みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 カジノ関連株の一角に買い、大阪IR事業者にMGM・オリックス連合が選定◇  カジノ関連株の一角に買いが集まっている。大阪府と大阪市はきょう昼ごろ、カジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者に、MGMリゾーツ・インターナショナル<MGM>とオリックス<8591.T>の共同グループ「MGM・オリックス コンソーシアム」を選定したと発表した。これを受けて、大阪IR関連に位置づけられる杉村倉庫<9307.T>が後場に入り急伸しているほか、カジノ関連の日本金銭機械<6418.T>やオーイズミ<6428.T>などが高い。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 14:42 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にAppier 「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の28日午後1時現在で、Appier Group<4180.T>が「売り予想数上昇」5位となっている。  28日の東証マザーズ市場でAppierが大幅続落。同社は27日取引終了後、1112万5200株(発行済み株式数の約11.01%)の海外売り出しを行うと発表した。セコイア・キャピタル・インディア・インベストメンツなどが保有株式を売り出す。売出価格は9月29日から10月1日までのいずれかの日に決定する。この日は、海外売り出しに伴う需給悪化を警戒する売りが膨らんでいる。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 14:28 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後2時現在の東証1部の値上がり銘柄数は590、値下がり銘柄数は1524、変わらずは72銘柄だった。業種別では33業種中13業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、銀行、石油・石炭など。値下がり上位に海運、精密機器、空運など。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 14:03 みんかぶニュース 市況・概況 14時の日経平均は109円安の3万130円、エムスリーが29.82円押し下げ  28日14時現在の日経平均株価は前日比109.07円(-0.36%)安の3万130.99円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は589、値下がりは1521、変わらずは75と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は29.82円の押し下げでエムスリー <2413>がトップ。以下、アドテスト <6857>が25.93円、東エレク <8035>が21.25円、テルモ <4543>が16.28円、信越化 <4063>が13.86円と続いている。  プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を33.71円押し上げている。次いでエーザイ <4523>が9.69円、ホンダ <7267>が6.55円、オムロン <6645>が6.48円、ファナック <6954>が3.96円と続く。  業種別では33業種中13業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、石油・石炭、銀行、繊維と続く。値下がり上位には海運、精密機器、空運が並んでいる。  ※14時0分14秒時点 株探ニュース 2021/09/28 14:01 みんかぶニュース 市況・概況 四国銀は反発、大和証券と包括的業務提携に関する基本合意書締結◇  四国銀行<8387.T>は反発。27日の取引終了後、大和証券グループ本社<8601.T>の子会社である大和証券と包括的業務提携に関する基本合意書を締結したと発表しており、これが好感されているようだ。  両社は、高知県を中心としたエリアの顧客に対して、より高付加価値な金融サービス・ソリューションを提供するための新たな協業態勢の構築を目指す。今後、2022年3月末までの最終契約の締結に向けて協議・検討を進めていく予定。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 13:50 みんかぶニュース 市況・概況 マーキュリアが3日続伸、NOT A HOTELに出資◇  マーキュリアホールディングス<7347.T>が3日続伸している。正午ごろ、子会社であるマーキュリアインベストメントと伊藤忠商事<8001.T>が共同で組成している「マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合」(BizTechファンド)が、NOT A HOTEL(東京都渋谷区)に出資したと発表しており、これが好材料視されている。  NOT A HOTELは、購入した家(部屋)を旅行や出張などで使用しない期間、アプリ上でホテルに切り替えることで収益をもたらす「NOT A HOTEL」の企画・販売・運営を行う会社。