みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前11時現在の東証1部の値上がり銘柄数は1207、値下がり銘柄数は818、変わらずは147銘柄だった。業種別では33業種中23業種前後が高い。値上がり上位に精密機器、海運、機械など。値下がり上位に証券・商品、非鉄、鉱業など。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 11:05 みんかぶニュース 市況・概況 22日中国・上海総合指数=寄り付き3594.7457(-0.0374)  22日の中国・上海総合指数は前営業日比0.0374ポイント安の3594.7457で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 11:04 みんかぶニュース 市況・概況 22日香港・ハンセン指数=寄り付き26114.84(+97.31)  22日の香港・ハンセン指数は前営業日比97.31ポイント高の26114.84で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 11:02 みんかぶニュース 市況・概況 11時の日経平均は202円高の2万8911円、東エレクが79.65円押し上げ  22日11時現在の日経平均株価は前日比202.96円(0.71%)高の2万8911.54円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は1207、値下がりは817、変わらずは147と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を79.65円押し上げている。次いでSBG <9984>が23.47円、アドテスト <6857>が14.10円、エムスリー <2413>が8.20円、ダイキン <6367>が7.23円と続く。  マイナス寄与度は5.71円の押し下げでKDDI <9433>がトップ。以下、電通グループ <4324>が2.82円、ファストリ <9983>が2.47円、中外薬 <4519>が2.11円、リクルート <6098>が1.9円と続いている。  業種別では33業種中22業種が値上がり。1位は精密機器で、以下、海運、機械、ゴム製品と続く。値下がり上位には証券・商品、非鉄金属、鉱業が並んでいる。  ※11時0分0秒時点 株探ニュース 2021/10/22 11:01 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位に川本産業  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の22日午前10時現在で、川本産業<3604.T>が「買い予想数上昇」で2位となっている。  22日の東京市場で、川本産業は反落。20日取引終了後に22年3月期通期の連結業績予想を上方修正したことを好感し、前日にストップ高をつけた反動が出ているようだ。  通期の売上高予想は前期比2.8%減の300億円(従来予想は280億円)、営業利益予想は同37.2%減の8億2000万円(従来予想は8億円)に引き上げた。第2四半期累計期間(4~9月)に新型コロナウイルス感染症の新規感染者が増加し、コンシューマ事業のカタログ通信販売及びインターネット通信販売事業者に対する感染管理製品の売り上げが計画以上となったほか、専門店に対する育児用品などの販売が好調なことなどから、同期間の連結業績が従来予想を上回る見通しとなったことが主な理由だとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 10:58 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が200円突破  日経平均株価の上げ幅が200円を突破。10時30分現在、206.48円高の2万8915.06円まで上昇している。 株探ニュース 2021/10/22 10:30 みんかぶニュース 市況・概況 宝HLDが小幅反発、バイオ事業好調で上期業績は計画上振れ◇  宝ホールディングス<2531.T>は小幅反発している。21日の取引終了後、集計中の22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が1400億円から1412億1300万円(前年同期比10.5%増)へ、営業利益が181億円から216億1600万円(同3.7倍)へ、純利益が78億円から100億5000万円(同3.6倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。  バイオ事業で、連結子会社タカラバイオ<4974.T>の新型コロナウイルスPCR検査関連製品や、一般研究用試薬の売り上げが従来予想を上回ったことなどが業績に寄与した。また、経費削減の徹底や、販管費の抑制に努めたことも利益を押し上げた。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 10:25 みんかぶニュース 市況・概況 エルテスが3日ぶりに反発、かっことオンライン取引のセキュリティー領域で資本・業務提携◇  エルテス<3967.T>が3日ぶりに反発。