注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はしっかり、利上げ織り込み済みで円売り
配信日時:2025/12/19 17:22
配信元:FISCO
*17:22JST 東京為替:ドル・円はしっかり、利上げ織り込み済みで円売り
19日の東京市場でドル・円はドル・円はしっかり。日経平均株価の堅調地合いを受け円売りが先行し、155円51銭から上昇基調に。また、日銀は金融政策決定会合で今年1月以来の利上げを決定。ただ、想定内の政策内容のため、円売り優勢で156円89銭まで上昇した。
・ユ-ロ・円は182円30銭から183円69銭まで上昇。
・ユ-ロ・ドルは1.1728ドルから1.1703ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値49,387.71円、高値49,766.96円、安値49,257.15円、終値49,507.21円(前日比505.71円高)
・17時時点:ドル・円156円70-80銭、ユ-ロ・円183円60-70銭
【金融政策】
・日銀:政策金利を0.50%から0.75%に引き上げ(全員一致)
-声明
「経済・物価見通し実現なら、引き続き政策金利引き上げ緩和度合いを調整」
「現在の実質金利、極めて低い水準」
「2%物価目標の下、経済・物価・金融情勢に応じて適切に金融政策を運営」
「景気、一部に弱めの動き見られるが緩やかに回復」
「来年は今年に続きしっかりとした賃上げが実施される可能性」
「企業の積極的な賃金設定行動が途切れるリスク低い」
「各国の通商政策の影響をめぐる不確実性は根強いが、低下している」
「消費者物価の基調的な上昇率、緩やかな上昇続く」
「展望リポートの見通し期間後半には基調物価が目標とおおむね整合的に」
「物価目標の持続・安定的な実現の観点から、金融緩和度合いの調整が適切と判断」
「政策金利の変更後も、実質金利は大幅なマイナス続き緩和的な金融環境は維持」
「リスク要因、海外の経済物価・企業の賃金価格設定・為替市場の動向」
「リスク要因のわが国経済・物価への影響、十分注視する必要がある」
【要人発言】
・植田日銀総裁
「複数の委員が最近の円安で基調物価に影響する可能性を指摘」
「中立金利の概念、金融政策の枠組み考える上で非常に重要」
「中立金利、今後必要に応じて再推計試みる」
「今後とも、短期金利の変化による経済・物価の反応を点検し中立金利を探る」
「今後の利上げでは、実質金利や貸出動向など総合的に判断していく必要」
「ここまでの段階的利上げで強い引き締め効果が出たということはない」
「利上げにより、資産市場にそれなりの影響」
「短中期は実質金利低いが長期はそこそこ上昇」
「賃金が上がれば基調的物価上昇率が下がっていくことはない」
「賃金上がっていく中で物価に波及継続なら、利上げが見えてくることは十分ある」
「市場で例外的な動きあれば、機動的に買い入れオペの増額実施」
「適切なタイミングでの利上げが物価目標実現に必要」
「依然として大量の国債を保有も、効果は相応に働いている」
「2%の物価目標のスムーズな着地に向けて適切な判断を続ける」
・レーン・フィンランド中銀総裁
「ECBの次の一手、利上げとは限らない」
「多くの経済的不確実性を目の当たりに」
「今後数年間でインフレ率は2%近くに達する見込み」
・ミュラー・エストニア中銀総裁
「いま金利を変更する理由はない」
・赤沢経産相
「利上げで経済界に一定の影響は考えられえる、注視したい」
・片山財務相
「政府と日銀の意思疎通は今まで以上に良く意思のかい離はない」
【経済指標】
・NZ・11月貿易収支:-1.63億NZドル(10月:-15.42億NZドル→-15.98億NZドル)
・日・11月全国消費者物価コア指数:前年比+3.0%(予想:+3.0%、10月:+3.0%)
・英・11月小売売上高:前月比-0.1%(予想:+0.3%、10月:-1.1%→-0.9%)
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・ユ-ロ・円は182円30銭から183円69銭まで上昇。
・ユ-ロ・ドルは1.1728ドルから1.1703ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値49,387.71円、高値49,766.96円、安値49,257.15円、終値49,507.21円(前日比505.71円高)
・17時時点:ドル・円156円70-80銭、ユ-ロ・円183円60-70銭
【金融政策】
・日銀:政策金利を0.50%から0.75%に引き上げ(全員一致)
-声明
「経済・物価見通し実現なら、引き続き政策金利引き上げ緩和度合いを調整」
「現在の実質金利、極めて低い水準」
「2%物価目標の下、経済・物価・金融情勢に応じて適切に金融政策を運営」
「景気、一部に弱めの動き見られるが緩やかに回復」
「来年は今年に続きしっかりとした賃上げが実施される可能性」
「企業の積極的な賃金設定行動が途切れるリスク低い」
「各国の通商政策の影響をめぐる不確実性は根強いが、低下している」
「消費者物価の基調的な上昇率、緩やかな上昇続く」
「展望リポートの見通し期間後半には基調物価が目標とおおむね整合的に」
「物価目標の持続・安定的な実現の観点から、金融緩和度合いの調整が適切と判断」
「政策金利の変更後も、実質金利は大幅なマイナス続き緩和的な金融環境は維持」
「リスク要因、海外の経済物価・企業の賃金価格設定・為替市場の動向」
「リスク要因のわが国経済・物価への影響、十分注視する必要がある」
【要人発言】
・植田日銀総裁
「複数の委員が最近の円安で基調物価に影響する可能性を指摘」
「中立金利の概念、金融政策の枠組み考える上で非常に重要」
「中立金利、今後必要に応じて再推計試みる」
「今後とも、短期金利の変化による経済・物価の反応を点検し中立金利を探る」
「今後の利上げでは、実質金利や貸出動向など総合的に判断していく必要」
「ここまでの段階的利上げで強い引き締め効果が出たということはない」
「利上げにより、資産市場にそれなりの影響」
「短中期は実質金利低いが長期はそこそこ上昇」
「賃金が上がれば基調的物価上昇率が下がっていくことはない」
「賃金上がっていく中で物価に波及継続なら、利上げが見えてくることは十分ある」
「市場で例外的な動きあれば、機動的に買い入れオペの増額実施」
「適切なタイミングでの利上げが物価目標実現に必要」
「依然として大量の国債を保有も、効果は相応に働いている」
「2%の物価目標のスムーズな着地に向けて適切な判断を続ける」
・レーン・フィンランド中銀総裁
「ECBの次の一手、利上げとは限らない」
「多くの経済的不確実性を目の当たりに」
「今後数年間でインフレ率は2%近くに達する見込み」
・ミュラー・エストニア中銀総裁
「いま金利を変更する理由はない」
・赤沢経産相
「利上げで経済界に一定の影響は考えられえる、注視したい」
・片山財務相
「政府と日銀の意思疎通は今まで以上に良く意思のかい離はない」
【経済指標】
・NZ・11月貿易収支:-1.63億NZドル(10月:-15.42億NZドル→-15.98億NZドル)
・日・11月全国消費者物価コア指数:前年比+3.0%(予想:+3.0%、10月:+3.0%)
・英・11月小売売上高:前月比-0.1%(予想:+0.3%、10月:-1.1%→-0.9%)
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