注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~半導体や人工知能(AI)関連株へ資金が集まりやすい需給状況~
配信日時:2025/10/30 09:01
配信元:FISCO
*09:01JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体や人工知能(AI)関連株へ資金が集まりやすい需給状況~
30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体や人工知能(AI)関連株へ資金が集まりやすい需給状況
■JR東海、26/3上方修正 営業利益7460億円←6670億円
■前場の注目材料:パナソニックHD、EV電池価格を4割低減、35年度めど
■半導体や人工知能(AI)関連株へ資金が集まりやすい需給状況
30日の日本株市場は、前日のアドバンテスト<6857>による上昇の反動はありそうだが、底堅さが意識される相場展開になろう。29日の米国市場はNYダウが74ドル安、ナスダックは130ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定した。
ただ、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエルFRB議長が12月FOMCでの利下げを巡り慎重な姿勢を示したことで、利益確定の売りを誘った。一方で、エヌビディアの時価総額が一時5兆ドルに乗せるなど、ハイテク株は堅調。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円安の51100円、円相場は1ドル=152円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売り先行して始まりそうだ。前日に日経平均株価を1000円超押し上げたアドバンテストの動向が引き続き注目されそうである。本日は反動安が意識されやすいものの、下げが限定的となれば押し目待ち狙いの買いが入りやすく、日経平均株価を押し上げてくる可能性はあるだろう。一方で、利益確定の動きが強まるようだと、先物主導で売り仕掛け的な動きに向かう展開もありそうだ。
もっとも、急ピッチの上昇で出遅れているファンドなどの買い意欲は強いと考えられ、押し目待ち狙いのスタンスになりそうである。また、昨日は成長が見込まれるAIデータセンターに関連する銘柄への物色が電気工事株などへ広がりをみせてきていた。米キャタピラーはAIデータセンターの伸びにより発電機の需要が増えたとして予想を上回る決算内容だった。半導体や人工知能(AI)関連株へ資金が集まりやすい需給状況が続きそうである。
また、決算発表が本格化してきたなか、昨夕発表したディスコ<6146>はコンセンサスの範囲内であり、ポジティブな動きは期待しづらい。一方で、日アビオ<6946>、JR東海<9022>、PI<4290>、山崎パン<2212>、エクセディ<7278>、大和自交<9082>、GenkyDrugStores<9267>、AREHD<5857>などの決算評価の動きに期待したいところである。
■JR東海、26/3上方修正 営業利益7460億円←6670億円
JR東海<9022>は2026年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を6670億円から7460億円に上方修正した。コンセンサス(7330億円程度)を上回る。2026年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比12.4%増の9822億200万円、営業利益は同24.3%増の4540億5100万円だった。運輸業の営業利益は前年同期比25.5%増の4282億円、流通業は同5.5%減の71億円、不動産業は同10.0%増の136億円。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(51307.65、+1088.47)
・ナスダック総合指数は上昇(23958.47、+130.98)
・SOX指数は上昇(7327.93、+133.22)
・米原油先物相場は上昇(60.48、+0.33)
・為替相場は円安・ドル高(152.60-70)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・パナソニックHD<6752>EV電池価格を4割低減、35年度めど
・トヨタ自<7203>4ブランド体制、多様な需要、幅広く対応
・日産自<7201>米生産車「逆輸入」、検討、トヨタ自動車も
・ホンダ<7267>メキシコ工場停止、中蘭対立で半導体不足
・NEC<6701>4417億円で米社買収、北米でソフト事業拡大
・JR東海<9022>リニア総工事費11兆円、物価高で増額
・日本車輌製造<7102>住友商事と、インドネシア地下鉄車両受注、170億円
・日産車体<7222>湘南工場、サービス部品に転換、他社供給など事業性めど
・ホンダ<7267>インド電源装置に出資、交換式電池を活用
・JDI<6740>新型センサー事業化、多様な素材をタッチパネルに
・フェローテック<6890>熊本工場稼働、国内初拠点、半導体装置向け部品洗浄サービス
・マクセル<6810>150℃対応の全固体電池を来月出荷
・東京ガス<9531>中計、3年で1.3兆円投資、海外・システム提案で攻勢
・三菱ガス化学<4182>軽量・高性能のポリカ材開発、ペロブス電池向け
・JX金属<5016>光通信向け結晶材料1.5倍、茨城の一部工程増強
・塩野義<4507>内外に新工場、欧米で抗菌薬生産
・ミラタップ<3187>フィリピンで富裕層開拓、住設ショールーム新設
