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前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性~
配信日時:2025/09/22 08:43
配信元:FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性~
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性
■バンクオブイノベ 、25/9予想営業利益 58%増 21億円
■前場の注目材料:シャープ、スマホ用液晶パネル撤退、車載に集中
■個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性
22日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだ。19日の米国市場はNYダウが172ドル高、ナスダックは160ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)が17日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定したことが引き続き相場の支えになった。株価指数先物、株価指数オプション、個別株オプション取引の取引最終日となるトリプルウィッチングでテクニカルな買いもけん引したと見られる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の45005円、円相場は1ドル=147円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。日経225先物はナイトセッションで45050円と節目の45000円を上回って終えている。先週末は日銀の金融政策決定会合でETF売却の決定が動揺につながり、朝方に45852円まで上昇した日経平均株価は後場に入り一変、一時44495円まで急落した。終盤にかけて買い戻され、45000円を上回って終えたが、神経質にさせやすいだろう。そのため、買い一巡後は45000円での攻防をみせてくる可能性がありそうだ。
また、日銀の金融政策決定会合では2名の審議委員が0.75%への利上げを主張したことで長期金利が上昇し、三菱UFJ<8306>など金融株が買われる場面もみられた。これまで日経平均株価をけん引していた半導体やAI関連に対する利益確定に対して、金融などへの資金シフトが起きるかを見極めたいところだろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が利益確定の売りが優勢になるようだと、日経平均株価の上値は抑えられそうである。
一方で、きょう自民党総裁選挙が告示される。各候補の財政政策姿勢や成長戦略に対する市場の関心が集まると考えられ、政策に絡んだ銘柄への物色が意識されそうであり、押し目待ち狙いの買い意欲は強いだろう。また、今週は1カ月ぶりにIPOがあるため、個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性も意識されやすいだろう。
■バンクオブイノベ 、25/9予想営業利益 58%増 21億円
バンクオブイノベ<4393>は2025年9月期業績予想を発表。売上高は、『メメントモリ』が堅調に推移している一方、広告効率の観点から出稿量を抑制したことを主因に、前期比10.4%減の122億円。利益面は開発・運営体制の強化を行った一方で、広告宣伝費の抑制及び継続的なコスト管理等により、営業利益は同58%増の21億円を見込んでいる。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(46315.27、+172.85)
・ナスダック総合指数は上昇(22631.48、+160.75)
・シカゴ日経225先物は上昇(45005、+275)
・VIX指数は低下(15.45、-0.25)
・為替相場は円安・ドル高(147.90-148.00)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・シチズン時計<7762>マシナリー、独に販売・サービス新拠点、欧で自動化需要深掘り
・シャープ<6753>スマホ用液晶パネル撤退、車載に集中
・ふくおかFG<8354>オーツー・パートナーズと、九州の製造業支援で提携
・オムロン<6645>電子部品の分社化検討、事業基盤の変革加速
・日産自<7201>デザイン拠点を再編、規模縮小、米・ブラジルは業務終了
・日東工器<6151>低電圧駆動で高安全性、電磁ダイアフラムポンプ、医療・分析機器向け
・コマツ<6301>ティアフォーなど3社で建機の自動運転化で協業、27年度めど
・東陽テクニカ<8151>運用容易な動力計投入、小型汎用エンジン評価向け
・TOPPANHD<7911>車向け調光フィルム量産、居住性向上に対応
・マクセル<6810>全固体電池搭載モジュール発売、放電時温度125℃対応
・ネオジャパン<3921>顧客専用のAI基盤提供、社内規定など反映
・新日本電工<5563>焼却灰の資源化加速、溶融炉増設へ
・クラレ<3405>アジアで技術支援、シンガポールに新拠点
・オリエンタルランド<4661>社長兼最高執行責任者・高橋渉氏、東京ディズニー、1兆円狙う
・富士フイルムHD<4901>アルジェ二クスと契約拡大、抗体医薬品米で供給
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・自民党総裁選告示
