注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株への物色が再燃するかを見極め~
配信日時:2025/11/20 09:11
配信元:FISCO
*09:11JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株への物色が再燃するかを見極め~
20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体・AI関連株への物色が再燃するかを見極め
■東京海上、2Q経常利益 6.1%減 8802億円
■前場の注目材料:川崎重工<7012>物理AIロボ開発、転倒対処で自律移動
■半導体・AI関連株への物色が再燃するかを見極め
20日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、押し目買い意欲の強さを見極めることになりそうだ。19日の米国市場はNYダウが47ドル高、ナスダックは131ポイント高だった。米労働統計局(BLS)が10月雇用統計の発表中止を発表、さらに、米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で大半の参加者が12月利下げに否定的な姿勢を示したことが嫌気される場面もみられた。ただ、その後は足もとで売られていた銘柄を買い戻す動きから主要な株価指数はプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比640円高の49280円、円相場は1ドル=157円10銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まりそうだ。注目されたエヌビディアの決算は市場の予想を上回ったとして、時間外取引で5%あまり上昇して推移している。ソフトバンクG<9984>など、足もとで調整をみせていた値がさハイテク株への買い戻す動きが入りやすいと考えられ、インデックスに絡んだ買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σを支持線としたリバウンドをみせてきており、50100円辺りに位置する25日線が射程に入ってきた。半導体・AI関連株への物色が再燃するようだと、同水準を意識したリバウンドが強まる可能性がありそうだ。
もっとも、エヌビディアは時間外で買われているが、同社は11月に入ってから調整が続いていたこともあり、自律反発狙いの買いは入りやすいところである。自律反発の域を脱するかは、今晩の米国市場の動向を見極める必要があるだろう。模様眺めムードが次第に高まってくる可能性も考えられ、買い一巡後の底堅さを確認したいところである。また、為替市場では円相場が1ドル=157円台と円安基調を強めていることもあり、輸出関連などに資金がシフトする可能性はあるほか、一方で日中関係の悪化から持ち高を圧縮しておきたい動きも警戒されやすいところだろう。
まずは半導体・AI関連株への資金集中の動きが強まるかを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。日経平均株価は前日までの下げで-1σを割り込んでおり、18日の大幅な下落部分をどこまで埋めてくるかが注目されるところである。ただ、戻り待ち狙いの売りも相当控えていると考えられるほか、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、売り仕掛け的な動きも入りやすく、強弱感は対立しそうである。
■東京海上、2Q経常利益 6.1%減 8802億円
東京海上<8766>が発表した2026年3月期第2四半期の連結業績は、経常収益が前年同期比0.6%増の4兆3678億1300万円、経常利益は同6.1%減の8802億8100万円だった。通期の経常利益予想は1兆2700億円から1兆2300億円に下方修正。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(46138.77、+47.03)
・ナスダック総合指数は上昇(22564.23、+131.38)
・SOX指数は上昇(6670.03、+119.00)
・シカゴ日経225先物は上昇(49280、+640)
・VIX指数は低下(23.66、-1.03)
・為替相場は円安・ドル高(157.00-10)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・川崎重工<7012>物理AIロボ開発、転倒対処で自律移動
・大林組<1802>日立などとダム放流を3D解析、設計・施工短縮
・トヨタ自<7203>米HV生産に1400億円、既存5工場で投資
・ヤマハ発<7272>来年インドに電動2輪2種発売
・NTN<6472>中東・アフリカで軸受異常検知装置を拡販
・安川電機<6506>新コントローラー発売、装置・ロボ統合制御
・日本ドライケミカル<1909>産機向け自動消火装置開発、電池2本で作動
・川崎重工<7012>神戸に実証設備、排ガス・大気からCO2回収
・三菱電機<6503>SaaS展開を来春始動、生産効率化を支援
・大日本印刷<7912>AI・XR融合スタジオ、東京・市ヶ谷に開設
・東レ<3402>PFASフリー再生生地を開発、撥水性と肌触りを両立
・ADEKA<4401>茨城に半導体向け金属化合物プラントを新設、28年春稼働
・小野建<7414>スタールカケフの鉄鋼卸と鉄骨工事業を取得