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日本銀行金融政策決定会合(決定会合の終了予定時刻は未定)
<海外>
・特になし <ST>
■半導体や人工知能(AI)関連株へ資金が集まりやすい需給状況
■JR東海、26/3上方修正 営業利益7460億円←6670億円
■前場の注目材料:パナソニックHD、EV電池価格を4割低減、35年度めど
■半導体や人工知能(AI)関連株へ資金が集まりやすい需給状況
30日の日本株市場は、前日のアドバンテスト<6857>による上昇の反動はありそうだが、底堅さが意識される相場展開になろう。29日の米国市場はNYダウが74ドル安、ナスダックは130ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定した。
ただ、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエルFRB議長が12月FOMCでの利下げを巡り慎重な姿勢を示したことで、利益確定の売りを誘った。一方で、エヌビディアの時価総額が一時5兆ドルに乗せるなど、ハイテク株は堅調。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円安の51100円、円相場は1ドル=152円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売り先行して始まりそうだ。前日に日経平均株価を1000円超押し上げたアドバンテストの動向が引き続き注目されそうである。本日は反動安が意識されやすいものの、下げが限定的となれば押し目待ち狙いの買いが入りやすく、日経平均株価を押し上げてくる可能性はあるだろう。一方で、利益確定の動きが強まるようだと、先物主導で売り仕掛け的な動きに向かう展開もありそうだ。
もっとも、急ピッチの上昇で出遅れているファンドなどの買い意欲は強いと考えられ、押し目待ち狙いのスタンスになりそうである。また、昨日は成長が見込まれるAIデータセンターに関連する銘柄への物色が電気工事株などへ広がりをみせてきていた。米キャタピラーはAIデータセンターの伸びにより発電機の需要が増えたとして予想を上回る決算内容だった。半導体や人工知能(AI)関連株へ資金が集まりやすい需給状況が続きそうである。
また、決算発表が本格化してきたなか、昨夕発表したディスコ<6146>はコンセンサスの範囲内であり、ポジティブな動きは期待しづらい。一方で、日アビオ<6946>、JR東海<9022>、PI<4290>、山崎パン<2212>、エクセディ<7278>、大和自交<9082>、GenkyDrugStores<9267>、AREHD<5857>などの決算評価の動きに期待したいところである。
■JR東海、26/3上方修正 営業利益7460億円←6670億円
JR東海<9022>は2026年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を6670億円から7460億円に上方修正した。コンセンサス(7330億円程度)を上回る。2026年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比12.4%増の9822億200万円、営業利益は同24.3%増の4540億5100万円だった。運輸業の営業利益は前年同期比25.5%増の4282億円、流通業は同5.5%減の71億円、不動産業は同10.0%増の136億円。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(51307.65、+1088.47)
・ナスダック総合指数は上昇(23958.47、+130.98)
・SOX指数は上昇(7327.93、+133.22)
・米原油先物相場は上昇(60.48、+0.33)
・為替相場は円安・ドル高(152.60-70)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・パナソニックHD<6752>EV電池価格を4割低減、35年度めど
・トヨタ自<7203>4ブランド体制、多様な需要、幅広く対応
・日産自<7201>米生産車「逆輸入」、検討、トヨタ自動車も
・ホンダ<7267>メキシコ工場停止、中蘭対立で半導体不足
・NEC<6701>4417億円で米社買収、北米でソフト事業拡大
・JR東海<9022>リニア総工事費11兆円、物価高で増額
・日本車輌製造<7102>住友商事と、インドネシア地下鉄車両受注、170億円
・日産車体<7222>湘南工場、サービス部品に転換、他社供給など事業性めど
・ホンダ<7267>インド電源装置に出資、交換式電池を活用
・JDI<6740>新型センサー事業化、多様な素材をタッチパネルに
・フェローテック<6890>熊本工場稼働、国内初拠点、半導体装置向け部品洗浄サービス
・マクセル<6810>150℃対応の全固体電池を来月出荷
・東京ガス<9531>中計、3年で1.3兆円投資、海外・システム提案で攻勢
・三菱ガス化学<4182>軽量・高性能のポリカ材開発、ペロブス電池向け
・JX金属<5016>光通信向け結晶材料1.5倍、茨城の一部工程増強
・塩野義<4507>内外に新工場、欧米で抗菌薬生産
・ミラタップ<3187>フィリピンで富裕層開拓、住設ショールーム新設
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日本銀行金融政策決定会合(決定会合の終了予定時刻は未定)
<海外>
・特になし <ST>
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