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リブワーク Research Memo(2):戸建プラットフォーマーを目指すHOUSE TECH COMPANY

配信日時:2025/11/05 11:02 配信元:FISCO
*11:02JST リブワーク Research Memo(2):戸建プラットフォーマーを目指すHOUSE TECH COMPANY ■会社概要

1. 会社概要
Lib Work<1431>は戸建プラットフォーマーを目指すHOUSE TECH COMPANYである。VISIONに「HOUSE TECH COMPANYとして住宅のプラットフォーマーを目指す」、MISSIONに「サステナブル&テクノロジーで住まいにイノベーションを起こす」、SLOGANに「暮らしを変える、世界を変える、未来をつくる。」を掲げ、主力の戸建住宅事業の成長とともに戸建プラットフォーマーへの進化を加速している。

本社は熊本県山鹿市で、このほかの拠点として熊本市中央区にサクラマチオフィス、熊本県山鹿市に廃校をリニューアルした「Lib Work Lab(リブワークラボ)」を展開している。グループは同社、連結子会社4社の合計5社で構成されている。連結子会社のタクエーホーム(株)(神奈川県横浜市)は神奈川県において建売を中心とする戸建住宅事業、幸の国木材工業(熊本県山鹿市)は木材プレカット等の製材加工販売事業、(株)リブサービスはIPライセンス事業等を展開している。連結ベースの2025年6月期末時点の資産合計は11,523百万円、純資産合計は4,714百万円、自己資本比率は40.9%、発行済株式数は24,151,540株(自己株式902,155株を含む)である。なお2024年10月1日~2024年12月10日に自己株式として合計287,700株を取得した。

2. 沿革
同社は熊本県山鹿市に瀬口工務店を創業(1974年3月)した後、組織変更(1997年8月に有限会社化、2000年6月に株式会社化)及び(株)エスケーホームへの商号変更(2004年11月)を経て、2018年4月に現在の「(株)Lib Work」へ商号変更した。株式関係では2015年8月に福岡証券取引所Q-Boardへ株式上場、2019年6月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズへ株式上場、2022年4月の東証の市場区分見直しに伴ってグロース市場へ移行した。

事業展開では2020年7月にタクエーホームを連結子会社化したのを足掛かりに、本格的に首都圏への展開を進めた。2022年6月には全国の住宅会社・工務店向け住宅ソリューションサービスのマイホームロボ事業を開始した。2023年5月には連結子会社のリブサービスにおいて住宅業界初のIPライセンス事業を開始した。2023年7月に幸の国木材工業を連結子会社化して木材の安定供給体制を確立した。2024年12月には帝人<3401>と戦略的パートナーシップ契約を締結した。また国内初となる土を主原料とした一般住宅用3Dプリンター住宅に関して、2024年1月に完成した「Lib Earth House model A」での実証・検証を経て、2025年7月には強度・施工性・意匠性を高めた「Lib Earth House model B」を完成させた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)

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