寄り付き概況
日経平均は53円高でスタート、ソフトバンクGや三菱UFJなどが上昇
配信日時:2025/09/10 09:40
配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;43513.16;+53.87TOPIX;3120.73;-1.39
[寄り付き概況]
10日の日経平均は53.87円高の43513.16円と反発して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は196.39ドル高の45711.34ドル、ナスダックは80.79ポイント高の21879.49で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。その後労働統計局が発表した3月までの1年間の雇用者数の年次改定が想定以上に下方修正されたことを嫌気し、景気減速懸念に一時売りに転じた。同時に連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを後押しするとの見方に再び上昇。インフレ指標や金利上昇が警戒されたが相場は終盤にかけて一段高となり、過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇ことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=147円40銭台と、円相場が引き続き円安・ドル高方向で安定して推移していることも東京市場で安心感となった。さらに、昨日の日経平均が4日ぶりに上昇一服となったことから買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が0.18%上昇と、ダウ平均(0.43%上昇)やナスダック総合指数(0.37%上昇)と比べ上昇率が小さく、東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となった。また、米国で今晩、8月の米卸売物価指数(PPI)、明日は8月の米消費者物価指数(CPI)が公表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間10時30分に、8月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。
セクター別では、情報・通信業、非鉄金属、銀行業、鉱業、電気・ガス業などが値上がり率上位、輸送用機器、繊維製品、医薬品、不動産業、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、住友化<4005>、富士通<6702>、古河電工<5801>、アドバンテスト<6857>、キオクシアHD<285A>、三菱UFJ<8306>、NTT<9432>、ディスコ<6146>、日立<6501>、三井住友<8316>、良品計画<7453>などが上昇。他方、ダイキン<6367>、マツダ<7261>、SMC<6273>、トヨタ<7203>、第一三共<4568>、ホンダ<7267>、JX金属
<5016>、ニデック<6594>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ライフドリンクC<2585>、キーエンス<6861>などが下落している。
<CS>
日経平均;43513.16;+53.87TOPIX;3120.73;-1.39
[寄り付き概況]
10日の日経平均は53.87円高の43513.16円と反発して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は196.39ドル高の45711.34ドル、ナスダックは80.79ポイント高の21879.49で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。その後労働統計局が発表した3月までの1年間の雇用者数の年次改定が想定以上に下方修正されたことを嫌気し、景気減速懸念に一時売りに転じた。同時に連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを後押しするとの見方に再び上昇。インフレ指標や金利上昇が警戒されたが相場は終盤にかけて一段高となり、過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇ことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=147円40銭台と、円相場が引き続き円安・ドル高方向で安定して推移していることも東京市場で安心感となった。さらに、昨日の日経平均が4日ぶりに上昇一服となったことから買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が0.18%上昇と、ダウ平均(0.43%上昇)やナスダック総合指数(0.37%上昇)と比べ上昇率が小さく、東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となった。また、米国で今晩、8月の米卸売物価指数(PPI)、明日は8月の米消費者物価指数(CPI)が公表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間10時30分に、8月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。
セクター別では、情報・通信業、非鉄金属、銀行業、鉱業、電気・ガス業などが値上がり率上位、輸送用機器、繊維製品、医薬品、不動産業、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、住友化<4005>、富士通<6702>、古河電工<5801>、アドバンテスト<6857>、キオクシアHD<285A>、三菱UFJ<8306>、NTT<9432>、ディスコ<6146>、日立<6501>、三井住友<8316>、良品計画<7453>などが上昇。他方、ダイキン<6367>、マツダ<7261>、SMC<6273>、トヨタ<7203>、第一三共<4568>、ホンダ<7267>、JX金属
<5016>、ニデック<6594>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ライフドリンクC<2585>、キーエンス<6861>などが下落している。
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