注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~マイナス圏で軟調もみあい展開
配信日時:2025/11/28 12:29
配信元:FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~マイナス圏で軟調もみあい展開
28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は小反落、マイナス圏で軟調もみあい展開
・ドル・円は下げ渋り、156円台を維持
・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は小反落、マイナス圏で軟調もみあい展開
日経平均は小反落。22.34円安の50144.76円(出来高概算8億4435万株)で前場の取引を終えている。
前日27日の米国市場は感謝祭の祝日で休場。欧州主要市場は、英FTSETM100が0.02%高、独DAXが0.18%高、仏CAC40が0.04%高と小幅高となった。
手掛かり材料に乏しい中、28日の日経平均は51.86円高の50218.96円と4日続伸して取引を開始した。ただ、買いは続かず、日経平均株価は寄付き直後からマイナス圏に転落。下げ幅を広げる動きは限定的だったが、その後もマイナス圏で軟調もみあい展開となった。半導体関連株の一角に売りが優勢となり指数の重荷となったほか、日経平均は昨日までの3日続伸で1500円を超す上げとなったことから目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、任天堂<7974>、アサヒ<2502>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、TOPPAN<7911>、ベイカレント<6532>、電通グループ<4324>、富士フイルム<4901>、オークマ<6103>、コナミG<9766>、ミネベア<6479>、日製鋼<5631>、テルモ<4543>、信越化<4063>などの銘柄が上昇。
一方、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、良品計画<7453>、フジクラ<5803>、ソニーG<6758>、スクリン<7735>、エムスリー<2413>、三井物<8031>、アステラス製薬<4503>、セコム<9735>、リクルートHD<6098>、大塚HD<4578>、村田製<6981>などの銘柄が下落。
業種別では、陸運業、不動産業、電気機器などが下落した一方で、鉄鋼、パルプ・紙、その他製品、海運業などが上昇した。
後場の日経平均株価は、さえない値動きが続きそうだ。手掛かり材料難に加えて週末要因も相まっており、積極的に買い進む展開は想定しにくいか。テクニカル面では、日経平均は昨日段階で25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もある。一方、28日はブラックフライデーとなり、年末商戦の状況次第では、個人消費の拡大が米国景気の支えになるとして、12月入り後の米国市場の明るい材料につながっていく可能性は残っている。
■ドル・円は下げ渋り、156円台を維持
28日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。仲値にかけて国内勢のドル買いが強まり、一時156円58銭まで強含んだ。ただ、ドル買い一巡後は値を下げる展開となり、156円10銭まで下落。その後は日経平均株価の下げ幅縮小で、円買いは後退した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円10銭から156円58銭、ユ-ロ・円は180円86銭から181円52銭、ユ-ロ・ドルは1.1581ドルから1.1601ドル。
■後場のチェック銘柄
・トランスジェニックグループ<2342>、トレードワークス<3997>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・11月東京都区部消費者物価コア指数:前年比+2.9%(予想:+2.7%、9月:+2.8%)
・日・10月失業率:2.6%(予想:2.5%、9月:2.6%)
・日・10月有効求人倍率:1.18倍(予想:1.20倍、9月:1.20倍)
・日・10月鉱工業生産速報値:前月比+1.4%(予想:前月比-0.6%、9月:+2.6%)
【要人発言】
・プーチン大統領
「ウクライナ和平案最終版まだない、協議に応じる用意がある」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は小反落、マイナス圏で軟調もみあい展開
・ドル・円は下げ渋り、156円台を維持
・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は小反落、マイナス圏で軟調もみあい展開
日経平均は小反落。22.34円安の50144.76円(出来高概算8億4435万株)で前場の取引を終えている。
前日27日の米国市場は感謝祭の祝日で休場。欧州主要市場は、英FTSETM100が0.02%高、独DAXが0.18%高、仏CAC40が0.04%高と小幅高となった。
手掛かり材料に乏しい中、28日の日経平均は51.86円高の50218.96円と4日続伸して取引を開始した。ただ、買いは続かず、日経平均株価は寄付き直後からマイナス圏に転落。下げ幅を広げる動きは限定的だったが、その後もマイナス圏で軟調もみあい展開となった。半導体関連株の一角に売りが優勢となり指数の重荷となったほか、日経平均は昨日までの3日続伸で1500円を超す上げとなったことから目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、任天堂<7974>、アサヒ<2502>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、TOPPAN<7911>、ベイカレント<6532>、電通グループ<4324>、富士フイルム<4901>、オークマ<6103>、コナミG<9766>、ミネベア<6479>、日製鋼<5631>、テルモ<4543>、信越化<4063>などの銘柄が上昇。
一方、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、良品計画<7453>、フジクラ<5803>、ソニーG<6758>、スクリン<7735>、エムスリー<2413>、三井物<8031>、アステラス製薬<4503>、セコム<9735>、リクルートHD<6098>、大塚HD<4578>、村田製<6981>などの銘柄が下落。
業種別では、陸運業、不動産業、電気機器などが下落した一方で、鉄鋼、パルプ・紙、その他製品、海運業などが上昇した。
後場の日経平均株価は、さえない値動きが続きそうだ。手掛かり材料難に加えて週末要因も相まっており、積極的に買い進む展開は想定しにくいか。テクニカル面では、日経平均は昨日段階で25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もある。一方、28日はブラックフライデーとなり、年末商戦の状況次第では、個人消費の拡大が米国景気の支えになるとして、12月入り後の米国市場の明るい材料につながっていく可能性は残っている。
■ドル・円は下げ渋り、156円台を維持
28日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。仲値にかけて国内勢のドル買いが強まり、一時156円58銭まで強含んだ。ただ、ドル買い一巡後は値を下げる展開となり、156円10銭まで下落。その後は日経平均株価の下げ幅縮小で、円買いは後退した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円10銭から156円58銭、ユ-ロ・円は180円86銭から181円52銭、ユ-ロ・ドルは1.1581ドルから1.1601ドル。
■後場のチェック銘柄
・トランスジェニックグループ<2342>、トレードワークス<3997>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・11月東京都区部消費者物価コア指数:前年比+2.9%(予想:+2.7%、9月:+2.8%)
・日・10月失業率:2.6%(予想:2.5%、9月:2.6%)
・日・10月有効求人倍率:1.18倍(予想:1.20倍、9月:1.20倍)
・日・10月鉱工業生産速報値:前月比+1.4%(予想:前月比-0.6%、9月:+2.6%)
【要人発言】
・プーチン大統領
「ウクライナ和平案最終版まだない、協議に応じる用意がある」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
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