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前場に注目すべき3つのポイント~高市政権への期待から押し目買い意欲は強い~
配信日時:2025/10/22 08:46
配信元:FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~高市政権への期待から押し目買い意欲は強い~
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■高市政権への期待から押し目買い意欲は強い
■明星工業、2Q下方修正 営業利益27.5億円←33.0億円
■前場の注目材料:ENEOSHD、ドローンで自動点検、来年1月タンク130基
■高市政権への期待から押し目買い意欲は強い
22日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、膠着感が強まる相場展開になろう。21日の米国市場はNYダウが218ドル高、ナスダックは36ポイント安だった。コカ・コーラなど予想を上回る決算を発表した銘柄が買われ、NYダウをけん引した。一方で、トランプ米大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると、対中通商合意の期待が後退する形となり、ハイテク株中心に利益確定の売りが優勢になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の49365円、円相場は1ドル=151円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行して始まりそうだ。米中関係悪化への警戒がくすぶるなか、高市政権への期待から押し目買いに向かわせよう。ただし、昨日の日経平均株価は前場に49945.95円まで上昇し5万円に迫ったものの、首相指名選挙での高市首相誕生で、いったん利食いに向かわせており、49127.20円とマイナスに転じる場面もあった。日経225先物は5万円に乗せた後は利食い優勢の流れとなり、49150円と下落して終えていた。
そのため、足元での急ピッチの上昇に対する利益確定の動きが入りやすいほか、短期的には戻り待ち狙いの売りも入りやすいだろう。もっとも、日経225先物はナイトセッションで一時49590円まで買われる場面もあり、49000円接近では底堅さがみられていた。短期的には利食いの動きが入りやすいだろうが、過熱を冷ます調整との見方であり、5万円を意識したトレンドは継続している。
米国では決算発表が本格化してきており、時間外ではネットフリックスが決算を受けて下落している。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になる可能性があるため、日経平均株価の上値を抑える可能性はありそうだ。そのため、ソフトバンクG<9984>の動向などを睨みながらの展開になりそうであり、利食いの動きが強まる局面においては、相対的に出遅れている内需株にシフトする動きになろう。高市首相誕生でいったん材料出尽くし感はありそうだが、今後は高市政権の政策への期待が押し目買いに向かわせよう。
■明星工業、2Q下方修正 営業利益27.5億円←33.0億円
明星工業<1976>は第2四半期業績予想の修正を発表。営業利益を33.0億円から27.5億円に下方修正した。売上高については前回発表通りの計上となる見込み。ただし、各利益項目については、一部案件の追加原価発生による影響や人件費負担の増加により、前回発表と比べ減少となる。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49316.06、+130.56)
・NYダウは上昇(46924.74、+218.16)
・シカゴ日経225先物は上昇(49365、+215)
・VIX指数は低下(17.87、-0.36)
・米長期金利低下
・米原油先物相場は上昇(57.24、+0.22)
・為替相場は円安・ドル高(151.80-90)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ENEOSHD<5020>ドローンで自動点検、来年1月タンク130基
・双日<2768>印でエネ開発、現地の脱炭素化・日本の経済安保に貢献
・トヨタ自<7203>「先読み」で事故ゼロへ、知能化技術生かす
・鈴茂器工<6405>AIで商品識別・会計、飲食店向けシステム発売
・平田機工<6258>半導体関連で熊本に新工場
・東京エレクトロン<8035>米で開発加速、半導体ニーズ広く開拓
・さくらインターネット<3778>KDDIなど3社で、GPUを相互再販、安定供給で連携
・JVCケンウッド<6632>北米IP無線を買収、公共安全に照準
・テスHD<5074>バイオ発電躍進、佐賀伊万里で技術蓄積
・フクビ化学工業<7871>欧規制対応PFASフリーLED部材を開発、車向け
・安川電機<6506>アステラス製薬と、細胞医療製品の基盤提供、共同会社が始動
・積水化学<4204>鉄骨戸建てに新モデル、コスト抑制・品質両立
・クリングルファーマ<4884>徐放性創傷治療剤を開発、京大と共同研究
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神エクスプレス、フィリピンに新拠点、ミンダナオ島で3カ所目
・中外製薬<4519>米バイオ製薬と契約、経口製剤共同開発
・テルモ<4543>富士宮工場の新ライン稼働、輸液製剤を安定供給
