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明日の為替相場見通し=米雇用統計の発表待ち

配信日時:2025/09/04 17:15 配信元:MINKABU
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米金融政策に影響を与える可能性がある雇用統計の発表を5日に控えて方向感が出にくいだろう。予想レンジは1ドル=147円80銭~148円60銭。  日本時間今晩には8月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用リポート、前週分の米新規失業保険申請件数、7月の米貿易収支、4〜6月期の米労働生産性指数(改定値)、8月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況指数の発表が予定されている。これらの結果を受けた米長期金利の動向がドル円相場に影響しそうだが、米雇用統計の内容を見極めるまでは一方向に持ち高を傾けにくい。米連邦準備理事会(FRB)が9月利下げに動くとの観測が改めて広がっていることがドルの上値を抑える一方、日本の政局を巡る不透明感や財政拡張リスクなどが円の重荷となりそうだ。なお、今晩にはニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演に臨む。 出所:MINKABU PRESS

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