・戸田建設<1860>施設情報を一元化、管理者向けサービス、不具合発生リスク予測
・昭和産業<2004>ネスレ日本と、千葉―静岡間ラウンド輸送
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<ST>
■半導体・AI関連株への物色が再燃するかを見極め
■東京海上、2Q経常利益 6.1%減 8802億円
■前場の注目材料:川崎重工<7012>物理AIロボ開発、転倒対処で自律移動
■半導体・AI関連株への物色が再燃するかを見極め
20日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、押し目買い意欲の強さを見極めることになりそうだ。19日の米国市場はNYダウが47ドル高、ナスダックは131ポイント高だった。米労働統計局(BLS)が10月雇用統計の発表中止を発表、さらに、米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で大半の参加者が12月利下げに否定的な姿勢を示したことが嫌気される場面もみられた。ただ、その後は足もとで売られていた銘柄を買い戻す動きから主要な株価指数はプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比640円高の49280円、円相場は1ドル=157円10銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まりそうだ。注目されたエヌビディアの決算は市場の予想を上回ったとして、時間外取引で5%あまり上昇して推移している。ソフトバンクG<9984>など、足もとで調整をみせていた値がさハイテク株への買い戻す動きが入りやすいと考えられ、インデックスに絡んだ買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σを支持線としたリバウンドをみせてきており、50100円辺りに位置する25日線が射程に入ってきた。半導体・AI関連株への物色が再燃するようだと、同水準を意識したリバウンドが強まる可能性がありそうだ。
もっとも、エヌビディアは時間外で買われているが、同社は11月に入ってから調整が続いていたこともあり、自律反発狙いの買いは入りやすいところである。自律反発の域を脱するかは、今晩の米国市場の動向を見極める必要があるだろう。模様眺めムードが次第に高まってくる可能性も考えられ、買い一巡後の底堅さを確認したいところである。また、為替市場では円相場が1ドル=157円台と円安基調を強めていることもあり、輸出関連などに資金がシフトする可能性はあるほか、一方で日中関係の悪化から持ち高を圧縮しておきたい動きも警戒されやすいところだろう。
まずは半導体・AI関連株への資金集中の動きが強まるかを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。日経平均株価は前日までの下げで-1σを割り込んでおり、18日の大幅な下落部分をどこまで埋めてくるかが注目されるところである。ただ、戻り待ち狙いの売りも相当控えていると考えられるほか、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、売り仕掛け的な動きも入りやすく、強弱感は対立しそうである。
■東京海上、2Q経常利益 6.1%減 8802億円
東京海上<8766>が発表した2026年3月期第2四半期の連結業績は、経常収益が前年同期比0.6%増の4兆3678億1300万円、経常利益は同6.1%減の8802億8100万円だった。通期の経常利益予想は1兆2700億円から1兆2300億円に下方修正。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(46138.77、+47.03)
・ナスダック総合指数は上昇(22564.23、+131.38)
・SOX指数は上昇(6670.03、+119.00)
・シカゴ日経225先物は上昇(49280、+640)
・VIX指数は低下(23.66、-1.03)
・為替相場は円安・ドル高(157.00-10)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・川崎重工<7012>物理AIロボ開発、転倒対処で自律移動
・大林組<1802>日立などとダム放流を3D解析、設計・施工短縮
・トヨタ自<7203>米HV生産に1400億円、既存5工場で投資
・ヤマハ発<7272>来年インドに電動2輪2種発売
・NTN<6472>中東・アフリカで軸受異常検知装置を拡販
・安川電機<6506>新コントローラー発売、装置・ロボ統合制御
・日本ドライケミカル<1909>産機向け自動消火装置開発、電池2本で作動
・川崎重工<7012>神戸に実証設備、排ガス・大気からCO2回収
・三菱電機<6503>SaaS展開を来春始動、生産効率化を支援
・大日本印刷<7912>AI・XR融合スタジオ、東京・市ヶ谷に開設
・東レ<3402>PFASフリー再生生地を開発、撥水性と肌触りを両立
・ADEKA<4401>茨城に半導体向け金属化合物プラントを新設、28年春稼働
・小野建<7414>スタールカケフの鉄鋼卸と鉄骨工事業を取得
・戸田建設<1860>施設情報を一元化、管理者向けサービス、不具合発生リスク予測
・昭和産業<2004>ネスレ日本と、千葉―静岡間ラウンド輸送
☆前場のイベントスケジュール
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