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午後:債券サマリー 先物は小反発、超長期債買われる 長期金利1.655%で推移

配信日時:2025/10/24 15:33 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことは重荷となったが、超長期債を中心に買われ先物は朝安後にプラス圏に切り返した。  総務省がこの日発表した9月の全国消費者物価指数(CPI)を発表。生鮮食品を除くコアCPIは前年同月比2.9%上昇となった。市場予想と同水準となり、円債相場の反応は限られた。米長期金利は時間外取引でやや水準を切り下げており、円債相場には支援材料となった。この日は財務省による入札や日銀の国債買い入れオペといった需給イベントはなかった。高市早苗首相の所信表明演説に関しても、内容を受けて財政拡張シナリオを意識して債券を売り急ぐ姿勢はみられなかった。この日は、超長期債の20年債や30年債に資金を振り向ける動きがみられた。  先物12月限は前営業日比4銭高の136円14銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント低い1.655%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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