注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~過熱警戒もハイテク株シフトは継続~
配信日時:2025/09/19 09:06
配信元:FISCO
*09:06JST 前場に注目すべき3つのポイント~過熱警戒もハイテク株シフトは継続~
19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■過熱警戒もハイテク株シフトは継続
■スターシーズ、26/2上方修正 営業利益 3.6億円←2.0億円
■前場の注目材料:東京エレクトロン<8035>山梨・韮崎に新棟用地、10万平方m取得
■過熱警戒もハイテク株シフトは継続
19日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、押し目買い意欲は強そうだ。18日の米国市場はNYダウが124ドル高、ナスダックは209ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定したことが引き続き相場の支えになった。9月のフィラデルフィア連銀景況指数が予想を上回ったほか、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことも材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比375円高の45595円、円相場は1ドル=147円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。日経225先物はナイトセッションで一時45720円まで買われる場面もみられた。日経平均株価においては46000円が射程に入ってくることになりそうだ。また、エヌビディアによる出資が伝えられたインテルが20%を超える急伸となり、引き続き半導体やAI関連への資金集中の動きになりやすいだろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する形が目立つなか、東エレク<8035>は10営業日続伸となった。
出遅れ感の目立っていた半導体株を買い戻す動きが強まっているが、一方で、電力やガス、電鉄などの弱さが目立っていた。リバランスの動きとみられるが、足もとでハイテク株への一極集中の動きが強まっていることで、インデックス運用を行うファンドにおいても、過熱感を警戒しつつもパフォーマンスの観点からハイテク株への比率を高める動きに向かわせよう。
ハイテク株やAI関連に対しては持たざるリスクもあるため、先駆しているアドバンテスト<6857>やソフトバンクG<9984>などから、出遅れハイテク株への資金流入が一段と強まる可能性がありそうだ。一方で、割安感が意識される内需系などについては、しばらくは資金シフトを見極める必要があるだろう。主力のハイテク株物色に集中するなかにおいて、中小型株も手掛けにくくさせそうだ。
■スターシーズ、26/2上方修正 営業利益 3.6億円←2.0億円
スターシーズ<3083>は2026年2月期業績予想の修正を発表。売上高は60.0億円から75.8億円、営業利益を2.0億円から3.6億円に上方修正した。衣料品小売事業が気候要因などから軟調に推移しているものの、足下の再生可能エネルギー市場の好況感、並びに直近の蓄電池の受注・販売状況および開発・生産状況等に鑑みて系統用電池事業が好調に推移する見込み。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(45303.43、+513.05)
・NYダウは上昇(46142.42、+124.10)
・ナスダック総合指数は上昇(22470.73、+209.40)
・SOX指数は上昇(6278.16、+217.94)
・シカゴ日経225先物は上昇(45595、+375)
・VIX指数は低下(15.70、-0.02)
・為替相場は円安・ドル高(147.90-148.00)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東京エレクトロン<8035>山梨・韮崎に新棟用地、10万平方m取得
・ジェイ・イー・ティ<6228>中国で半導体装置生産、地場企業に対抗
・パナソニックHD<6752>パナエナジー、来年度にコイン形全固体電池投入
・ソフトバンク<9434>6セル対応通信機開発、高高度無人機向け・5G実証成功
・グローバルセキュ<4417>兼松などと参画投資ファンド、サイバー新興に1億円、従業員教育で協業
・理経<8226>車の試験環境を手軽に再現、デジタルツイン向け3D素材集
・西川ゴム工業<5161>中国・湖北に新工場棟、ドアシール材を上海から移管、労務費抑制
・ブルーイノベーション<5597>ドローンポート拡充、自動運航需要開拓
・島津製作所<7701>耐候性評価を効率化、材料の劣化促進装置投入
・TDK<6762>低抵抗で静電容量3倍、EV非接触給電向けMLCC量産
・SCSK<9719>日本IBMなど3社で、大型汎用機・クラウド基盤を組み合わせて最新化
・JR東日本<9020>中長期戦略策定、次世代モビリティー実用化
・参天製薬<4536>AIでデータ検索性向上、科学的考察支援・視点拡張
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 8月全国消費者物価コア指数(予想:前年比+2.8%、7月:+3.1%)
