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前場に注目すべき3つのポイント~高市政権における政策期待が高まる~
配信日時:2025/10/21 08:58
配信元:FISCO
*08:58JST 前場に注目すべき3つのポイント~高市政権における政策期待が高まる~
21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■高市政権における政策期待が高まる
■ビジネスコーチ、25/9上方修正 営業利益 1.6億円←1.2億円
■前場の注目材料:三菱重工、三菱造船、下関に新桟橋、新燃料船建造能力を増強
■高市政権における政策期待が高まる
21日の日本株市場は、買い先行で始まった後も、底堅さが意識される相場展開になろう。20日の米国市場はNYダウが515ドル高、ナスダックは310ポイント高だった。国家経済会議(NEC)のハセット委員長が週内の政府機関閉鎖終了の可能性を示唆したほか、ベッセント米財務長官は、今週にも中国副首相と対面で協議することを明らかにしたことで米中対立への過度な懸念が後退したことも安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比370円高の49670円、円相場は1ドル=150円70銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まりそうだ。米中関係悪化への警戒が後退したほか、米政府機関の一部閉鎖が近く解除されるとの見方はセンチメント改善につながる。日経225先物はナイトセッションで開始直後に49090円まで売られる場面もみられたが、その後の切り返しで49800円まで買われる場面もみられた。5万円の大台に迫るなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
自民党と日本維新の会の連立政権の樹立に向けた党首会談が昨夕行われ、高市総裁と吉村代表が合意文書に署名した。きょう召集の臨時国会における首相指名選挙において高市総裁が指名されることが確実になった。いったんは材料出尽くしから利益確定の動きが強まる可能性もありそうだが、高市政権における「サナエノミクス2.0」への期待感が高まることになろう。目先的に調整が入る局面では押し目狙いの好機になりそうだ。
昨日はソフトバンクG<9984>やアドバンテスト<6857>、東エレク<8035>の強い値動きが目立ったほか、後場に入りメガバンクなど金融セクターへの資金流入が目立っていた。東証33業種すべてが上昇しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への一極集中から、相対的に出遅れていた内需株への見直しも意識されそうである。
日経平均株価のボリンジャーバンドの+2σは49250円近辺に位置しており、同バンドを上回ってくることが見込まれる。短期的に過熱感が警戒される可能性はありそうだが、バンドは切り上がりをみせていることもあり、これに沿ったトレンド形成においては、過熱感はそれほど警戒されないだろう。押し目を冷静に拾いたいところだ。
■ビジネスコーチ、25/9上方修正 営業利益 1.6億円←1.2億円
ビジネスコーチ<9562>は2025年9月期業績予想の修正を発表。売上高は19億円から20億円、営業利益を1.2億円から1.6億円に上方修正した。人材開発事業において、プライム上場企業を中心に従来の「集合型研修」から「1対1型研修」へのシフトが進む中、1対1型サービスの需要が堅調に推移し、既存顧客からの受注拡大により、売上高・利益ともに計画を上回って推移している。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49185.50、+1603.35)
・NYダウは上昇(46706.58、+515.97)
・ナスダック総合指数は上昇(22990.54、+310.57)
・SOX指数は上昇(6885.03、+107.05)
・シカゴ日経225先物は上昇(49670、+370)
・VIX指数は低下(18.23、-2.55)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱重工<7011>三菱造船、下関に新桟橋、新燃料船建造能力を増強
・NTT<9432>「ツヅミ2」提供開始、パラメーター数4倍
・アスクル<2678>サイバー攻撃で出荷停止、「無印」通販も
・伊藤忠<8001>舶用アンモニアの供給網強化、印拠点は年30万トン規模生産見込み
・ヤマハ発<7272>新興と協業、来年度EV電池の再利用実証
・オムロン<6645>インドの製造業支援、共創拠点開設
・さくらインターネット<3778>クラウドでスパコン提供、LLM学習・生成AI研究
・積水化学<4204>富士通・SAPジャパンが、経営高度化支援、基幹システム刷新
・JDSC<4418>ソフトバンクが出資、AIエージェント協業
・ソフトバンク<9434>情報通信研究機構などと連携、宇宙で光無線通信実証
・トランスコスモス<9715>BBFと業務提携、海外企業の進出支援
・積水化学工業<4204>NTTデータなどと、外壁にペロブスカイト、工法開発・検証
・高砂熱学工業<1969>飛騨五木HDと、小水力発電でグリーン水素、供給モデル構築
