注目トピックス 日本株
株式会社JRC:2026年2月期第2四半期(中間期)決算説明会文字起こし・質疑応答(10)
配信日時:2025/10/27 14:18
配信元:FISCO
*14:18JST 株式会社JRC:2026年2月期第2四半期(中間期)決算説明会文字起こし・質疑応答(10)
株式会社JRC<6224>:2026年2月期第2四半期(中間期)決算説明会文字起こし・質疑応答(9)の続き
Q P13(コンベヤ事業 受注状況の推移)の受注高、受注残と売上の関係を教えていただきたい。その四半期の受注高のうちどの程度がその期の売上になるのか。また、受注残のうちどの程度が、すぐ次の四半期の売上に計上されるのか。
A コンベヤ事業のうち、祖業であるコンベヤ部品につきましては、リードタイムが短く、当月受注分を当月に売り上げる案件が3~4割程度、翌月にかかるものを含めると6~7割程度、それ以上のものが3割程度であるため、受注残高として溜まりにくい性質がございます。一方、高橋汽罐工業につきましては、数カ月程度の工期が基本ではあるものの、大型案件などは工期が1年程度かかるものもございます。
Q P13(コンベヤ事業 受注状況の推移)の受注高について、四半期によって多少の上下があるが、どのような季節性があるのか。
A これまでコンベヤ事業では、受注に関しても比較的安定的に推移しておりましたが、昨今の酷暑による顧客における現場活動の停止の影響で、夏季の発注が減少する傾向がございます。
Q 以前、ソリューション営業を1割から2割のところを6割から7割へ上げると伺ったが、現在ではどのくらいの割合になっているのか?
A 今期のソリューション売上高比率につきましては、第1四半期は27.4%、第2四半期は24.9%、上期累計としては26.2%と、好調に推移しております。その背景としましては、前期より代理店とノウハウを共有し、当社製品をエンドユーザーに提案いただく取り組みを開始したことによるものです。今後におきましても、この動きがさらに加速していくものと期待しております。
■環境プラント事業
Q セイコーテックのM&Aによる業績寄与度を教えていただきたい。また、今まではM&Aする会社の売上・利益や金額を開示いただいていたと思うが、今回から非開示となった。今後もその方針なのか?
A セイコーテック社は、2025年9月18日に全株取得による子会社化を決議した段階であるため、業績寄与につきましては、子会社化が完了してからの算定となります。なお、今回のセイコーテック社のM&A案件は任意開示であるため、これまでの任意開示のM&Aにかかるプレスリリース同様、詳細についての開示はいたしておりません。
■ロボットSI事業
Q 現状のロボットSI事業の受注高は数億円規模だが、今後はさらに大きくなっていくのか。
A 基本的に、1ラインで10億円規模となるような案件の受注は考えておりませんが、大手食品メーカー各社におきましては、工場内に複数のラインを保有されているため、1社からの受注額の合計が10億円規模に拡大する可能性はございます。
Q ロボットSI事業の競争環境を教えてほしい。
A 市場環境としましては、1案件が数十億円規模のメガラインビルダーと、数千万円規模の地場SIerという構造になっており、当社が狙う1億円規模の案件とは競合しにくい環境であります。大手メーカーは、自動車や半導体などの標準化された超大型案件を得意としており、当社の規模はボリューム的に参入し辛く、また地場SIerは年間売上高が数億円程度の規模であり、当社の1億円~2億円規模の案件はハードルが高くなっております。このような点で差別化ができております。
Q ロボットSI事業において、ボトルネックはないのか。
A 人手不足による自動化ニーズが高まるなか、設計者を数多く確保し育成していくことが一番大切であると考えています。当社では自動化システムの標準化を進めているため、設計者不足がボトルネックとなりうるものの、それを解消するための対策を講じております。
Q 設計者が少ない状況であれば、受注に対してブレーキを踏むことはあるのか。
A 採用強化やM&Aを通じて、設計者を確保しながら事業を進めているため、受注に対してブレーキを踏むことはございません。
Q ロボットSI事業の第2四半期単体の売上が四半期比で減少している背景と第3四半期以降の見通しを教えてほしい。
A 今期第2四半期につきましては、新領域や新技術獲得のためのチャレンジングな案件に取り組むため、一時的に収益性が低下する計画を立てておりました。第3四半期以降につきましては個別詳細の回答は差し控えさせていただきますが、足元の受注残高が消化できれば十分計画達成できると考えております。
