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後場に注目すべき3つのポイント~米利下げ観測で半導体株中心に買い優勢
配信日時:2025/09/11 12:41
配信元:FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~米利下げ観測で半導体株中心に買い優勢
11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続伸、米利下げ観測で半導体株中心に買い優勢
・ドル・円は小幅高、日本株高で
・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテス<6857>
■日経平均は続伸、米利下げ観測で半導体株中心に買い優勢
日経平均は続伸。434.25円高の44271.92円(出来高概算9億9151万株)で前場の取を終えている。
10日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比220.42ドル安の45490.92ドルで取引を終了、ナスダック総合指数は6.57ポイント高の21886.06ポイントとなった。S&P500種株価指数は0.30%上昇の6532.04と、史上最高値を更新した。背景には、8月の米卸売物価指数(PPI)が前月比で予想外に低下したことがあり、これにより連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るという観測が強まったことが投資家心理を支えた。
米株式市場の動向を横目に、11日の日経平均は38.55円高の43876.22円と続伸して取引を開始した。国内では、米物価指標の影響を注視する声が根強く、半導体・AI関連の銘柄に買いを向ける動きが見られつつある。また、上場投資信託(ETF・ETN)の売買代金が前日比30.9%増加し、日経平均連動型ETFの売買活発化が需給面で意識されている。
個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、フジクラ<5803>、KDDI<9433>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、良品計画<7453>、スクリン<7735>、大塚HD<4578>、ファナック<6954>、レーザーテク<6920>、エムスリー<2413>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、コナミG<9766>、ソニーG<6758>、トヨタ<7203>、バンナムHD<7832>、ホンダ<7267>、豊田通商<8015>、東京海上<8766>、テルモ<4543>、ZOZO<3092>、スズキ<7269>、富士フイルム<4901>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、情報・通信業、鉱業などが値上がり率上位、保険業、銀行業、輸送用機器などが値下がり率上位となっている。
後場の日経平均株価は、堅調な展開が見込まれる。米国で利下げ期待が継続しており、今日発表の日本国内の経済指標、ならびに今晩の米消費者物価指数(CPI)の結果が市場の注目を集めよう。為替は円安基調が意識されており、輸出関連などには追い風となりそうである。需給面ではETF等の買戻しの動きが引き続き見られることが期待されよう。
■ドル・円は小幅高、日本株高で
11日午前の東京市場でドル・円は小幅高となり、147円28銭から147円48銭までやや値を上げた。日経平均株価は強含みで44000円台に再浮上し、リスク選好の円売りが先行。ただ、他に手がかりが乏しいため、一段の上値は抑制されているもよう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円28銭から147円48銭、ユ-ロ・円は172円36銭から172円53銭、ユ-ロ・ドルは1.1693ドルから1.1706ドル。
■後場のチェック銘柄
・まぐまぐ<4059>、Institution for a Global Socie<4265>など、3銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテス<6857>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・7-9月期法人企業景気予測調査・大企業全産業:+4.7(前回:-1.9)
・日・8月国内企業物価指数: 前年比+2.7%(予想:+2.7%、7月:+2.6%→+2.5%)
【要人発言】
・ホークスビーNZ準備銀行総裁
「中心的な予測は年末までに2.50%程度まで低下の予想、景気回復の進展次第
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は続伸、米利下げ観測で半導体株中心に買い優勢
・ドル・円は小幅高、日本株高で
・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテス<6857>
■日経平均は続伸、米利下げ観測で半導体株中心に買い優勢
日経平均は続伸。434.25円高の44271.92円(出来高概算9億9151万株)で前場の取を終えている。
10日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比220.42ドル安の45490.92ドルで取引を終了、ナスダック総合指数は6.57ポイント高の21886.06ポイントとなった。S&P500種株価指数は0.30%上昇の6532.04と、史上最高値を更新した。背景には、8月の米卸売物価指数(PPI)が前月比で予想外に低下したことがあり、これにより連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るという観測が強まったことが投資家心理を支えた。
米株式市場の動向を横目に、11日の日経平均は38.55円高の43876.22円と続伸して取引を開始した。国内では、米物価指標の影響を注視する声が根強く、半導体・AI関連の銘柄に買いを向ける動きが見られつつある。また、上場投資信託(ETF・ETN)の売買代金が前日比30.9%増加し、日経平均連動型ETFの売買活発化が需給面で意識されている。
個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、フジクラ<5803>、KDDI<9433>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、良品計画<7453>、スクリン<7735>、大塚HD<4578>、ファナック<6954>、レーザーテク<6920>、エムスリー<2413>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、コナミG<9766>、ソニーG<6758>、トヨタ<7203>、バンナムHD<7832>、ホンダ<7267>、豊田通商<8015>、東京海上<8766>、テルモ<4543>、ZOZO<3092>、スズキ<7269>、富士フイルム<4901>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、情報・通信業、鉱業などが値上がり率上位、保険業、銀行業、輸送用機器などが値下がり率上位となっている。
後場の日経平均株価は、堅調な展開が見込まれる。米国で利下げ期待が継続しており、今日発表の日本国内の経済指標、ならびに今晩の米消費者物価指数(CPI)の結果が市場の注目を集めよう。為替は円安基調が意識されており、輸出関連などには追い風となりそうである。需給面ではETF等の買戻しの動きが引き続き見られることが期待されよう。
■ドル・円は小幅高、日本株高で
11日午前の東京市場でドル・円は小幅高となり、147円28銭から147円48銭までやや値を上げた。日経平均株価は強含みで44000円台に再浮上し、リスク選好の円売りが先行。ただ、他に手がかりが乏しいため、一段の上値は抑制されているもよう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円28銭から147円48銭、ユ-ロ・円は172円36銭から172円53銭、ユ-ロ・ドルは1.1693ドルから1.1706ドル。
■後場のチェック銘柄
・まぐまぐ<4059>、Institution for a Global Socie<4265>など、3銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテス<6857>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・7-9月期法人企業景気予測調査・大企業全産業:+4.7(前回:-1.9)
・日・8月国内企業物価指数: 前年比+2.7%(予想:+2.7%、7月:+2.6%→+2.5%)
【要人発言】
・ホークスビーNZ準備銀行総裁
「中心的な予測は年末までに2.50%程度まで低下の予想、景気回復の進展次第
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
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