みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は続伸、オペ結果が上値圧迫 長期金利1.685%に低下

配信日時:2025/11/12 15:15 配信元:MINKABU
 12日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸した。外部要因を受けた買いが先行した後、日銀が実施した国債買い入れオペの結果を受けて伸び悩んだ。  前日の米債券市場はベテランズデーのため休場だった。欧州市場においては英労働統計で7~9月期の失業率が5.0%に上昇し、市場予想を上回ったことを背景に、英イングランド銀行が利下げに踏み切るとの見方が広がった。11月のドイツ景気予測指数が低調な結果となったこともあり、欧州での主要国の債券価格は上昇(金利は低下)。円債の支援材料となった。  日銀は12日、定例の国債買いオペを3本実施した。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が3.95倍、「同10年超25年以下」が3.55倍と3倍を上回った。「同5年超10年以下」は2.08倍だった。オペの結果については総じて弱めとの受け止めがあり、債券相場の重荷となった。  先物12月限は前営業日比6銭高の135円86銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い1.685%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