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後場に注目すべき3つのポイント~利確売り優勢も50000円台は維持
配信日時:2025/10/28 12:27
配信元:FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~利確売り優勢も50000円台は維持
28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反落、利確売り優勢も50000円台は維持
・ドル・円は軟調、日本株安で円売り後退
・値下がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位は、ニデック<6594>
■日経平均は反落、利確売り優勢も50000円台は維持
日経平均は反落。92.36円安の50419.96円(出来高概算11億6149万株)で前場の取引を終えている。
27日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は337.47ドル高の47544.59ドル、ナスダック総合指数は432.59ポイント高の23637.46で取引を終えた。トランプ大統領やベッセント財務長官の発言を受け、対中通商合意への期待が広がった。加えて、人工知能(AI)関連銘柄を中心としたハイテク株が買われたほか、翌日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測も支援材料となった。終盤にかけて買いが強まり、主要指数はいずれも過去最高値を更新して取引を終えた。
米株式市場の動向を横目に、28日の日経平均は155.17円安の50357.15円と反落して取引を開始した。序盤は半導体やハイテク関連の一角に買いが入り下げ幅を縮小する場面もあったが、為替が円高方向に振れたことや、利益確定売りが優勢となったことから上値は限定的だった。前日までの上昇に伴う戻り待ちの売りも重しとなり、午前中は方向感に乏しい展開が続いた。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>、中外製薬<4519>、信越化学工業<4063>、住友電気工業<5802>、イオン<8267>、ディー・エヌ・エー<2432>、塩野義製薬<4507>、古河電気工業<5801>、テルモ<4543>、東京ガス<9531>、ディスコ<6146>、オリンパス<7733>、ルネサスエレクトロニクス<6723>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテイリング<9983>、ニデック<6594>、リクルートホールディングス<6098>、キヤノン<7751>、ファナック<6954>、ベイカレント<6532>、日東電工<6988>、良品計画<7453>、HOYA<7741>、京セラ<6971>、任天堂<7974>、安川電機<6506>、セイコーエプソン<6724>、レーザーテック<6920>などの銘柄が下落。
業種別では、電気・ガス業、海運業、情報・通信業、銀行業、証券・商品先物が上昇。一方で、繊維製品、倉庫・運輸関連、金属製品、ガラス土石製品、サービス業などが下落した。
後場の日経平均株価は、米国市場の堅調地合いが引き続き下支えとなる一方、為替動向やFOMCの結果を見極めたいとのムードが重しとなり、もみ合い推移が想定される。決算発表シーズンを迎え、個別株物色が活発化する一方で、インデックス全体としては方向感を欠く展開となりそうだ。特に午後は、米長期金利の動向やドル円相場が投資家心理を左右する要因として意識されよう。
■ドル・円は軟調、日本株安で円売り後退
28日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、152円87銭から152円26銭まで値を下げた。日経平均株価の反落で前日までの円売りは後退し、主要通貨は全般的に対円で値を下げる展開。153円以上の上値の重さも意識され、ドル買いは入りづらい。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円26銭から152円87銭、ユ-ロ・円は177円57銭から178円09銭、ユ-ロ・ドルは1.1645ドルから1.1663ドル。
■後場のチェック銘柄
・アウンコンサルティング<2459>、テクニスコ<2962>など、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位は、ニデック<6594>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・・米・10月ダラス連銀製造業活動指数:-5.0(予想:-6.2、9月:-8.7)
【要人発言】
・城内経済財政相
「為替はさまざまな要因で市場で決まる」
「円安進行が実体経済に与える影響には注意していく」
<国内>
・日米首脳会談
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は反落、利確売り優勢も50000円台は維持
・ドル・円は軟調、日本株安で円売り後退
・値下がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位は、ニデック<6594>
■日経平均は反落、利確売り優勢も50000円台は維持
日経平均は反落。92.36円安の50419.96円(出来高概算11億6149万株)で前場の取引を終えている。
27日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は337.47ドル高の47544.59ドル、ナスダック総合指数は432.59ポイント高の23637.46で取引を終えた。トランプ大統領やベッセント財務長官の発言を受け、対中通商合意への期待が広がった。加えて、人工知能(AI)関連銘柄を中心としたハイテク株が買われたほか、翌日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測も支援材料となった。終盤にかけて買いが強まり、主要指数はいずれも過去最高値を更新して取引を終えた。
米株式市場の動向を横目に、28日の日経平均は155.17円安の50357.15円と反落して取引を開始した。序盤は半導体やハイテク関連の一角に買いが入り下げ幅を縮小する場面もあったが、為替が円高方向に振れたことや、利益確定売りが優勢となったことから上値は限定的だった。前日までの上昇に伴う戻り待ちの売りも重しとなり、午前中は方向感に乏しい展開が続いた。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>、中外製薬<4519>、信越化学工業<4063>、住友電気工業<5802>、イオン<8267>、ディー・エヌ・エー<2432>、塩野義製薬<4507>、古河電気工業<5801>、テルモ<4543>、東京ガス<9531>、ディスコ<6146>、オリンパス<7733>、ルネサスエレクトロニクス<6723>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテイリング<9983>、ニデック<6594>、リクルートホールディングス<6098>、キヤノン<7751>、ファナック<6954>、ベイカレント<6532>、日東電工<6988>、良品計画<7453>、HOYA<7741>、京セラ<6971>、任天堂<7974>、安川電機<6506>、セイコーエプソン<6724>、レーザーテック<6920>などの銘柄が下落。
業種別では、電気・ガス業、海運業、情報・通信業、銀行業、証券・商品先物が上昇。一方で、繊維製品、倉庫・運輸関連、金属製品、ガラス土石製品、サービス業などが下落した。
後場の日経平均株価は、米国市場の堅調地合いが引き続き下支えとなる一方、為替動向やFOMCの結果を見極めたいとのムードが重しとなり、もみ合い推移が想定される。決算発表シーズンを迎え、個別株物色が活発化する一方で、インデックス全体としては方向感を欠く展開となりそうだ。特に午後は、米長期金利の動向やドル円相場が投資家心理を左右する要因として意識されよう。
■ドル・円は軟調、日本株安で円売り後退
28日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、152円87銭から152円26銭まで値を下げた。日経平均株価の反落で前日までの円売りは後退し、主要通貨は全般的に対円で値を下げる展開。153円以上の上値の重さも意識され、ドル買いは入りづらい。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円26銭から152円87銭、ユ-ロ・円は177円57銭から178円09銭、ユ-ロ・ドルは1.1645ドルから1.1663ドル。
■後場のチェック銘柄
・アウンコンサルティング<2459>、テクニスコ<2962>など、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位は、ニデック<6594>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・・米・10月ダラス連銀製造業活動指数:-5.0(予想:-6.2、9月:-8.7)
【要人発言】
・城内経済財政相
「為替はさまざまな要因で市場で決まる」
「円安進行が実体経済に与える影響には注意していく」
<国内>
・日米首脳会談
<海外>
・特になし
<CS>
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