億3014万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆9217億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅高で3連騰、3万9000円台半ばへ急浮上
2.前日の米ハイテク株高が追い風、先物絡め上げ足強める
3.エヌビディアが最高値更新、半導体関連の物色人気誘発
4.主力株中心に値上がり銘柄1200弱、全体の73%占める
5.リスク選好ムードのなか、売買代金も5兆円弱に膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比106ドル安と4日ぶりに反落した。短期的な過熱感や高値警戒感が意識され売りが優勢となった。
東京市場では、リスク選好ムードが急速に高まるなか、日経平均株価は一気に3万9000円台半ばまで水準を切り上げる展開となった。
26日の東京市場は、朝方はやや買い優勢でのスタートとなったが、その後日経平均は一貫して上値を伸ばす展開となり、後場に入っても上げ足が緩むことはなくこの日の高値圏で着地した。フシ目の3万9000円台を突破したことで空売り筋の買い戻しも誘発したもようだ。前日は欧州株市場がほぼ全面安商状であったが、米国株市場ではNYダウが反落したもののハイテク株に根強い買いが続き、ナスダック総合株価指数は3日続伸と強さを発揮した。個別ではエヌビディアが最高値を更新しており、これを受けて東京市場でも半導体関連株などに投資資金が誘導され、全体指数を押し上げる格好となった。これに先物主導のインデックス買いも加わって日経平均は上げ足を強め、一時上昇幅は670円あまりに達した。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の73%を占め、売買代金も5兆円近くに膨らんだ。
個別では、アドバンテスト<6857>が大幅高で上場来高値を更新したほか、売買代金首位となったレーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など軒並み上昇、ソフトバンクグループ<9984>も活況高に沸いた。フジクラ<5803>も高い。三菱重工業<7011>が物色人気、キーエンス<6861>も値を上げた。ファーストリテイリング<9983>が大きく水準を切り上げ、東京海上ホールディングス<8766>も堅調。荏原<6361>の物色人気が目立ち、フジミインコーポレーテッド<5384>も大幅高。サンウェルズ<9229>、メドピア<6095>も値を飛ばした。
半面、ルネサスエレクトロニクス<6723>が大きく売り込まれ、三井E&S<7003>も冴えない。HOYA<7741>が軟調、第一三共<4568>も下落した。リズム<7769>が続急落となったほか、GMOインターネット<4784>、シンクロ・フード<3963>なども大幅安となった。寿スピリッツ<2222>、双葉電子工業<6986>なども安い。楽天銀行<5838>も売りに押された。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、日東電 <6988>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約495円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568>、ルネサス <6723>、ダイキン <6367>、HOYA <7741>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約31円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は銀行業、不動産業、空運業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)非鉄金属、(2)電気・ガス、(3)保険業、(4)卸売業、(5)海運業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)繊維製品、(2)鉱業、(3)ゴム製品、(4)輸送用機器、(5)食料品。
■個別材料株
△さくらネット <3778> [東証P]
理研R―CCSと連携協力に関して基本合意。
△Dガレージ <4819> [東証P]
大和証券が投資判断を新規に買い推奨。
△富士製薬 <4554> [東証P]
緊急避妊薬をスイッチOTC医薬品として承認申請。
△サイボウズ <4776> [東証P]
業績上方修正やプロバスケクラブ運営企業の子会社化を発表。
△赤阪鉄 <6022> [東証S]
造船業再生に向けた自民党提言の提示受けた関連株物色が続く。
△メドピア <6095> [東証P]
TOB期間延長で買付価格引き上げの思惑が広がる。
△アドテスト <6857> [東証P]
米エヌビディア株最高値に追随する動き。
△大黒屋 <6993> [東証S]
AIによる自動買取オファーの概念実証に成功。
△東京通信G <7359> [東証G]
ゲームアプリ好調で25年12月期は4期ぶり最終黒字転換の見通し。
△SBG <9984> [東証P]
エヌビディア効果で物色人気波及で切り返し。
▼サンバイオ <4592> [東証G]
アクーゴ脳内移植用注について一部変更承認時期の見通し変更。
▼ルネサス <6723> [東証P]
売上高200億ドル超の目標達成時期の延期を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)サンウェルズ <9229>、(3)メドピア <6095>、(4)荏原 <6361>、(5)フジミインコ <5384>、(6)藤田観 <9722>、(7)武蔵精密 <7220>、(8)フタバ <7241>、(9)サイボウズ <4776>、(10)TOWA <6315>。
値下がり率上位10傑は(1)ルネサス <6723>、(2)リズム <7769>、(3)GMOインタ <4784>、(4)シンクロ <3963>、(5)セルシス <3663>、(6)寿スピリッツ <2222>、(7)コプロHD <7059>、(8)双葉電 <6986>、(9)ケアネット <2150>、(10)東邦鉛 <5707>。
【大引け】
