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前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株への資金流入が再燃~
配信日時:2025/12/22 08:57
配信元:FISCO
*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株への資金流入が再燃~
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体・AI関連株への資金流入が再燃
■西松屋チェ、3Q営業利益 102億円
■TOWA<6315>京都に研究拠点、70億円投資、後工程革新
半導体・AI関連株への資金流入が再燃
22日の日本株市場は、買い先行で始まった後も、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。19日の米国市場は、NYダウが183ドル高、ナスダックは301ポイント高だった。追加利下げを期待した買いが継続したほか、エヌビディアはAIチップH200の中国への輸出を開始する可能性が期待され買われるなど、半導体・AI関連株への買いが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比760円高の50320円。円相場は1ドル=157円50銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。決算が評価されたマイクロン・テクノロジーへの買いが続いたほか、米オラクルも買われるなど、半導体・AI関連株への買い戻しの動きが強まるなか、ナスダック指数は週半ばまでの下落部分を吸収する形となり、週間で上昇となった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の物色が期待されるなかで、日経平均株価を押し上げることになりそうだ。
日銀の金融政策決定会合が通過し、今週はクリスマスの祝日で主要な海外市場が休場になることもあり、国内外の機関投資家の資金流入は細ると考えられる。ただ、薄商いのなかで指数インパクトの大きい値がさハイテク株のインパクトが強まりやすく、これを受けて先物主導で大きくトレンドが出やすい面もあるだろう。日経平均株価は先週、25日線(49816円)に上値を抑えられていたが、同線を突破してくると5万円の大台回復から12月のSQ値(50536.54円)が射程に入ってくる可能性もあるだろう。
まずは25日線突破を見極めつつ、5万円回復からSQ値が意識されてくるようだと、年末高を意識したセンチメントに向かいそうである。積極的な上値追いは限られそうだが、半導体・AI関連株へのリバウンドが強まるようだと、売り方の買い戻しによって押し上げられる展開もありそうだ。物色はAI関連株へのリバウンド狙いのほか、今週は22日にスタートライン<477A>、23日にテラテクノロジー<483A>、24日にフツパー<478A>、PRONI<479A>、25日にリブ・コンサルティング<480A>の5社が上場する。個人投資家主体によるIPO銘柄への資金集中も意識されそうだ。
■西松屋チェ、3Q営業利益 102億円
西松屋チェ<7545>が発表した2026年2月期3Qの連結業績は、売上高が1481億9500万円、営業利益は102億9600万円だった。商品別の売上高の動向においては、衣料部門は上半期に気温の上昇にともない、春物衣料や夏物衣料が好調に推移し、11月に気温が下がったことで、秋物衣料や冬物衣料が売上を伸ばした。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49507.21、+505.71)
・NYダウは上昇(48134.89、+183.04)
・ナスダック総合指数は上昇(23307.62、+301.26)
・SOX指数は上昇(7067.86、+204.24)
・シカゴ日経225先物は上昇(50320、+760)
・為替相場は円安・ドル高(157.50-60)
・米原油先物相場が上昇(56.52、+0.52)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・TOWA<6315>京都に研究拠点、70億円投資、後工程革新
・ヨコオ<6800>インドで車用アンテナ増産、29年度10倍、月50万台
・商船三井<9104>社長に田村氏、経営体制刷、新グローバル化推進
・レシップHD<7213>新明和工業と、ゴミ収集効率化、システム
・トヨタ自<7203>米生産車を逆輸入、「カムリ」など3種
・日立建機<6305>独に開発子会社、電動・ICT建機を迅速投入
・カナデビア<7004>熊本に舶用エンジン生産設備、アンモニア燃料に対応
・イリソ電子工業<6908>ロボ向けコネクター拡充、新製品開発に着手
・キオクシアHD<285A>NANDに次ぐ事業の柱
・三和油化工業<4125>廃溶剤の再利用試験拡充、分離機4種
・日東紡<3110>NanoFrontierなどと東北大にナノ材料拠点、横断研究で迅速事業化
・デンカ<4061>執行役員・堀内博人氏、封止材・絶縁材で大きな伸び
・東邦ガス<9533>豪南東部で再エネ参画、現地社と連携
・三菱ケミカルG<4188>米英の電解液工場をルクセンブルク社に売却
・MORESCO<5018>中・米の子会社を来年上期に再編
・三井化学<4183>出光興産と、千葉エチレン設備集約で合意、27年7月完了
・フランスベッドHD<7840>いびき対策枕を開発、頭の向き変え軽減
・イトーキ<7972>農林水産省と協定、建築物の木材利用促進
