寄り付き概況
日経平均は330円高でスタート、レーザーテックや三菱商などが上昇
配信日時:2025/09/19 09:32
配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;45634.29;+330.86TOPIX;3170.33;+11.46
[寄り付き概況]
19日の日経平均は330.86円高の45634.29円と続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は124.10ドル高の46142.42ドル、ナスダックは209.40ポイント高の22470.73で取引を終了した。今後の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ軌道を巡る不透明感に寄り付き後、まちまち。新規失業保険申請件数が前回から大幅減少し労働市場の底堅さが再表明されると年内の速やかな追加利下げ観測が後退し、一時伸び悩んだ。その後、エヌビディアなど半導体セクターの上昇がけん引し、終盤にかけ、相場は上げ幅を拡大。過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.60%上昇と、ダウ平均(0.27%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=147円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。一方、日経平均は9月4日以降、昨日までで3300円を超す上昇となっており、高値警戒感が強まり、利益確定売りが出やすかった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表に加え、東京市場の取引終了後に植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これらを確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の全国消費者物価指数
(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.7%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月7-13日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は2兆340億円だった。
セクター別では、卸売業、非鉄金属、電気機器、機械、ガラス土石製品などが値上がり率上位、空運業、電気・ガス業、その他製品、水産・農林業、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、川崎重<7012>、フジクラ<5803>、三菱商<8058>、IHI<7013>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>、ニデック<6594>、三井物<8031>、スクリーンHD<7735>、信越化<4063>、KOKUSAI<6525>、古河電工<5801>などが上昇。他方、任天堂<7974>、レゾナックHD<4004>、OLC<4661>、SMC<6273>、SUMCO<3436>、HOYA<7741>などが下落している。
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日経平均;45634.29;+330.86TOPIX;3170.33;+11.46
[寄り付き概況]
19日の日経平均は330.86円高の45634.29円と続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は124.10ドル高の46142.42ドル、ナスダックは209.40ポイント高の22470.73で取引を終了した。今後の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ軌道を巡る不透明感に寄り付き後、まちまち。新規失業保険申請件数が前回から大幅減少し労働市場の底堅さが再表明されると年内の速やかな追加利下げ観測が後退し、一時伸び悩んだ。その後、エヌビディアなど半導体セクターの上昇がけん引し、終盤にかけ、相場は上げ幅を拡大。過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.60%上昇と、ダウ平均(0.27%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=147円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。一方、日経平均は9月4日以降、昨日までで3300円を超す上昇となっており、高値警戒感が強まり、利益確定売りが出やすかった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表に加え、東京市場の取引終了後に植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これらを確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の全国消費者物価指数
(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.7%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月7-13日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は2兆340億円だった。
セクター別では、卸売業、非鉄金属、電気機器、機械、ガラス土石製品などが値上がり率上位、空運業、電気・ガス業、その他製品、水産・農林業、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、川崎重<7012>、フジクラ<5803>、三菱商<8058>、IHI<7013>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>、ニデック<6594>、三井物<8031>、スクリーンHD<7735>、信越化<4063>、KOKUSAI<6525>、古河電工<5801>などが上昇。他方、任天堂<7974>、レゾナックHD<4004>、OLC<4661>、SMC<6273>、SUMCO<3436>、HOYA<7741>などが下落している。
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