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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に~
配信日時:2025/11/26 08:54
配信元:FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に~
26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に
■インターメスティック、25/12上方修正 営業利益 59.86億円←55.14億円
■前場の注目材料:キオクシアHD、3DNANDを高密度化、メモリーを水平配置
■ハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に
26日の日本株市場は、買い先行で始まった後は前日同様、値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが664ドル高、ナスダックは153ポイント高だった。雇用関連指標や小売売上高が予想を下回り、年内の利下げ期待が高まった。次期FRB議長候補として国家経済会議(NEC)のハセット委員長が「最有力候補」と伝えられ、12月の利下げ確率がさらに上昇したことが材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比545円高の49145円、円相場は1ドル=156円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まることになろう。ただ、米国市場の上昇が好感されるものの、エヌビディアが売られていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向を見極めながらのスタンスに向かわせそうである。特に昨日はソフトバンクG<9984>の下げが重荷になっていたこともあり、同社がリバウンドを強めないと買い一巡後は神経質な展開に向かわせそうだ。
昨日の東証プライムの売買高は24億株台にとどまった。米国では27日がサンクスギビングデーの祝日となり、28日はブラックフライデーで短縮取引になる。海外勢のフローは減少傾向にあると考えられ、薄商いのなかで先物の動きに振らされやすいだろう。昨日の日経平均株価は朝方につけた49182.32円を高値に、後場に入り48511.95円まで軟化する場面があった。先物市場では49730円から48540円と1190円の値幅だったこともあり、先物市場での荒い値動きに注意したいところである。
まずはソフトバンクGの動向を見極めつつ、売り一巡が意識されてくる局面においては、短期的なリバウンド狙いの資金が半導体・AI関連株に向かいやすくなろう。一方で、不安定な値動きが続くようであれば、バリュー株など内需系にシフトしやすいとみておきたい。また、昨日はグロース250指数の弱さが目立った。中小型株の弱い値動きが続くなか、大型株志向に向かわせそうだ。
■インターメスティック、25/12上方修正 営業利益 59.86億円←55.14億円
インターメスティック<262A>は2025年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を55.14億円から59.77億円に上方修正した。第3四半期累計期間において、TVCMをはじめとした各種プロモーション施策の効果で「SUNCUTGlasses」や「調光レンズ」をはじめとしたUV対策商品の売上高は当初の想定を上回る水準で推移。また、全社的なコスト最適化の取り組みにより原価が想定を下回った結果、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも計画を上回る。あわせて年間配当を42.9円から44.0円に増額修正した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(48659.52、+33.64)
・NYダウは上昇(47112.45、+664.18)
・ナスダック総合指数は上昇(23025.59、+153.58)
・SOX指数は上昇(6714.18、+10.98)
・シカゴ日経225先物は上昇(49145、+545)
・VIX指数は低下(18.56、-1.96)
・米長期金利は低下
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・キオクシアHD<285A>3DNANDを高密度化、メモリーを水平配置
・NTN<6472>「ピッキング用部品供給装置」価格抑え小型化、中小ニーズ対応
・日立<6501>ロボ動作を安定・高速化、制御技術でAI補正
・コニカミノルタ<4902>ペロブス電池フィルム拡大、35年シェア首位狙う
・アマノ<6436>地震前兆信号を時刻認証、京都大学などと、事前防災基盤
・パナソニックHD<6752>パナエナジー、アマゾン系ロボタクシーに電池供給
・ホンダ<7267>「N-ONE」一部改良で値上げ、全グレードに前方パーキングセンサー
・ミライト・ワン<1417>NTTドコモビジネスなどと、被災把握に衛星通信・ドローン活用
・富士フイルムHD<4901>静岡の新棟稼働、先端半導体材を供給
・JR東日本<9020>パスモと、コード決済で連携、アプリに付随、来年秋から