日経平均は前日比642.51円(1.65%)高の3万9584.58円。TOPIXは前日比22.45(0.81%)高の2804.69。出来高は概算で18億3014万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1189、値下がり銘柄数は380となった。東証グロース250指数は743.33ポイント(14.03ポイント安)。
[2025年6月26日]
株探ニュース
2025/06/26 18:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:6月第3週、外国人・現物は884億円と12週連続買い越し
東京証券取引所が26日に発表した6月第3週(16~20日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が884億5990万円と12週連続の買い越しとなった。前週は997億495万円の買い越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は1004億円の買い越し。現物・先物の合計では1889億円と10週連続の買い越し。前週は2791億円の買い越しだった。
現物での個人投資家は2326億3124万円と2週連続の売り越し。信託銀行は1073億7171万円と9週連続で売り越した。事業法人は2975億5148万円と12週連続で買い越した。この週の日経平均株価は終値ベースで568円(1.5%)上昇している。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/26 17:57
みんかぶニュース 市況・概況
26日香港・ハンセン指数=終値24325.40(-149.27)
26日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比149.27ポイント安の24325.40と5営業日ぶりに反落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/26 17:41
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇85銘柄・下落181銘柄(東証終値比)
6月26日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは293銘柄。東証終値比で上昇は85銘柄、下落は181銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は60銘柄。うち値上がりが17銘柄、値下がりは35銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は34円安となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の26日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6573> アジャイル 177 +50( +39.4%)
2位 <2134> 北浜CP 82.9 +20.9( +33.7%)
3位 <7111> INEST 56 +11( +24.4%)
4位 <4258> 網屋 3700 +660( +21.7%)
5位 <7357> ジオコード 905 +150( +19.9%)
6位 <6993> 大黒屋 76.5 +12.5( +19.5%)
7位 <7273> イクヨ 712 +100( +16.3%)
8位 <2311> エプコ 820 +76( +10.2%)
9位 <8836> RISE 42 +3( +7.7%)
10位 <264A> Schoo 888 +61( +7.4%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3670> 協立情報通信 2263 -260( -10.3%)
2位 <5884> クラダシ 428 -47( -9.9%)
3位 <8912> エリアクエス 167.2 -16.8( -9.1%)
4位 <7068> FフォースG 561 -53( -8.6%)
5位 <9240> デリバリコン 633.6 -49.4( -7.2%)
6位 <4592> サンバイオ 2225 -156( -6.6%)
7位 <9439> MHグループ 215 -13( -5.7%)
8位 <3082> きちりHD 850 -51( -5.7%)
9位 <3041> ビューテHD 554 -29( -5.0%)
10位 <3135> マーケットE 1515 -79( -5.0%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6674> GSユアサ 2748 +75.0( +2.8%)
2位 <5101> 浜ゴム 3720.6 +58.6( +1.6%)
3位 <5411> JFE 1670 +24.5( +1.5%)
4位 <8053> 住友商 3657.4 +20.4( +0.6%)
5位 <6526> ソシオネクス 2809.8 +14.3( +0.5%)
6位 <7733> オリンパス 1668 +7.0( +0.4%)
7位 <4751> サイバー 1649.5 +6.0( +0.4%)
8位 <9104> 商船三井 4850 +15( +0.3%)
9位 <8267> イオン 4255 +10( +0.2%)
10位 <9434> SB 217 +0.4( +0.2%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <1928> 積水ハウス 3010 -94.0( -3.0%)
2位 <4568> 第一三共 3206 -93.0( -2.8%)
3位 <5201> AGC 4158 -105( -2.5%)
4位 <1605> INPEX 1970 -48.0( -2.4%)
5位 <2914> JT 4182 -97( -2.3%)
6位 <7272> ヤマハ発 1052 -24.0( -2.2%)
7位 <5108> ブリヂストン 5780 -125( -2.1%)
8位 <8804> 東建物 2520 -52.5( -2.0%)
9位 <7751> キヤノン 4141 -79( -1.9%)
