みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・18日>(大引け)=カウリス、エディア、リベラウェアなど
配信日時:2025/09/18 15:33
配信元:MINKABU
カウリス<153A.T>=物色人気でストップ高。金融機関向けマネーロンダリング対策に特化したクラウド型不正アクセス検知サービスを展開している。大手電力10社が不正な預金口座開設や悪用を防ぐマネロン対策で金融機関と連携することが報じられているが、同社はそのキーカンパニーとして注目度が高まった。朝方取引開始前に同社は、現在展開する不正検知サービスについて「全国規模で均一に利用可能な仕組みを構築するために全国10社の一般送配電事業者と業務提携した」と開示している。新たな事業として電力10社と連携し、電力契約情報を活用した不正口座開設防止・継続的顧客管理の高度化及び管理コストの低減を同時に実現するサービス提供を開始するとしている。これを受け同社の中長期的な業容拡大への期待が膨らみ、投資マネーを呼び込む格好となっている。
エディア<3935.T>=上げ足強め新高値。きょう、ニンテンドースイッチ向けゲーム「虧月の夜(きげつのよる)」を来年1月29日に発売すると発表しており、好材料視されている。「虧月の夜」は、現代の高校生が大量殺人事件の「当事者」として、鬱屈とした空気感に閉ざされた昭和初期の農村に転生。事件に巻き込まれ死亡することで同じ時間を繰り返しながら、正しい選択を見つけ生き残りを目指すタイムリープサバイバルホラーアドベンチャーゲームという。
Liberaware<218A.T>=大幅反発。この日、韓国ソウルを拠点とするロボティクス企業Sequor Robotics社と製品開発及び事業拡大を目的とした業務提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。今回のMOU締結は、次世代の高度産業用ドローン及びロボティクス製品の研究開発と商用化を推進していくことが目的。Sequor社は自社開発技術である「Latent 3D World Model」を基盤としたフィジカルAIにより、ロボット及び自律走行ソリューション分野で高度な技術力を有していることから、リベラウェアでは締結を通じてフィジカルAIをはじめとする先端技術を自社ドローンに取り入れ、次世代ドローンの実用化準備を加速させるとしている。
量子コンピューター関連株=一斉高。フィックスターズ<3687.T>、エヌエフホールディングス<6864.T>、HPCシステムズ<6597.T>、テラスカイ<3915.T>、ブレインパッド<3655.T>といった量子コンピューターのテーマで注目度の高い銘柄群が買われている。量子コンピューター関連は「高市トレード」の有力対象として認知されているが、「ここ最近は自民党総裁選で高市氏が最終的に勝利する可能性が後退しているという見方も一部にあり、投資マネーもやや離散気味となっていた」(中堅証券ストラテジスト)。しかし、元来人気素地に富む銘柄が多く、全体指数が最高値圏を走るなかで改めて買いを誘導、直近はトランプ米政権が打ち出す政策に絡み株価が刺激されている部分もあるようだ。英国と米国の両政府が、人工知能(AI)や量子コンピューターなどの先端分野に関する技術協定に合意し、米ビッグテックが英国に日本円換算で6兆円以上を投資するという話が伝わっている。またグローバルに注目度が高まっている量子コンピューターだが、日本製部材が使用されている割合が高いことが今月9日に産業技術総合研究所などが公開した報告書で明らかとなっており、海外投資家などの視線が東京市場の関連株に向かう契機となっている。
AIメカテック<6227.T>=切り返し急。一時約7.3%高の4710円と値を飛ばし、前週12日につけた戻り高値4595円をクリアしもみ合い上放れの様相をみせている。前日の米国株市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が10営業日ぶりに反落したものの下げ幅はわずかで依然として最高値圏に位置しており、東京市場も半導体セクターに法人筋とみられる継続的な資金流入が観測されている。半導体関連の指標としてはNEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信<200A.T>が最高値圏ではないもののきょうで10連騰と気を吐いており、米国の半導体株人気と並走していることが分かる。そうしたなか、個別には好業績で株価的に出遅れ感のある半導体関連株に物色の矛先が向いており、微細化・積層化ニーズに対応した半導体パッケージ関連装置及び半導体プロセス装置事業を手掛ける同社株に見直し買いが流入している。
東京衡機<7719.T>=急動意。一時ストップ高になり4日ぶりに大きく切り返す動きとなった。素材や部材などの試験・計測機メーカーで自動車や総合重機、鉄鋼メーカー向けなどで実績が高く、エンジニアリング事業にも展開する。採算性向上に向けた経営努力を反映し、足もとの利益は従前の想定を上回って推移している。17日取引終了後、同社は26年2月期の業績予想の修正を発表、営業利益は1億2600万円から1億7700万円(前期比7.1倍)に増額した。これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金の流入が加速する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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