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前場に注目すべき3つのポイント~再び44000円を意識したトレンド形成に期待~
配信日時:2025/09/10 08:49
配信元:FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~再び44000円を意識したトレンド形成に期待~
10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■再び44000円を意識したトレンド形成に期待
■ゼンショーHD、1Q営業利益 8.7%減 157億円
■前場の注目材料:明電舎、秋田風力を建て替え、コスト増でも決断、29年度稼働
■再び44000円を意識したトレンド形成に期待
10日の日本株市場は、押し目買い意欲の強い相場展開になりそうだ。9日の米国市場はNYダウが196ドル高、ナスダックは80ポイント高だった。米労働統計局が発表した3月までの1年間の雇用者数の年次改定が想定以上に下方修正されたことで、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを後押しするとの見方から買いが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の43495円、円相場は1ドル=147円40銭台で推移している。
日経225先物のナイトセッションは中盤にかけて43080円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけての切り返しでプラスに転じており、43600円で終えた。前日に44190円まで買われた後に43080円まで下げており、週末のメジャーSQを控えていることもあって、ヘッジ対応の動きとみられる。その後はカバーの動きが入っていることでボリンジャーバンドの+1σを上回っている。43500円辺りでの底堅さが意識されるようだと、再び44000円を意識したトレンド形成が期待されそうだ。
米国では9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げは確実視されており、東京市場においても織り込み済みである。そのため、利下げ観測が高まる局面においても市場の反応は限定的になりやすいだろう。10日に米生産者物価指数(PPI)、11日に消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているが、これらの結果を見極めたいとする模様眺めムードもそれほど高まらないだろう。
週末のメジャーSQを控え、限月交代に伴うロールオーバーが中心の需給であり、先物主導での仕掛け的な動きも限られる。ただ、大きく振れる局面ではヘッジ対応の動きが入りやすく、バイアスが強まりやすい点には注意しておきたい。物色はインデックスに絡んだ商いになるため、指数インパクトの大きい値がさ株の動向が注目される。また、米国では金融株の一角が買われており、東京市場においてもメガバンクなどの動向が注目されそうである。
■ゼンショーHD、1Q営業利益 8.7%減 157億円
ゼンショーHD<7550>が発表した2026年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比8.9%増の2904億2100万円、営業利益は同8.7%減の157億5400万円だった。国内ではコメの価格高騰・輸入牛肉をはじめとする食材価格上昇の影響を受けた。雇用・所得環境の改善に伴い、個人消費の持ち直しが見られた。各報告セグメントの既存店売上高前年比は、「グローバルすき家」で99.4%、「グローバルはま寿司」で118.7%、「グローバルファストフード」で111.5%、「レストラン」で110.9%、「小売」で103.4%となった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(45711.34、+196.39)
・ナスダック総合指数は上昇(21879.49、+80.79)
・SOX指数は上昇(5819.82、+10.21)
・VIX指数は低下(15.04、-0.07)
・米原油先物相場は上昇(62.63、+0.37)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・明電舎<6508>秋田風力を建て替え、コスト増でも決断、29年度稼働
・リガクHD<268A>先進後工程向けX線検査装置、27年度投入
・三菱電機<6503>1300億円で米社買収、機器セキュリティー拡充
・スズキ<7269>軽の車重100kg軽量化、技術戦略更新
・三菱電機<6503>工場丸ごと効率化、米社買収でデジタル基盤拡大見込む
・コマツ<6301>米アプライドと提携、鉱山機械の自律化推進
・古野電気<6814>掘削先端位置を即時表示、竹中土木などとシステム開発
・三菱HCキャピタル<8593>ロボ普及サブスク活況、リース各社、新興と組み参入
・ミスミG本社<9962>ベトナムに筐体設計ソフト、アルミ枠用提供
・鈴茂器工<6405>小型シャリ玉ロボ刷新、残量検知機能を搭載
・やまびこ<6250>UAEに産機の販社
・アルプスアルパイン<6770>小型・静音スイッチ量産、車サイドブレーキ用
・JX金属<5016>家電から銅リサイクル、パナソニックと循環スキーム月内始動
・日本板硝子<5202>建築向けガラス加工設備をポーランドに新設
・安藤ハザマ<1719>透水防ぎ自己修復、コンクリの耐久性を大幅に向上できる技術
