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前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテイリングが日経平均株価をけん引する可能性~
配信日時:2025/10/10 08:28
配信元:FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテイリングが日経平均株価をけん引する可能性~
10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ファーストリテイリングが日経平均株価をけん引する可能性
■ファーストリテ、25/8営業利益 12.6%増 5642億円、26/8予想 8.1%増 6100億円
■前場の注目材料:明電舎、欧で変電機器事業、遮断器など製品拡充
■ファーストリテイリングが日経平均株価をけん引する可能性
10日の日本株市場は、前日の大幅上昇に対する利益確定が入りやすいだろうが、底堅さは意識されそうだ。9日の米国市場はNYダウが243ドル安、ナスダックは18ポイント安だった。米政府機関の一部閉鎖が長期化すれば米経済に大きく影響を与えるとの懸念から利益確定の売りが入りやすかった。ただし、半導体株の一角が買われており、ナスダック指数は引けにかけて下落幅を縮めている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の48660円、円相場は1ドル=153円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売りが先行して始まりそうだ。米国市場では、NY連銀のウィリアムズ総裁が年内の追加利下げを支持する考えを示したと伝えられ、朝方は買われる場面もあった。ただ、最高値圏で推移するなかで利益確定の売りが入りやすかった。もっとも、半導体やAI関連株への物色は根強いことで、東京市場においても売り一巡後は半導体株への押し目狙いに向かわせそうだ。
また、前日の取引終了後に決算を発表したファーストリテイリング<9983>は予想を上回る結果だったことで、日経平均株価をけん引する可能性はありそうだ。また、11%を超える上昇で日経平均株価の押し上げ役となったソフトバンクG<9984>については、反動安が意識されそうだが高値更新で需給状況は良好であり、押し目買い意欲は強そうである。
ソフトバンクGの底堅さがみられるようだと、半導体やAI関連株への資金流入が続きやすいだろう。3連休前で利益確定の売りが入りやすい一方で、新政権への期待感から先回り的に買いが入りやすいほか、前日の大幅上昇でレバレッジ型ETFなどのヘッジ対応の調整買いも入りやすいだろう。「高市トレード」を意識したテーマ株を探る動きも続きそうだ。
昨夕決算を発表したところでは、ファーストリテイリングのほか、ジーイエット<7603>、7&iHD<3382>、ワンプラ<4199>、オプロ<228A>、吉野家HD<9861>、乃村工芸<9716>、レイ<4317>などが注目される。
■ファーストリテ、25/8営業利益 12.6%増 5642億円、26/8予想 8.1%増 6100億円
ファーストリテ<9983>が発表した2025年8月期の連結業績は、売上収益が前期比9.6%増の3兆4005億3900万円、営業利益は同12.6%増の5642億6500万円だった。国内ユニクロ事業の売上収益は1兆260億円、事業利益は1813億円と、大幅な増収増益となった。売上収益は初めて1兆円を突破し、過去最高の業績を達成した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(48580.44、+845.45)
・為替相場は円安・ドル高(153.00-10)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・明電舎<6508>欧で変電機器事業、遮断器など製品拡充
・日野自<7205>三菱ふそうトラック・バスと統合シナジー創出、中津工場を閉鎖
・川崎重工<7012>NTTドコモビジネスと協業、人手不足など解決、ロボなどネット接続
・豊田通商<8015>再生エネ合弁に追加出資、アフリカで独立系
・日本郵船<9101>伊藤忠が、低炭素メタノール燃料を韓国でSTS方式供給
・GSIクレオス<8101>南仏の化学品拠点稼働、開発を拡充
・東レ<3402>伊藤忠などと、国内にアンモニア拠点、整備で覚書
・サンデン<6444>次世代電動圧縮機で新構造採用、静粛性など大幅向上
・タムラ製作所<6768>東北大学と共創拠点、先端パワエレ研究加速
・NTT<9432>ドコモと慶応大学、5Gで触覚ロボ操作成功、ポテチ割らずつかむ
・沖縄電力<9511>akippaなど3社で、沖縄で電力需給調整、再生エネ導入促進
・旭化成<3407>細菌検査迅速30分、食品衛生現場向けキット発売
・JR東日本<9020>大井町に複合施設、ウォークスルー改札実証、来年3月
・JAL<9201>JR東日本と、新幹線・航空機でお届け、海外向け大幅短縮
・エーザイ<4523>認知症治療薬豪で承認取得
・ミルボン<4919>ロート製薬などと、三重―首都圏を共同配送、トラック台数67%減