同社は21日取引終了後、オンライン取引におけるセキュリティー領域に関して、かっこ<4166.T>と資本・業務提携を締結すると発表しており、材料視されている。  デジタル空間上での情報分析や人工知能(AI)を活用したモニタリング技術を活用し、デジタル社会に潜むリスクから企業を守るソリューションを提供してきたエルテスと、インターネット通販をはじめとしたオンライン取引での不正注文、不正アクセスや不正ログイン対策を支援してきたかっこがリスクの検知領域を相互補完することで、オンライン取引における幅広いセキュリティーサービスの提供に向けて提携する。  また、関係強化を目的として、エルテス代表取締役の菅原貴弘氏が保有するエルテスの普通株式の一部を、かっこへ譲渡する予定としている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 10:05 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は1087、値下がり銘柄数は930、変わらずは154銘柄だった。業種別では33業種中16業種前後が高い。値上がり上位に精密機器、海運、ゴム製品など。値下がり上位に鉱業、非鉄、証券・商品など。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 10:04 みんかぶニュース 市況・概況 10時の日経平均は131円高の2万8839円、東エレクが62.03円押し上げ  22日10時現在の日経平均株価は前日比131.17円(0.46%)高の2万8839.75円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は1099、値下がりは923、変わらずは148。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を62.03円押し上げている。次いでSBG <9984>が18.82円、アドテスト <6857>が13.39円、エムスリー <2413>が6.51円、ダイキン <6367>が5.11円と続く。  マイナス寄与度は7.61円の押し下げでKDDI <9433>がトップ。以下、ファストリ <9983>が4.23円、中外薬 <4519>が3.28円、電通グループ <4324>が2.82円、豊田通商 <8015>が2.47円と続いている。  業種別では33業種中20業種が値上がり。1位は精密機器で、以下、海運、ゴム製品、機械と続く。値下がり上位には鉱業、非鉄金属、証券・商品が並んでいる。  ※10時0分11秒時点 株探ニュース 2021/10/22 10:01 みんかぶニュース 市況・概況 武者陵司「ドル高・円安で日本の価格競争力向上、企業収益急伸へ」<後編> ※武者陵司「ドル高・円安で日本の価格競争力向上、企業収益急伸へ」<前編>から続く (4)価格競争力は内需関連において特に強い、インバウンドに大いなる期待 ●極端な割安さ、日本のサービス価格  「安いニッポン」はことに、日本の内需産業、サービス価格で顕著であり、外国人から見た日本観光のコストパフォーマンスは非常に高いとみられる。内外価格差つまり日本と米国との物価の格差を比較すると、自動車、衣料品、玩具、テレビ、パソコンなどのエレクトロニクス製品など、グローバル製造業製品の価格はほぼ同一である。  内外格差はもっぱら国内のサービス価格の差である。日米でスマホや車の値段はあまり変わらないのに、レストランの価格や交通料金、医療費、教育費などのサービス価格において極端な価格差が存在している。ラーメン1杯が東京は500円、ニューヨークでは2000円などと巷間で語られる価格差が存在している。  なぜ、内需型のサービス価格においてそれほどの格差があるのかと言えば、日本の割安な内需型サービスを外国人が買うことはできず、日本の内需価格の割安さが是正されてこなかったからである。 ●外国人は知っている「日本ほど安く安全、美味しいところはない」  しかし、国境を越えた観光の隆盛により、日本の内需が外国人によって満たされるという10年前には考えられなかった、うれしい転倒が起こっている。世界どこを旅しても「日本ほど安く安全、美味しいところはない」ということを世界の旅行者が知ってしまった。コロナパンデミック終息後は、日本の安価・高品質の観光資源・サービスをめがけて観光需要は急増するだろう。つまり、日本の内需(=国内産業)が世界の需要家に対して門戸を開くということが起きる。それは、著しい割安水準に放置されてきた国内サービス関連の物価水準の大幅な是正に結び付くだろう。  内需関連価格の内外価格差がなぜ大きいのかは、補論として掲載している「コスパが特に良い日本の観光業、バラッサ・サミュエルソン仮説が効く」をご覧いただきたい。 ●「安いニッポン」批判、「さらに安くする円安批判」は間違いだ  「安いニッポン」批判、「安いニッポン」をさらに安くする円安批判か渦巻いているが、それらの議論は因果関連と同義反復(トートロジー)を混同している。「安いニッポン」も円安も日本経済凋落の結果であり、それ自体は望ましくないことではあるかもしれない。例えば野口悠紀雄氏は、「日本の物価が安いのは日本の労働力を海外に安売りしているから。」「為替レートを本来あるべき水準よりも安くすることは日本の産業の付加価値を高めようという志をくじくことになっている。」「外国の優秀な人材を日本に呼ぶことができなくなっている。」(週刊エコノミスト10月5日号)と主張しているが、それは結果論でしかない。 ●最大級の日本強気材料  現在、我々を取り巻く多くの情勢要素の中で、何が過去に起こったことの結果であり、何が将来起こることの原因なのか、という因果関連分析に基づく事実(ファクト)のふるい分けが必須である。繰り返しになるが、武者リサーチは将来の原因として各国経済分析で最も大切な要素は国際的価格競争力であり、それは日本の将来に対する最大級の強気材料と考える。 【参考】コスパが特に良い日本の観光業、バラッサ・サムエルソン定理が生きている  なぜ、日本の国内価格が外国人から見て、魅力的なのか。それは国際経済理論のバラッサ・サミュエルソン仮説で解釈が可能である。世界の賃金は一物一価であり、労働生産性が同一の2カ国の労働賃金は同一になるという原則から出発する。ただし、それは相互に国際市場で競争をしている貿易財(主に製造業)に対してのみ当てはまることである。  それでは国際市場で競争をしていないサービス業など各国の内需産業の賃金はどう決まるのかと言うと、その国の貿易財産業で形成された国内賃金相場にサヤ寄せされて決まる。  つまり、貿易財産業においてA国の生産性がB国の2倍であれば、A国の貿易財産業賃金は、B国の貿易財産業の2倍になる。A国のサービス産業の賃金もB国の賃金の2倍になる。この場合、A国、B国のサービス産業賃金は生産性に関係なく決まるということである。  概してサービス産業、例えば床屋さんの生産性は、先進国でも新興国でもあまり違いがない。しかし、先進国の床屋さんの賃金は新興国の10倍にも相当する、ということが起きる。つまり、生産性あたりの賃金価格差が、サービス産業において特に大きく開いているのである。  しかし、ここで国際交流が活発になり、サービス産業にも外国人の顧客がつくようになれば、事情は変わってくる。B国の割安なサービス産業(生産性があまり変わらないのに価格が半分)に海外需要が殺到することになる。日本の観光関連の価格が国際比較で大いに割安化していることは、中藤玲さんの著書(「安いニッポン 『価格』が示す停滞」 日経BP)から明らかなので、観光需要が大きく増加する。  「安いニッポン」は、観光という国内産業に現れた外需によって、大きく是正されていくということが期待される。このように「安いニッポン」は製造業以上に、内需産業へのアップサイド圧力を強めることになる。観光業の隆盛が日本のデフレ脱却の牽引力になると考えられる。 (2021年10月19日記 武者リサーチ「ストラテジーブレティン292号」を転載) 株探ニュース 2021/10/22 10:00 みんかぶニュース 市況・概況 武者陵司「ドル高・円安で日本の価格競争力向上、企業収益急伸へ」<前編> (1)ドル高時代へ、米国の役割変化、ドル流動性供給者から需要創造者へ ●世界の機関車、中国から米国へ  米国のテーパリングがいよいよ視野に入り、ドル高の時代が始まったのではないか。ドルインデックスは5月末以降、5%上昇している。時代が変わっている。コロナ危機に対して米国が世界にドルを供給し、結果としてドル安になった時期は終わった。これからはドルが強くなり、世界の資金が米国に集まり、米国内需つまり米国への輸出が各国経済を推進する時代に入っていくのではないか。  2022年にこれまで世界経済をけん引してきた中国経済の大減速が必至となった。IMF(国際通貨基金)の直近10月に改訂発表した2022年の世界の経済見通しは、中国が前年比+5.6%、米国が同+5.2%であるが、恒大集団危機が引き金を引く建設・不動産の失速により、中国の景気落ち込みは更に大きくなるかもしれない。他方、米国消費は旺盛、世界経済の機関車は中国から米国にシフトしつつある。 ●ドルは米国の秘密兵器、米中対決でドル高は必須に  ドル高要因が山積している。まず(A)米国の超金融緩和が終わるのに伴い、米国の実質金利の上昇が見込まれる。また、(B)インフレ抑制にドル高が有利であること、原油価格とドルは強くリンクしてきたこと(第2次オイルショック時はドル急騰で原油高を相殺)、(C)米国のポリシーミックスの変化(金融引き締め財政拡大の方向にシフト…顕著ではないが)もドル高要因である。  更に最も重要なことは、ドルが米国の秘密兵器であることかもしれない。ドルは時として米国の地政学的目的の達成のために使われてきた。かつて対日、今後は米中対立の戦略手段としてドルが利用されるだろう。米国の喫緊の優先課題、中国排除のグローバルサプライチェーン構築にとってドル高は必須であると考えられる。コロナ時の一時的ドル安が終わり、2011年をボトムに始まった長期ドル高トレンドが続いていくことになる、と想定される。 (2)円安時代が始まった ●ドル高以上に進展する円安、120~130円も  しかし、日本円は対ドルだけではなく、各国通貨との間でも安くなっている。また、ドル高に転換する1年前から既に円安は始まっていた。日本側にはドル高以上に、円が安くなる要因が山積している。(A)日本の貿易黒字がほぼなくなったこと、(B)経常収支の黒字はもっぱら所得収支であり、それは現地で再投資されるので日本には戻ってこない黒字であること、(C)日本企業は膨大な内部留保をグローバル直接投資に振り向けており資本流出が続くこと、(D)日本の証券投資家も米国株式、米国国債など海外投資を増加させていることなどである。  2021年に入ってからFRB、ECBなど世界の主要中央銀行がバランスシートを膨張させている中で、日銀だけは資産購入を密かに減らしている(ステルステーパリング)。