注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~買い先行も伸び悩む展開
配信日時:2025/09/10 12:46
配信元:FISCO
*12:46JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い先行も伸び悩む展開
10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、買い先行も伸び悩む展開
・ドル・円は反落、ドルに下押し圧力
・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテス<6857>
■日経平均は反発、買い先行も伸び悩む展開
日経平均は反発。225.00円高の43684.29円(出来高概算9億6605万株)で前場の取引を終えている。
9日の米国株式市場は続伸した。ダウ平均は196.39ドル高の45711.34ドル、ナスダックは80.79ポイント高の21879.49で取引を終了した。労働統計局による雇用者数の年次改定が想定以上に下方修正されたことを受け、景気減速懸念から一時売りに転じたが、利下げ期待を受けて再び上昇し、終盤にかけて一段高となって過去最高値を更新したとの見方が強まった。
米株式市場の動向を横目に、10日の日経平均は53.87円高の43513.16円と反発して取引を開始した。前場にかけては、米国市場からの追い風を受けつつ、寄り付き後にも高い水準を維持した。ただ、43700円付近で上値の重い展開となり、一段高の動きは乏しかった。そのほか、為替は概ね安定し、特段の変動は観測されなかった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、コナミG<9766>、フジクラ<5803>、トレンド<4704>、ソニーG<6758>、バンナムHD<7832>、住友電<5802>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、富士通<6702>、豊田通商<8015>、ニトリHD<9843>、ベイカレント<6532>、ZOZO<3092>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、デンソー<6902>、テルモ<4543>、トヨタ<7203>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、信越化<4063>、TDK<6762>、エムスリー<2413>、花王<4452>、ホンダ<7267>、日東電<6988>、中外薬<4519>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属や電気・ガス業、情報・通信業などが買われる一方で、輸送用機器や繊維製品、鉄鋼、機械といったセクターには下押し圧力がみられた。
後場の日経平均株価は、堅調な展開が見込まれる。米利下げ観測に加えて、国内では自民党総裁選を巡る思惑も引き続き意識されそうだ。為替が円安方向に振れるようであれば、輸出関連への追い風となる。ただ、目先の上値指向が強まる中では、調整局面への警戒も必要とされる。米国で今晩、8月の米卸売物価指数(PPI)、明日は8月の米消費者物価指数(CPI)が公表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る可能性もあろう。
■ドル・円は反落、ドルに下押し圧力
10日午前の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価の強含みでリスク選好の円売りが先行し、一時147円56銭まで上昇。ただ、米雇用情勢の悪化を受け、来週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ観測から、ドルに下押し圧力が強まった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円29銭から147円56銭、ユ-ロ・円は172円39銭から172円64銭、ユ-ロ・ドルは1.1690ドルから1.1713ドル。
■後場のチェック銘柄
・イメージ情報開発<3803>、まぐまぐ<4059>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテス<6857>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・中国・8月消費者物価指数:前年比-0.4%(予想:-0.2%、7月:0.0%)
・中国・8月生産者物価指数:前年比-2.9%(予想:-2.9%、7月:-3.6%)
【要人発言】
・米労働統計局
「回答、不回答を巡るエラーが修正の原因に」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は反発、買い先行も伸び悩む展開
・ドル・円は反落、ドルに下押し圧力
・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテス<6857>
■日経平均は反発、買い先行も伸び悩む展開
日経平均は反発。225.00円高の43684.29円(出来高概算9億6605万株)で前場の取引を終えている。
9日の米国株式市場は続伸した。ダウ平均は196.39ドル高の45711.34ドル、ナスダックは80.79ポイント高の21879.49で取引を終了した。労働統計局による雇用者数の年次改定が想定以上に下方修正されたことを受け、景気減速懸念から一時売りに転じたが、利下げ期待を受けて再び上昇し、終盤にかけて一段高となって過去最高値を更新したとの見方が強まった。
米株式市場の動向を横目に、10日の日経平均は53.87円高の43513.16円と反発して取引を開始した。前場にかけては、米国市場からの追い風を受けつつ、寄り付き後にも高い水準を維持した。ただ、43700円付近で上値の重い展開となり、一段高の動きは乏しかった。そのほか、為替は概ね安定し、特段の変動は観測されなかった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、コナミG<9766>、フジクラ<5803>、トレンド<4704>、ソニーG<6758>、バンナムHD<7832>、住友電<5802>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、富士通<6702>、豊田通商<8015>、ニトリHD<9843>、ベイカレント<6532>、ZOZO<3092>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、デンソー<6902>、テルモ<4543>、トヨタ<7203>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、信越化<4063>、TDK<6762>、エムスリー<2413>、花王<4452>、ホンダ<7267>、日東電<6988>、中外薬<4519>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属や電気・ガス業、情報・通信業などが買われる一方で、輸送用機器や繊維製品、鉄鋼、機械といったセクターには下押し圧力がみられた。
後場の日経平均株価は、堅調な展開が見込まれる。米利下げ観測に加えて、国内では自民党総裁選を巡る思惑も引き続き意識されそうだ。為替が円安方向に振れるようであれば、輸出関連への追い風となる。ただ、目先の上値指向が強まる中では、調整局面への警戒も必要とされる。米国で今晩、8月の米卸売物価指数(PPI)、明日は8月の米消費者物価指数(CPI)が公表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る可能性もあろう。
■ドル・円は反落、ドルに下押し圧力
10日午前の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価の強含みでリスク選好の円売りが先行し、一時147円56銭まで上昇。ただ、米雇用情勢の悪化を受け、来週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ観測から、ドルに下押し圧力が強まった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円29銭から147円56銭、ユ-ロ・円は172円39銭から172円64銭、ユ-ロ・ドルは1.1690ドルから1.1713ドル。
■後場のチェック銘柄
・イメージ情報開発<3803>、まぐまぐ<4059>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテス<6857>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・中国・8月消費者物価指数:前年比-0.4%(予想:-0.2%、7月:0.0%)
・中国・8月生産者物価指数:前年比-2.9%(予想:-2.9%、7月:-3.6%)
【要人発言】
・米労働統計局
「回答、不回答を巡るエラーが修正の原因に」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
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