注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~TOPIX型にシフトするかを見極め~
配信日時:2025/09/18 08:42
配信元:FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~TOPIX型にシフトするかを見極め~
18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■TOPIX型にシフトするかを見極め
■NXHD、25/12下方修正 営業利益 610億円←700億円
■前場の注目材料:関西電力、美浜に次世代原発を新設、地質調査に着手
■TOPIX型にシフトするかを見極め
18日の日本株市場は、やや利食い優勢の展開になりそうだが、押し目買い意欲は強そうだ。17日の米国市場はNYダウが260ドル高、ナスダックは72ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利下げを決定したほか、追加利下げが示唆されたことが材料視された。一方、エヌビディアは中国政府が国内ハイテク企業に同社の人工知能(AI)チップ購入停止を要請したと伝えられたことが嫌気され、ハイテク株の重荷になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の44575円、円相場は1ドル=146円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになろう。FOMCで0.25%の利下げが決定し、年内の追加利下げも示唆されたことで買い戻しの動きに向かわせやすいところであろう。ただし、中国当局によるエヌビディア製品の購入停止要請を受けて、これまで相場のけん引役だった値がさハイテク株には利食いが入りやすいだろう。昨日は出遅れ感のあった東エレク<8035>のリバウンドが目立っていたが、出遅れ物色も手控えられてくるようだと、投資家心理に影響を与えそうだ。
リバランスの流れから内需系にシフトするとみられるが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の影響は大きいだけに、日経平均株価の重荷になる可能性はある。もっとも、19日に米中首脳会談を控えていることで、積極的に売り込む流れにはならないだろう。仕掛け的な売りが強まる局面では、押し目狙いのスタンスになりそうである。また、日経225先物はナイトセッションで終盤にかけて44350円まで売られた後に44710円まで切り返すなど、荒い値動きが目立っていた。ハイテク株の動向次第では先物主導での仕掛け的な動きも意識しておきたい。
物色はハイテク株の底堅さを見極めつつ、銀行など金融セクターのほか、中小型のAI関連などでの値幅取りの動きになりそうだ。また、NT倍率(日経平均÷TOPIX)は9月2日の13.72倍をボトムに、10連騰で17日には14.23倍に上昇している。この上昇に対するリバランスの動きによるTOPIX型にシフトするかを見極めたい。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、東京衡機<7719>、電算<3640>が注目される。
■NXHD、25/12下方修正 営業利益 610億円←700億円
NXHD<9147>は業績予想の修正を発表。営業利益を700億円から610億円に下方修正した。「セカンドキャリア支援」の実施により、加算退職金等、約90億円の損失(その他の費用)が発生したことにより、営業利益、税引前利益、純利益において、業績予想数値を修正。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(46018.32、+260.42)
・VIX指数は低下(15.72、-0.64)
・為替相場は円安・ドル高(146.90-147.00)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・関西電力<9503>美浜に次世代原発を新設、地質調査に着手
・富士通<6702>IBMとタッグ、企業向けAIなど3領域
・三菱ガス化学<4182>オランダの設備工事中断、コスト高で
・三井物産<8031>チリの2銅鉱山一体操業、三菱商事も
・三洋貿易<3176>シンガポール車部品商社買収、アフター市場照準
・日野自<7205>国内初の量産モデルFC大型トラック来月発売
・日産自<7201>変動費削減を推進、専門チームで業務見直し着手
・ローム<6963>機器停止時の回路保護、イメージセンサー搭載機器向けダイオード
・ヤマウラ<1780>BCP用小型DC投入、災害時バックアップ
・東京ガス<9531>脱炭素技術の実用化加速、横浜で着々
・石油資源開発<1662>北海道でCO2回収・貯留、11月に試掘開始
・西部ガスHD<9536>セメント焼成に天然ガス、UBE三菱セメなど4社で混焼実証成功
・京セラ<6971>京都フュージョニアリングと核融合プラント向けセラ素材共同開発
・宝HD<2531>売上高1兆円目指す、バイオ領域拡大、長期ビジョン策定
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月コア機械受注(予想:前月比-1.5%、7月:+3.0%)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期国内総生産(予想:前年同期比0.0%、1-3月期:-0.7%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:4.2%、7月:4.2%) <ST>
