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東京株式(前引け)=続伸、NYダウ最高値受け一時4万3000円台回復

配信日時:2025/08/25 11:46 配信元:MINKABU
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比289円04銭高の4万2922円33銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は10億426万株、売買代金概算は2兆2538億円。値上がり銘柄数は885、対して値下がり銘柄数は668、変わらずは66銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウが約8カ月半ぶりに史上最高値に買われことなどを受け、広範囲に買いが広がった。日経平均は朝方に4万3000円台を回復する場面もあったが、その後は戻り売り圧力も表面化し上げ幅を縮小している。前週末のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演は利下げに前向きともとれる発言で、米株市場では米長期金利の低下を追い風にリスク選好ムードのなか株価に浮揚力が働いた。東京市場でもこの流れを引き継ぐ格好となった。外国為替市場ではドル・円相場が前週末と比較して円高水準で推移していることもあって、買い一巡後はやや上値の重さが意識される状況にある。  個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が売買代金トップとなるなか続伸、ディスコ<6146.T>が買われたほか、古河電気工業<5801.T>も物色人気を集めた。ソシオネクスト<6526.T>が堅調、リクルートホールディングス<6098.T>の上げ足も目立っている。アステリア<3853.T>がストップ高となり、芝浦機械<6104.T>、タツモ<6266.T>などが値を飛ばした。TOTO<5332.T>も高い。半面、サンリオ<8136.T>が利食われ、良品計画<7453.T>も軟調。イオン<8267.T>も売りに押された。宝ホールディングス<2531.T>が大きく水準を切り下げ、テルモ<4543.T>の下げも目立った。gumi<3903.T>、北海道電力<9509.T>も安い。 出所:MINKABU PRESS

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