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Q P13(コンベヤ事業 受注状況の推移)の受注高、受注残と売上の関係を教えていただきたい。その四半期の受注高のうちどの程度がその期の売上になるのか。また、受注残のうちどの程度が、すぐ次の四半期の売上に計上されるのか。
A コンベヤ事業のうち、祖業であるコンベヤ部品につきましては、リードタイムが短く、当月受注分を当月に売り上げる案件が3~4割程度、翌月にかかるものを含めると6~7割程度、それ以上のものが3割程度であるため、受注残高として溜まりにくい性質がございます。一方、高橋汽罐工業につきましては、数カ月程度の工期が基本ではあるものの、大型案件などは工期が1年程度かかるものもございます。
Q P13(コンベヤ事業 受注状況の推移)の受注高について、四半期によって多少の上下があるが、どのような季節性があるのか。
A これまでコンベヤ事業では、受注に関しても比較的安定的に推移しておりましたが、昨今の酷暑による顧客における現場活動の停止の影響で、夏季の発注が減少する傾向がございます。
Q 以前、ソリューション営業を1割から2割のところを6割から7割へ上げると伺ったが、現在ではどのくらいの割合になっているのか?
A 今期のソリューション売上高比率につきましては、第1四半期は27.4%、第2四半期は24.9%、上期累計としては26.2%と、好調に推移しております。その背景としましては、前期より代理店とノウハウを共有し、当社製品をエンドユーザーに提案いただく取り組みを開始したことによるものです。今後におきましても、この動きがさらに加速していくものと期待しております。
■環境プラント事業
Q セイコーテックのM&Aによる業績寄与度を教えていただきたい。また、今まではM&Aする会社の売上・利益や金額を開示いただいていたと思うが、今回から非開示となった。今後もその方針なのか?
A セイコーテック社は、2025年9月18日に全株取得による子会社化を決議した段階であるため、業績寄与につきましては、子会社化が完了してからの算定となります。なお、今回のセイコーテック社のM&A案件は任意開示であるため、これまでの任意開示のM&Aにかかるプレスリリース同様、詳細についての開示はいたしておりません。
■ロボットSI事業
Q 現状のロボットSI事業の受注高は数億円規模だが、今後はさらに大きくなっていくのか。
A 基本的に、1ラインで10億円規模となるような案件の受注は考えておりませんが、大手食品メーカー各社におきましては、工場内に複数のラインを保有されているため、1社からの受注額の合計が10億円規模に拡大する可能性はございます。
Q ロボットSI事業の競争環境を教えてほしい。
A 市場環境としましては、1案件が数十億円規模のメガラインビルダーと、数千万円規模の地場SIerという構造になっており、当社が狙う1億円規模の案件とは競合しにくい環境であります。大手メーカーは、自動車や半導体などの標準化された超大型案件を得意としており、当社の規模はボリューム的に参入し辛く、また地場SIerは年間売上高が数億円程度の規模であり、当社の1億円~2億円規模の案件はハードルが高くなっております。このような点で差別化ができております。
Q ロボットSI事業において、ボトルネックはないのか。
A 人手不足による自動化ニーズが高まるなか、設計者を数多く確保し育成していくことが一番大切であると考えています。当社では自動化システムの標準化を進めているため、設計者不足がボトルネックとなりうるものの、それを解消するための対策を講じております。
Q 設計者が少ない状況であれば、受注に対してブレーキを踏むことはあるのか。
A 採用強化やM&Aを通じて、設計者を確保しながら事業を進めているため、受注に対してブレーキを踏むことはございません。
Q ロボットSI事業の第2四半期単体の売上が四半期比で減少している背景と第3四半期以降の見通しを教えてほしい。
A 今期第2四半期につきましては、新領域や新技術獲得のためのチャレンジングな案件に取り組むため、一時的に収益性が低下する計画を立てておりました。第3四半期以降につきましては個別詳細の回答は差し控えさせていただきますが、足元の受注残高が消化できれば十分計画達成できると考えております。
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