<海外>
・10:00 中国・1年貸出プライムレート(LPR)(予想:3.00%、前回:3.00%)
<ST>
■個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性
■バンクオブイノベ 、25/9予想営業利益 58%増 21億円
■前場の注目材料:シャープ、スマホ用液晶パネル撤退、車載に集中
■個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性
22日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだ。19日の米国市場はNYダウが172ドル高、ナスダックは160ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)が17日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定したことが引き続き相場の支えになった。株価指数先物、株価指数オプション、個別株オプション取引の取引最終日となるトリプルウィッチングでテクニカルな買いもけん引したと見られる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の45005円、円相場は1ドル=147円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。日経225先物はナイトセッションで45050円と節目の45000円を上回って終えている。先週末は日銀の金融政策決定会合でETF売却の決定が動揺につながり、朝方に45852円まで上昇した日経平均株価は後場に入り一変、一時44495円まで急落した。終盤にかけて買い戻され、45000円を上回って終えたが、神経質にさせやすいだろう。そのため、買い一巡後は45000円での攻防をみせてくる可能性がありそうだ。
また、日銀の金融政策決定会合では2名の審議委員が0.75%への利上げを主張したことで長期金利が上昇し、三菱UFJ<8306>など金融株が買われる場面もみられた。これまで日経平均株価をけん引していた半導体やAI関連に対する利益確定に対して、金融などへの資金シフトが起きるかを見極めたいところだろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が利益確定の売りが優勢になるようだと、日経平均株価の上値は抑えられそうである。
一方で、きょう自民党総裁選挙が告示される。各候補の財政政策姿勢や成長戦略に対する市場の関心が集まると考えられ、政策に絡んだ銘柄への物色が意識されそうであり、押し目待ち狙いの買い意欲は強いだろう。また、今週は1カ月ぶりにIPOがあるため、個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性も意識されやすいだろう。
■バンクオブイノベ 、25/9予想営業利益 58%増 21億円
バンクオブイノベ<4393>は2025年9月期業績予想を発表。売上高は、『メメントモリ』が堅調に推移している一方、広告効率の観点から出稿量を抑制したことを主因に、前期比10.4%減の122億円。利益面は開発・運営体制の強化を行った一方で、広告宣伝費の抑制及び継続的なコスト管理等により、営業利益は同58%増の21億円を見込んでいる。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(46315.27、+172.85)
・ナスダック総合指数は上昇(22631.48、+160.75)
・シカゴ日経225先物は上昇(45005、+275)
・VIX指数は低下(15.45、-0.25)
・為替相場は円安・ドル高(147.90-148.00)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・シチズン時計<7762>マシナリー、独に販売・サービス新拠点、欧で自動化需要深掘り
・シャープ<6753>スマホ用液晶パネル撤退、車載に集中
・ふくおかFG<8354>オーツー・パートナーズと、九州の製造業支援で提携
・オムロン<6645>電子部品の分社化検討、事業基盤の変革加速
・日産自<7201>デザイン拠点を再編、規模縮小、米・ブラジルは業務終了
・日東工器<6151>低電圧駆動で高安全性、電磁ダイアフラムポンプ、医療・分析機器向け
・コマツ<6301>ティアフォーなど3社で建機の自動運転化で協業、27年度めど
・東陽テクニカ<8151>運用容易な動力計投入、小型汎用エンジン評価向け
・TOPPANHD<7911>車向け調光フィルム量産、居住性向上に対応
・マクセル<6810>全固体電池搭載モジュール発売、放電時温度125℃対応
・ネオジャパン<3921>顧客専用のAI基盤提供、社内規定など反映
・新日本電工<5563>焼却灰の資源化加速、溶融炉増設へ
・クラレ<3405>アジアで技術支援、シンガポールに新拠点
・オリエンタルランド<4661>社長兼最高執行責任者・高橋渉氏、東京ディズニー、1兆円狙う
・富士フイルムHD<4901>アルジェ二クスと契約拡大、抗体医薬品米で供給
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・自民党総裁選告示
<海外>
・10:00 中国・1年貸出プライムレート(LPR)(予想:3.00%、前回:3.00%)
<ST>
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