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月貿易収支(予想:+305億円、8月:-2428億円)
<海外>
・特になし <ST>
■高市政権への期待から押し目買い意欲は強い
■明星工業、2Q下方修正 営業利益27.5億円←33.0億円
■前場の注目材料:ENEOSHD、ドローンで自動点検、来年1月タンク130基
■高市政権への期待から押し目買い意欲は強い
22日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、膠着感が強まる相場展開になろう。21日の米国市場はNYダウが218ドル高、ナスダックは36ポイント安だった。コカ・コーラなど予想を上回る決算を発表した銘柄が買われ、NYダウをけん引した。一方で、トランプ米大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると、対中通商合意の期待が後退する形となり、ハイテク株中心に利益確定の売りが優勢になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の49365円、円相場は1ドル=151円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行して始まりそうだ。米中関係悪化への警戒がくすぶるなか、高市政権への期待から押し目買いに向かわせよう。ただし、昨日の日経平均株価は前場に49945.95円まで上昇し5万円に迫ったものの、首相指名選挙での高市首相誕生で、いったん利食いに向かわせており、49127.20円とマイナスに転じる場面もあった。日経225先物は5万円に乗せた後は利食い優勢の流れとなり、49150円と下落して終えていた。
そのため、足元での急ピッチの上昇に対する利益確定の動きが入りやすいほか、短期的には戻り待ち狙いの売りも入りやすいだろう。もっとも、日経225先物はナイトセッションで一時49590円まで買われる場面もあり、49000円接近では底堅さがみられていた。短期的には利食いの動きが入りやすいだろうが、過熱を冷ます調整との見方であり、5万円を意識したトレンドは継続している。
米国では決算発表が本格化してきており、時間外ではネットフリックスが決算を受けて下落している。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になる可能性があるため、日経平均株価の上値を抑える可能性はありそうだ。そのため、ソフトバンクG<9984>の動向などを睨みながらの展開になりそうであり、利食いの動きが強まる局面においては、相対的に出遅れている内需株にシフトする動きになろう。高市首相誕生でいったん材料出尽くし感はありそうだが、今後は高市政権の政策への期待が押し目買いに向かわせよう。
■明星工業、2Q下方修正 営業利益27.5億円←33.0億円
明星工業<1976>は第2四半期業績予想の修正を発表。営業利益を33.0億円から27.5億円に下方修正した。売上高については前回発表通りの計上となる見込み。ただし、各利益項目については、一部案件の追加原価発生による影響や人件費負担の増加により、前回発表と比べ減少となる。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49316.06、+130.56)
・NYダウは上昇(46924.74、+218.16)
・シカゴ日経225先物は上昇(49365、+215)
・VIX指数は低下(17.87、-0.36)
・米長期金利低下
・米原油先物相場は上昇(57.24、+0.22)
・為替相場は円安・ドル高(151.80-90)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ENEOSHD<5020>ドローンで自動点検、来年1月タンク130基
・双日<2768>印でエネ開発、現地の脱炭素化・日本の経済安保に貢献
・トヨタ自<7203>「先読み」で事故ゼロへ、知能化技術生かす
・鈴茂器工<6405>AIで商品識別・会計、飲食店向けシステム発売
・平田機工<6258>半導体関連で熊本に新工場
・東京エレクトロン<8035>米で開発加速、半導体ニーズ広く開拓
・さくらインターネット<3778>KDDIなど3社で、GPUを相互再販、安定供給で連携
・JVCケンウッド<6632>北米IP無線を買収、公共安全に照準
・テスHD<5074>バイオ発電躍進、佐賀伊万里で技術蓄積
・フクビ化学工業<7871>欧規制対応PFASフリーLED部材を開発、車向け
・安川電機<6506>アステラス製薬と、細胞医療製品の基盤提供、共同会社が始動
・積水化学<4204>鉄骨戸建てに新モデル、コスト抑制・品質両立
・クリングルファーマ<4884>徐放性創傷治療剤を開発、京大と共同研究
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神エクスプレス、フィリピンに新拠点、ミンダナオ島で3カ所目
・中外製薬<4519>米バイオ製薬と契約、経口製剤共同開発
・テルモ<4543>富士宮工場の新ライン稼働、輸液製剤を安定供給
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月貿易収支(予想:+305億円、8月:-2428億円)
<海外>
・特になし <ST>
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