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・臨時国会召集(首班指名選挙実施)
<海外>
・06:45 NZ・9月貿易収支(8月:-11.85億NZドル)
<ST>
■高市政権における政策期待が高まる
■ビジネスコーチ、25/9上方修正 営業利益 1.6億円←1.2億円
■前場の注目材料:三菱重工、三菱造船、下関に新桟橋、新燃料船建造能力を増強
■高市政権における政策期待が高まる
21日の日本株市場は、買い先行で始まった後も、底堅さが意識される相場展開になろう。20日の米国市場はNYダウが515ドル高、ナスダックは310ポイント高だった。国家経済会議(NEC)のハセット委員長が週内の政府機関閉鎖終了の可能性を示唆したほか、ベッセント米財務長官は、今週にも中国副首相と対面で協議することを明らかにしたことで米中対立への過度な懸念が後退したことも安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比370円高の49670円、円相場は1ドル=150円70銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まりそうだ。米中関係悪化への警戒が後退したほか、米政府機関の一部閉鎖が近く解除されるとの見方はセンチメント改善につながる。日経225先物はナイトセッションで開始直後に49090円まで売られる場面もみられたが、その後の切り返しで49800円まで買われる場面もみられた。5万円の大台に迫るなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
自民党と日本維新の会の連立政権の樹立に向けた党首会談が昨夕行われ、高市総裁と吉村代表が合意文書に署名した。きょう召集の臨時国会における首相指名選挙において高市総裁が指名されることが確実になった。いったんは材料出尽くしから利益確定の動きが強まる可能性もありそうだが、高市政権における「サナエノミクス2.0」への期待感が高まることになろう。目先的に調整が入る局面では押し目狙いの好機になりそうだ。
昨日はソフトバンクG<9984>やアドバンテスト<6857>、東エレク<8035>の強い値動きが目立ったほか、後場に入りメガバンクなど金融セクターへの資金流入が目立っていた。東証33業種すべてが上昇しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への一極集中から、相対的に出遅れていた内需株への見直しも意識されそうである。
日経平均株価のボリンジャーバンドの+2σは49250円近辺に位置しており、同バンドを上回ってくることが見込まれる。短期的に過熱感が警戒される可能性はありそうだが、バンドは切り上がりをみせていることもあり、これに沿ったトレンド形成においては、過熱感はそれほど警戒されないだろう。押し目を冷静に拾いたいところだ。
■ビジネスコーチ、25/9上方修正 営業利益 1.6億円←1.2億円
ビジネスコーチ<9562>は2025年9月期業績予想の修正を発表。売上高は19億円から20億円、営業利益を1.2億円から1.6億円に上方修正した。人材開発事業において、プライム上場企業を中心に従来の「集合型研修」から「1対1型研修」へのシフトが進む中、1対1型サービスの需要が堅調に推移し、既存顧客からの受注拡大により、売上高・利益ともに計画を上回って推移している。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(49185.50、+1603.35)
・NYダウは上昇(46706.58、+515.97)
・ナスダック総合指数は上昇(22990.54、+310.57)
・SOX指数は上昇(6885.03、+107.05)
・シカゴ日経225先物は上昇(49670、+370)
・VIX指数は低下(18.23、-2.55)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱重工<7011>三菱造船、下関に新桟橋、新燃料船建造能力を増強
・NTT<9432>「ツヅミ2」提供開始、パラメーター数4倍
・アスクル<2678>サイバー攻撃で出荷停止、「無印」通販も
・伊藤忠<8001>舶用アンモニアの供給網強化、印拠点は年30万トン規模生産見込み
・ヤマハ発<7272>新興と協業、来年度EV電池の再利用実証
・オムロン<6645>インドの製造業支援、共創拠点開設
・さくらインターネット<3778>クラウドでスパコン提供、LLM学習・生成AI研究
・積水化学<4204>富士通・SAPジャパンが、経営高度化支援、基幹システム刷新
・JDSC<4418>ソフトバンクが出資、AIエージェント協業
・ソフトバンク<9434>情報通信研究機構などと連携、宇宙で光無線通信実証
・トランスコスモス<9715>BBFと業務提携、海外企業の進出支援
・積水化学工業<4204>NTTデータなどと、外壁にペロブスカイト、工法開発・検証
・高砂熱学工業<1969>飛騨五木HDと、小水力発電でグリーン水素、供給モデル構築
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・臨時国会召集(首班指名選挙実施)
<海外>
・06:45 NZ・9月貿易収支(8月:-11.85億NZドル)
<ST>
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