マーキュリアグループでは、今回の出資に伴い、グループ及び同ファンドの投資家リソースやネットワークを積極的に活用し、NOT A HOTELを強力にサポートするとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 13:24 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にENEOS 「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の28日正午現在では、ENEOSホールディングス<5020.T>が「買い予想数上昇」4位となっている。  ENEOSは小幅ながら3日続伸。全体軟調地合いのなかで強さを発揮している。ここ原油市況が上昇基調にあり、前日のWTI原油先物価格は1ドル47セント高と急伸し、1バレル=75ドル45セントまで水準を切り上げた。これは2014年10月以来約7年ぶりの水準で、これを背景に米国株市場ではシェブロン<CVX>やエクソンモービル<XOM>などのエネルギー関連株が買われた。東京市場でも原油価格と株価連動性の高い同社株など石油セクターに投資資金を誘導している。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 13:13 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証1部の値上がり銘柄数は694、値下がり銘柄数は1409、変わらずは83銘柄だった。業種別では33業種中13業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、銀行、石油・石炭など。値下がり上位に海運、精密機器、その他製品など。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 13:04 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は135円安の3万104円、アドテストが34.57円押し下げ  28日13時現在の日経平均株価は前日比135.61円(-0.45%)安の3万104.45円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は693、値下がりは1410、変わらずは82と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は34.57円の押し下げでアドテスト <6857>がトップ。以下、エムスリー <2413>が33.62円、東エレク <8035>が33.49円、信越化 <4063>が19.27円、テルモ <4543>が17.57円と続いている。  プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を30.90円押し上げている。次いでエーザイ <4523>が13.07円、ホンダ <7267>が6.48円、オムロン <6645>が6.12円、ファストリ <9983>が4.32円と続く。  業種別では33業種中13業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、銀行、石油・石炭、輸送用機器と続く。値下がり上位には海運、精密機器、その他製品が並んでいる。  ※13時0分7秒時点 株探ニュース 2021/09/28 13:01 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ渋る  後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は前営業日比60円安前後と前場終値と比較して下げ渋っている。外国為替市場では1ドル=111円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 「ポストコロナ」が25位、国内感染者数急減で内需株に物色の矛先<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 パワー半導体 2 旅行 3 デジタルトランスフォーメーション 4 半導体 5 海運 6 脱炭素 7 日経中国関連株50 8 再生可能エネルギー 9 人工知能 10 2021年のIPO  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ポストコロナ」が25位にランクされている。  新型コロナウイルスの感染者数がここにきて急減傾向にある。27日の新規感染者数は1147人と2000人を大幅に下回った。東京都では154人にとどまっており、これは東京五輪の聖火リレーが開始される前の3月22日以来約半年ぶりの少なさとなっている。政府は新型コロナ対策で19都道府県に発令中の緊急事態宣言と、8県に出している「まん延防止等重点措置」について30日に解除する見通しにある。  これがワクチン普及の効果なのかどうかははっきりせず、新型コロナの第6波への警戒は拭えないものの、現象面から第5波については収束した可能性が高くなった。株式市場でもこれまで買われてきたハイテク株や海運などグローバル景気敏感株に変わって、内需株への資金シフトが目立つようになってきた。  前週末あたりからこれまで人流の減少に伴い収益に多大なダメージを受けていた個人消費関連の一角を買い戻す動きがみられる。きょうは全体地合い悪で利食われるものも多くなっているが、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの電鉄株やKNT-CTホールディングス<9726.T>などの旅行関連、ブラス<2424.T>などブライダル関連、リゾートトラスト<4681.T>などのホテル関連などに投資マネーが流入している。