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東証グロース市場250指数先物概況:新政権期待で3日続伸

配信日時:2025/09/08 16:30 配信元:FISCO
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:新政権期待で3日続伸 9月8日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比6pt高の775pt。なお、高値は782pt、安値は772pt、日中取引高は3439枚。先週末の米国市場のダウ平均は反落。弱い雇用関連指標を受け、寄り付き後、まちまち。労働市場の減速で、利下げ観測が一段と強まり、期待感に買われた。ISM非製造業景況指数が予想以上に上昇すると、成長への悲観的見方も後退し、続伸。NY連銀のウィリアムズ総裁のいずれ利下げが適切となるとの発言を受け、長期金利が一段と低下すると、終盤にかけ相場は上げ幅を拡大し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比5pt高の774ptからスタートした。石破首相の辞任表明を受け、財政拡張や新連立、利上げの先送りなど、国内政治の進展期待が高まり日本市場全体に買いが波及。新政権が財政拡張的な政策を打ち出すとの期待により、短期資金の買い戻しも観測された。
一部で、赤沢経済再生担当大臣が交代した場合は、米トランプ政権との外交にマイナスとの見方で、上値は重くなったものの、プラス圏を維持。3日続伸となる775ptで取引を終了した。東証グロース市場の主力株では、コンヴァノ<6574>や技術承継機構<319A>などが上昇した。 <SK>

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