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<動意株・26日>(大引け)=マイネット、いつも、ミタチ産業など
配信日時:2025/12/26 15:32
配信元:MINKABU
マイネット<3928.T>=後場上げ幅拡大。午後1時ごろ、25年12月期の連結業績予想について、営業利益を3億1200万円から3億7500万円(前期比12.4%減)へ、純利益を1億6600万円から2億2000万円(同10.2%減)へ上方修正したことが好感されている。第4四半期に見込んでいた案件のうち、新規スポーツプロダクト以外の案件で成約や開始時期の期ずれが発生したことにより、売上高は85億円から75億円(同15.2%減)へ下方修正したものの、主力のゲーム事業のセカンダリー領域が想定以上に好調に推移したことや、運営タイトルの収益性が高まったこと、更にコストコントロールの効果もあって利益は上振れる見通しという。
いつも<7694.T>=物色人気にストップ高。同社は25日の取引時間中に、TikTok Shopのストア運営支援の成果について発表。これを材料視した短期資金が断続的に流入し、株高に弾みをつけたようだ。直近1カ月の事例としてライブコマースやショート動画施策を通じ、複数の大型成果を創出した。1回のライブコマースで流通取引総額(GMV)3000万円を達成した事例や、月間GMV3億円以上を記録した事例、大手企業の公式アカウント支援において1週間でGMVが2000万円、関連コンテンツの総閲覧数が約2000万回を突破した事例などを紹介している。
ミタチ産業<3321.T>=大幅高で新高値。25日の取引終了後、26年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表した。売上高が583億4800万円(前年同期比46.2%増)、営業利益が15億7300万円(同66.1%増)だったとしており、好業績を評価した買いが集まっている。売上高の約78%を自動車分野が占めるなか、国内で自動車部品メーカー向けの半導体の販売が増え、全体の業績を押し上げた。海外はアセアンでのOA機器向けEMSなどの受注が堅調に推移した。
エイベックス<7860.T>=上値指向強め続伸。株価は今月中旬を境に大底圏を離脱し、目先戻り足に拍車がかかっている。音楽ソフトの大手で、人気アーティストのマネジメントや音楽コンテンツの企画・制作などを手掛けるが、足もとの業績は回復色を鮮明としている。25日取引終了後、同社は26年3月期最終利益予想の修正を発表、従来予想の12億円から28億円(前期比2.5倍)に大幅増額した。同日にサンリオ<8136.T>と共同出資しているシンガポール企業の株式について、エイベックスが保有するすべてをサンリオに譲渡することを開示、株式譲渡に伴う特別利益を今3月期に計上することが背景にある。これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金を呼び込む格好となった。
クスリのアオキホールディングス<3549.T>=物色人気集中でストップ高。25日取引終了後、上期(5月21日~11月20日)連結決算を発表した。売上高は2798億800万円(前年同期比15.2%増)、営業利益は134億9400万円(同6.7%増)だった。積極的な新規出店が奏功した。配当予想は増額し、従来の普通配当16円に設立40周年記念配当40円を上乗せして計56円とした。あわせて、設立50周年(35年5月期)に向けた長期経営構想と、その実現に向けた第4次中期経営計画(26年5月期~30年5月期)を策定したと明らかにした。生鮮食品の取り扱い強化や調剤サービスの拡充などで30年5月期に売上高8000億円、営業利益440億円を目指し、配当性向30%とする目標も掲げた。35年5月期には売上高1兆円を狙う。また、これまで実施中だった自社株買いを終了し、新たに自社株買いを行うと発表。取得上限は600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.32%)、または240億円。期間は12月26日~来年12月25日。これら発表を好感した買いが入っている。なお、現在の東証プライムからスタンダードへの移行と、名証メイン市場へ新規上場を行う方針も明らかにした。
トヨコー<341A.T>=大幅高で安値圏離脱の様相。同社は老朽化したインフラのサビや塗膜などをレーザーで除去する装置「CoolLaser」の製造・販売や、工場の屋根の補修に向けた工法である「SOSEI」事業を展開。9月中間期の売上高は前年同期比77.5%増の16億3400万円、経常利益は同3.4倍の4億600万円と高成長を果たし、経常利益の通期計画に対する進捗率は72%台となっている。前日に東証グロース市場250指数が2%近く上昇するなど、個人投資家の視線がグロース銘柄にシフトするなかで、同社は26日、横河ブリッジホールディングス<5911.T>傘下の横河ブリッジ主催のもと、関越自動車道の土樽橋において東日本高速道路の関係者向けに、CoolLaserの試験施工を行ったと公表している。国土強靱化に関連する内需系成長株として投資家の注目度を更に高める結果となり、買いを誘う格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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