本来なら円高になってもいいはずのところだが、むしろ円安が強まっている。底流に流れる円安圧力をうかがわせる。円が安全資産として選好される時代は終わった可能性がある。1ドル=120~130円も視野に入ってくるだろう。 ●アメリカは円安が日本のデフレ脱却、経済再生の鍵であることを知っている  おそらく米国は円高が日本のデフレの最大の要因であり、円安がデフレ脱却の切り札であることを知っている。その米国が日本の円安を容認するかだが、容認どころか望ましいと思っているのではないか。米中対立の下で強い日本経済は必須であり、日本がデフレ脱却をしてほしいと心から思っているはずである。  さらに、中国・韓国・台湾などの危険地帯に集中している半導体などのハイテクサプライチェーンを安全地帯へシフトさせることが喫緊の課題であり、日本でのハイテク産業クラスターの育成強化はその重要な柱である。それを推進するのに円安は重要である。  台湾積体電路製造(TSMC)のソニーグループ <6758> との合弁による熊本工場建設が決まった。日本政府が総投資8000億円の半分の4000億円を補助すると伝えられているが、それは日本のコストが高いからである。しかし、1ドル=120~130円になれば、日本のコスト劣位は霧消するだろう。 (3)日本の価格競争力は大きく強化され続けている ●「安いニッポン」に加えての円安が日本企業の価格競争力を強化  これまで何度もレポートしてきたが、日本の物価の安さ、労働賃金の安さが際立っている。21世紀に入って日本の賃金はほとんど上昇しなかった。その結果、平均賃金の水準では、G7でイタリアと最下位を争い、2015年には韓国に抜かれ、差が開く一方である。  また、ビックマック価格は世界最高のスイスの約半分、韓国・ブラジルよりも安くなっている。ダイヤモンド社は物価・賃金のみならず、株価、不動産価格がバーゲン状態となり、外資に買い漁られている実態を報告している。  この著しく安くなった日本に円安が襲いかかろうとしている。円安で「安いニッポン」がさらに安くなる。「安いニッポン」も「安いニッポンをさらに安くする円安」も、それ自体は日本凋落の結果ではあり、望ましいことではない。  しかし、将来展望という観点から見れば、日本にとって朗報である。なぜなら、各国経済の盛衰の鍵が国際的価格競争力であるが、「安いニッポン」と円安が日本の国際競争力を高め、日本経済の好循環を引き起こすと考えられるからである。そもそも「高いニッポン」と円高が悪循環の出発点であった。「高いニッポン」が円高でさらに高くなり、日本の価格競争力は劇的に低下した。 ●円の実質購買力(=企業のコスト)は50年前の水準に戻った  週刊エコノミスト誌は、「安い日本 超円安時代」と題する特集(10月5日号)で、円安が日本人の購買力を引き下げ、賃金を引き上げられない日本人をさらに貧しくしている、と描写している。  デフレであるのに円安が進行してきたため、実質実効レートでみれば、現在の1ドル=110円の水準は、1973年の変動相場制移行以前の1ドル=360円時代とほぼ同等である。つまり、円の購買力は50年前の水準まで低下している。「これは大変だ、困ったことだ」という反応が蔓延しているが、そうだろうか。 ●2000年以降、日本の単位労働コスト低下は世界一  逆だろう。それは日本企業の価格競争力が1ドル=360円時代に戻っているということを意味している。製造業の価格競争力を端的に示す、ドルベースでの単位労働コストは、2000年以降、日本は世界で最も大きく低下し、日本のコストはここ20年間に、対中国、対韓国、対米、対ドイツで軒並み大きく改善していることがわかる。これにさらなる円安が加われば、価格競争力は一段と向上する。 ●すでに過去最高水準に戻った企業利益率  いま物価・賃金安に加えての円安で、日本企業の価格競争力は過去30年間で最も高まっているのである。円安のメリットは、海外生産している企業にとっては海外法人利益の円換算額の増加という形で現れる。すでに法人企業の経常利益率は、コロナショックから経済が立ち上がる前の2021年4~6月時点で、過去最高水準まで回復している。今後さらなる業績向上はほぼ確かであり、企業の支払い能力の向上と技術労働者の需給ひっ迫から賃金上昇に結び付くだろう。  国際競争力向上はグローバル製造業と、数年後に急拡大が予想される観光関連の国内産業で顕在化すると考えられる。いま大切なことは円安を進めるために、超金融緩和をできる限り持続させることである。 ※<後編>へ続く 株探ニュース 2021/10/22 10:00 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が100円突破  日経平均株価の上げ幅が100円を突破。9時59分現在、121.75円高の2万8830.33円まで上昇している。 株探ニュース 2021/10/22 09:59 みんかぶニュース 市況・概況 レーザーテックなど半導体製造装置関連が一斉高、米半導体主力株の上昇で安心感◇  レーザーテック<6920.T>が東証1部売買代金トップで買い優勢となっているほか、東京エレクトロン<8035.T>が1000円を超える上昇、アドバンテスト<6857.T>、SCREENホールディングス<7735.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連株が一斉に切り返しに転じている。