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デイトナ---3Qは増収、アジア拠点卸売事業が2ケタ増収に
配信日時:2025/11/17 14:48
配信元:FISCO
*14:48JST デイトナ---3Qは増収、アジア拠点卸売事業が2ケタ増収に
デイトナ<7228>は7日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.4%増の110.16億円、営業利益が同2.5%減の12.76億円、経常利益が同2.7%減の13.00億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.1%減の9.03億円となった。
国内拠点卸売事業の売上高は77.19億円(前年同期比2.4%増)、セグメント利益は7.63億円(前年同期比3.5%
減)となった。ウェアやシューズ、ヘルメットなどのライディングギア、及びバッテリーなどの補修消耗品の売上が引き続き好調に推移し、売上高は前年同期を上回った。一方で大手通販サイトにおいてはセール前における顧客の買い控え等の傾向が見られた。二輪車以外の領域では発電機等の販売実績が前年と比べ伸長した。
アジア拠点卸売事業の売上高は15.20億円(前年同期比22.8%増)、セグメント利益は3.37億円(前年同期比2.7%減)となった。インドネシア子会社では、販売が順調に伸長している。既存商品に加えて、今期投入したキャストホイールやブレーキ関連部品が新たな需要を喚起し、新商品売上が全体の15%以上を占めるなど、販売増に貢献している。一方で、8月に現地で発生した大規模デモによる市場の停滞により、一時販売実績が低調となった。加えて、現地のルピア安による仕入れコストの上昇の影響等もあり、利益については前年同期を若干下回った。昨年2月に設立したフィリピンの子会社では、当期取り組んでいる大手ディストリビューターとの取引契約が順調に推移し、販路拡大とともに販売実績が増加している。
小売事業の売上高は16.14億円(前年同期比5.9%減)、セグメント利益は1.05億円(前年同期比15.4%増)となった。依然としてコロナ後のライフスタイル多様化による趣味嗜好の分散や、社会・経済活動の再活性化に伴う消費行動の変化により、来店客数は緩やかな減少傾向が続いている。加えて、物価上昇の影響により、高価格帯商品の販売は減少傾向が見られる。一方で、車検・修理・タイヤ交換といったPITサービスに対する需要は堅調に推移しており、リアル店舗ならではの専門性と即時対応力を活かしたサービスの強化に注力した。また、店舗ごとの業績管理やサービス提供の最適化を通じて、効率的な運営体制の構築を進めた。
その他事業の売上高は2.39億円(前年同期比1.7%減)、セグメント利益は0.43億円(前年同期比1.5%減)となった。太陽光発電事業では、安定的な日照時間の確保により売電収入が引き続き堅調に推移し、売上高・利益ともに前年同期を上回った。リユース販売事業では、前期より進めている収益重視の販売方法へ転換、仕入れリソースの開拓が進展しているが、高額品の販売が低調に推移したこと、並びに人員増強に伴う費用増等により、売上高、セグメント利益とともに前年同期を僅かに下回った。
2025年12月期通期については、売上高が前期比1.9%増の148.58億円、営業利益が同6.1%減の16.10億円、経常利益が同5.9%減の16.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.7%減の11.03億円とする期初計画を据え置いている。
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国内拠点卸売事業の売上高は77.19億円(前年同期比2.4%増)、セグメント利益は7.63億円(前年同期比3.5%
減)となった。ウェアやシューズ、ヘルメットなどのライディングギア、及びバッテリーなどの補修消耗品の売上が引き続き好調に推移し、売上高は前年同期を上回った。一方で大手通販サイトにおいてはセール前における顧客の買い控え等の傾向が見られた。二輪車以外の領域では発電機等の販売実績が前年と比べ伸長した。
アジア拠点卸売事業の売上高は15.20億円(前年同期比22.8%増)、セグメント利益は3.37億円(前年同期比2.7%減)となった。インドネシア子会社では、販売が順調に伸長している。既存商品に加えて、今期投入したキャストホイールやブレーキ関連部品が新たな需要を喚起し、新商品売上が全体の15%以上を占めるなど、販売増に貢献している。一方で、8月に現地で発生した大規模デモによる市場の停滞により、一時販売実績が低調となった。加えて、現地のルピア安による仕入れコストの上昇の影響等もあり、利益については前年同期を若干下回った。昨年2月に設立したフィリピンの子会社では、当期取り組んでいる大手ディストリビューターとの取引契約が順調に推移し、販路拡大とともに販売実績が増加している。
小売事業の売上高は16.14億円(前年同期比5.9%減)、セグメント利益は1.05億円(前年同期比15.4%増)となった。依然としてコロナ後のライフスタイル多様化による趣味嗜好の分散や、社会・経済活動の再活性化に伴う消費行動の変化により、来店客数は緩やかな減少傾向が続いている。加えて、物価上昇の影響により、高価格帯商品の販売は減少傾向が見られる。一方で、車検・修理・タイヤ交換といったPITサービスに対する需要は堅調に推移しており、リアル店舗ならではの専門性と即時対応力を活かしたサービスの強化に注力した。また、店舗ごとの業績管理やサービス提供の最適化を通じて、効率的な運営体制の構築を進めた。
その他事業の売上高は2.39億円(前年同期比1.7%減)、セグメント利益は0.43億円(前年同期比1.5%減)となった。太陽光発電事業では、安定的な日照時間の確保により売電収入が引き続き堅調に推移し、売上高・利益ともに前年同期を上回った。リユース販売事業では、前期より進めている収益重視の販売方法へ転換、仕入れリソースの開拓が進展しているが、高額品の販売が低調に推移したこと、並びに人員増強に伴う費用増等により、売上高、セグメント利益とともに前年同期を僅かに下回った。
2025年12月期通期については、売上高が前期比1.9%増の148.58億円、営業利益が同6.1%減の16.10億円、経常利益が同5.9%減の16.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.7%減の11.03億円とする期初計画を据え置いている。
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