10位 <3405> クラレ 1817 -27.0( -1.5%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/06/26 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=エヌビディア・エフェクトで甦る半導体株
きょう(26日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比642円高の3万9584円と大幅高で3連騰。直近3営業日で1230円あまりも水準を切り上げた。特にきょうはCTAによるAIアルゴ売買の影響があったとはいえ想定外の強さであった。「エヌビディア効果」が強烈なフォローウインドとなっている。しかも、本日大引け時点でプライム市場の騰落レシオ(25日移動平均)は120%に到達していない。したがってもう一段の噴き上げがあっても不思議はないが、反動安も当然ながら念頭に置いておく必要がある。
財務省発表の週間の対外・対内証券売買契約によると海外投資家が前週(6月15~21日)はついにと言うべきか12週ぶりに売り越しに転じており、売り越し額も5200億円強とそれなりにインパクトがあった。外国人は直近まで3カ月近く日本株を現物で買い越してきたわけで、ここでいったん利益確定のアクションが出ても当たり前といえるタイミングではあった。くしくも前週後半は、トランプ米大統領がこれまでと態度を一変させイランに無条件降伏を求めるとともに、軍事介入の可能性に言及したことでにわかに地政学リスクへの警戒感が高まり、利食いの口実としては打ってつけという状況であった。
問題は今週以降の海外投資家の動きである。前週を境に持ち高調整局面に移行したのかどうかがポイントとなる。前週は中東緊迫化が売りを誘発したわけだが、その後の展開は大方の予想から大きく軌道を外した。電撃的な米軍によるイラク核施設へのバンカーバスターの投下、そしてイスラエルとイランの停戦実現と、猛スピードで舞台が回った。市場関係者からは、「あっという間に売り方の拠りどころであった“中東有事案件”が瞬間冷却されたことで、持ち高をいったん減らした海外投資家も慌てて買い戻す動きに転じた可能性がある」(証券系ストラテジスト)という指摘が聞かれる。この前提が正しいとして、順張りで先物を買い上がるCTAも加勢して、きょうの東京市場の日経平均のハイパフォーマンスにつながったという見方が有力である。
そして、もう一つの大きな材料としてエヌビディア<NVDA>の上場来高値更新が挙げられる。前日の米国株市場は欧州株の全面安を引き継いで、基本的に見送りムードであった。実際NYダウは下げ幅こそ100ドルあまりに過ぎないが、ほぼ終日マイナス圏で推移する展開であった。しかし、ナスダック指数は相対的に強い動きを続け3日続伸、AI半導体のシンボルストックであるエヌビディアの咆哮が原動力となった。大手投資会社ループ・キャピタルが同社の目標株価を175ドルから250ドルへ43%も引き上げた。強烈な刺激材料となったことは言うまでもなく、エヌビディアの株価は終値ベースで4.3%高と高値圏での着地をみせ、1月7日につけた最高値を約5カ月半ぶりに更新することとなった。
東京市場で真っ先に注目されたのは、エヌビディアの最先端GPU向けに半導体検査装置を独占的に供給しているといわれるアドバンテスト<6857.T>だ。エヌビディアの最高値更新を受けて、きょうはアドテストも大幅高に買われ、今年1月10日につけた上場来高値1万430円を払拭し、ついに青空圏に突入した。まさにエヌビディアと軌を一にする動きでありドラマチックな展開となった。東京市場においても大きな潮流変化を意識させる。このアドテストの動きに連動して東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>、SCREENホールディングス<7735.T>など世界的に活躍する半導体製造装置メーカーが一斉高に買われ、全体相場を牽引した格好だ。この動きは出遅れている半導体関連株にも水準訂正狙いの買いを誘導する呼び水となっている。荏原<6361.T>が突発的に大陽線を示現、一時11%高という急騰パフォーマンスを演じ2700円目前まで駆け上がった。ポンプの総合メーカーとして世界に名を馳せるが、半導体向けCMP装置などでも世界トップクラスの商品競争力を有している。証券会社のリポートが後押ししたとはいえ、売買代金の盛り上がり方を見る限り、海外ファンド筋の実需買いが反映されている可能性が高い。再び半導体セクターは株式需給面からネクストステージに移行した印象を受ける。
半導体セクターの裾野は広い。当面は波状的に投資マネーが流れ込み、有望株にスポットライトを当てていく地合いとなることが予想される。マークしておきたい銘柄としては、まず、半導体製造装置向けを主力に高周波プラズマ用電源装置を提供するアドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>に着目したい。また、半導体製造装置向けを中心に精密部品の製造・加工を手掛けるマルマエ<6264.T>や半導体商社でメーカー機能も有する立花エレテック<8159.T>、更に、半導体・電子部品などを主力に扱うエレクトロニクス商社で“任天堂関連”の側面も持つ丸文<7537.T>などに妙味がある。穴株ではAI半導体向け試験装置を手掛けるエスペック<6859.T>や半導体向けを主力とする超純水装置の大手野村マイクロ・サイエンス<6254.T>なども目を向けておきたい。
あすのスケジュールでは、5月の有効求人倍率、5月の失業率、5月の都区部消費者物価指数(CPI)、5月の商業動態統計(速報値)、1~3月期資金循環統計(速報値)などがいずれも朝方取引開始前に開示され、マーケットの視線を集めそうだ。また、前場取引時間中に3カ月物国庫短期証券の入札が予定されている。海外では1~5月の中国工業企業利益のほか、米国では5月の個人所得・個人消費支出、PCEデフレーターに関心が高い。このほか、クックFRB理事がクリーブランド連銀主催の討議に参加予定。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/06/26 17:30
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