前日の米国株市場ではインテル<INTC>やエヌビディア<NVDA>、ザイリンクス<XLNX>、アドバンストマイクロデバイシズ<AMD>、マイクロンテクノロジー<MU>など半導体関連株が軒並み高く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反発した。前日はオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング<ASML>が発表した10~12月期売上高予想が市場の期待に届かなかったことが嫌気されたほか、先物主導で日経平均寄与度の高い値がさ株に売り圧力が生じたことから、半導体セクターは下値を試す展開を強いられたが、きょうは米半導体主力株の強い動きを受けて安心感が広がり、値ごろ感からの押し目買いを呼び込み出直り歩調を明示している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 09:46 みんかぶニュース 市況・概況 22日韓国・KOSPI=寄り付き3005.36(-1.97)  22日の韓国・KOSPI指数は前営業日比1.97ポイント安の3005.36で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 09:36 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均がプラス転換  日経平均株価がプラス転換。9時30分現在、10.32円高の2万8718.9円まで上昇している。 株探ニュース 2021/10/22 09:30 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=22日寄り付き、日経レバの売買代金は218億円とやや低調  22日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比4.2%増の459億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同5.8%増の396億円となっている。  個別ではiシェアーズ・コア米国債7-10年 <1482> 、上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジあり) <1487> 、国際のETF VIX短期先物指数 <1552> 、NEXT 電力・ガス電力・ガス <1627> が新安値。  そのほか目立った値動きではOne ETF 南方中国A株 CSI500 <2553> が5.90%高と大幅な上昇。  一方、WisdomTree 産業用金属 <1686> は6.60%安、WisdomTree ニッケル上場投資信託 <1694> は5.36%安、WisdomTree アルミニウム上場投資信託 <1692> は5.23%安、サムスンKODEX200証券上場指数投資信託 <1313> は5.06%安と大幅に下落している。  日経平均株価が148円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金218億2200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均240億5800万円を下回っている。  その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が35億4700万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が34億8800万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が27億5200万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が27億4600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が18億8100万円の売買代金となっている。 株探ニュース 2021/10/22 09:16 みんかぶニュース 市況・概況 メガバンクが底堅さ発揮、米長期金利1.7%台乗せで5カ月ぶり高水準に◇  三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクは全般軟調地合いのなかも根強い買いが観測され、底堅さを発揮。米長期金利の上昇基調が続いており、前日は終値ベースでついに1.70%台に乗せ、約5カ月ぶりの高い水準となった。国内債券市場にも売りが波及し、新発10年物国債の利回りは上昇基調となることが予想される。ただ、前日の米国株市場では金利上昇にもかかわらず、大手金融株は総じて軟調な株価推移となっていたこともあり、きょうは東京市場でも気迷いムードが漂うなかメガバンクへの買いも限定的なものにとどまっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 09:11 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(寄り付き)=続落、NYダウ小反落で上値重い  22日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比130円安の2万8578円と続落で始まった。  