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前場に注目すべき3つのポイント~9月のSQ値を捉えてくる可能性も~
配信日時:2025/09/16 08:45
配信元:FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~9月のSQ値を捉えてくる可能性も~
16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■9月のSQ値を捉えてくる可能性も
■H.I.S.、25/10下方修正 純利益65億円←77億円
■前場の注目材料:単独テロ、AIで防止、警察庁方針、SNS投稿者を特定へ
■9月のSQ値を捉えてくる可能性も
16日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まることになろう。15日の米国市場はNYダウが49ドル高、ナスダックは207ポイント高だった。対中通商交渉の進展で、TikTokの米国内での運営を維持する枠組みで合意したとの報道が好感された。その後、NY地区連銀製造業景気指数がマイナス域に急低下したためダウは一時下落に転じた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が根強く下値も限定的となりプラス圏を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の44635円、円相場は1ドル=147円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。12日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは狭いレンジでの推移であり、一時44320円まで下げる場面もみられたが、ボリンジャーバンドの+2σが支持線として意識されていた。シカゴ先物にサヤ寄せする形で+2σから上放れる形になりそうだ。また、米国市場ではNYダウは小幅な上昇だったが、大型テック株の強さが目立ったほか、ナスダック指数は連日で史上最高値を更新するなか、日経平均型優位の展開が見込まれる。
なお、中国の独占禁止法当局は15日、エヌビディアが同国の独占禁止法に違反したことが暫定調査で判明したと発表した。エヌビディアへの処罰には言及していないため今後の動向を見守る形になりそうだが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になる可能性については意識しておきたいところだろう。もっとも、日経平均株価の45000円が射程に入るなかでは、仕掛け的な売りは避けておきたいところだ。
9月のSQ値である45016.28円を捉えてくる展開も意識されやすく、先高期待が一段と強まる展開から、売り方の買い戻しを誘う動きに向かわせそうである。FOMCの結果待ちのほか、日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、様子見姿勢は強まりやすいところではあるが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
インデックスに絡んだ商いが中心になるほか、決算など個別材料を手掛かりにした物色に向かわせよう。12日取引終了後に決算を発表したところでは、リンクユーG<4446>、ニッソウ<1444>、フロンティアI<7050>、アシロ<7378>、JMHD<3539>、ブレインズ<4075>、アストロスケール<186A>、PRTIMES<3922>、ホリイフード<3077>、フレアス<7062>などが注目される。
■H.I.S.、25/10下方修正 純利益65億円←77億円
H.I.S.<9603>は2025年10月期業績予想の修正を発表。純利益を77億円から65億円に下方修正した。トルコ子会社がBtoB(企業向け)取引を含むアウトバウンド事業の縮小を決定し、25年7~9月期決算で特別退職金などを特別損失に計上するのを反映した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(44768.12、+395.62)
・NYダウは上昇(45883.45、+49.23)
・ナスダック総合指数は上昇(22348.75、+207.65)
・SOX指数は上昇(6059.83、+58.09)
・シカゴ日経225先物は上昇(44635、+155)
・米原油先物相場は上昇(63.30、+0.61)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・単独テロ、AIで防止、警察庁方針、SNS投稿者を特定へ
・高齢者の住まい課題、政府、シェアハウス推進
・65歳以上29.4%、最高更新、高齢就業者も増、労災課題
・ルーマニアでも露無人機、領空侵犯、F16を緊急発進
・「次の総裁」高市氏29%、本社世論調査、小泉氏25%
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■9月のSQ値を捉えてくる可能性も
■H.I.S.、25/10下方修正 純利益65億円←77億円
■前場の注目材料:単独テロ、AIで防止、警察庁方針、SNS投稿者を特定へ
■9月のSQ値を捉えてくる可能性も
16日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まることになろう。15日の米国市場はNYダウが49ドル高、ナスダックは207ポイント高だった。対中通商交渉の進展で、TikTokの米国内での運営を維持する枠組みで合意したとの報道が好感された。その後、NY地区連銀製造業景気指数がマイナス域に急低下したためダウは一時下落に転じた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が根強く下値も限定的となりプラス圏を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の44635円、円相場は1ドル=147円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。12日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは狭いレンジでの推移であり、一時44320円まで下げる場面もみられたが、ボリンジャーバンドの+2σが支持線として意識されていた。シカゴ先物にサヤ寄せする形で+2σから上放れる形になりそうだ。また、米国市場ではNYダウは小幅な上昇だったが、大型テック株の強さが目立ったほか、ナスダック指数は連日で史上最高値を更新するなか、日経平均型優位の展開が見込まれる。
なお、中国の独占禁止法当局は15日、エヌビディアが同国の独占禁止法に違反したことが暫定調査で判明したと発表した。エヌビディアへの処罰には言及していないため今後の動向を見守る形になりそうだが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になる可能性については意識しておきたいところだろう。もっとも、日経平均株価の45000円が射程に入るなかでは、仕掛け的な売りは避けておきたいところだ。
9月のSQ値である45016.28円を捉えてくる展開も意識されやすく、先高期待が一段と強まる展開から、売り方の買い戻しを誘う動きに向かわせそうである。FOMCの結果待ちのほか、日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、様子見姿勢は強まりやすいところではあるが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
インデックスに絡んだ商いが中心になるほか、決算など個別材料を手掛かりにした物色に向かわせよう。12日取引終了後に決算を発表したところでは、リンクユーG<4446>、ニッソウ<1444>、フロンティアI<7050>、アシロ<7378>、JMHD<3539>、ブレインズ<4075>、アストロスケール<186A>、PRTIMES<3922>、ホリイフード<3077>、フレアス<7062>などが注目される。
■H.I.S.、25/10下方修正 純利益65億円←77億円
H.I.S.<9603>は2025年10月期業績予想の修正を発表。純利益を77億円から65億円に下方修正した。トルコ子会社がBtoB(企業向け)取引を含むアウトバウンド事業の縮小を決定し、25年7~9月期決算で特別退職金などを特別損失に計上するのを反映した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(44768.12、+395.62)
・NYダウは上昇(45883.45、+49.23)
・ナスダック総合指数は上昇(22348.75、+207.65)
・SOX指数は上昇(6059.83、+58.09)
・シカゴ日経225先物は上昇(44635、+155)
・米原油先物相場は上昇(63.30、+0.61)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・単独テロ、AIで防止、警察庁方針、SNS投稿者を特定へ
・高齢者の住まい課題、政府、シェアハウス推進
・65歳以上29.4%、最高更新、高齢就業者も増、労災課題
・ルーマニアでも露無人機、領空侵犯、F16を緊急発進
・「次の総裁」高市氏29%、本社世論調査、小泉氏25%
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