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26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは135ドル高、金利低下を好感
配信日時:2025/08/27 08:10
配信元:FISCO
*08:10JST 26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは135ドル高、金利低下を好感
■NY株式:NYダウは135ドル高、金利低下を好感
米国株式市場は反発。ダウ平均は135.60ドル高の45418.07ドル、ナスダックは94.98ポイント高の21544.27で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡るリスクを警戒、長期金利の上昇で、寄り付き後、下落。その後、長期金利が低下に転じるに連れ買戻しが強まり、上昇に転じた。終盤にかけて明日の半導体エヌビディア(NADA)決算を期待した買いも支援し、上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇、電気通信サービスが下落した。
半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はIBM(IBM)と量子セントリックスーパーコンピューティングを巡り提携を発表し、上昇。ITサービス・コンサルティングのIBM(IBM)も買われた。衛星広域帯通信ソリューションのエコスター(SATS)は通信のAT&T(T)と同社のスペクトラムライセンスを230億ドルで購入することで合意したと発表し、上昇。AT&T(T)は売られた。
製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は開発中の経口肥満薬を巡る後期治験で目標達成したため規制当局への承認申請開始期待で買われた。防衛のRTX(RTX)やロッキード・マーチン(LMT)は政府が防衛企業の株取得も視野に入れていることをラトニック商務長官が明らかにし、それぞれ上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は9月9日に新製品イベント開催を明らかにしたほか、人工知能(AI)強化でパプレキシティ買収を検討しているとの思惑に、買われた。航空機メーカーのボーイング(BA)はトランプ大統領と韓国大統領との会談後、大韓航空からの5968機受注で、上昇。ヘルスケアのユナイテッドヘルス(UNH)は司法省が同社の処方箋薬管理サービスなどを巡り調査を進めているとの報道が嫌気され、下落。
トミー・ヒルフィガーなどのブランドを運営する衣料品メーカー、PVH(PVH)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後1株当たり利益や通期見通しが予想を上回り、時間外取引で買いが先行している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:FRBの独立性リスク、米9月利下げ織り込みドル反落
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円72銭まで上昇後、147円10銭まで反落し、147円45銭で引けた。トランプ米大統領が住宅ローン絡みの不正疑惑で連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事を解任する意向との報道を受けて、FRBの独立性懸念が強まったほか、米9月利下げを織り込むドル売りに上値が抑制された。同時に、米7月耐久財受注や8月消費者信頼感指数が予想を上回り下値を支えた。
ユーロ・ドルは1.1665ドルまで上昇後、1.1633ドルまで下落、1.1637ドルで引けた。フランスのバイル首相が9月に内閣の信任投票実施を求めると明らかにし、政局不安の高まりでユーロ売りに押された。ユーロ・円は172円12銭まで上昇後、171円51銭まで下落。ポンド・ドルは1.3493ドルから1.3468ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8052フランから0.8026フランまで下落した。フランスの政局不安を警戒し、対ユーロ絡みのフラン買いが強まった。
■NY原油:反落で63.25ドル、一時63.13ドルまで値下がり
NY原油先物10月限は反落(NYMEX原油10月限終値:63.25 ↓1.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-1.55ドル(-2.39%)の63.25ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは63.13ドル-64.76ドル。米国の9月利下げを想定した買いは一巡し、調整的な売りが広がった。一時63.13ドルまで下落。通常取引終了後の時間外取引では主に63ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 50.25ドル +0.77ドル(+1.55%)
モルガン・スタンレー(MS) 148.97ドル +1.32ドル(+0.89%)
ゴールドマン・サックス(GS)748.95ドル +10.16ドル(+1.37%)
インテル(INTC) 24.35ドル -0.20ドル(-0.81%)
アップル(AAPL) 229.31ドル +2.15ドル(+0.94%)
アルファベット(GOOG) 207.95ドル -1.21ドル(-0.57%)
メタ(META) 754.10ドル +0.80ドル(+0.10%)