前日の米株式市場は、NYダウは6ドル安と3日ぶりに小反落。IBM<IBM>の決算が市場予想を下回ったことなどが警戒された。前日の日経平均が大幅安となり、上値が重い展開となるなか、東京株式市場は値を下げて始まった。また、為替は1ドル=113円80銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。  寄り付き時点で業種別では33業種中、4業種が高く、値上がりは海運、ゴム製品など。値下がり上位に鉄鋼、鉱業、非鉄、石油など。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 09:07 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均22日寄り付き=130円安、2万8578円  22日の日経平均株価は前日比130.05円安の2万8578.53円で寄り付いた。 株探ニュース 2021/10/22 09:01 みんかぶニュース 市況・概況 22日=シンガポール・日経平均先物寄り付き2万8455円(-290円)  22日のシンガポール・日経平均先物12月物は前営業日清算値比290円安の2万8455円で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 08:41 みんかぶニュース 市況・概況 21日の米株式市場の概況、S&P500種は最高値更新  21日の米株式市場では、NYダウが前日比6.26ドル安の3万5603.08ドルと3日ぶりに小反落した。    決算内容が市場予想を下回ったIBM<IBM>が大幅安となり市場心理を悪化させたが、原油価格が下落したことなどが好感され、NYダウは小幅安で取引を終えた。ナスダック指数は高く、S&P500種指数は9月2日以来となる最高値を更新した。ペイパルHD<PYPL>やスナップ<SNAP>が安く、コインベース・グローバル<COIN>が値を下げた。JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>といった銀行株が下落した。エクソン・モービル<XOM>が軟調だった。半面、テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、アマゾン<AMZN>が高く、ネットフリックス<NFLX>、マイクロソフト<MSFT>が買われた。ウォルト・ディズニー<DIS>やホーム・デポ<HD>が上昇した。  ナスダック総合株価指数は、94.022ポイント高の1万5215.700と反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億2908万株だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 08:02 みんかぶニュース 市況・概況 21日の主要国際商品市況  ・NY原油先物期近(WTI)  1バレル=82.50ドル(-0.92ドル) ・NY金先物期近(COMEX)  1トロイオンス=1781.9ドル(-3.0ドル) ・NY銀先物期近(COMEX)  1トロイオンス=2415.0セント(-27.4セント) ・シカゴ小麦先物期近  1ブッシェル=741.25セント(-8.00セント) ・シカゴコーン先物期近  1ブッシェル=532.25セント(-7.00セント) ・シカゴ大豆先物期近  1ブッシェル=1224.00セント(-21.50セント) ・CRB指数  236.60(-3.75) 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 08:00 みんかぶニュース 市況・概況 21日の米国主要株価指数終値 ・NYダウ 35603.08(-6.26)    高値 35612.36    安値 35442.53 ・S&P500 4549.78(+13.59) ・ナスダック総合指数 15215.700(+94.022) 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 08:00 みんかぶニュース 市況・概況 21日の欧州主要株価指数終値 ・イギリス・FTSE100  7190.30(-32.80) ・ドイツ・DAX  15472.56(-50.36) ・フランス・CAC40  6686.17(-19.44) ・ロシア・RTS  1868.16(-36.61) 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 08:00 みんかぶニュース 市況・概況 22日の株式相場見通し=続落か、下値では押し目買いも想定  22日の東京株式市場は、日経平均株価の軟調地合いが続きそうだが、下値では押し目買いが入り、強弱感対立のなか方向感の定まりにくい動きが予想される。前日の米国株市場ではNYダウが小幅に反落したが、これはIBM<IBM>が急落し指数押し下げ要因となったもので、一方でハイテク株比率の高いナスダック総合指数や機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数はいずれもプラス圏で引け、S&P500指数は最高値を更新した。