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 12:20 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位にグリーンズ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」28日午前11時現在で、グリーンズ<6547.T>が「売り予想数上昇」2位となっている。  東京証券取引所が27日の取引終了後、同社株式を上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄に指定したと発表。同社が21年6月期末時点で債務超過の状態であることが確認されたことが要因。なお、猶予期間は21年7月1日から23年6月30日まで。  これを受けて、この日の同社株は急反落しストップ安の485円に売られており、これが売り予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 11:52 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=続落、米長期金利上昇などを警戒  28日前引けの日経平均株価は前営業日比100円41銭安の3万139円65銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億8991万株、売買代金概算は1兆7534億円。値上がり銘柄数は657、対して値下がり銘柄数は1440、変わらずは89銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は買い手控えムードが強かった。前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開だったが、景気敏感株の一角が買われる一方、ハイテク株には売りが優勢だった。これは米長期金利の上昇が影響しており、東京市場でも半導体製造装置などハイテクセクターは利益確定の売り圧力が強い。また、中国景気減速懸念を背景に海運株への売りも目立った。日経平均は一時200円を超える下げとなったが、前引けにかけて下げ渋った。  個別では、日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>など売買代金上位の海運株の下げが目立つ。キーエンス<6861.T>が大幅安となったほか、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置関連株の下げも目立つ。任天堂<7974.T>、村田製作所<6981.T>なども売られた。サカイオーベックス<3408.T>、廣済堂<7868.T>も急落した。井筒屋<8260.T>も利食われた。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり、トヨタ自動車<7203.T>も堅調。ファーストリテイリング<9983.T>も買いが優勢。ジューテックホールディングス<3157.T>が急騰、新日本理化<4406.T>も大商いのなか値を飛ばした。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 11:46 みんかぶニュース 市況・概況 武者陵司「恒大集団経営危機、投資=債務拡大による成長ストーリーの終焉を告げる桐一葉」<後編> 武者陵司「恒大集団経営危機、投資=債務拡大による成長ストーリーの終焉を告げる桐一葉」<前編>から続く (2)中国の投資=債務拡大成長の終焉へ、習政権は非常事態対処体制に着手か ●異形の投資主導の成長構造、巨大な生産力集積  中国経済の高成長はひとえに巨大な投資によって支えられてきた。固定資本形成のGDP比率は、43%と突出して高い。この投資はかつては製造業企業設備、インフラが中心であったが、今では不動産投資が中心となっている。この高投資の結果、中国の建設関連産業が極端に肥大化した。  中国の人口の世界シェアは20%、GDP世界シェアは17%であるのに対して、工業生産力は3割を超える。特に投資関連では、世界のセメント生産に占める中国シェアは6割。それをほとんど国内で消費している。米国の過去100年間(1901-2000年)のセメント消費は45億トンであるが、中国は3年間(2011-2013年)でその5割増しの66億トンを消費したことは広く知られている。また、中国の粗鋼生産は2000年に1.28億トンで世界生産(8.5億トン)に対するシェアは15%に過ぎなかったが、2020年には9.3億トンとなり世界生産(17.9億トン)に対するシェアは57%に達した。2000年以降18年間の世界増産(9.4億トン)の85%は中国によって担われたのである。  この不動産投資は債務の増加と不動産住宅価格の高騰によって支えられてきたが、それが恒大集団の経営危機により、大きな転換期に来たといえる。リーマン・ショック以降11年間の家計債務の増加額をみると、中国が9.0兆ドルと他国(米国2.8 兆ドル、韓国1.22兆ドル、日本0.04兆ドル)に比し突出している。  その結果、住宅バブルが前述のように異常な高騰となったのである、米中の主要資産の市場時価(2019年)を比較すると(ゴールドマンサックス推計)、中国の住宅不動産は52兆ドル(対GDP比3.6倍)と米国26兆ドル(対GDP比1.2倍)の2倍に上っている。この年収を著しく上回る住宅価格の高騰と債務増加に限界が来たのである。 ●習近平政権のcontingency plan (非常事態プラン)発動か  ただし、重要な点は、習近平政権がこのいびつな成長パターンが持続可能ではないと認識し、その処理に着手したとみられることである。  恒大集団の経営危機を招いた不動産融資規制は政権のイニシアティブである。となると、1).GDPの3割を占めるとされる巨大な不動産・建設投資関連産業の規模収縮、雇用減少、2).3割を土地売却収入に頼っていた地方財政の困難化、3).資産価格上昇が止まることによる消費マインドの悪化、4).それらによる顕著な経済成長の減速、などは不可避であり、政権はそれを覚悟しているということになる。  しかも、それらはバブル崩壊を回避できるという前提での話、万が一にも不動産バブルが崩壊したとすれば、家計と銀行資産の著しい減価による信用収縮が起き、その帰趨は恐ろしいことにもなりかねない。 ●習政権の権力集中、社会主義回帰は来るべき危機への対処策か  そこで想定される困難を乗り切るには、強力な社会統制、権力の一元化が不可欠になる。習近平政権が打ち出した反動的とも思える専制主義の強化、資本主義の否定路線は、来るべき経済困難に対する体制固めの意味があるのかもしれない。 (2021年9月27日記 武者リサーチ「ストラテジーブレティン290号」を転載) 株探ニュース 2021/09/28 11:40 みんかぶニュース 市況・概況 武者陵司「恒大集団経営危機、投資=債務拡大による成長ストーリーの終焉を告げる桐一葉」<前編> ―当面の金融危機は回避されるが、顕著な減速が不可避に― (1)恒大経営危機の顛末と帰趨 ●恒大集団が経営危機、事実上の破たんへ  中国の不動産最大手企業、恒大集団が経営危機に陥っている。6月末の時点で有利子負債は5700億人民元、日本円で約9兆7000億円(890億ドルの借り入れと債券発行による債務)である。これにサプライヤーに負っている買掛金、住宅購入者の頭金・前払い金などを加えれば負債総額は1兆9600億人民元、日本円で33兆円規模に上るとみられる。  ここ数年来の中国政府による不動産規制強化が引き金になり、不動産事業の採算悪化、資金繰り困難化、建設中の物件の工事停止、取引先への支払い停滞、購入したマンションの完成の見通しが立たず入居できない、などの混乱が起きている。  恒大集団が破たんした場合、まず従業員や取引先の企業に大きな影響が出る。また、恒大グループが資金調達を急ぎ保有する物件を投げ売りすれば、不動産価格の下落を通じて他の業者にも打撃が及ぶ。金融機関、投資家の損失発生が連鎖的金融困難を引き起こす可能性もある。  恒大集団の株価は昨年ピーク時(2020年10月8日)20.2HKドルであったが、今年9月20日には2.11HKドルへと10分の1まで急落、政府支援の期待が高まり9月23日には2.8HKドルに上昇したものの、9月24日には2.36HKドルへと再下落した。社債も額面の3割以下まで下落しており、破たんを織り込んでいる。利払い停止と債務不履行が懸念される。恒大集団は人民元建ての利払いは表明したが、ドル建ての利払いは遅延している模様である。当局がデフォルト回避を指示したと報じられているが、予断は許されない。 ●危機の主因は政策の変化、不動産融資規制が直撃  こうした困難の主因は、恒大集団の超積極・債務依存という経営の問題もあるが、数年来のバブル対応の金融規制強化にある。2020年、習政権は不動産業融資の総量規制(銀行融資の40%以下)、2件目以上の住宅ローンの厳格化、マンション価格の統制、などを打ち出した。特に不動産融資規制は、融資適格条件が、1).資産負債比率70%超、2).純負債資本倍率100%超、3).短期負債を上回る現金を保有していること、と具体的であり即効性があった。開発融資は今年6月は2.8%増と過去最低まで低下し、住宅販売は8月には前年比19.7%減少している。 ●限度を超えた住宅価格高騰  確かに中国の不動産バブルは許容限度を超えている。北京、上海、広州など主要都市の住宅価格は5年前に比べて50%から60%上昇し、各都市の平均年収に対し てはほぼ50倍に達した。10倍前後の東京、ニューヨーク、ロンドンのほぼ5倍であり、若者が生涯かけても家を持てないことが当たり前になった。この国民的不満を当局は容認できなくなったのである。  また、習近平政権は鄧小平路線、つまり市場原理を働かせ格差を容認する「先富論」を捨て、富裕層に対して低所得層への寄付を求める「共同富裕」路線へと舵を切った。不動産規制はそうした政策転換の重要な柱だったのである。 ●金融危機には至らず、バブルも当面崩壊しないだろう  市場ではリーマン・ショックの再来を懸念する向きもある。「中国の不動産融資は6月末時点で50兆7800億元と10年前比5倍に膨らみ、中国の名目GDPの約半分に相当する規模となっている。また、2020年の地方政府の歳入に占める土地売却の割合は31%だった。中国銀行の中国本土における融資では、不動産、建設、住宅ローンが41%を占める。また、不動産貸付における不良債権比率は前年の0.4%から今年の6月時点で4.9%まで上昇している。住宅ブームを背景に家計の借り入れは大幅に増加し、GDPに対する家計債務は5年前の44%から62%まで上昇している。」(ウォールストリート・ジャーナル2021年9月7日)  しかし、中国政府には恒大集団の全面的な崩壊を回避できる能力があるとみられる。中国は金融システムが閉鎖されており、主要銀行は国有銀行であるほか、法の支配が緩い。政府が企業再編の指揮をとりシステミックな崩壊を回避することが可能で、公的資金注入に5、6年もかかった日本とは全く事情が異なる。早期に解決策が浮上し、中国当局が金融政策のさらなる緩和に動けば、深刻な不動産不況を当面は回避できるだろう。  沿岸地域の主要都市住宅価格は8月も値上がりが続いている。