キャタピラー(CAT) 431.26ドル -1.04ドル(-0.24%)
アルコア(AA) 31.95ドル +0.15ドル(+0.47%)
ウォルマート(WMT) 96.05ドル -0.02ドル(-0.02%) <ST>
米国株式市場は反発。ダウ平均は135.60ドル高の45418.07ドル、ナスダックは94.98ポイント高の21544.27で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡るリスクを警戒、長期金利の上昇で、寄り付き後、下落。その後、長期金利が低下に転じるに連れ買戻しが強まり、上昇に転じた。終盤にかけて明日の半導体エヌビディア(NADA)決算を期待した買いも支援し、上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇、電気通信サービスが下落した。
半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はIBM(IBM)と量子セントリックスーパーコンピューティングを巡り提携を発表し、上昇。ITサービス・コンサルティングのIBM(IBM)も買われた。衛星広域帯通信ソリューションのエコスター(SATS)は通信のAT&T(T)と同社のスペクトラムライセンスを230億ドルで購入することで合意したと発表し、上昇。AT&T(T)は売られた。
製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は開発中の経口肥満薬を巡る後期治験で目標達成したため規制当局への承認申請開始期待で買われた。防衛のRTX(RTX)やロッキード・マーチン(LMT)は政府が防衛企業の株取得も視野に入れていることをラトニック商務長官が明らかにし、それぞれ上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は9月9日に新製品イベント開催を明らかにしたほか、人工知能(AI)強化でパプレキシティ買収を検討しているとの思惑に、買われた。航空機メーカーのボーイング(BA)はトランプ大統領と韓国大統領との会談後、大韓航空からの5968機受注で、上昇。ヘルスケアのユナイテッドヘルス(UNH)は司法省が同社の処方箋薬管理サービスなどを巡り調査を進めているとの報道が嫌気され、下落。
トミー・ヒルフィガーなどのブランドを運営する衣料品メーカー、PVH(PVH)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後1株当たり利益や通期見通しが予想を上回り、時間外取引で買いが先行している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:FRBの独立性リスク、米9月利下げ織り込みドル反落
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円72銭まで上昇後、147円10銭まで反落し、147円45銭で引けた。トランプ米大統領が住宅ローン絡みの不正疑惑で連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事を解任する意向との報道を受けて、FRBの独立性懸念が強まったほか、米9月利下げを織り込むドル売りに上値が抑制された。同時に、米7月耐久財受注や8月消費者信頼感指数が予想を上回り下値を支えた。
ユーロ・ドルは1.1665ドルまで上昇後、1.1633ドルまで下落、1.1637ドルで引けた。フランスのバイル首相が9月に内閣の信任投票実施を求めると明らかにし、政局不安の高まりでユーロ売りに押された。ユーロ・円は172円12銭まで上昇後、171円51銭まで下落。ポンド・ドルは1.3493ドルから1.3468ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8052フランから0.8026フランまで下落した。フランスの政局不安を警戒し、対ユーロ絡みのフラン買いが強まった。
■NY原油:反落で63.25ドル、一時63.13ドルまで値下がり
NY原油先物10月限は反落(NYMEX原油10月限終値:63.25 ↓1.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-1.55ドル(-2.39%)の63.25ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは63.13ドル-64.76ドル。米国の9月利下げを想定した買いは一巡し、調整的な売りが広がった。一時63.13ドルまで下落。通常取引終了後の時間外取引では主に63ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 50.25ドル +0.77ドル(+1.55%)
モルガン・スタンレー(MS) 148.97ドル +1.32ドル(+0.89%)
ゴールドマン・サックス(GS)748.95ドル +10.16ドル(+1.37%)
インテル(INTC) 24.35ドル -0.20ドル(-0.81%)
アップル(AAPL) 229.31ドル +2.15ドル(+0.94%)
アルファベット(GOOG) 207.95ドル -1.21ドル(-0.57%)
メタ(META) 754.10ドル +0.80ドル(+0.10%)
キャタピラー(CAT) 431.26ドル -1.04ドル(-0.24%)
アルコア(AA) 31.95ドル +0.15ドル(+0.47%)
ウォルマート(WMT) 96.05ドル -0.02ドル(-0.02%) <ST>
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