■TOPIX型にシフトするかを見極め
■NXHD、25/12下方修正 営業利益 610億円←700億円
■前場の注目材料:関西電力、美浜に次世代原発を新設、地質調査に着手
■TOPIX型にシフトするかを見極め
18日の日本株市場は、やや利食い優勢の展開になりそうだが、押し目買い意欲は強そうだ。17日の米国市場はNYダウが260ドル高、ナスダックは72ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利下げを決定したほか、追加利下げが示唆されたことが材料視された。一方、エヌビディアは中国政府が国内ハイテク企業に同社の人工知能(AI)チップ購入停止を要請したと伝えられたことが嫌気され、ハイテク株の重荷になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の44575円、円相場は1ドル=146円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになろう。FOMCで0.25%の利下げが決定し、年内の追加利下げも示唆されたことで買い戻しの動きに向かわせやすいところであろう。ただし、中国当局によるエヌビディア製品の購入停止要請を受けて、これまで相場のけん引役だった値がさハイテク株には利食いが入りやすいだろう。昨日は出遅れ感のあった東エレク<8035>のリバウンドが目立っていたが、出遅れ物色も手控えられてくるようだと、投資家心理に影響を与えそうだ。
リバランスの流れから内需系にシフトするとみられるが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の影響は大きいだけに、日経平均株価の重荷になる可能性はある。もっとも、19日に米中首脳会談を控えていることで、積極的に売り込む流れにはならないだろう。仕掛け的な売りが強まる局面では、押し目狙いのスタンスになりそうである。また、日経225先物はナイトセッションで終盤にかけて44350円まで売られた後に44710円まで切り返すなど、荒い値動きが目立っていた。ハイテク株の動向次第では先物主導での仕掛け的な動きも意識しておきたい。
物色はハイテク株の底堅さを見極めつつ、銀行など金融セクターのほか、中小型のAI関連などでの値幅取りの動きになりそうだ。また、NT倍率(日経平均÷TOPIX)は9月2日の13.72倍をボトムに、10連騰で17日には14.23倍に上昇している。この上昇に対するリバランスの動きによるTOPIX型にシフトするかを見極めたい。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、東京衡機<7719>、電算<3640>が注目される。
■NXHD、25/12下方修正 営業利益 610億円←700億円
NXHD<9147>は業績予想の修正を発表。営業利益を700億円から610億円に下方修正した。「セカンドキャリア支援」の実施により、加算退職金等、約90億円の損失(その他の費用)が発生したことにより、営業利益、税引前利益、純利益において、業績予想数値を修正。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(46018.32、+260.42)
・VIX指数は低下(15.72、-0.64)
・為替相場は円安・ドル高(146.90-147.00)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・関西電力<9503>美浜に次世代原発を新設、地質調査に着手
・富士通<6702>IBMとタッグ、企業向けAIなど3領域
・三菱ガス化学<4182>オランダの設備工事中断、コスト高で
・三井物産<8031>チリの2銅鉱山一体操業、三菱商事も
・三洋貿易<3176>シンガポール車部品商社買収、アフター市場照準
・日野自<7205>国内初の量産モデルFC大型トラック来月発売
・日産自<7201>変動費削減を推進、専門チームで業務見直し着手
・ローム<6963>機器停止時の回路保護、イメージセンサー搭載機器向けダイオード
・ヤマウラ<1780>BCP用小型DC投入、災害時バックアップ
・東京ガス<9531>脱炭素技術の実用化加速、横浜で着々
・石油資源開発<1662>北海道でCO2回収・貯留、11月に試掘開始
・西部ガスHD<9536>セメント焼成に天然ガス、UBE三菱セメなど4社で混焼実証成功
・京セラ<6971>京都フュージョニアリングと核融合プラント向けセラ素材共同開発
・宝HD<2531>売上高1兆円目指す、バイオ領域拡大、長期ビジョン策定
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月コア機械受注(予想:前月比-1.5%、7月:+3.0%)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期国内総生産(予想:前年同期比0.0%、1-3月期:-0.7%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:4.2%、7月:4.2%) <ST>
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