また、全国の住宅在庫は前回2015年の住宅市場低迷時よりもはるかに低い水準にある。そのため、対応策が打ち出されれば、下値は支えられるだろう。  2021年秋口から2022年初頭にかけて、中国経済の成長に著しいブレーがかかるのは不可避だが、中国当局が断固とした行動に踏み切り、これ以上の事態悪化は阻止されるのではないか。日本を含め世界株価は堅調さを維持しており、中国発の世界金融危機には至らない、との見方が優勢である。  ただし、過去20年間続いた中国の長く極端な過剰債務と過大投資に支えられた成長ストーリーは、恒大集団の危機で曲がり角を迎えたことは間違いないだろう。 ※<後編>へ続く 株探ニュース 2021/09/28 11:40 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=28日前引け  28日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     73404   21.5    17150 2. <1458> 楽天Wブル    15106    8.3    20060 3. <1579> 日経ブル2    13677   -2.6    18340 4. <1357> 日経Dインバ   10173   46.8     370 5. <1459> 楽天Wベア    8967   128.5    1480 6. <1568> TPXブル    5598   29.4    27130 7. <1360> 日経ベア2    4232   -26.7     903 8. <2038> 原油先Wブル   3182   -36.9     715 9. <1552> VIX短先物   2903   -10.6    2208 10. <1306> 野村東証指数   2793    8.0    2144 11. <1671> WTI原油    2340   -12.8    1654 12. <1321> 野村日経平均   1438   -13.3    30950 13. <1320> 大和日経平均   1399   -67.7    30800 14. <1571> 日経インバ    1391   769.4     958 15. <1367> 大和TPレバ   1242    2.7    21090 16. <1699> 野村原油     1220    4.5     206 17. <1365> 大和日経レバ   1046   66.6    26450 18. <2624> iFE225    930   36.4    3015 19. <1615> 野村東証銀行    837   139.8     160 20. <1545> 野村ナスダク    480    9.3    17100 21. <1356> TPXベア2    453   119.9     984 22. <1580> 日経ベア      445   -70.0    2553 23. <1546> 野村ダウ30    436    3.3    37850 24. <2516> マザーズ      432   102.8     871 25. <1655> iS米国株     390   -15.4    3540 26. <1366> 大和日経Dイ    377   24.8     965 27. <1343> 野村REIT    363   495.1    2258 28. <1557> SPDR5百    307   -32.7    49200 29. <1330> 日興日経平均    300   44.9    30950 30. <1487> 日興米債ヘ有    251  6175.0    18310 31. <1305> 大和東証指数    249   13.2    2167 32. <1475> iSTPX     249   223.4    2117 33. <1540> 純金信託      247   -38.1    5960 34. <1308> 日興東証指数    209   75.6    2120 35. <1482> iS米債7H    207   527.3    2351 36. <1476> iSJリート    202   -45.7    2166 37. <2521> 日興SPヘ有    199   468.6    1553 38. <1358> 日経2倍      183   -25.3    31800 39. <1547> 日興SP5百    183   12.3    5380 40. <2563> iS米国株H    167   391.2    2887 41. <1569> TPXベア     157   -0.6    2070 42. <2514> 野村外国株H    151  15000.0    1502 43. <1457> 大和TPイン    147  3575.0    4945 44. <2569> 日興NQヘ有    140   118.8    2729 45. <2631> MXナスダク    139   90.4    12140 46. <2071> ESG総合     127   95.4    12290 47. <1678> 野村インド株    120   -24.5     241 48. <1345> 日興リート隔    98   250.0    2120 49. <2558> MX米株SP    97   -57.5    14170 50. <1346> MX225     87   -25.6    31050 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2021/09/28 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・28日>(前引け)=ジーダット、宮越HD、JNS  ジーダット<3841.T>=一時連日のストップ高。