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29日の米株式市場の概況、NYダウ92ドル安 AI半導体巡る楽観が後退

配信日時:2025/09/01 08:14 配信元:MINKABU
 29日の米株式市場では、NYダウが前日比92.02ドル安の4万5544.88ドルと4日ぶり反落した。中国のアリババ<BABA>がAI半導体を開発したと報じられ、米国企業のAI半導体の収益性に対する楽観的な見方が後退し、ハイテク株への売りを促した。7月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比0.2%上昇。市場予想と同水準となった。利下げ観測が続いたことは株式相場のサポート要因となった。  キャタピラー<CAT>やスリーエム<MMM>が株価水準を切り下げ、オラクル<ORCL>やディア&カンパニー<DE>が冴えない展開。デル・テクノロジーズ<DELL>が大幅安となった。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やメルク<MRK>がしっかり。アメリカン・エキスプレス<AXP>やニューモント・コーポレーション<NEM>、CVSヘルス<CVS>が堅調だった。  ナスダック総合株価指数は249.61ポイント安の2万1455.55と4日ぶりに反落した。エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が下値を探り、テスラ<TSLA>やメタ・プラットフォームズ<META>が株価水準を切り下げたほか、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>が売られ、マーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>が急落した。一方、アルファベット<GOOGL>やアムジェン<AMGN>が値を上げ、オートデスク<ADSK>やアファーム・ホールディングス<AFRM>が大幅高となった。 出所:MINKABU PRESS

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