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午後:債券サマリー 先物反落、長期金利上昇し一時1.980%と18年半ぶり高水準

配信日時:2025/12/17 15:26 配信元:MINKABU
 17日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落した。国内での財政拡張懸念が債券売りを促した。日銀の国債買い入れオペの結果が弱めと受け止められたことも、円債相場には重荷となった。  日銀が実施した4本の国債買い入れオペのうち、長期ゾーンとなる「残存期間5年超10年以下」の応札倍率は2.78倍となり、前回のオペから上昇。債券の保有ニーズの乏しさを示唆する結果となった。先物は午後に下げ幅を広げる展開となった。  共同通信は16日、「政府が編成を進める2026年度当初予算案の一般会計歳出(支出)総額が120兆円を超える見通しであることが16日、分かった」と報じた。過去最高となった25年度予算を上回る見通しという。財政拡張懸念から円債相場は朝方から軟調だった。  先物3月限は前営業日比20銭安の133円23銭で終了した。新発10年債利回り(長期金利)は同0.020ポイント高い1.975%で推移。一時1.980%に上昇し、18年半ぶりの高水準に浮上した。 出所:MINKABU PRESS

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