注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~半導体関連の上昇が続く
配信日時:2025/10/30 12:34
配信元:FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体関連の上昇が続く
30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続伸、半導体関連の上昇が続く
・ドル・円は軟調、ドルに調整売り
・値上がり寄与トップはアドバンテスト、同2位は、東エレク<8035>
■日経平均は続伸、半導体関連の上昇が続く
日経平均は続伸。89.20円高の51396.85円(出来高概算11億8887万株)で前場の取引を終えている。
29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は74.37ドル安の47632.00ドル、ナスダックは130.98ポイント高の23958.47で取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し寄り付き後、上昇。ハイテクが引き続き相場を押し上げたほか、利下げ期待に続伸した。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定したものの、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエル議長が12月FOMCでの利下げを巡り「決定ではない」と慎重な姿勢を示し失望感に相場は失速。ダウは下落に転じたが、ナスダックはプラス圏を維持、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。
米株式市場の動向を横目に、30日の日経平均は161.38円安の51146.27円と反落して取引を開始した。寄り付き後は利益確定売りが先行したものの、前日の米国株や円安進行を背景に半導体関連を中心に買い戻しが優勢となった。TOPIXも上昇に転じ、東証プライムの値上がり銘柄数は全体の7割を占めた。決算発表シーズンが本格化するなか、業績上振れ期待が高い銘柄に物色が向かった。
個別では、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、NEC<6701>、フジクラ<5803>、住友電気工業<5802>、HOYA<7741>、SCREENホールディングス<7735>、ニデック<6594>、富士通<6702>などの銘柄が上昇。
一方、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>、ディスコ<6146>、コナミグループ<9766>、TDK<6762>、コマツ<6301>、日東電工<6988>、任天堂<7974>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、JR東海<9022>、ニトリホールディングス<9843>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、銀行業、鉱業、電気機器、電気ガス業などが上昇。一方で、情報・通信業、繊維製品、その他製品、陸運業などが軟調となった。
後場の日経平均株価は、前場終値を挟んだもみ合い展開が見込まれる。米長期金利の動向や円相場が依然として投資家心理を左右しており、決算発表を控えた個別物色中心の展開となろう。午後には国内主要企業の決算発表が相次ぐ予定で、内容次第では指数構成銘柄への影響も意識されそうだ。
■ドル・円は軟調、ドルに調整売り
30日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、152円94銭から152円20銭まで値を下げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の追加利下げに慎重な姿勢が示されドル買いに振れたが、買いは一巡。153円浮上への材料は乏しく、ドルに売りが出た。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円20銭から152円94銭、ユ-ロ・円は176円86銭から177円38銭、ユ-ロ・ドルは1.1597ドルから1.1619ドル。
■後場のチェック銘柄
・アウンコンサルティング<2459>、シリウスビジョン<6276>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト、同2位は、東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・9月中古住宅販売成約指数:前月比0 %(予想:+1.2%、8月:+4.2%←+4.0%)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「中国と今日さらに合意する、すでに多く合意」
・習中国国家主席
「トランプ氏と協力し強固な関係を構築する用意」
「米中関係は正しい方向性を確保すべき」
「米中は協力してより多くの成果を上げられる」
「摩擦があるのは正常」
<国内>
・日本銀行金融政策決定会合(決定会合の終了予定時刻は未定)
・15:30 日銀植田総裁が記者会見予定
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は続伸、半導体関連の上昇が続く
・ドル・円は軟調、ドルに調整売り
・値上がり寄与トップはアドバンテスト、同2位は、東エレク<8035>
■日経平均は続伸、半導体関連の上昇が続く
日経平均は続伸。89.20円高の51396.85円(出来高概算11億8887万株)で前場の取引を終えている。
29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は74.37ドル安の47632.00ドル、ナスダックは130.98ポイント高の23958.47で取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し寄り付き後、上昇。ハイテクが引き続き相場を押し上げたほか、利下げ期待に続伸した。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定したものの、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエル議長が12月FOMCでの利下げを巡り「決定ではない」と慎重な姿勢を示し失望感に相場は失速。ダウは下落に転じたが、ナスダックはプラス圏を維持、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。
米株式市場の動向を横目に、30日の日経平均は161.38円安の51146.27円と反落して取引を開始した。寄り付き後は利益確定売りが先行したものの、前日の米国株や円安進行を背景に半導体関連を中心に買い戻しが優勢となった。TOPIXも上昇に転じ、東証プライムの値上がり銘柄数は全体の7割を占めた。決算発表シーズンが本格化するなか、業績上振れ期待が高い銘柄に物色が向かった。
個別では、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、NEC<6701>、フジクラ<5803>、住友電気工業<5802>、HOYA<7741>、SCREENホールディングス<7735>、ニデック<6594>、富士通<6702>などの銘柄が上昇。
一方、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>、ディスコ<6146>、コナミグループ<9766>、TDK<6762>、コマツ<6301>、日東電工<6988>、任天堂<7974>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、JR東海<9022>、ニトリホールディングス<9843>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、銀行業、鉱業、電気機器、電気ガス業などが上昇。一方で、情報・通信業、繊維製品、その他製品、陸運業などが軟調となった。
後場の日経平均株価は、前場終値を挟んだもみ合い展開が見込まれる。米長期金利の動向や円相場が依然として投資家心理を左右しており、決算発表を控えた個別物色中心の展開となろう。午後には国内主要企業の決算発表が相次ぐ予定で、内容次第では指数構成銘柄への影響も意識されそうだ。
■ドル・円は軟調、ドルに調整売り
30日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、152円94銭から152円20銭まで値を下げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の追加利下げに慎重な姿勢が示されドル買いに振れたが、買いは一巡。153円浮上への材料は乏しく、ドルに売りが出た。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円20銭から152円94銭、ユ-ロ・円は176円86銭から177円38銭、ユ-ロ・ドルは1.1597ドルから1.1619ドル。
■後場のチェック銘柄
・アウンコンサルティング<2459>、シリウスビジョン<6276>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト、同2位は、東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・9月中古住宅販売成約指数:前月比0 %(予想:+1.2%、8月:+4.2%←+4.0%)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「中国と今日さらに合意する、すでに多く合意」
・習中国国家主席
「トランプ氏と協力し強固な関係を構築する用意」
「米中関係は正しい方向性を確保すべき」
「米中は協力してより多くの成果を上げられる」
「摩擦があるのは正常」
<国内>
・日本銀行金融政策決定会合(決定会合の終了予定時刻は未定)
・15:30 日銀植田総裁が記者会見予定
<海外>
・特になし
<CS>
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