半導体回路設計用などの電子系CADソフトを開発・販売するが、前週末24日に主力製品の「SX-Meister」に関する約7億9000万円の大型案件を受注したと発表したことを手掛かりとする買いが集中した。時価総額が50億円以下と小型であることに加え、浮動株比率も低く品薄感が極めて強い。更に信用買い残も枯れ切った状態にあったことで、上値の軽さを見込んだ投資マネーの流入が加速した。  宮越ホールディングス<6620.T>=大幅高で3日続伸。同社はきょう、子会社が中国・深セン市で推進している「ワールドイノベーションセンター」プロジェクトについて、日建設計(東京都千代田区)とコンサルティング業務委託契約を締結すると発表しており、これが株価を刺激しているようだ。業務委託の主な内容は、プロジェクトに必要となる都市計画及び事業計画の進め方に関するアドバイザリー業務、現地行政・地区関係者・現地コンサルティング会社などとの協議及び調整などの支援業務。実施期間は21年10月1日から22年9月30日までとなっている。  JNSホールディングス<3627.T>=急反発。27日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、売上高を88億円から92億円(前期比8.2%増)へ、営業利益を2億7000万円から4億5000万円(同88.3%増)へ上方修正したことが好感されている。コンテンツサービス事業が極めて好調に推移していることや、7月に発売したニンテンドースイッチ向けソフトの出荷が予想を大きく上回り現時点で約30万本の出荷となっていることが牽引する。更に健康志向の高まりを背景にHealthTechサービスが好調に推移していることや、GIGAスクール構想の進展によりEdTech領域におけるデジタル化需要が拡大していることなども寄与する。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 11:34 みんかぶニュース 市況・概況 ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、SEMTEC、ニューテックが売られる  28日前引けの日経ジャスダック平均は前日比37.10円安の4061.17円と3日ぶり反落。値上がり銘柄数は208、値下がり銘柄数は382となった。  個別ではソフトウェア・サービス<3733>、システム ディ<3804>、ブロードメディア<4347>、ウチダエスコ<4699>、トライアイズ<4840>など6銘柄が年初来安値を更新。SEMITEC<6626>、ニューテック<6734>、第一商品<8746>、AKIBAホールディングス<6840>、ベクター<2656>は値下がり率上位に売られた。  一方、ジーダット<3841>が一時ストップ高と値を飛ばした。アジアゲートホールディングス<1783>、共同ピーアール<2436>、城南進学研究社<4720>、日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>、シダックス<4837>など11銘柄は年初来高値を更新。太洋物産<9941>、ツクイスタッフ<7045>、グッドライフカンパニー<2970>、ティムコ<7501>、ジオコード<7357>は値上がり率上位に買われた。 株探ニュース 2021/09/28 11:34 みんかぶニュース 市況・概況 東証マザーズ(前引け)=マザーズ指数は続落、GW、HyAS&Cが売られる  28日前引けの東証マザーズ指数は前日比29.44ポイント安の1128.61ポイントと続落。値上がり銘柄数は70、値下がり銘柄数は292となった。  個別ではバリューデザイン<3960>、シイエヌエス<4076>、ジーネクスト<4179>、コアコンセプト・テクノロジー<4371>、ユミルリンク<4372>など9銘柄が年初来安値を更新。グローバルウェイ<3936>、ハイアス・アンド・カンパニー<6192>、Birdman<7063>、ステムセル研究所<7096>、インティメート・マージャー<7072>は値下がり率上位に売られた。  一方、ジィ・シィ企画<4073>がストップ高。GMOフィナンシャルゲート<4051>、スペースマーケット<4487>、ビザスク<4490>、日本リビング保証<7320>は年初来高値を更新。メディア総研<9242>、ベストワンドットコム<6577>、トランスジェニック<2342>、アクシージア<4936>、サーキュレーション<7379>は値上がり率上位に買われた。 株探ニュース 2021/09/28 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=28日前引け、野村RTS、WTエナジーが新高値  28日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.6%増の1614億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同15.6%増の1323億円だった。  