東京市場では日経平均が前日に540円あまりの急落をみせており、きょうは突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが下値を支えるとみられる。ただ、来週から本格化する企業の決算発表を前に、週末要因も考慮して積極的な買いは入りにくい。  21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比6ドル26セント安の3万5603ドル08セントと3日ぶり小幅反落。ナスダック総合株価指数は同94.022ポイント高の1万5215.700だった。  日程面では、きょうは9月の全国消費者物価指数(CPI)など。海外では10月の独購買担当者景気指数(PMI)、10月の仏PMI、10月のユーロ圏PMI、10月の米製造業PMI、ロシア中銀の政策金利発表など。なお、タイ市場は休場となる。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 07:59 みんかぶニュース 市況・概況 22日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:01 英・GFK消費者信頼感調査 08:30 日・全国消費者物価指数 10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札 15:00 英・小売売上高 16:15 仏・製造業購買担当者景気指数(速報値) 16:15 仏・非製造業購買担当者景気指数(速報値) 16:30 独・製造業購買担当者景気指数(速報値) 16:30 独・非製造業購買担当者景気指数(速報値) 17:00 ユーロ・製造業購買担当者景気指数(速報値) 17:00 ユーロ・非製造業購買担当者景気指数(速報値) 17:30 英・製造業購買担当者景気指数(速報値) 17:30 英・非製造業購買担当者景気指数(速報値) 22:45 米・製造業購買担当者景気指数(速報値) 22:45 米・非製造業購買担当者景気指数(速報値) 22:45 米・総合購買担当者景気指数(速報値) ※タイ市場が休場 ○決算発表・新規上場など 決算発表:アクシーズ<1381>,サーティワン<2268>,ベクター<2656>,ナフコ<2790>,モバファク<3912>,中外薬<4519>,アジュバン<4929>,東京製鉄<5423>,日鋳造<5609>,東邦レマック<7422>,PLANT<7646>,KIMOTO<7908>,ジャフコG<8595>,岩井コスモ<8707>,京阪神ビル<8818>,沖縄セルラー<9436>,植松商会<9914> ※海外企業決算発表:アメリカン・エキスプレス,ハネウェル・インターナショナルほか 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 07:51 みんかぶニュース 市況・概況 米国市場データ NYダウは6ドル安と3日ぶりに反落 (10月21日) ― ダウは6ドル安と3日ぶりに反落、IBMの急落響く、S&Pは最高値更新 ― NYダウ    35603.08 ( -6.26 ) S&P500    4549.78 ( +13.59 ) NASDAQ  15215.70 ( +94.02 ) 米10年債利回り  1.700 ( +0.041 ) NY(WTI)原油   82.50 ( -0.92 ) NY金      1781.9 ( -3.0 ) シカゴ日経225先物12月限 (円建て)  28625 ( -105 ) シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て) 28645 ( -85 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2021/10/22 07:40 みんかぶニュース 市況・概況 <10月21日のストップ安銘柄> <10月21日のストップ安銘柄> (銘柄コード) 銘柄   市場   [ 終値 | 前日比 | 割安/割高 ] (4588) オンコリス    東証マザーズ     [ 694.0 | -17.77% | 割安 ] (7021) ニッチツ     東証2部       [ 3,455.0 | -16.85% | 割高 ] 解説:「ストップ安銘柄」とは、当日の株価下落が値幅制限に達した銘柄を言います。なお、呼び値単位の切り上げにより、値幅制限が拡大するケースがあります。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 07:38 みんかぶニュース 市況・概況 <10月21日のストップ高銘柄> <10月21日のストップ高銘柄> (銘柄コード) 銘柄   市場   [ 終値 | 前日比 | 割安/割高 ] (3604) 川本産業     東証2部       [ 928.0 | +19.28% | 割安 ] (3996) サインポスト   東証1部       [ 1,668.0 | +21.93% | 割高 ] 解説:「ストップ高銘柄」とは、当日の株価上昇が値幅制限に達した銘柄を言います。なお、呼び値単位の切り上げにより、値幅制限が拡大するケースがあります。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/22 07:38

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