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米外為市場サマリー:FRBの独立性が懸念され一時147円10銭まで軟化

配信日時:2025/08/27 07:55 配信元:MINKABU
 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円40銭前後と前日と比べて40銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円60銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高だった。  トランプ米大統領は25日夜(日本時間26日午前)に自身のSNSで、住宅ローン契約を巡る不正疑惑を理由にクック米連邦準備理事会(FRB)理事を即時解任する意向を示し、FRBの独立性に対する懸念が再燃したことがドルの重荷となった。米長期金利の低下幅が拡大する場面では日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入し、ドル円相場は一時147円10銭まで軟化した。ただ、この日に発表された7月の米耐久財受注額や8月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことから東京市場でつけた146円99銭の手前で下げ止まり、米経済の底堅さが示されたことを手掛かりに147円54銭まで持ち直す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1642ドル前後と前日に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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