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GセブンHD Research Memo(6):積極的なM&Aにより財務体質はやや悪化するも、健全性は維持
配信日時:2025/11/28 11:06
配信元:FISCO
*11:06JST GセブンHD Research Memo(6):積極的なM&Aにより財務体質はやや悪化するも、健全性は維持
■G-7ホールディングス<7508>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2026年3月期中間期末の資産合計は前期末比3,058百万円増加の73,752百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は売掛金が642百万円減少した一方で、現金及び預金が1,661百万円、棚卸資産が1,225百万円それぞれ増加した。固定資産は新規出店及び改装等を実施したことにより有形固定資産が1,043百万円増加し、のれんが253百万円減少した。
負債合計は前期末比1,700百万円増加の39,819百万円となった。買掛金やその他流動負債が減少した一方で、新たなM&A資金として銀行借入を実施したことにより、有利子負債が3,183百万円増加した。純資産合計は同1,357百万円増加の33,932百万円となった。親会社株主に帰属する中間純利益の計上と配当金支出等により利益剰余金が1,359百万円増加した。
経営指標については、自己資本比率が前期末比0.1ポイント低下の46.0%とほぼ横ばい水準となったものの、有利子負債比率が同7.7ポイント上昇の50.7%となり、財務体質はやや悪化した。2025年3月期以降に複数のM&Aを実施しており、その資金を借入金で賄ったことで、有利子負債が2024年3月期末から1.9倍に膨らんだことが要因だ。ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)も1,337百万円まで減少したが、依然プラスであり財務の健全性は維持しているものと評価される。今後は新規連結した子会社の収益をグループシナジーの創出によって、いかに成長軌道に乗せることができるかが課題となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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2. 財務状況と経営指標
2026年3月期中間期末の資産合計は前期末比3,058百万円増加の73,752百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は売掛金が642百万円減少した一方で、現金及び預金が1,661百万円、棚卸資産が1,225百万円それぞれ増加した。固定資産は新規出店及び改装等を実施したことにより有形固定資産が1,043百万円増加し、のれんが253百万円減少した。
負債合計は前期末比1,700百万円増加の39,819百万円となった。買掛金やその他流動負債が減少した一方で、新たなM&A資金として銀行借入を実施したことにより、有利子負債が3,183百万円増加した。純資産合計は同1,357百万円増加の33,932百万円となった。親会社株主に帰属する中間純利益の計上と配当金支出等により利益剰余金が1,359百万円増加した。
経営指標については、自己資本比率が前期末比0.1ポイント低下の46.0%とほぼ横ばい水準となったものの、有利子負債比率が同7.7ポイント上昇の50.7%となり、財務体質はやや悪化した。2025年3月期以降に複数のM&Aを実施しており、その資金を借入金で賄ったことで、有利子負債が2024年3月期末から1.9倍に膨らんだことが要因だ。ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)も1,337百万円まで減少したが、依然プラスであり財務の健全性は維持しているものと評価される。今後は新規連結した子会社の収益をグループシナジーの創出によって、いかに成長軌道に乗せることができるかが課題となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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