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月国内企業物価指数(予想:前年比+2.5%、8月:+2.7%)
<海外>
・特になし <ST>
■ファーストリテイリングが日経平均株価をけん引する可能性
■ファーストリテ、25/8営業利益 12.6%増 5642億円、26/8予想 8.1%増 6100億円
■前場の注目材料:明電舎、欧で変電機器事業、遮断器など製品拡充
■ファーストリテイリングが日経平均株価をけん引する可能性
10日の日本株市場は、前日の大幅上昇に対する利益確定が入りやすいだろうが、底堅さは意識されそうだ。9日の米国市場はNYダウが243ドル安、ナスダックは18ポイント安だった。米政府機関の一部閉鎖が長期化すれば米経済に大きく影響を与えるとの懸念から利益確定の売りが入りやすかった。ただし、半導体株の一角が買われており、ナスダック指数は引けにかけて下落幅を縮めている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の48660円、円相場は1ドル=153円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売りが先行して始まりそうだ。米国市場では、NY連銀のウィリアムズ総裁が年内の追加利下げを支持する考えを示したと伝えられ、朝方は買われる場面もあった。ただ、最高値圏で推移するなかで利益確定の売りが入りやすかった。もっとも、半導体やAI関連株への物色は根強いことで、東京市場においても売り一巡後は半導体株への押し目狙いに向かわせそうだ。
また、前日の取引終了後に決算を発表したファーストリテイリング<9983>は予想を上回る結果だったことで、日経平均株価をけん引する可能性はありそうだ。また、11%を超える上昇で日経平均株価の押し上げ役となったソフトバンクG<9984>については、反動安が意識されそうだが高値更新で需給状況は良好であり、押し目買い意欲は強そうである。
ソフトバンクGの底堅さがみられるようだと、半導体やAI関連株への資金流入が続きやすいだろう。3連休前で利益確定の売りが入りやすい一方で、新政権への期待感から先回り的に買いが入りやすいほか、前日の大幅上昇でレバレッジ型ETFなどのヘッジ対応の調整買いも入りやすいだろう。「高市トレード」を意識したテーマ株を探る動きも続きそうだ。
昨夕決算を発表したところでは、ファーストリテイリングのほか、ジーイエット<7603>、7&iHD<3382>、ワンプラ<4199>、オプロ<228A>、吉野家HD<9861>、乃村工芸<9716>、レイ<4317>などが注目される。
■ファーストリテ、25/8営業利益 12.6%増 5642億円、26/8予想 8.1%増 6100億円
ファーストリテ<9983>が発表した2025年8月期の連結業績は、売上収益が前期比9.6%増の3兆4005億3900万円、営業利益は同12.6%増の5642億6500万円だった。国内ユニクロ事業の売上収益は1兆260億円、事業利益は1813億円と、大幅な増収増益となった。売上収益は初めて1兆円を突破し、過去最高の業績を達成した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(48580.44、+845.45)
・為替相場は円安・ドル高(153.00-10)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・明電舎<6508>欧で変電機器事業、遮断器など製品拡充
・日野自<7205>三菱ふそうトラック・バスと統合シナジー創出、中津工場を閉鎖
・川崎重工<7012>NTTドコモビジネスと協業、人手不足など解決、ロボなどネット接続
・豊田通商<8015>再生エネ合弁に追加出資、アフリカで独立系
・日本郵船<9101>伊藤忠が、低炭素メタノール燃料を韓国でSTS方式供給
・GSIクレオス<8101>南仏の化学品拠点稼働、開発を拡充
・東レ<3402>伊藤忠などと、国内にアンモニア拠点、整備で覚書
・サンデン<6444>次世代電動圧縮機で新構造採用、静粛性など大幅向上
・タムラ製作所<6768>東北大学と共創拠点、先端パワエレ研究加速
・NTT<9432>ドコモと慶応大学、5Gで触覚ロボ操作成功、ポテチ割らずつかむ
・沖縄電力<9511>akippaなど3社で、沖縄で電力需給調整、再生エネ導入促進
・旭化成<3407>細菌検査迅速30分、食品衛生現場向けキット発売
・JR東日本<9020>大井町に複合施設、ウォークスルー改札実証、来年3月
・JAL<9201>JR東日本と、新幹線・航空機でお届け、海外向け大幅短縮
・エーザイ<4523>認知症治療薬豪で承認取得
・ミルボン<4919>ロート製薬などと、三重―首都圏を共同配送、トラック台数67%減
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月国内企業物価指数(予想:前年比+2.5%、8月:+2.7%)
<海外>
・特になし <ST>
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