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 中国・8月消費者物価指数(予想:前年比-0.2%、7月:0.0%)
・10:30 中国・8月生産者物価指数(予想:前年比-2.9%、7月:-3.6%) <ST>
■再び44000円を意識したトレンド形成に期待
■ゼンショーHD、1Q営業利益 8.7%減 157億円
■前場の注目材料:明電舎、秋田風力を建て替え、コスト増でも決断、29年度稼働
■再び44000円を意識したトレンド形成に期待
10日の日本株市場は、押し目買い意欲の強い相場展開になりそうだ。9日の米国市場はNYダウが196ドル高、ナスダックは80ポイント高だった。米労働統計局が発表した3月までの1年間の雇用者数の年次改定が想定以上に下方修正されたことで、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを後押しするとの見方から買いが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の43495円、円相場は1ドル=147円40銭台で推移している。
日経225先物のナイトセッションは中盤にかけて43080円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけての切り返しでプラスに転じており、43600円で終えた。前日に44190円まで買われた後に43080円まで下げており、週末のメジャーSQを控えていることもあって、ヘッジ対応の動きとみられる。その後はカバーの動きが入っていることでボリンジャーバンドの+1σを上回っている。43500円辺りでの底堅さが意識されるようだと、再び44000円を意識したトレンド形成が期待されそうだ。
米国では9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げは確実視されており、東京市場においても織り込み済みである。そのため、利下げ観測が高まる局面においても市場の反応は限定的になりやすいだろう。10日に米生産者物価指数(PPI)、11日に消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているが、これらの結果を見極めたいとする模様眺めムードもそれほど高まらないだろう。
週末のメジャーSQを控え、限月交代に伴うロールオーバーが中心の需給であり、先物主導での仕掛け的な動きも限られる。ただ、大きく振れる局面ではヘッジ対応の動きが入りやすく、バイアスが強まりやすい点には注意しておきたい。物色はインデックスに絡んだ商いになるため、指数インパクトの大きい値がさ株の動向が注目される。また、米国では金融株の一角が買われており、東京市場においてもメガバンクなどの動向が注目されそうである。
■ゼンショーHD、1Q営業利益 8.7%減 157億円
ゼンショーHD<7550>が発表した2026年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比8.9%増の2904億2100万円、営業利益は同8.7%減の157億5400万円だった。国内ではコメの価格高騰・輸入牛肉をはじめとする食材価格上昇の影響を受けた。雇用・所得環境の改善に伴い、個人消費の持ち直しが見られた。各報告セグメントの既存店売上高前年比は、「グローバルすき家」で99.4%、「グローバルはま寿司」で118.7%、「グローバルファストフード」で111.5%、「レストラン」で110.9%、「小売」で103.4%となった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(45711.34、+196.39)
・ナスダック総合指数は上昇(21879.49、+80.79)
・SOX指数は上昇(5819.82、+10.21)
・VIX指数は低下(15.04、-0.07)
・米原油先物相場は上昇(62.63、+0.37)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・明電舎<6508>秋田風力を建て替え、コスト増でも決断、29年度稼働
・リガクHD<268A>先進後工程向けX線検査装置、27年度投入
・三菱電機<6503>1300億円で米社買収、機器セキュリティー拡充
・スズキ<7269>軽の車重100kg軽量化、技術戦略更新
・三菱電機<6503>工場丸ごと効率化、米社買収でデジタル基盤拡大見込む
・コマツ<6301>米アプライドと提携、鉱山機械の自律化推進
・古野電気<6814>掘削先端位置を即時表示、竹中土木などとシステム開発
・三菱HCキャピタル<8593>ロボ普及サブスク活況、リース各社、新興と組み参入
・ミスミG本社<9962>ベトナムに筐体設計ソフト、アルミ枠用提供
・鈴茂器工<6405>小型シャリ玉ロボ刷新、残量検知機能を搭載
・やまびこ<6250>UAEに産機の販社
・アルプスアルパイン<6770>小型・静音スイッチ量産、車サイドブレーキ用
・JX金属<5016>家電から銅リサイクル、パナソニックと循環スキーム月内始動
・日本板硝子<5202>建築向けガラス加工設備をポーランドに新設
・安藤ハザマ<1719>透水防ぎ自己修復、コンクリの耐久性を大幅に向上できる技術
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 中国・8月消費者物価指数(予想:前年比-0.2%、7月:0.0%)
・10:30 中国・8月生産者物価指数(予想:前年比-2.9%、7月:-3.6%) <ST>
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