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<動意株・26日>(大引け)=粧美堂、リンクユーG、スターマイカなど
配信日時:2025/09/26 15:33
配信元:MINKABU
粧美堂<7819.T>=後場急伸。同社はきょう午前11時30分ごろ、25年9月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の12億円から14億円(前期比38.6%増)に引き上げた。売上高予想は従来通り220億円(同5.2%増)で据え置いたが、キャラクター商品を含めた商品力アップにより利益率の高いナショナルブランド(NB)商品を中心に順調に推移したことに加え、自社企画商品全体で販売単価が上昇したほか、第2四半期から連結対象となったピコモンテ・ジャパンの化粧品販売について順調に推移したことで、利益率が大きく向上したとしている。また、期末配当を従来計画比5円増額の16円50銭とすることも発表。中間配当の11円50銭をあわせた年間配当は28円(前期は22円)となる。
Link-Uグループ<4446.T>=物色人気でストップ高。午前10時ごろ、世界最大級のアニメ配信サービスなどを手掛ける米国のクランチロール社と提携し、新たな海外向けマンガサービス「Crunchyroll Manga(クランチロール・マンガ)」を10月9日にリリースすると発表しており、これが株価を刺激した。新サービス「クランチロール・マンガ」は、まずアメリカ及びカナダで提供を開始する有料会員向けのオプションサービス。配信予定作品には、「ONE PIECE」「呪術廻戦」「文豪ストレイドッグス」「ダンジョン飯」「薬屋のひとりごと」「その着せ替え人形は恋をする」など数百タイトルに及ぶ日本の主要出版社の人気マンガを揃え、更に集英社、J-Novel Club、サード・ライン・ネクスト、ハイストーンをはじめとする追加の出版社も参画予定としている。
スター・マイカ・ホールディングス<2975.T>=大幅高で新高値。25日の取引終了後、中核事業会社が保有する中古区分所有マンション群を、新設企業のエルバイト合同会社に譲渡し、新たな不動産流動化ファンドを組成したと発表。ファンドビジネスの拡大を期待した買いが入ったようだ。スターマイカは今年4月に日本政策投資銀行と資本・業務提携契約を締結。その結果として、多様な投資家の参画など拡張性を考慮した新たな私募ファンドを組成することになった。運用開始日は9月25日。組み入れ資産は首都圏や近畿圏を中心とする賃貸中の中古区分所有マンション154戸で総額30億円。スターマイカは政投銀との資本・業務提携により調達した資金の一部をもとに、ファンドへの匿名組合出資を行っているという。
ピアズ<7066.T>=急動意でストップ高。600円台後半のもみ合いを急速に上放れる動きとなった。同社は通信業界の企業を主要顧客に企画提案や人材派遣・育成などを手掛けるが、人工知能(AI)を活用したオンライン接客サービスやAI研修事業などに傾注し、需要を開拓している。そうしたなか、25日取引終了後、NTTドコモから金融領域向けAIシステムの開発業務を受託したことを発表、これが株価を強く刺激している。これまで同社が培ってきたAI分野における知見を生かし、金融事業のコンプライアンス対応や内部統制といったバックエンド業務に生成AIを使ったシステムの導入を行う。今回の業務受託による業容拡大効果に期待した投資マネーを呼び込む格好となった。
旭コンクリート工業<5268.T>=急伸。25日移動平均線を足場にマドを開けて上放れ、一気に4ケタ大台を回復した。ヒューム管やボックスカルバートなど下水道関連のコンクリート二次製品を製造・販売している。26年3月期第1四半期(25年4~6月)は営業利益が前年同期比で大幅減少しているが、同社は官需が売り上げの80%以上を占めており、下期の伸びが期待でき通期ベースでは増益基調が維持できる見通し。中期的にも国土強靱化の国策を背景とした下水道インフラ関連で活躍が期待されている。また、東京都が計画する無電柱化(電線地中化)を加速させる方針で、指定地域で新たに宅地を開発する際の電柱新設を原則禁止する方針が伝わったが、ここでも同社の収益機会拡大が見込まれる。
ビーマップ<4316.T>=物色の矛先向かい大幅反発。同社は25日、米国自治領・北マリアナ諸島連邦(CNMI)政府と、サイパンに設立予定の「宇宙防衛通信研究所」に関する相互協力の書簡を交換したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなっているようだ。この度の書簡によるCNMI政府との協力確認は、地域に根差した活動を広げるとともに、アジア太平洋地域における技術連携や人材交流を推進するもの。今後は観光振興や雇用創出といった地域社会への貢献にもつなげていく予定だとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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