個別ではNEXT ロシア株式指数 <1324> 、WisdomTree WTI 原油上場 <1690> 、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> 、WisdomTree アルミニウム上場投資信託 <1692> 、WisdomTree エネルギー指数上場投資信託 <1685> など8銘柄が新高値。NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN <2039> が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きでは国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が3.56%高、S&PGSCI商品指数 <1327> が3.15%高と大幅な上昇。  一方、ChinaAMC CSI300 Index ETF <1575> は3.68%安と大幅に下落した。  日経平均株価が100円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金734億400万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均909億4400万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が151億600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が136億7700万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が101億7300万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が89億6700万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が42億3200万円の売買代金となった。 株探ニュース 2021/09/28 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証2部(前引け)=2部指数は3日ぶり反落、玉井船、さいか屋が売られる  28日前引けの東証2部指数は前日比13.43ポイント安の7807.20ポイントと3日ぶり反落。値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は236となった。  個別では玉井商船<9127>、さいか屋<8254>、倉庫精練<3578>、大運<9363>、内海造船<7018>は値下がり率上位に売られた。  一方、ニッチツ<7021>がストップ高。ニッセイ<6271>、ヤシマキザイ<7677>は一時ストップ高と値を飛ばした。アヲハタ<2830>、クリヤマホールディングス<3355>、キョウデン<6881>、カクヤスグループ<7686>、フジコピアン<7957>など11銘柄は年初来高値を更新。理経<8226>、Jトラスト<8508>、SIG<4386>、日本鋳造<5609>、タクミナ<6322>は値上がり率上位に買われた。 株探ニュース 2021/09/28 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均28日前引け=続落、100円安の3万139円  28日前引けの日経平均株価は続落。前日比100.41円(-0.33%)安の3万139.65円で前場の取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は657、値下がりは1439、変わらずは89と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均マイナス寄与度は32.77円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、アドテスト <6857>が30.97円、エムスリー <2413>が26.19円、信越化 <4063>が17.29円、テルモ <4543>が10.95円と並んだ。  プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を24.85円押し上げ。次いでSBG <9984>が20.09円、エーザイ <4523>が10.62円、オムロン <6645>が7.92円、ホンダ <7267>が6.70円と続いた。  業種別では33業種中13業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、輸送用機器、銀行、繊維が続いた。値下がり上位には海運、その他製品、精密機器が並んだ。 株探ニュース 2021/09/28 11:31 みんかぶニュース 市況・概況 ◎28日前場の主要ヘッドライン ・INPEXが3カ月ぶり新高値、WTI価格の上昇基調を好感 ・ソフトバンクGは地合い悪に抗して頑強、アリババ株急反騰が刺激材料に ・エーザイが反発、レカネマブの生物製剤ライセンス申請の段階的申請を開始 ・ジーダットが連日のストップ高、品薄感強く2営業日で上昇率51%に ・宮越HDは大幅続伸、日建設計とコンサルティング業務委託契約を締結へ ・東エレクなど半導体関連が安い、米長期金利上昇でハイテクセクターに逆風 ・JNSがカイ気配スタート、スイッチ向けソフト好調で22年2月期業績予想を上方修正 ・トヨタ、ホンダなど自動車株が堅調、1ドル111円の円安進行が追い風材料 ・三菱UFJなどメガバンクの上値指向継続、米長期金利が3カ月ぶり高水準に ・郵船、商船三井など売り優勢、内需系への資金シフトで軟調も高配当利回りが下支え ※ヘッドラインは記事配信時点のものです 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 11:30 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前11時現在の東証1部の値上がり銘柄数は459、値下がり銘柄数は1657、変わらずは70銘柄だった。