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20日の香港市場概況:ハンセン指数は反落、地政学リスクへの警戒が重荷

配信日時:2026/02/20 18:54 配信元:FISCO
*18:54JST 20日の香港市場概況:ハンセン指数は反落、地政学リスクへの警戒が重荷 春節(旧正月)連休明け20日の香港市場は反落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比292.59ポイント(1.10%)安の26413.35ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が110.76ポイント(1.22%)安の8959.56ポイントで引けた。

ハンセン指数は1月9日以来およそ1カ月半ぶりの安値で取引を終えた。前日の米株安を受けた地政学リスクへの警戒が重荷となり、投資家心理が悪化した。主力ネット関連株を中心に目新しい買い材料に乏しく、指数寄与度の高い銘柄が軟調に推移。中国本土市場が春節連休で休場となるなか、海外投資家の積極的な買いは限定的だった。一方、下値では押し目買いも散見されたが、戻りは鈍く、終日上値の重い展開となった。

ハンセン指数の構成銘柄では、ネット・IT関連株に売りが集中した。アリババ(9988/HK)が4.9%安、百度(9888/HK)が6.3%安、ネットイース(9999/HK)が4.3%安と下落率が目立った。前日の米株安や地政学リスクへの警戒を背景に、高PER銘柄への利益確定売りが優勢となり、指数の押し下げ要因となった。京東健康(6618/HK)が6.3%安、テンセント(0700/HK)が2.1%安も軟調で、主力ハイテク株全般に売りが波及した。

金融・消費関連も弱含んだ。香港証券取引所(0388/HK)が0.2%安、中国人寿保険(2628/HK)が0.5%安、平安保険(2318/HK)が0.1%安と保険・金融の一角は下落した。サンズチャイナ(1928/HK)が2.6%安、ギャラクシー・エンターテインメント(0027/HK)が1.1%安などカジノ株も売られ、外部環境の不透明感が投資家心理を冷やした。

反面、エネルギーや一部不動産株には買いが入った。中国石油天然気(0857/HK)が3.7%高、中国海洋石油(0883/HK)が2.2%高と資源株が上昇。恒基地産(0012/HK)が3.0%高、恒隆地産(0101/HK)が1.9%高も堅調だった。原油価格の動向や高配当利回り銘柄への物色が支えとなり、指数下落局面でも選別的な買いが観測された。

なお、中国本土市場は春節休暇で休場となった。

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