・森下仁丹<4524>美容ドリンク発売、香港女性向け開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■ハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に
■インターメスティック、25/12上方修正 営業利益 59.86億円←55.14億円
■前場の注目材料:キオクシアHD、3DNANDを高密度化、メモリーを水平配置
■ハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に
26日の日本株市場は、買い先行で始まった後は前日同様、値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが664ドル高、ナスダックは153ポイント高だった。雇用関連指標や小売売上高が予想を下回り、年内の利下げ期待が高まった。次期FRB議長候補として国家経済会議(NEC)のハセット委員長が「最有力候補」と伝えられ、12月の利下げ確率がさらに上昇したことが材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比545円高の49145円、円相場は1ドル=156円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まることになろう。ただ、米国市場の上昇が好感されるものの、エヌビディアが売られていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向を見極めながらのスタンスに向かわせそうである。特に昨日はソフトバンクG<9984>の下げが重荷になっていたこともあり、同社がリバウンドを強めないと買い一巡後は神経質な展開に向かわせそうだ。
昨日の東証プライムの売買高は24億株台にとどまった。米国では27日がサンクスギビングデーの祝日となり、28日はブラックフライデーで短縮取引になる。海外勢のフローは減少傾向にあると考えられ、薄商いのなかで先物の動きに振らされやすいだろう。昨日の日経平均株価は朝方につけた49182.32円を高値に、後場に入り48511.95円まで軟化する場面があった。先物市場では49730円から48540円と1190円の値幅だったこともあり、先物市場での荒い値動きに注意したいところである。
まずはソフトバンクGの動向を見極めつつ、売り一巡が意識されてくる局面においては、短期的なリバウンド狙いの資金が半導体・AI関連株に向かいやすくなろう。一方で、不安定な値動きが続くようであれば、バリュー株など内需系にシフトしやすいとみておきたい。また、昨日はグロース250指数の弱さが目立った。中小型株の弱い値動きが続くなか、大型株志向に向かわせそうだ。
■インターメスティック、25/12上方修正 営業利益 59.86億円←55.14億円
インターメスティック<262A>は2025年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を55.14億円から59.77億円に上方修正した。第3四半期累計期間において、TVCMをはじめとした各種プロモーション施策の効果で「SUNCUTGlasses」や「調光レンズ」をはじめとしたUV対策商品の売上高は当初の想定を上回る水準で推移。また、全社的なコスト最適化の取り組みにより原価が想定を下回った結果、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも計画を上回る。あわせて年間配当を42.9円から44.0円に増額修正した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(48659.52、+33.64)
・NYダウは上昇(47112.45、+664.18)
・ナスダック総合指数は上昇(23025.59、+153.58)
・SOX指数は上昇(6714.18、+10.98)
・シカゴ日経225先物は上昇(49145、+545)
・VIX指数は低下(18.56、-1.96)
・米長期金利は低下
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・キオクシアHD<285A>3DNANDを高密度化、メモリーを水平配置
・NTN<6472>「ピッキング用部品供給装置」価格抑え小型化、中小ニーズ対応
・日立<6501>ロボ動作を安定・高速化、制御技術でAI補正
・コニカミノルタ<4902>ペロブス電池フィルム拡大、35年シェア首位狙う
・アマノ<6436>地震前兆信号を時刻認証、京都大学などと、事前防災基盤
・パナソニックHD<6752>パナエナジー、アマゾン系ロボタクシーに電池供給
・ホンダ<7267>「N-ONE」一部改良で値上げ、全グレードに前方パーキングセンサー
・ミライト・ワン<1417>NTTドコモビジネスなどと、被災把握に衛星通信・ドローン活用
・富士フイルムHD<4901>静岡の新棟稼働、先端半導体材を供給
・JR東日本<9020>パスモと、コード決済で連携、アプリに付随、来年秋から
・森下仁丹<4524>美容ドリンク発売、香港女性向け開発
☆前場のイベントスケジュール
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