業種別では33業種中9業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、石油・石炭、輸送用機器など。値下がり上位に海運、精密機器、その他製品など。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 11:02 みんかぶニュース 市況・概況 11時の日経平均は181円安の3万58円、東エレクが40.69円押し下げ  28日11時現在の日経平均株価は前日比181.24円(-0.60%)安の3万58.82円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は464、値下がりは1647、変わらずは74と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は40.69円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、アドテスト <6857>が33.13円、エムスリー <2413>が25.76円、テルモ <4543>が16.13円、信越化 <4063>が14.4円と続いている。  プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を37.09円押し上げている。次いでSBG <9984>が19.01円、エーザイ <4523>が9.90円、オムロン <6645>が6.48円、ホンダ <7267>が5.04円と続く。  業種別では33業種中8業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、石油・石炭、輸送用機器、銀行と続く。値下がり上位には海運、精密機器、その他製品が並んでいる。  ※11時0分8秒時点 株探ニュース 2021/09/28 11:01 みんかぶニュース 市況・概況 28日中国・上海総合指数=寄り付き3577.8859(-4.9448)  28日の中国・上海総合指数は前営業日比4.9448ポイント安の3577.8859で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 10:48 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位にあさひ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の28日午前10時現在で、あさひ<3333.T>が「売り予想数上昇」で1位となっている。  28日の東京市場で、あさひは続落。27日取引終了後に発表した22年2月期第2四半期累計(2月21日~8月20日)の単独決算がネガティブ視されているようだ。  第2四半期累計の売上高は前年同期比2.3%増の400億6000万円、営業利益は同18.1%減の49億8400万円で着地。「密」を避ける移動手段として自転車の需要は堅調だったが、人件費や広告宣伝費など販管費が増加したことが利益面に影響した。なお、通期業績予想は売上高700億円(前期比0.8%増)、営業利益54億5000万円(同20.6%減)とする従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 10:47 みんかぶニュース 市況・概況 ソフトバンクGは地合い悪に抗して頑強、アリババ株急反騰が刺激材料に◇  ソフトバンクグループ<9984.T>は全体地合い悪のなか、プラス圏で推移する強さをみせている。米長期金利の上昇を警戒して、電機・精密などハイテクセクター中心に売りがかさんでいるが、そのなかで日経平均寄与度の高い同社株への継続的な買いが観測されている。市場では「前日の米国株市場でナスダック指数は軟調だったものの、同社が出資するアリババ<BABA>が3.5%高と大きく切り返したことが、プラス材料となっている。もっとも、きょうは実質9月最終商い日で、指数寄与度の高いファーストリテイリング<9983.T>や同社株に中間期末を意識したテクニカル的な買いが入っているフシがある」(ネット証券アナリスト)という指摘も出ていた。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 10:45 みんかぶニュース 市況・概況 28日香港・ハンセン指数=寄り付き24323.00(+114.22)  28日の香港・ハンセン指数は前営業日比114.22ポイント高の24323.00で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 10:44 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は337、値下がり銘柄数は1767、変わらずは80銘柄だった。業種別では33業種中6業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、石油・石炭、銀行など。値下がり上位に海運、精密機器、その他製品など。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/28 10:03

ニュースカテゴリ