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東京株式(大引け)=308円高で続伸、エヌビディア決算を消化し高値引け
配信日時:2025/08/28 16:09
配信元:MINKABU
28日の東京株式市場は、決算発表を行ったエヌビディア<NVDA>が時間外取引で下落したことを受けて主力ハイテク株は売りが先行したものの、押し目買い意欲を支えとして頑強さを発揮した。
大引けの日経平均株価は前営業日比308円52銭高の4万2828円79銭と続伸し高値引けとなった。プライム市場の売買高概算は18億7924万株、売買代金概算は4兆6545億円。値上がり銘柄数は916、対して値下がり銘柄数は631、変わらずは65銘柄だった。
エヌビディアが発表した25年5~7月期の決算は売上高と調整後1株利益が市場予想を上回った。8~10月期の業績見通しはAI半導体「H20」の中国向け出荷による影響を織り込まない形で開示。ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、中国市場でのAI半導体「ブラックウェル」の投入は現実的に可能だ、などと述べた。同社の事業環境に対する過度な悲観が広がるまでには至らず、イベントを波乱なく通過したことによる安心感が株式市場で台頭した。日経平均は前日比200円超安で寄り付き、朝方は赤沢亮正経済再生相が予定していた訪米を取り止めると報じられ動揺も走ったが、安寄り後は不安定な動きを見せながらも次第に押し目買いに支えられる形となった。ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社の米バークシャー・ハサウェイによる三菱商事<8058.T>の買い増しが明らかになったことで、大手商社株が後場に強含んだ。
個別では三菱商のほか、売買代金首位となったソフトバンクグループ<9984.T>が値を飛ばし、フジクラ<5803.T>とサンリオ<8136.T>が頑強。アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>が堅調に推移し、東京電力ホールディングス<9501.T>やソシオネクスト<6526.T>がしっかり。日本郵政<6178.T>やSOMPOホールディングス<8630.T>、INPEX<1605.T>が株価水準を切り上げ、JX金属<5016.T>が高く、不二製油<2607.T>や大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>、芝浦メカトロニクス<6590.T>が急伸した。
半面、ファナック<6954.T>やNEC<6701.T>、富士通<6702.T>が軟調。ファーストリテイリング<9983.T>が冴えない展開となり、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>やダイキン工業<6367.T>、良品計画<7453.T>が値を下げたほか、アステリア<3853.T>や電算システムホールディングス<4072.T>、ブイキューブ<3681.T>が大幅安となった。
出所:MINKABU PRESS
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