・日本銀行金融政策決定会合の結果判明(決定会合の終了予定時刻は未定)
<海外>
・07:45 NZ・8月貿易収支(7月:-5.78億NZドル)
<ST>
■過熱警戒もハイテク株シフトは継続
■スターシーズ、26/2上方修正 営業利益 3.6億円←2.0億円
■前場の注目材料:東京エレクトロン<8035>山梨・韮崎に新棟用地、10万平方m取得
■過熱警戒もハイテク株シフトは継続
19日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、押し目買い意欲は強そうだ。18日の米国市場はNYダウが124ドル高、ナスダックは209ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定したことが引き続き相場の支えになった。9月のフィラデルフィア連銀景況指数が予想を上回ったほか、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことも材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比375円高の45595円、円相場は1ドル=147円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。日経225先物はナイトセッションで一時45720円まで買われる場面もみられた。日経平均株価においては46000円が射程に入ってくることになりそうだ。また、エヌビディアによる出資が伝えられたインテルが20%を超える急伸となり、引き続き半導体やAI関連への資金集中の動きになりやすいだろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する形が目立つなか、東エレク<8035>は10営業日続伸となった。
出遅れ感の目立っていた半導体株を買い戻す動きが強まっているが、一方で、電力やガス、電鉄などの弱さが目立っていた。リバランスの動きとみられるが、足もとでハイテク株への一極集中の動きが強まっていることで、インデックス運用を行うファンドにおいても、過熱感を警戒しつつもパフォーマンスの観点からハイテク株への比率を高める動きに向かわせよう。
ハイテク株やAI関連に対しては持たざるリスクもあるため、先駆しているアドバンテスト<6857>やソフトバンクG<9984>などから、出遅れハイテク株への資金流入が一段と強まる可能性がありそうだ。一方で、割安感が意識される内需系などについては、しばらくは資金シフトを見極める必要があるだろう。主力のハイテク株物色に集中するなかにおいて、中小型株も手掛けにくくさせそうだ。
■スターシーズ、26/2上方修正 営業利益 3.6億円←2.0億円
スターシーズ<3083>は2026年2月期業績予想の修正を発表。売上高は60.0億円から75.8億円、営業利益を2.0億円から3.6億円に上方修正した。衣料品小売事業が気候要因などから軟調に推移しているものの、足下の再生可能エネルギー市場の好況感、並びに直近の蓄電池の受注・販売状況および開発・生産状況等に鑑みて系統用電池事業が好調に推移する見込み。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(45303.43、+513.05)
・NYダウは上昇(46142.42、+124.10)
・ナスダック総合指数は上昇(22470.73、+209.40)
・SOX指数は上昇(6278.16、+217.94)
・シカゴ日経225先物は上昇(45595、+375)
・VIX指数は低下(15.70、-0.02)
・為替相場は円安・ドル高(147.90-148.00)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東京エレクトロン<8035>山梨・韮崎に新棟用地、10万平方m取得
・ジェイ・イー・ティ<6228>中国で半導体装置生産、地場企業に対抗
・パナソニックHD<6752>パナエナジー、来年度にコイン形全固体電池投入
・ソフトバンク<9434>6セル対応通信機開発、高高度無人機向け・5G実証成功
・グローバルセキュ<4417>兼松などと参画投資ファンド、サイバー新興に1億円、従業員教育で協業
・理経<8226>車の試験環境を手軽に再現、デジタルツイン向け3D素材集
・西川ゴム工業<5161>中国・湖北に新工場棟、ドアシール材を上海から移管、労務費抑制
・ブルーイノベーション<5597>ドローンポート拡充、自動運航需要開拓
・島津製作所<7701>耐候性評価を効率化、材料の劣化促進装置投入
・TDK<6762>低抵抗で静電容量3倍、EV非接触給電向けMLCC量産
・SCSK<9719>日本IBMなど3社で、大型汎用機・クラウド基盤を組み合わせて最新化
・JR東日本<9020>中長期戦略策定、次世代モビリティー実用化
・参天製薬<4536>AIでデータ検索性向上、科学的考察支援・視点拡張
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 8月全国消費者物価コア指数(予想:前年比+2.8%、7月:+3.1%)
・日本銀行金融政策決定会合の結果判明(決定会合の終了予定時刻は未定)
<海外>
・07:45 NZ・8月貿易収支(7月:-5.78億NZドル)
<ST>
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