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:00 中国・1年貸出プライムレート(予想:3.00%、前回:3.00%)
<YY>
■半導体・AI関連株への資金流入が再燃
■西松屋チェ、3Q営業利益 102億円
■TOWA<6315>京都に研究拠点、70億円投資、後工程革新
半導体・AI関連株への資金流入が再燃
22日の日本株市場は、買い先行で始まった後も、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。19日の米国市場は、NYダウが183ドル高、ナスダックは301ポイント高だった。追加利下げを期待した買いが継続したほか、エヌビディアはAIチップH200の中国への輸出を開始する可能性が期待され買われるなど、半導体・AI関連株への買いが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比760円高の50320円。円相場は1ドル=157円50銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。決算が評価されたマイクロン・テクノロジーへの買いが続いたほか、米オラクルも買われるなど、半導体・AI関連株への買い戻しの動きが強まるなか、ナスダック指数は週半ばまでの下落部分を吸収する形となり、週間で上昇となった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の物色が期待されるなかで、日経平均株価を押し上げることになりそうだ。
日銀の金融政策決定会合が通過し、今週はクリスマスの祝日で主要な海外市場が休場になることもあり、国内外の機関投資家の資金流入は細ると考えられる。ただ、薄商いのなかで指数インパクトの大きい値がさハイテク株のインパクトが強まりやすく、これを受けて先物主導で大きくトレンドが出やすい面もあるだろう。日経平均株価は先週、25日線(49816円)に上値を抑えられていたが、同線を突破してくると5万円の大台回復から12月のSQ値(50536.54円)が射程に入ってくる可能性もあるだろう。
まずは25日線突破を見極めつつ、5万円回復からSQ値が意識されてくるようだと、年末高を意識したセンチメントに向かいそうである。積極的な上値追いは限られそうだが、半導体・AI関連株へのリバウンドが強まるようだと、売り方の買い戻しによって押し上げられる展開もありそうだ。物色はAI関連株へのリバウンド狙いのほか、今週は22日にスタートライン<477A>、23日にテラテクノロジー<483A>、24日にフツパー<478A>、PRONI<479A>、25日にリブ・コンサルティング<480A>の5社が上場する。個人投資家主体によるIPO銘柄への資金集中も意識されそうだ。
■西松屋チェ、3Q営業利益 102億円
西松屋チェ<7545>が発表した2026年2月期3Qの連結業績は、売上高が1481億9500万円、営業利益は102億9600万円だった。商品別の売上高の動向においては、衣料部門は上半期に気温の上昇にともない、春物衣料や夏物衣料が好調に推移し、11月に気温が下がったことで、秋物衣料や冬物衣料が売上を伸ばした。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49507.21、+505.71)
・NYダウは上昇(48134.89、+183.04)
・ナスダック総合指数は上昇(23307.62、+301.26)
・SOX指数は上昇(7067.86、+204.24)
・シカゴ日経225先物は上昇(50320、+760)
・為替相場は円安・ドル高(157.50-60)
・米原油先物相場が上昇(56.52、+0.52)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・TOWA<6315>京都に研究拠点、70億円投資、後工程革新
・ヨコオ<6800>インドで車用アンテナ増産、29年度10倍、月50万台
・商船三井<9104>社長に田村氏、経営体制刷、新グローバル化推進
・レシップHD<7213>新明和工業と、ゴミ収集効率化、システム
・トヨタ自<7203>米生産車を逆輸入、「カムリ」など3種
・日立建機<6305>独に開発子会社、電動・ICT建機を迅速投入
・カナデビア<7004>熊本に舶用エンジン生産設備、アンモニア燃料に対応
・イリソ電子工業<6908>ロボ向けコネクター拡充、新製品開発に着手
・キオクシアHD<285A>NANDに次ぐ事業の柱
・三和油化工業<4125>廃溶剤の再利用試験拡充、分離機4種
・日東紡<3110>NanoFrontierなどと東北大にナノ材料拠点、横断研究で迅速事業化
・デンカ<4061>執行役員・堀内博人氏、封止材・絶縁材で大きな伸び
・東邦ガス<9533>豪南東部で再エネ参画、現地社と連携
・三菱ケミカルG<4188>米英の電解液工場をルクセンブルク社に売却
・MORESCO<5018>中・米の子会社を来年上期に再編
・三井化学<4183>出光興産と、千葉エチレン設備集約で合意、27年7月完了
・フランスベッドHD<7840>いびき対策枕を開発、頭の向き変え軽減
・イトーキ<7972>農林水産省と協定、建築物の木材利用促進
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:00 中国・1年貸出プライムレート(予想:3.00%、前回:3.00%)
<YY>
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