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日本国土開発---福島県南相馬市の機能性吸着材製造工場「ANION南相馬工場」開業
配信日時:2025/10/24 11:10
配信元:FISCO
*11:10JST 日本国土開発---福島県南相馬市の機能性吸着材製造工場「ANION南相馬工場」開業
日本国土開発<1887>は23日、子会社であるANIONが福島県南相馬市に建設していた機能性吸着材製造工場「ANION南相馬工場」の開業披露式を実施したと発表した。
投資額は約10億円で、2025年11月から本格稼働を予定し、2029年5月期には年間45トンの機能性吸着材の生産を見込んでいる。
ANION南相馬工場の建設地である小高西部グランドと旧金房小学校跡地は、2011年に同社が福島第一原発事故に伴う除染事業を初めて担当した場所であり、同社は震災復興支援の一環として今回の工場開業に至った。
同工場では、層状複水酸化物(LDH)をナノサイズ化した無機系陰イオン吸着材「ADOXパウダー」を製造する。この素材は、有害な陰イオンを吸着する性能を持ち、エポキシ樹脂やポリマーセメントモルタルに添加することで、鉄筋コンクリート構造物の塩害による腐食を抑制し、長寿命化に寄与する補修材として活用されている。用途展開はすでに錆防止やひび割れ補修材などの塩害劣化対策に向けて進められており、今後は塗料や止水材などの化学的浸食対策への応用も検討している。
本事業は経済産業省の「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(第八次公募)」に採択されており、南相馬市在住者5名、浪江町在住者1名の雇用を通じて地域の活性化を図る。
<AK>
投資額は約10億円で、2025年11月から本格稼働を予定し、2029年5月期には年間45トンの機能性吸着材の生産を見込んでいる。
ANION南相馬工場の建設地である小高西部グランドと旧金房小学校跡地は、2011年に同社が福島第一原発事故に伴う除染事業を初めて担当した場所であり、同社は震災復興支援の一環として今回の工場開業に至った。
同工場では、層状複水酸化物(LDH)をナノサイズ化した無機系陰イオン吸着材「ADOXパウダー」を製造する。この素材は、有害な陰イオンを吸着する性能を持ち、エポキシ樹脂やポリマーセメントモルタルに添加することで、鉄筋コンクリート構造物の塩害による腐食を抑制し、長寿命化に寄与する補修材として活用されている。用途展開はすでに錆防止やひび割れ補修材などの塩害劣化対策に向けて進められており、今後は塗料や止水材などの化学的浸食対策への応用も検討している。
本事業は経済産業省の「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(第八次公募)」に採択されており、南相馬市在住者5名、浪江町在住者1名の雇用を通じて地域の活性化を図る。
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