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午後:債券サマリー 先物は3日続落、長期金利1.620%と17年ぶり高水準
配信日時:2025/08/26 15:53
配信元:MINKABU
26日の債券市場で、先物中心限月9月限は3日続落。トランプ米大統領がクック米連邦準備理事会(FRB)理事を解任する意向を示し、米長期金利に上昇圧力がかかったことが影響した。
トランプ氏は25日(日本時間26日午前)に自身のSNSで、住宅ローン契約を巡る不正疑惑を理由にクックFRB理事を即時解任することを明らかにした。これを受けて後任に利下げを支持する人物を指名する可能性があるとの見方から時間外取引で米長期金利が低下すると円債も追随する動きとなったが、ほどなくして米長期金利が上昇に転じると円債にも売りが流入。FRBの独立性が懸念されたほか、利下げ観測の強まりからインフレ再燃のリスクが意識されたようだ。この日に財務省が実施した流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)の応札倍率は2.74倍と前回(2.00倍)を上回ったが、発行予定額が前回から1000億円少なかったことなどから好材料視されるまでには至らず。買い手掛かり材料に乏しいなか、債券先物はこの日の安値で取引を終えた。
先物9月限の終値は、前日比14銭安の137円36銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日に比べて0.005%高い1.620%と2008年10月以来およそ17年ぶりの高水準で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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