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  光フードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)
        配信日時:2025/10/31 13:26
        配信元:FISCO
      
    *13:26JST 光フードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)
光フードサービス<138A>
■光フードサービス 大谷様
当社の出店スピードについては「年率120%成長」を巡航速度と位置付けています。
例えば現在60店舗であれば年間12店舗、70店舗規模になれば年間14店舗程度の出店が無理のないペースだと考えています。
投資家の皆さまからは物足りなく映るかもしれませんが、出店を急ぎすぎると販売管理費の増加が重くのしかかります。特に新規出店にあたっては、先に人材を採用・教育しなければなりません。そのため、加速しすぎると一時的に利益率を押し下げる要因となります。もちろん将来への先行投資という側面もありますが、当社としてはなるべく高い利益率を維持しつつ、健全にコツコツと成長を続けることを重視しています。あえてエンジンを強く吹かす必要はないと考えています。
●DAIBOUCHOU
実際、直営中心でこのペースなら、むしろ十分に速いと思います。年率2割増で、月1店舗ペースですからね。
■光フードサービス 大谷様
そうですね。当社の店舗は1店舗あたりの面積が小さく「小粒」なモデルです。そのため出店数は多く見えますが、1店舗あたりの売上規模は大きくありません。ただ、当社の特徴は既存店の売上が前年割れしにくい点にあります。最初は「小さな雪だるま」ですが、それが転がり続けることで徐々に大きくなり、将来的には大きな売上・利益を生み出す収穫の秋といったようなイメージで展開しています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。出店が増えても、同じブランド同士で顧客を奪い合うようなことは少ないということですか。
■光フードサービス 大谷様
はい、現状では自社競合の影響はほとんど見られません。当社は乗降客数が16万人以上の駅にしか出店していません。そうしたエリアには十分な「胃袋=需要」があり、50坪規模の店舗でも満席にできるマーケットがあります。その中で、当社はあえて10坪という小規模店舗にしているため、たとえ同じエリアに複数出店しても食い合うことはありません。むしろ売場面積を広げるイメージで出店しており、自社競合は起こりにくいと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。さらに「大黒」と「魚椿」で料理の種類を変えることで、並んで出店してもお客様が好みに合わせて選べるのも強みですね。
■光フードサービス 大谷様
はい。それは大きなメリットです。ブランドを分けることで、ドミナント出店の中でも棲み分けができ、相互送客、所謂「はしご酒」を促す効果もあります。当社にとっては非常に有利な仕組みです。
●DAIBOUCHOU
そうすると、出店余地はかなり大きいですね。資料では「300+300、600」という数値が示されていますが、現在は70店舗程度。単純に言えば8倍の拡大余地があるということですね。
■光フードサービス 大谷様
その通りです。しかも、これはかなり控えめに見積もった数字です。将来的な成長余地は十分にあると考えており、見通しは良好です。
●DAIBOUCHOU
なるほど。立呑み業態はあまり儲からないイメージもありますが、御社はしっかり収益を上げられていますね。ただ、出店数が増えると効率化のために似たような店舗になりがちです。そこで、店舗や従業員の個性を生かしながら拡大を進めるためには、どのような施策を取られているのでしょうか。
■光フードサービス 大谷様
ここはやはり教育プログラムの制度だと考えています。当社ではマニュアルで縛り付けるような教育は行っておらず、スタッフ一人ひとりの個性を活かした接客を重視しています。社内ではこれを「サービスストーリー」と呼び、その考え方に基づいた教育プログラムを導入しています。
さらに、この教育が評価制度と連動することで、個性豊かで感じの良い、元気で笑顔が魅力的なスタッフが次々と育っています。こうしたスタッフを量産できる仕組みが確立されているため、店舗数が増えても質を落とさずに展開できると考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。つまり大谷社長の経営理念や考え方を、スタッフ全員が共有し、徹底できる仕組みができているということですね。
■光フードサービス 大谷様
はい。その通りです。ここでもデジタルとアナログを使い分けています。理念への共感を出発点としつつ、日々の評価を365日ベースでフィードバックする仕組みをデジタルの力で支えています。これにより、理念の浸透と現場での実践を両立できていると考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。ありがとうございます。
それでは出店についてお伺いします。今年11月には名古屋駅西口に再出店される予定と聞いています。以前は建物の建て替え工事で一旦閉店されたものの、稼ぎ頭だった店舗だと伺っています。今回の復活によって、再び大きな収益源となる見通しなのでしょうか。
■光フードサービス 大谷様
はい。名古屋駅西口では、以前と同じ場所で同じ業態のお店を再出店します。そのため、ほぼ同じ成果が期待できると考えており、収益面でも大きな貢献を見込んでいます。
●DAIBOUCHOU
なるほど。11月以降は大きく収益を稼いでくれると、投資家としても期待して良さそうですね。
■光フードサービス 大谷様
はい、私自身も大いに期待しています。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。次に、業績面について伺います。今期は第1四半期がやや残念な結果でしたが、第2・第3四半期では利益が増益に転じました。減益傾向から増益に反転できた要因は何だったのでしょうか。
光フードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)に続く
<KM>
■光フードサービス 大谷様
当社の出店スピードについては「年率120%成長」を巡航速度と位置付けています。
例えば現在60店舗であれば年間12店舗、70店舗規模になれば年間14店舗程度の出店が無理のないペースだと考えています。
投資家の皆さまからは物足りなく映るかもしれませんが、出店を急ぎすぎると販売管理費の増加が重くのしかかります。特に新規出店にあたっては、先に人材を採用・教育しなければなりません。そのため、加速しすぎると一時的に利益率を押し下げる要因となります。もちろん将来への先行投資という側面もありますが、当社としてはなるべく高い利益率を維持しつつ、健全にコツコツと成長を続けることを重視しています。あえてエンジンを強く吹かす必要はないと考えています。
●DAIBOUCHOU
実際、直営中心でこのペースなら、むしろ十分に速いと思います。年率2割増で、月1店舗ペースですからね。
■光フードサービス 大谷様
そうですね。当社の店舗は1店舗あたりの面積が小さく「小粒」なモデルです。そのため出店数は多く見えますが、1店舗あたりの売上規模は大きくありません。ただ、当社の特徴は既存店の売上が前年割れしにくい点にあります。最初は「小さな雪だるま」ですが、それが転がり続けることで徐々に大きくなり、将来的には大きな売上・利益を生み出す収穫の秋といったようなイメージで展開しています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。出店が増えても、同じブランド同士で顧客を奪い合うようなことは少ないということですか。
■光フードサービス 大谷様
はい、現状では自社競合の影響はほとんど見られません。当社は乗降客数が16万人以上の駅にしか出店していません。そうしたエリアには十分な「胃袋=需要」があり、50坪規模の店舗でも満席にできるマーケットがあります。その中で、当社はあえて10坪という小規模店舗にしているため、たとえ同じエリアに複数出店しても食い合うことはありません。むしろ売場面積を広げるイメージで出店しており、自社競合は起こりにくいと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。さらに「大黒」と「魚椿」で料理の種類を変えることで、並んで出店してもお客様が好みに合わせて選べるのも強みですね。
■光フードサービス 大谷様
はい。それは大きなメリットです。ブランドを分けることで、ドミナント出店の中でも棲み分けができ、相互送客、所謂「はしご酒」を促す効果もあります。当社にとっては非常に有利な仕組みです。
●DAIBOUCHOU
そうすると、出店余地はかなり大きいですね。資料では「300+300、600」という数値が示されていますが、現在は70店舗程度。単純に言えば8倍の拡大余地があるということですね。
■光フードサービス 大谷様
その通りです。しかも、これはかなり控えめに見積もった数字です。将来的な成長余地は十分にあると考えており、見通しは良好です。
●DAIBOUCHOU
なるほど。立呑み業態はあまり儲からないイメージもありますが、御社はしっかり収益を上げられていますね。ただ、出店数が増えると効率化のために似たような店舗になりがちです。そこで、店舗や従業員の個性を生かしながら拡大を進めるためには、どのような施策を取られているのでしょうか。
■光フードサービス 大谷様
ここはやはり教育プログラムの制度だと考えています。当社ではマニュアルで縛り付けるような教育は行っておらず、スタッフ一人ひとりの個性を活かした接客を重視しています。社内ではこれを「サービスストーリー」と呼び、その考え方に基づいた教育プログラムを導入しています。
さらに、この教育が評価制度と連動することで、個性豊かで感じの良い、元気で笑顔が魅力的なスタッフが次々と育っています。こうしたスタッフを量産できる仕組みが確立されているため、店舗数が増えても質を落とさずに展開できると考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。つまり大谷社長の経営理念や考え方を、スタッフ全員が共有し、徹底できる仕組みができているということですね。
■光フードサービス 大谷様
はい。その通りです。ここでもデジタルとアナログを使い分けています。理念への共感を出発点としつつ、日々の評価を365日ベースでフィードバックする仕組みをデジタルの力で支えています。これにより、理念の浸透と現場での実践を両立できていると考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。ありがとうございます。
それでは出店についてお伺いします。今年11月には名古屋駅西口に再出店される予定と聞いています。以前は建物の建て替え工事で一旦閉店されたものの、稼ぎ頭だった店舗だと伺っています。今回の復活によって、再び大きな収益源となる見通しなのでしょうか。
■光フードサービス 大谷様
はい。名古屋駅西口では、以前と同じ場所で同じ業態のお店を再出店します。そのため、ほぼ同じ成果が期待できると考えており、収益面でも大きな貢献を見込んでいます。
●DAIBOUCHOU
なるほど。11月以降は大きく収益を稼いでくれると、投資家としても期待して良さそうですね。
■光フードサービス 大谷様
はい、私自身も大いに期待しています。
●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。次に、業績面について伺います。今期は第1四半期がやや残念な結果でしたが、第2・第3四半期では利益が増益に転じました。減益傾向から増益に反転できた要因は何だったのでしょうか。
光フードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)に続く
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